FPM・田中知之が聞く「セイコー プレザージュ」に込められた作り手の思い|SEIKO
Watch & Jewelry
2016年7月1日

FPM・田中知之が聞く「セイコー プレザージュ」に込められた作り手の思い|SEIKO

SEIKO|セイコー

バーゼルワールド 2016で発表されたセイコーの自信作

田中知之が感じた「セイコー プレザージュ」の美学(1)

本年のバーゼルワールドで、もっとも注目を集めた日本ブランドの腕時計のひとつである「セイコー プレザージュ」。セイコーが自動巻き腕時計を手がけて、60年を迎える節目に、本格的にグローバル展開することを発表した機械式時計のブランドだ。2016年5月、ブランドを代表する「プレステージライン」から新モデルが発表され、時計店の店頭で存在感を示している。腕時計愛好家としても知られるFPMの田中知之さんが、この時計の魅力を掘り下げるべく、プレザージュの商品企画担当者と対談。手に取ったものを魅了する、その背景に迫る。

Photograph by JAMANDFIXText by OPENERS

プレーンなセイコーらしい表情をたくわえた3タイプをラインナップ

従来のドレッシーなイメージから脱し、スポーティで精悍なデザインをたくわえたセイコー プレザージュの新しいプレステージラインが発売された。3針に日付表示を加えたモデル、日付・曜日表示とパワーリザーブを多針で示すモデル、クロノグラフの3型をラインナップし、もっともシンプルな3針モデルは、10万円(プラス税)という価格設定だ。

田中知之×セイコー プレザージュ

いっぽうで、「Trimatic(トライマチック)」というセイコー独自の技術や機構を備え、セイコーのフラッグシップブランド「グランドセイコー」にも通じる仕上げの良さが息づいたデザインで、時計愛好家から早くも好評を得ている。

セイコーウオッチでこのプレザージュの商品企画を担当する、平岡孝悦さんを招き、この魅力的なモデルに、FPMの田中知之さんが触れた。

コストパフォーマンスこそ、日本製の矜持

田中知之(以下、田中) 基本的にセイコーさんのシンパなので、バーゼルの速報を見てすごく気になっていました。いま機械式時計にフォーカスして、プレザージュというブランドをグローバルに展開されるという背景はどんな意図があるのでしょうか。

田中知之×セイコー プレザージュ

FPM・田中知之さん

田中知之×セイコー プレザージュ

平岡孝悦(以下、平岡) セイコーは135年前から続いている企業で、腕時計製造も100年以上続けています。その技術や思いは蓄積され、ずっと「深化」を続けています。とくに現在、かつて機械仕掛けだった、装飾品や日用品のほとんどが電子化・デジタル化され、身近にあるアイテムのなかで腕時計は機械を宿す数少ないプロダクトになりました。そこで、製品に詰まったロマンや職人たちの思いが、ユーザーに伝わる、その価値を感じて愛着をもってくれるのではないかと思い、改めて機械式を提案することに力を入れています。

「セイコー プレザージュ」というブランドは、機械式時計のエントリーラインとして評価され始めたばかりです。国内向けのブランドでしたが、今後世界に向けて発信していくことを踏まえて、改めてブランドのコンセプトをプレーンなカタチにしたのが、この新しいモデルになります。

田中 この時計、手に取ってすぐに気に入ったんですが、スイスの機械式とセイコーさんの機械式の違いやセールスポイントを改めてうかがえますか。

平岡 近年のスイスを中心とした時計ブランドのグループ化によって、先進技術を共有してたくさんのブランドから新しい技術を生かした時計を提供していこうという流れとは少し違っていて、半世紀以上前から連なっている設計思想がいまも製品のなかに入っていて、この先も同じ思想が入っている製品をつくりつづけていきたいという思いも込められていることですね。

それは二つの点に集約されていて、一つはグランドセイコーが象徴する、腕時計の基本性能を追求して頂点を目指すというものづくりの考え方で、もう一つは「庶民の味方」であること。言い換えれば、良いものを適正な価格で届けたいという思いです。

日本人には実直なものづくりの姿勢があって、プレザージュに関しては日本らしいものづくりの伝統が息づく、クオリティの高い実用時計をお客さまに届けよう、という流れのなかで生まれたブランドです。

田中知之×セイコー プレザージュ

セイコーウオッチの平岡孝悦さん

田中 このプレザージュは、エントリーモデルにもなり得るということですね。僕は日本製品の売りのひとつは、コストパフォーマンスだと思っています。つまるところ。もちろん安いということではなく、価格と品質のバランスが良くて品質が高いという意味です。

クルマでも日本車はそういう評価を受けていると思う。アメリカ車、ヨーロッパ車と比べて、価格に対して品質がいいということで日本のメーカーは世界で認められていますよね。

機械式時計にも通じる部分があると思っていて、雑誌などでバーゼルの新作発表のあとに「注目している新作を選んでほしい」といったインタビューをされることがあると、必ず日本製品を選んでるんです。結果的にいつもセイコーさんのモデルになってしまうんですけどね(笑)

田中知之×セイコー プレザージュ

なぜかというと、日本に住んでいてこんなに費用対効果がいいものを選ばない手はないと思っていて、今回の時計がすごく良いなと思った点も、ここに尽きます。とくに手に取ってみて素晴らしいなと感じました。腕時計の魅力はオーラや、手に持ったときの重みだと思います。スペックや設計概念ももちろん重要ですが、手首に収めたとき、手に持ったときに良いと感じるかどうかだと。この新作も手に取って、魅力がずっしり伝わってきたました。本当に。

平岡 私たちも、単にスペックを向上させるということではなく、目に見えない思いがどうしたら存在、カタチとして感じ取ってもらえるかを大切にしているので、そのように感想をいただけたのはとても嬉しいです。

「思い入れ」という言葉がありますが、機械式時計の企画にあたっては、自分たちの「思い入れ」をどうカタチにできるかで価値が決まると考えていて、それは触ってもらったり、操作してもらったりといった部分になります。他の「欲しいもの」「したいこと」を取りやめてでも、時計を買ってもらうには「思い入れ」を感じ取ってもらえることが大事だとつねに感じていますね。

Page02. 価値を受け継いでいける腕時計「プレザージュ」

SEIKO|セイコー

バーゼルワールド 2016で発表されたセイコーの自信作

田中知之が感じた「セイコー プレザージュ」の美学(2)

価値を受け継いでいける腕時計「プレザージュ」

田中 僕は古着や古い時計が好きなんです。たとえば、古いジーパンのような長年にわたって使われてきたものとか、時間をかけてつくったものってオーラがある。

でもオーラは、古いものというよりは、たぶん歴史に宿るのかなと、このプレザージュを見て感じました。

もちろん、この時計は最近つくられたものですが、セイコーさんの歴史があって、その思い入れが受け継がれているのではないでしょうか。「本物」を感じるこのオーラは、昨日今日起こったメーカーでは作れないように思います。でもそれだけに頼っちゃいけない。もっとこのコストパフォーマンスの良さをうまくアピールして欲しいですね。

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このプレザージュを手に取った感じは一発で好きになる良さがあって、厚みや重さ、エッジの立て方、ケースの仕上げから素晴らしさが伝わって来る。海外の高級とされるブランドの時計に引けを取らないクオリティなのに、10万円くらいで買えてしまう。この価格でこれだけの品質のものを作っているのなら、もっとうまい伝え方はないのかなと思ってしまいました。

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ハイエンドの高級車を乗り回していた人たちの間で、いつしかプリウスがトレンドになった。でもそれに乗っていることがクールなんだというイメージがいつの間にか流布されて価値が変わったように、このプレザージュもそういう流れが生み出せると思うんです。

スイス時計ばかり追いかけて、食わず嫌いでセイコーさんの時計を着けない人にもったいないと思ってもらいたい。

平岡 思いを伝える努力をつづけてきましたが、たぶんまだまだということですね。当社は。ご期待に添えるようにがんばりたいです(笑)

私たちはあらゆる面でグランドセイコーを頂点としていて、ほかの時計と何が違うかというと、ひとつは素材、ひとつは携わる人の数と経験、そしてアフターサービスにあります。

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逆に、それらの部分ではグランドセイコーには敵いませんが、プレザージュに貫かれているデザイン的な美しさ、ものづくりへの姿勢は、グランドセイコーに通じるものです。10万円からという今回の新作は、頂点の魅力を知ってもらうための入り口として、ちょうど良いモデルになっています。とくに新作はプレザージュのもつ、プレーンなクオリティを味わってもらえるモデルなので、高みを目指すファーストモデルとしてもお勧めです。

これまでのモデルではドレッシーな要素が強かったのですが、今回の新作に関してはスポーティさを取り入れた、スタンダードな飽きのこないデザイン、10年経っても「自分はいいものを選んだ」と実感できるモデルを目指しました。

ケース面のつくりなどは、グランドセイコーのつくりが踏襲されていて、研鑽を重ねてグランドセイコーに反映されたデザインの一部は、このプレザージュにも受け継がれているんです。

グランドセイコーが貫く、品質が良くて長く使えるものづくりを体感できて、いっぽうでグランドセイコーのような重厚感は控えめに。若い世代でも着けやすいモデルになるよう努めました。

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「ザラツ研磨」という研磨技術で、ケースを歪みなくシャープに際立たせつつ、ヘアライン仕上げを多用することで輝きを抑え、日常的に身に着けやすい控えめな美しさを実現しました。さきほどのプリウスの例のように、日常生活に寄り添う時計にしたい、コストパフォーマンスの良さを魅力に変えていきたいという思いも詰まっているんです。

田中 でもエントリーモデルっていう位置付けは、もったいない気もしますね。クルマも好きなので、クルマでお話しすると、ポルシェだったらカレラというみんなが憧れるモデルがあって、そこにボクスターというエントリーモデルもある。その差は、値段にも、パフォーマンスにもあらわれています。でも、ボクスター自体が好きなひともいる。エントリーだからここからスタートしようというよりも、単にボクスターの魅力に惹かれてチョイスする人が。

プレザージュもエントリーモデルでありつつも、これが欲しいというユーザーがたくさん出てきて欲しいですね。褒めすぎかもしれないけれど、10万円というのは安すぎる。グランドセイコーもそうで、ずっと何十年もキャッチアップしているんですが、なんであれだけの時計なのに、着ける人が街なかにもっと増えないのかなと思っています。

田中知之×セイコー プレザージュ

田中知之×セイコー プレザージュ

舶来の時計ブランドと並んだときに、セイコーさんの時計がもっと注目されて欲しいと思ってレコメンドしてきましたが、まだまだ品質の良さが認知されていない気がしてしまう。いいものなのに。そういう意味で、ただのエントリーではなく、セイコーさんの良さを知るきっかけになるモデルになって欲しい。このラインナップがあれば、いろいろな嗜好の人に手に取ってもらえそうですし。

平岡 20代後半から40歳くらいの幅広いユーザーに手にとってもらえればと思い、3タイプをラインナップさせました。企画担当者の思いとしては、一番最初に味わって欲しいのは、シンプルな3針に日付表示がついたモデルです。「白米」ではないんですが、プレザージュのプレーンな魅力が詰まっていると思います。シンプルながらきちんと作り込まれたケースやパッと見たときに時・分・秒が認識しやすいデザインなど、腕時計の本来の機能美に溢れています。

いっぽうで、機械式時計ならではのロマンをより魅力的に、わかりやすく伝えていくためのモデルとして、多針のモデルを加えました。機械式時計ならではの緻密さがわかりやすく味わえるモデルです。緻密さを感じやすい表情と、実用的な日付表示、曜日表示、そしてパワーリザーブを掛け合わせることで、機械式時計に憧れをもつ方の琴線に響きやすいのではないかという気持ちで作りました。

これにクロノグラフを加えて、長く付き合える機械式時計を探している誰もが、どれかを欲しいと感じてもらえるモデルを揃えました。白と黒の文字盤だけをリリースしたのも、長く付き合えること、10年後にも買って良かったと思ってもらえるデザインを追求した結果なんです。

Page03. 価値を受け継いでいける腕時計「プレザージュ」

SEIKO|セイコー

バーゼルワールド 2016で発表されたセイコーの自信作

田中知之が感じた「セイコー プレザージュ」の美学(3)

価値を受け継いでいける腕時計「プレザージュ」

田中 この新しいモデルは、従来のプレザージュとは雰囲気が違いますよね。機械式時計らしさ、男らしさのようなものを感じます。ヴィンテージウオッチが好きだから考えてしまうのかもしれませんが、このモデルだけコードネームや型番なんかでくくってしまえば、もっと魅力が際立つし、ユーザーに魅力が伝わりやすいと思いますね。そういうところからブランドへの憧れって生まれると思うんです。

音楽の世界では、ブルーノートのレコードで1500番台とか3000番台とか、年代を示している番号でしかないんですが、そこにクールさがあることを理解している人たちがいて、その盤の価値をさらに高めている。腕時計にも同じようなことが言えると思うんです。

田中知之×セイコー プレザージュ

田中知之×セイコー プレザージュ

平岡 このモデルだけを別にくくってしまうという発想はなかったですね。でも検討してみたい発想です(笑)

プレザージュの他のモデルなかには、白と黒以外の文字盤もありますが、今回の新作に関しては、セイコーの機械式時計の魅力を研ぎ澄ましてカタチにしようということで作られていて、デザイン的にはバランスの良いものに仕上がったと思っています。美意識と実用性のバランスを合致させたい。視認性などの実用面のクオリティを高めるのは当然として、でも人の琴線に触れるような日本人の意識に響く美しさ、それは引き算の美学で削いでいくことで、主義主張だけが残る。

田中 顔でいえば、シンプルな3針モデルが一番好きですね。実は個人的にはあまりパワーリザーブ表示が好きじゃなくて(笑)

平岡 プレザージュを担当しているデザイナーも顔が命だといつも言っています。セイコーが作っているものの品質に対して価値を認められていない部分があるとすれば、どうしても物理的な魅力ばかりを伝えてしまい、ものの背景にある作り手や歴史を伝えきれていなかったことが原因かもしれませんね。

田中 ヴィンテージが好きなので、海外のオークションで昔のロレックスが数千万円で落札されたといった話題をよく耳にしますが、セイコーさんにも歴史があるから海外ブランドのようなヴィンテージ市場がつくられていくチャンスはあったと思うんです。私も古いセイコーさんの時計を持っていて、昔のセイコーさんの時計も惹かれるモデルは多いですけどね。でも残念ながら、ヴィンテージのロレックスほどの人気はない。

平岡 実は、1956年製の初代自動巻きモデルもお持ちしています。セイコーが機械式の自動巻き時計を作り始めて、60周年という節目でもあるので。「昔のいい時計の文脈」のなかで作られている時計なので、機械には厚みがあるいっぽうで薄く見せることを目指して作られたため、いまではあまり使わない文字盤や風防を湾曲させて薄く見せている時計です。

田中 これも素晴らしいですね。これからプレザージュがブレイクしたとき、きっとこの時計もいま以上に価値が認められるようになる。なって欲しいなと思います。さっそくヴィンテージのセイコーを探してみようかな(笑)

平岡 いろいろな方に「腕時計を何本持っていますか」と聞くと、3本も4本も持っているのに、そのうち使っているのは1本という方が少なくありません。

田中知之×セイコー プレザージュ

ほとんど使わないのだけれど、捨てられないもののひとつが時計なんですね。オーバーホールすればまた使えるというデジタル製品にはない信頼感、ヴィンテージ市場で値上がりするかもしれないというロマンは、機械式時計が求められる価値のひとつですよね。

場合によっては、自分の子どもやいつかは孫にも受け継ぎたい。時計というのはそういう壮大なストーリーが描けるものだと思っています。買った後も満足を高めていく、グランドセイコーだけでなく、このプレザージュもそういう価値をもった時計に育てていければと考えています。

田中 まさにそれこそが、機械式時計ならではの価値ですよね。舶来のブランドに比べて、残したい、受け継ぎたいという意味でのブランド力は、セイコーさんは弱いかもしれません。

田中知之×セイコー プレザージュ

でもこのプレザージュを見ると、その価値を十分に感じます。僕も誰かに勧めたいモデルだし、受け継いでいきたい時計ですね。

ひとつだけ、気にかかるというか、あまり好みではないのが、シースルーのケースバックなんですが、裏蓋は選べないんですか。どうしても耐久性を考えると、あまりシースルーバックが好きになれなくて。

平岡 ご指摘の通り、耐久性を考えると、ステンレススチールのほうが優れている面もあって、時計をよく知っている方にはシースルーバックが選ばれづらいということも承知しています。ただこの時計の場合は、より多くの方に機械式時計の魅力やおもしろさを知っていただくため、ムーブメントが動いている姿を見ていただくことで機械式ムーブメントの緻密さや美しさを伝えたいという思いがあって、シースルーバックを採用しました。シースルーバックは、そういった意味でメカの楽しさを味わってもらうための、ひとつのツールだと捉えています。

ケースバックから覗くムーブメントには、「Trimatic(トライマチック)」という、「マジックレバー」「SPRON(スプロン)」「ダイヤショック」というセイコーが独自に開発した三つの技術を携えた機構が備わっています。機械式時計を日常で使いやすく、安定した精度で、長く愛用いただくための技術が凝縮されているんです。

「マジックレバー」は向きの異なる二つのツメを持つレバーで、回転錘の回転方向にかかわらず、無駄なく効率的にゼンマイを巻き上げるための仕組みです。「スプロン」はセイコーが独自に開発したゼンマイのための素材で、耐久性・耐食性・耐磁性・耐熱性に優れています。「ダイヤショック」は、耐衝撃性の向上のために開発・製造した独自の耐震構造で、テンプなどの軸受けに備えられ、衝撃からデリケートな部分を守ることができるというものです。

田中知之×セイコー プレザージュ

マジックレバー

田中知之×セイコー プレザージュ

スプロンを使ったヒゲゼンマイ

田中知之×セイコー プレザージュ

ダイヤショック

残念ながら、ケースバックから見える部分でこれらを確認することはできないのですが、ムーブメントを目にしたとき、ロマンを感じていただければと思っています。

田中 もちろん、機械にも魅力がありますよね。ただ、シースルーバックだけでは十分にその魅力が伝わらない。僕は文字盤かケースバックに「Trimatic」とか、文字を入れて欲しいですね。それがこの時計が欲しいという気持ちをもっと高めることにつながると思うんです。もっとこの時計の魅力を引き出して欲しい。この新しいプレザージュはもっと、ブランドが立つように育って欲しいなと思います。

僕の価値観では、腕時計は手に持ったときに良いと感じるかどうか、ほとんどそれがすべて。読者の皆さんにも、手に取って、プレザージュの魅力を確かめて欲しいですね。

セイコー プレザージュ<br /><br />プレステージライン

セイコー プレザージュ
プレステージライン

SARX035
ケース|ステンレスケース(ダイヤシールド)
風防|サファイアガラス(スーパークリア コーティング)
直径|40.8mm
ムーブメント|自動巻き(Cal.6R15)
精度|日差 +25秒 〜 −15秒
機能|日付表示
ブレスレット|ステンレススチール
防水性能|10気圧
価格|10万円(税別)

セイコー プレザージュ<br /><br />プレステージライン

セイコー プレザージュ
プレステージライン

SARW021
ケース|ステンレスケース(ダイヤシールド)
風防|サファイアガラス(スーパークリア コーティング)
直径|40.8mm
ムーブメント|自動巻き(Cal.6R21)
精度|日差 +25秒 〜 −15秒
機能|インダイヤル式の日付表示、曜日表示、パワーリザーブ表示
ブレスレット|ステンレススチール
防水性能|10気圧
価格|12万円(税別)

問い合わせ先

セイコーウオッチお客様相談室

0120-061-012

http://www.seiko-watch.co.jp/presage/

田中 知之 (FPM)|TANAKA Tomoyuki
世界的に活躍するプロデューサー、DJ。田中知之のソロプロジェクト「FPM」としても活動。DJとしての顔のほか、世界三大広告賞でそれぞれグランプリを受賞したダンスミュージック時計「UNIQLOCK」「UNIQLO CALENDAR」の楽曲制作も手がけるなど多方面で活躍している。クラシックカーや時計への造詣も深い

           
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