インタビュー
「インタビュー」に関する記事

EXILE AKIRA ラルフローレンの顔へ|RALPH LAUREN PURPLE LABEL
RALPH LAUREN PURPLE LABEL|ラルフローレン パープル レーベルEXILE AKIRA ラルフローレンの顔へ新しい自分への出会いと、万感の思い2017年2月、アジア人として初めてラルフ ローレンのアンバサダーに就任したEXILE AKIRAは、今年また一段のステージを駆け上がった。それはラルフ ローレンブランドの最高峰ともいえる「ラルフローレン パープル レーベル」の2018年春夏の広告モデル。アーティストとして、俳優として、活躍の場を広げてきた氏が、初めてブランドのために自分を表現する舞台を与えられた。公開されたばかりのアメリカ・ロサンゼルスにて行われた撮影のスペシャルムービーのエピソード、そして新しい自分を美しく表現する「メイド・トゥ・メジャー」スーツについて。矢のように過ぎた激動の日々を終え、達成感と希望に満ちたその胸中を口にした。Photographs by SATO Yuki (KiliKiliVilla)Text by OZAWA Masayuki...

「ライバルはキティちゃん」と思ってました(笑)|MEDICOM TOY
MEDICOM TOY|メディコム・トイ写真家・映像監督の蜷川実花さんに聞く(1)蜷川実花さんがメディコム・トイとはじめてコラボレートしたのが、2011年。それ以来、計4体のBE@RBRICKに加え、2017年12月にはテクスチャーにフォトプリントを載せたファブリックアイテムの展開もスタートした。そんな蜷川さんが切り取るメディコム・トイとは? 多忙極まるスケジュールのなか、インタビューを快諾していただいた実花さんの本心に迫まった。Text by SHINNNO Kunihikoファーストコラボは、2011年12月リリースのBE@RBRICK――中国・上海で「蜷川実花展」(会期:2017年11月11日〜2018年1月10日)が開催中ですが、オープニングセレモニーも大盛況だったそうですね。蜷川 いままでで一番大きな規模の個展なので結構ハードだったんですけど、あれもやってみたい、これもやってみたいということを実現することができたのでよかったです。スペースがあればあるだけ派手にして詰め込み...

HOLIDAY GIFT GUIDE 2017|おしゃれ賢者3名が語る「ギフトのこだわり」
ネッタポルテとミスターポーターで探すホリデーギフトおしゃれ賢者3名が語る「ギフトのこだわり」イルミネーションに輝く笑顔で、街中がキラキラする季節が到来。大切な人へのクリスマスギフトに、今年1年頑張った自分へのご褒美に、この時期はギフト選びも楽しみのひとつ。ラグジュアリーショッピングサイト、NET-A-PORTER(ネッタポルテ)とMR PORTER(ミスターポーター)では、そんな気分にぴったりなアイテムが豊富にラインナップ。ギフト上手なおしゃれ賢者たちに、その中から今年のホリデーシーズンに贈りたい、とっておきのギフトをセレクトしてもらいました。Photographs by KOIKE Yuki (JAMANDFIX)Text by YOSHIOKA Minaネッタポルテとミスターポーターで探すホリデーギフト土井地 博さん・ビームス コミュニケーションディレクター自他共に認めるプレゼント好きな土井地さん。贈る人のことを思いながら選ぶ時間が、とても楽しいのだとか。その人のライフスタイル...

調香師への敬慕から生まれた新しいフレグランス|TRUDON
TRUDON|トゥルドンクリエイティブディレクター、ジュリアン・プリュボ氏インタビュー調香師への敬慕から生まれた新しいフレグランスパリの老舗キャンドルメーカー「CIRE TRUDON(シール トゥルドン)」が、パフュームライン「TRUDON(トゥルドン)」を発表した。シール トゥルドンは1643年の創設より、ルイ15世やナポレオン・ボナパルトをはじめ王室や皇室のためのキャンドルを代々手がけてきたメゾンだが、なぜ今フレグランスを生み出したのか。そのストーリーを、クリエイティブディレクターのジュリアン・プリュボ氏にたずねた。Photographs by TANAKA TsutomuText by AYANAジュリアン流、特殊な香水の作り方キャンドルというライフスタイルを彩るものから、フレグランスという、よりパーソナルで崇高なステージへ。この流れは、ブランドとして自然な進化だったという。「私たちはフランス最古のキャンドルメーカーですが、フレグランスキャンドルを作るようになったのはここ10...

MUSIC|ピアニスト上原ひろみインタビュー
MUSIC|ピアニスト上原ひろみインタビュー冒険心が拓く、音楽の新しい地平上原ひろみ meets ハープコロンビア出身のハープ奏者との出会い、そして、ライブからある種の化学反応から生まれた。Photo by KOIKE yuki(jam and fix)Text by NAGASAKI yoshitsugu(PARAGRAPH) エドマール・カスタネーダのハープは、未知との遭遇「未知との遭遇でした」。開口一番、彼女の口から飛び出したフレーズはこれだった。コロンビア出身のハープ奏者との共演という、これまでにない試みに飛び込んだ理由とはなんだったのだろう。「最初に彼の演奏を聴いたのは、カナダのモントリオール・ジャズフェスティバル。とにかく情熱的で、ハープという楽器がここまで表情豊かなものだったと驚きの連続で、一緒に演奏したらきっと面白くなるに違いないという確信があって。その強い印象を受けたのがきっかけで、すぐに連絡先を交換しました」。響きあう何か。それは、コロンビアの伝統的な音楽を継承...

フォルクスワーゲン グループが思い描く自動運転時代とは|Volkswagen
Volkswagen|フォルクスワーゲンフォルクスワーゲン グループの自動運転研究部門責任者ヘルゲ・ノイナー博士インタビュー世界中の自動車メーカーが開発競争を繰り広げる自動運転技術。アウディは今年7月、世界で初めてレベル3の自動運転機能を市販車に搭載すると発表した。その開発を担当したのが、同ブランドの所属するフォルクスワーゲン グループ自動運転研究部門の責任者であるヘルゲ・ノイナー博士だ。11月14日から日本で開催される政府プロジェクト「SIP-adus(戦略的イノベーション創造プログラム・自動走行システム)2017」のゲストスピーカーとして来日したノイナー博士に、「フォルクスワーゲンが考える自動運転」の話を聞いた。Text by HARA Akira所有から共有へ、製造業からモビリティサービスへ個別のお話をうかがう前に、まずはノイナー博士から自動運転に関する概論の説明があった。フォルクスワーゲンは2000年初頭から自動運転の開発を始めまており、自動運転が可能になると、1、人間の安...

ポルシェAGエクステリアデザイナー 山下周一氏インタビュー|Porsche
Porsche|ポルシェポルシェAGエクステリアデザイナー山下周一氏インタビューポルシェのDNAを引き継ぎながらデザインするという仕事「進化と挑戦。未来のスポーツカーへのロードマップ」というテーマのもと、ジャパンプレミアされた「パナメーラ スポーツツーリスモ」。そのエクステリアデザインを担当したのは、日本人だった。そのポルシェA.G. エクステリアデザイナー、山下氏へインタビューを敢行した。Photographs by ARAKAWA Masayuki & Porshce A.G.Interview & Text by HARA Akira苦労したのはリア東京モーターショー2017で日本初公開されたポルシェの「パナメーラ スポーツツーリスモ」。パナメーラ サルーンのリアシートと荷室を拡大したシューティングブレークバージョンで、ポルシェラグジュアリーの新しい提案だ。このクルマのエクステリアデザインを担当したのは、実は日本人の山下周一氏だ。現在はポルシェのヴァイザッハ研...

萩原輝美 連載 vol.170|パリに発表の場を移したビューティフル・ピープル熊切秀典氏に聞く
パリに発表の場を移した熊切秀典氏に聞くビューティフル・ピープルは昨年10月のコレクションを最後に東京からパリに発表の場を移しました。この3月、パリ、プラス・ヴァンドームにほど近いスペースで、インスタレーション形式で2017-18AWコレクションを発表。自然光の入る部屋でモデルが5人ずつ並んで4回着替えるという趣向です。テーマは「WAFUKU」。部屋に入ると掛衣桁(和服用の直線ハンガー)に服が飾られています。ぽっくり靴にコマのように巻かれた紐ベルトがディスプレイされています。初めてのパリ進出、コレクション発表翌日、パリショールームにデザイナーの熊切秀典氏さんを訪ねました。Text by HAGIWARA Terumiヨーロッパシックに挑む東京モンスタービューティフル・ピープルのパリデビューQ:予定通りのパリ進出ですね。感想は?A:はい、2年前から考えていました。でも初めての海外発表では、表現しきれなかったこともいっぱいです。Q:テーマの「WAFUKU」は意外でした。パリだから意識した...

数々の著名NYブランドのパターンを手掛けるoomaru seisakusho 2 大丸隆平氏に聞く
数々の著名NYブランドのパターンを手掛けるoomaru seisakusho 2 大丸隆平氏インタビュー新しいビジネスを創り出すoomaru seisakusho 2oomaru seisakusho 2の存在を知ったのは数年前です。自身のブランド「OVERCOAT」のプレス展示会でした。その「OVERCOAT」はジェンダーレス、エイジレス、サイズレス、同じモデルが数型並ぶというコンパクトなものでした。メンズライクなシンプルな生地に、眼からウロコのモードな立体裁断が際立ったコートです。oomaru seisakusho 2はニューヨークにあるパターンメイキングの会社。ニューヨークのラグジュアリーブランドのパターンを一手に請け負っています。ヨーロッパのブランドには必ずクリエーターの横に日本人モデリストがいます。日本人の繊細な手技がどのメゾンでも信頼を得て必要とされているのです。oomaru seisakusho 2は外注で、ニューヨークの多くのメゾンの片腕となっています。ジェイソン ...

長崎のトータルビューティサロン「B-THREE」で「CARITA」のエステを導入|INTERVIEW
長崎のトータルビューティサロン「B-THREE」で「CARITA」のエステを導入「お客様の人生を美しく健康にするお手伝いがしたい」(1)長崎県にひときわスタイリッシュなサロンがあるのをご存知だろうか? ネイルからヘア、エステにコスメまで、すべてのビューティサロンが揃う「B-THREE」だ。もともと地元で愛され続けてきた会社が立ち上げた同ビルに、昨秋ラグジュアリーブランド「CARITA」のエステが導入された。今回はサロンのコンセプトから導入後の反応について、代表の野口剛さんに話を伺った。Text by TOZUKA Makoto店舗を一つにすることで、「ワンストップビューティ」を叶える「10年以上前から構想してようやく完成したのが、この『B-THREE』なんです」と語るのは、代表の野口剛さん。長崎で創業50年を迎える老舗のヘアサロン『SHINJU INTERNATIONAL』が、県内にあったすべてのサロンを一箇所に集約して完成したのがこのトートルビューティビルだ。「店舗を一つにした理...

マイウェン監督が語る『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』|INTERVIEW
マイウェン監督作『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』甘いだけではない愛を描いた意欲作に込めた思いとは(1)フランス映画界のお家芸といえば、恋愛もの。その王道を行く大人の愛のドラマが、彼の国から届いた。惹かれあうほど傷つけ合い、近づこうとするほどすれ違う―。情熱的に愛してしまったからこそ、痺れるように甘くそれでいて切ない毒を互いの胸に流し込んでしまう男と女を軸に描いた映画『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』は、甘いだけではない愛の正体を、リアルに、そして官能的に映し出す10年に及ぶドラマだ。メガフォンを執ったのは、新進気鋭のマイウェン監督。リュック・ベッソンの元パートナーにして、女優としても活躍していた彼女が、激しく求め合うがゆえに痛みと向き合う男女を描いた意欲作に込めた思いを聞いた。Photographs by YOSHIDA MitsuhiroHair and Make-up by KUBO MarikoText by MAKIGUCHI Juneアーティストは常に自分の感情...

沖野修也 × BMW Z4
Chapter 3 沖野修也 × New BMW Z4音楽をイメージさせるデザイン大のクルマ好きを自認するDJ/クリエイティブディレクター、沖野修也(Kyoto Jazz Massive)。ニュー BMW Z4の研ぎ澄まされたフォルムから、彼がインスパイアされて選曲した珠玉のチューンを、「iMix for New BMW Z4」と題してお送りする。文=小川フミオ写真=平郡政宏撮影協力=日本科学未来館伝統と革新の融合が魅力「人間が人間であるのは文化ゆえ。クルマも文化。機能や性能面のみでなく、見て美しい、走らせて楽しい、そういうこともクルマにとっては重要な要素。それをきちんと評価できないと文化の否定にもつながりかねない気がします」そう語るのは、オウプナーズでもおなじみ、DJ/クリエイティブディレクターの沖野修也氏。音楽好きで、ファッション好きで、建築好きで、クルマ好きでもある。ようするに、文化全般に広く目配りが出来るひと。ニュー BMW Z4を見た沖野修也氏が語ったのが、クルマの魅力に...

銀座並木通りの直営ブティックについて、ジャガー・ルクルトCEOが語る|Jaeger-LeCoultre
Jaeger-LeCoultre|ジャガー・ルクルト本物であること、その安心感をこれからも変わることなく提供していく(1)昨秋、日本初のジャガー・ルクルトの直営ブティックが、東京・銀座の並木通りに誕生した。スイスの多くのブランドが直営店をオープンさせているなかで、ついにジャガー・ルクルトも店舗展開に乗り出す。このインタビューでは、ダニエル・リエドCEOにその意気込みを語ってもらった。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)時計には哲学ありき。その哲学を発信するのがブティック――日本にはジャガー・ルクルトを古くから扱う時計店が豊富にあるなかで、今一度、直営店を出展する意義を教えてください。マルチブランドの時計店ではむずかしい、ブランド独自のメッセージを発信するためです。ここ最近、お客さまは自分だけのオリジナルモデルを欲する傾向があります。例えば、我々が提供しはじめた「アトリエレベルソ」というサービス。このサービスはカスタマイズという価値を提供するもので、文字...

メディテーション山岳映画『MERU/メルー』監督 ジミー・チンインタビュー|INTERVIEW
瞑想的・山岳ドキュメンタリー『MERU/メルー』監督インタビュージミー・チンは、なぜ山に挑み続けるのか?(1)全国で大ヒット上映中の山岳映画『MERU/メルー』は、ヒマラヤ山脈・メルー中央峰(通称「シャークスフィン」)に挑む3人のトップ・クライマーたちのヒューマン・ドキュメンタリー。同映画の監督・プロデュース・撮影、そして出演を果たしたジミー・チンによるダイナミックかつドラマチックな映像と、超人的なメンタリティを備えたクライマーたちの逞しさ、また困難に立ち向かう人間の粘り強さから、いかに「情熱を持って生きる」ことの大切さを感じさせられる作品だ。「山に登ることは、瞑想に近い感覚」。こんな監督の言葉から、“メディテーション・ムービー”とも謳われる『MERU/メルー』に込められた思いについて、世界の山岳シーンで活躍する写真家・ドキュメンタリー映像作家であり、自身もトップクライマーであるジミー・チン監督に伺った。Photographs by TANAKA TsutomuText by AS...

ジャン・ルソーCEO ジャック・ボルディエ氏インタビュー|JEAN ROUSSEAU
JEAN ROUSSEAU|ジャン・ルソー高級時計ストラップ市場世界シェア40%を誇るジャン・ルソーCEOが提案。街ナカで、オフィスで、視線を引き寄せるビジネスワードローブの新たなるコーディネイト(1)「あのスマホケース、素敵だなぁ」。スレ違いざまに一瞬、目に飛び込んできた光景も、意外と深く記憶に残るものである。それにしても手元に統一感がある……。スマホケースと時計ストラップを同素材でコーディネイトしているのだから当然だ。スマホも腕時計も、ビジネスシーンで幾度となくひと目に触れるものだけに、個性を演出する手段に大いになり得る。ジャン・ルソーCEO、ジャック・ボルティエ氏はブルー好きであり、コーディネイトをブルーでまとめるのが彼のスタイルである。Photographs by OHTAKI KakuText by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)洒脱者であれ。自分らしくあれ。ビジネスマンのたしなみとして、腕時計のストラップをオーダーする行為が静かなブームを呼んでいる。...