インタビュー
「インタビュー」に関する記事
ポルシェAGエクステリアデザイナー 山下周一氏インタビュー|Porsche
Porsche|ポルシェポルシェAGエクステリアデザイナー山下周一氏インタビューポルシェのDNAを引き継ぎながらデザインするという仕事「進化と挑戦。未来のスポーツカーへのロードマップ」というテーマのもと、ジャパンプレミアされた「パナメーラ スポーツツーリスモ」。そのエクステリアデザインを担当したのは、日本人だった。そのポルシェA.G. エクステリアデザイナー、山下氏へインタビューを敢行した。Photographs by ARAKAWA Masayuki & Porshce A.G.Interview & Text by HARA Akira苦労したのはリア東京モーターショー2017で日本初公開されたポルシェの「パナメーラ スポーツツーリスモ」。パナメーラ サルーンのリアシートと荷室を拡大したシューティングブレークバージョンで、ポルシェラグジュアリーの新しい提案だ。このクルマのエクステリアデザインを担当したのは、実は日本人の山下周一氏だ。現在はポルシェのヴァイザッハ研...
萩原輝美 連載 vol.170|パリに発表の場を移したビューティフル・ピープル熊切秀典氏に聞く
パリに発表の場を移した熊切秀典氏に聞くビューティフル・ピープルは昨年10月のコレクションを最後に東京からパリに発表の場を移しました。この3月、パリ、プラス・ヴァンドームにほど近いスペースで、インスタレーション形式で2017-18AWコレクションを発表。自然光の入る部屋でモデルが5人ずつ並んで4回着替えるという趣向です。テーマは「WAFUKU」。部屋に入ると掛衣桁(和服用の直線ハンガー)に服が飾られています。ぽっくり靴にコマのように巻かれた紐ベルトがディスプレイされています。初めてのパリ進出、コレクション発表翌日、パリショールームにデザイナーの熊切秀典氏さんを訪ねました。Text by HAGIWARA Terumiヨーロッパシックに挑む東京モンスタービューティフル・ピープルのパリデビューQ:予定通りのパリ進出ですね。感想は?A:はい、2年前から考えていました。でも初めての海外発表では、表現しきれなかったこともいっぱいです。Q:テーマの「WAFUKU」は意外でした。パリだから意識した...
数々の著名NYブランドのパターンを手掛けるoomaru seisakusho 2 大丸隆平氏に聞く
数々の著名NYブランドのパターンを手掛けるoomaru seisakusho 2 大丸隆平氏インタビュー新しいビジネスを創り出すoomaru seisakusho 2oomaru seisakusho 2の存在を知ったのは数年前です。自身のブランド「OVERCOAT」のプレス展示会でした。その「OVERCOAT」はジェンダーレス、エイジレス、サイズレス、同じモデルが数型並ぶというコンパクトなものでした。メンズライクなシンプルな生地に、眼からウロコのモードな立体裁断が際立ったコートです。oomaru seisakusho 2はニューヨークにあるパターンメイキングの会社。ニューヨークのラグジュアリーブランドのパターンを一手に請け負っています。ヨーロッパのブランドには必ずクリエーターの横に日本人モデリストがいます。日本人の繊細な手技がどのメゾンでも信頼を得て必要とされているのです。oomaru seisakusho 2は外注で、ニューヨークの多くのメゾンの片腕となっています。ジェイソン ...
長崎のトータルビューティサロン「B-THREE」で「CARITA」のエステを導入|INTERVIEW
長崎のトータルビューティサロン「B-THREE」で「CARITA」のエステを導入「お客様の人生を美しく健康にするお手伝いがしたい」(1)長崎県にひときわスタイリッシュなサロンがあるのをご存知だろうか? ネイルからヘア、エステにコスメまで、すべてのビューティサロンが揃う「B-THREE」だ。もともと地元で愛され続けてきた会社が立ち上げた同ビルに、昨秋ラグジュアリーブランド「CARITA」のエステが導入された。今回はサロンのコンセプトから導入後の反応について、代表の野口剛さんに話を伺った。Text by TOZUKA Makoto店舗を一つにすることで、「ワンストップビューティ」を叶える「10年以上前から構想してようやく完成したのが、この『B-THREE』なんです」と語るのは、代表の野口剛さん。長崎で創業50年を迎える老舗のヘアサロン『SHINJU INTERNATIONAL』が、県内にあったすべてのサロンを一箇所に集約して完成したのがこのトートルビューティビルだ。「店舗を一つにした理...
マイウェン監督が語る『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』|INTERVIEW
マイウェン監督作『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』甘いだけではない愛を描いた意欲作に込めた思いとは(1)フランス映画界のお家芸といえば、恋愛もの。その王道を行く大人の愛のドラマが、彼の国から届いた。惹かれあうほど傷つけ合い、近づこうとするほどすれ違う―。情熱的に愛してしまったからこそ、痺れるように甘くそれでいて切ない毒を互いの胸に流し込んでしまう男と女を軸に描いた映画『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』は、甘いだけではない愛の正体を、リアルに、そして官能的に映し出す10年に及ぶドラマだ。メガフォンを執ったのは、新進気鋭のマイウェン監督。リュック・ベッソンの元パートナーにして、女優としても活躍していた彼女が、激しく求め合うがゆえに痛みと向き合う男女を描いた意欲作に込めた思いを聞いた。Photographs by YOSHIDA MitsuhiroHair and Make-up by KUBO MarikoText by MAKIGUCHI Juneアーティストは常に自分の感情...
沖野修也 × BMW Z4
Chapter 3 沖野修也 × New BMW Z4音楽をイメージさせるデザイン大のクルマ好きを自認するDJ/クリエイティブディレクター、沖野修也(Kyoto Jazz Massive)。ニュー BMW Z4の研ぎ澄まされたフォルムから、彼がインスパイアされて選曲した珠玉のチューンを、「iMix for New BMW Z4」と題してお送りする。文=小川フミオ写真=平郡政宏撮影協力=日本科学未来館伝統と革新の融合が魅力「人間が人間であるのは文化ゆえ。クルマも文化。機能や性能面のみでなく、見て美しい、走らせて楽しい、そういうこともクルマにとっては重要な要素。それをきちんと評価できないと文化の否定にもつながりかねない気がします」そう語るのは、オウプナーズでもおなじみ、DJ/クリエイティブディレクターの沖野修也氏。音楽好きで、ファッション好きで、建築好きで、クルマ好きでもある。ようするに、文化全般に広く目配りが出来るひと。ニュー BMW Z4を見た沖野修也氏が語ったのが、クルマの魅力に...
銀座並木通りの直営ブティックについて、ジャガー・ルクルトCEOが語る|Jaeger-LeCoultre
Jaeger-LeCoultre|ジャガー・ルクルト本物であること、その安心感をこれからも変わることなく提供していく(1)昨秋、日本初のジャガー・ルクルトの直営ブティックが、東京・銀座の並木通りに誕生した。スイスの多くのブランドが直営店をオープンさせているなかで、ついにジャガー・ルクルトも店舗展開に乗り出す。このインタビューでは、ダニエル・リエドCEOにその意気込みを語ってもらった。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)時計には哲学ありき。その哲学を発信するのがブティック――日本にはジャガー・ルクルトを古くから扱う時計店が豊富にあるなかで、今一度、直営店を出展する意義を教えてください。マルチブランドの時計店ではむずかしい、ブランド独自のメッセージを発信するためです。ここ最近、お客さまは自分だけのオリジナルモデルを欲する傾向があります。例えば、我々が提供しはじめた「アトリエレベルソ」というサービス。このサービスはカスタマイズという価値を提供するもので、文字...
メディテーション山岳映画『MERU/メルー』監督 ジミー・チンインタビュー|INTERVIEW
瞑想的・山岳ドキュメンタリー『MERU/メルー』監督インタビュージミー・チンは、なぜ山に挑み続けるのか?(1)全国で大ヒット上映中の山岳映画『MERU/メルー』は、ヒマラヤ山脈・メルー中央峰(通称「シャークスフィン」)に挑む3人のトップ・クライマーたちのヒューマン・ドキュメンタリー。同映画の監督・プロデュース・撮影、そして出演を果たしたジミー・チンによるダイナミックかつドラマチックな映像と、超人的なメンタリティを備えたクライマーたちの逞しさ、また困難に立ち向かう人間の粘り強さから、いかに「情熱を持って生きる」ことの大切さを感じさせられる作品だ。「山に登ることは、瞑想に近い感覚」。こんな監督の言葉から、“メディテーション・ムービー”とも謳われる『MERU/メルー』に込められた思いについて、世界の山岳シーンで活躍する写真家・ドキュメンタリー映像作家であり、自身もトップクライマーであるジミー・チン監督に伺った。Photographs by TANAKA TsutomuText by AS...
ジャン・ルソーCEO ジャック・ボルディエ氏インタビュー|JEAN ROUSSEAU
JEAN ROUSSEAU|ジャン・ルソー高級時計ストラップ市場世界シェア40%を誇るジャン・ルソーCEOが提案。街ナカで、オフィスで、視線を引き寄せるビジネスワードローブの新たなるコーディネイト(1)「あのスマホケース、素敵だなぁ」。スレ違いざまに一瞬、目に飛び込んできた光景も、意外と深く記憶に残るものである。それにしても手元に統一感がある……。スマホケースと時計ストラップを同素材でコーディネイトしているのだから当然だ。スマホも腕時計も、ビジネスシーンで幾度となくひと目に触れるものだけに、個性を演出する手段に大いになり得る。ジャン・ルソーCEO、ジャック・ボルティエ氏はブルー好きであり、コーディネイトをブルーでまとめるのが彼のスタイルである。Photographs by OHTAKI KakuText by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)洒脱者であれ。自分らしくあれ。ビジネスマンのたしなみとして、腕時計のストラップをオーダーする行為が静かなブームを呼んでいる。...
INTERVIEW|蒼井優×高畑充希が語る『アズミ・ハルコは行方不明』
蒼井優×高畑充希 共演作『アズミ・ハルコは行方不明』とは女性の“第二思春期あるある”が詰まった映画(1)10代の女子高生たち、20代の木南愛菜(高畑充希)、30代の安曇春子(蒼井優)の3世代の女性の困惑ややるせなさが、2つの事件を軸に、時系列を交差させテンポよく展開されていく新感覚の青春ムービーが誕生。リアルな世代の女性像を、今旬の女優、蒼井優と高畑充希がそれぞれ演じ上げた。自身も役どころに違和感がなかったという春子役、最初から最後まで「わからなかった」まま演じ続けたという愛菜役について、お互いの心境を語ってもらった。『アズミ・ハルコは行方不明』は全国公開中。Photographs by JamandfixText by ASAKURA Naoアラサーチームでしっくりとした現場――女性スタッフや女性プロデューサーなど、女性の意見を取り入れて現場作りをしていたと松居大悟監督がおっしゃっていました。お二人から何か提案したり、監督の演出で印象的だったことはありますか?蒼井優(以下、蒼井)...
Jeff Mills 、日本科学未来館にて最新アルバム『Planets』について語る|INTERVIEW
MUSIC|2017年初頭発売予定アルバム『Planets』インタビュージェフ・ミルズ約35年のキャリア集大成の中身とは(1)ヨーロッパを中心に、世界の音楽・アートシーンを股にかけて活躍するエレクトロニックミュージック・アーティスト、ジェフ・ミルズ。今年3月に行われた東京フィルハーモニー交響楽団との共演や、テレビ朝日「題名のない音楽会」への出演で、日本でも従来のクラブファンのみならず、クラシック界やよりアカデミックなシーンでも話題となっている。そんな彼が来年、初めてオーケストラのために書き下ろしたという新作『Planets』をリリースする。CDフォーマットと5,1chサラウンド音源を収録したBlu-rayの2フォーマットでリリース予定のアルバム先行試聴会が、日本科学未来館の5.1chサラウンドシステム環境で行われた。同日、一試聴者として自身の作品を聴いていたミルズ氏に、『Planets』ついて語ってもらった。Text by ASAKURA Nao 5.1chサラウンドシステムで宇宙...
ドンツェ・カドランのエナメル文字盤は、我が社の強みのひとつ|ULYSSE NARDIN
ULYSSE NARDIN|ユリス・ナルダンユリス・ナルダンCEO パトリック・ホフマン氏インタビュー。THE HOUR GLASS JAPAN創業20周年記念限定「クラシコ マニュファクチュール」の製作に当たって(1)ユリス・ナルダンが、東京・銀座の高級時計専門店「アワーグラス銀座店」の創業20周年を祝して特別限定モデルを製作した。それは他ならぬザ アワーグラス ジャパン代表 桃井 敦氏のリクエストが成就したモデルである。本稿は、その特別限定モデルが生まれるに至った経緯と、ユリス・ナルダンのこれからをホフマンCEOに問う内容だ。ユリス・ナルダンのブランド哲学とは、いかなるものか? このインタビューを通じて少しでも迫ることができたら幸いである。Photographs by ENDO HiroshiText by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)ブランドの血潮、本物だけをユーザーに届ける「これが、その特別限定モデルです」ホフマンCEOの手の中にあるそれは、アワーグラ...
これは夢か、幻か……。超複雑時計に囲まれた部屋|GIRARD-PERREGAUX
GIRARD-PERREGAUX|ジラール・ペルゴ芸術作品と過ごす珠玉の時間。この扉を開けることが叶ったのは、ひと握りの時計愛好家たち。(1)ジラール・ペルゴが、新たなイベントの開催に取り組んだ。トゥールビヨンやミニッツリピーター、もしくはその複合モデルなど、同ブランドが誇る「ハイ・コンプリケーションウオッチ」だけを集め、日本で披露する機会を設けたのだ。合わせて数億円にものぼる希少性の高いモデルたちに囲まれ、愛好家たちはそれぞれに目星をつけたモデルをじっくりと吟味した。Photographs by KISHIDA KatsunoriText by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)完全なる個別対応。そして本社製品開発部長直々のプレゼンテーションついに日本国内でもこのような素晴らしいイベントが開催されるようになった。ラグジュアリーとは何たるものか。その本質に大きく踏み込む内容だったのだ。ジラール・ペルゴは、スイスで毎年開催されている国際時計展示会BASELWORLD会...
特集|バーニーズ ニューヨークにスペシャルなホリデーギフト探しへ|BARNEYS NEW YORK
[video autoplay="on" loop="on" width="1020" height="596" mp4="https://cdn.clipkit.co/tenants/576/item_images/images/2016/12/1519029/bny_bnr.mp4"][/video]BARNEYS NEW YORK|バーニーズ ニューヨーク3名が語る「ギフトへの想い」まばゆいスターダストが舞う夢見るクリスマス街も次第にライトアップされ、心浮き立つようなホリデーシーズンの到来。いつもの感謝の気持ちを込めてギフトを贈る機会も増える季節。贈る人も、贈られる人も、その人のパーソナリティに合わせてギフトを選ぶ、そんな時間もこのシーズンの楽しみのひとつ。バーニーズ ニューヨークの今年のホリデーテーマは “DAZZLING STARDUST(ダズリングスターダスト)”。バーニーズ ニューヨークはギフト探しのヒントが詰まった言わば“ギフトの玉手箱”。その銀座本店へ、スタイリス...
バーニーズ ニューヨークで探すホリデーギフト|BARNEYS NEW YORK
BARNEYS NEW YORK|バーニーズ ニューヨーク3名が語る「ギフトへの想い」バーニーズ ニューヨークで探すホリデーギフトウィンドウのディスプレイもホリデーシーズンに合わせた華やかさを帯び、バーニーズ ニューヨークの“ダズリングスターダスト”がスタート。キラキラ光輝くまばゆい星屑のような空間で、夢見心地でギフト探しを楽しませてくれる。そんなバーニーズ ニューヨーク銀座本店を巡り、ゲスト3名がバーニーズ ニューヨークとギフトについて語ってくれた。Photographs by YABUKI TekemiStyling by SHIMAZU YoshiyukiHair & Make-up by SATO TomitaText by HIRASAWA Tomoko贈りたいものにも贈られたいものにも出会える高級スペシャリティストア島津由行さん(以下、島津) 新宿店が1990年に誕生した頃から、クリスマスプレゼントはもちろん、お世話になった方たちへのギフトを探しに随分通っている...