ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事
ポルシェ カイエンにPHVモデル登場|Porsche
Porsche Cayenne E Hybrid|ポルシェ カイエンEハイブリッドポルシェ カイエンにPHVモデル登場ポルシェAGは5月7日、新型「カイエン」のプラグインハイブリッド(PHV)モデル「カイエンEハイブリッド」を発表した。Text by HARA Akira462psを発生するPHV新型「カイエン Eハイブリッド」のパワートレインは、250kW/340psを発生する3.0リッターV6エンジンと、100kW/136psを発生するモーターの組み合わせ。システム最高出力は340kW/462psとなり、アイドリングをわずかに超える回転数で700Nmの最大トルクを供給する。2014年にデビューした先代「カイエンS E-ハイブリッド」に比べてエンジンで5kW/7ps、モーターで43パーセント出力を増し、合計で34kW/46ps上回るシステム最高出力により、0-100km/h加速5.0秒、最高速度253km/h(スポーツクロノパッケージ)を実現するという。先代モデルの10.8kWh...
アウディTT改良及び20周年記念モデルを発表|Audi
Audi TT|アウディ TTアウディTT改良及び20周年記念モデルを発表アウディ ジャパンは「TT」の改良モデルを発表。同時にTT導入20周年を記念した限定モデルを一部報道陣に公開した。「TTクーペ 40TFSI」は5月9日より、「TTクーペ 45TFSIクワトロ」「TTロードスター 45TFSIクワトロ」及び高性能バージョンの「TTSクーペ」、限定車の20周年モデル、「TT 20years」は6月10日より販売が開始される。Text & Photographs by UCHIDA Shunichiエンジンパワーアップ今回の改良のポイントで大きいのはFFエントリーモデルの「TTクーペ 40TFSI」のエンジン排気量の拡大にある。1.8リッターから他のモデルと同様にターボ付2.0リッター直噴ガソリンエンジン(2.0 TFSI)に変更。従来比プラス17PS/プラス70Nmの197ps/320Nmとなった。スタンダードモデルのエクステリアは、これまでのS lineのデザインを取...
いま注目の最新コンパクトハッチバック3選 Part 1|メルセデス・ベンツ A180
Mercedes-Benz A180 Style|メルセデス・ベンツ A180 スタイル対話できるメルセデス毎年2月に日本輸入車組合(JAIA)がプレス向けに開催する試乗会からの一気乗りリポート。コンパクトハッチバック編の第1弾として、「ハイ、メルセデス!」のテレビCMでおなじみの対話型インフォテインメントシステムを搭載したメルセデス・ベンツ「A180スタイル」のショートインプレッションをお届けする。Text & Photographs by HARA Akira個々のユーザーが賢く育てていくことで認識能力が向上テレビCMの効果は絶大だ。「ハイ、メルセデス!」と声をかけるだけで、憧れのメルセデス・ベンツが気やすく話しを聞いてくれる存在になるというのだから。メルセデスブランドの情報発信基地である東京・六本木の「メルセデス ミー」には、それを体験したいお客様が数多く訪れるのだそうだ。その、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエン...
スマートにガソリンエンジンモデル最後の特別仕様車|smart
smart fortwo BlackSilver edition|スマート フォーツー ブラックシルバー エディションSmart cabrio WhiteBrown edition|スマートカブリオ ホワイトブラウン エディションスマートにガソリンエンジンモデル最後の特別仕様車メルセデス・ベンツ日本は、「スマート」に2台の特別仕様車を設定。「スマート フォーツー ブラックシルバー エディション」は50台限定、「スマートカブリオ ホワイトブラウン エディション」は30台限定の計80台限定で販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi「スマート ブラバス テイラー メード」プログラムを特別装備マイクロコンパクトカーとして1998年にデビューした「スマート」。現行モデルは2016年にルノーとの協業で誕生し、さらに次期モデルより電気自動車(EV)専用ブランドとなることが発表されている。そのスマートの二人乗り「フォーツー」と、オープンモデル「カブリオレ」にガソリンモデル最後の特...
MINI誕生から60周年を記念した限定車|Mini
MINI 60 Years Edition|ミニ 60イヤーズ エディション60周年を記念したMINIの限定車ビー・エム・ダブリューは4月18日(木)、MINIの誕生60周年を記念した限定車「60イヤーズ エディション」を発表し、予約受注を開始した。デリバリーは6月下旬からとなる。Text by YANAKA Tomomi専用ロゴでアニバーサリーモデルを演出1959年に誕生した「MINI」。ゴーカートフィーリングと呼ばれる独特のドライブフィーリングや愛嬌のあるスタイルなどが60年にもわたり長く愛されてきた。今回、誕生60周年を記念した限定車「60イヤーズ エディション」では、MINI 3ドアとMINI 5ドアをベースに、英国生まれのアイデンティティを生かした個性を演出。ボディカラーでは、英国のクラシックレーシングカーを彷彿とさせるブリティッシュ レーシング グリーンに加え、ミッドナイト ブラック メタリックや、ムーンウォーク グレー メタリックの3色をラインアップ。ルーフとドアミラ...
ジュネーブショーでID.バギーなど4台を世界初披露|Volkswagen
Volkswagen I.D. BUGGY|フォルクスワーゲン I.D.バギーVolkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサートジュネーブショーでID.バギーなど4台を世界初披露フォルクワーゲンは3月5日(火)に開幕したジュネーブモーターショーで、EV「ID.バギー」や新型「パサート」など4台の車両をワールドプレミアした。Text by YANAKA Tomomi60年代に流行したデューンバギーを現代的に解釈したEV「ID.バギー」今回、フォルクスワーゲンが世界初公開したのは「ID.バギー」や新型「パサート」のほか、コンパクトクロスオーバー「T-Roc」の最上級仕様「T-Roc R」、「トゥアレグV8 TDI」の4台。なかでも注目は、フォルクスワーゲンが提案するEV、ID.シリーズ第5のモデルとなる「ID.バギー」。1960年代にアメリカ・カリフォルニアで流行したデューンバギーのコンセプトを現代的に解釈したものだ。ボディは全長4,063×全幅1,890×全高1,463...
内外装をブラックで統一したAMG G 63を期間限定で受注|Mercedes-AMG
Mercedes-AMG G 63 Edition Matt Black|メルセデスAMG G 63 エディション マット ブラック内外装をブラックで統一したAMG G 63を期間限定で受注メルセデス・ベンツ日本は4月15日(月)、「Gクラス」に特別仕様車「AMG G 63 エディション マット ブラック」を設定。5月12日(日)までの期間限定で受注し、デリバリーは4月下旬以降から順次予定されている。Text by YANAKA Tomomiクールなマットブラックとトップ パフォーマンスモデルAMG G 63との融合昨年6月に、1979年の誕生以来、初のフルモデルチェンジが実施された「Gクラス」に期間限定の特別仕様車「AMG G63 エディション マット ブラック」が登場した。エクステリアには、通常設定のないデジーノ マグノナイト ブラックと22インチ マットブラック ホイールを採用。さらにAMGナイト パッケージをあしらい、クロームや前後バンパーのアクセント、スペアタイヤ カバー...
アウディが自動運転シティカー「AI:ME」を発表|Audi
Audi AI:ME|アウディAI:ME自動運転シティカー「AI:ME」を発表アウディは4月15日、「上海モーターショー2019」で、未来の大都市で走行可能なレベル4の自動運転コンパクトモデル「AI:ME」を発表した。AI:MEの名称は、人工知能やマシンラーニング(機械学習)分野である「AI」と、ユーザーである「ME」を結びつける意味を表現しているという。Text by HARA Akiraレベル4の自動運転が行えるコンパクトEVアウディ「AI:ME」のボディサイズは、全長は4.30×全幅1.90×全高1.52メートルとコンパクト。エクステリアは、アウディの電気自動車の象徴である、六角形のシングルフレームグリルの上下を反転させたフロントフェイスや、観音開きの大きなサイドドア、四隅の23インチ大径ホイールが特徴。リアアクスルに搭載する電気駆動ユニットと2.77メートルのロングホイールベース、短いオーバーハング、センタートンネルなしの構造により、広々とした室内空間を確保したという。乗員...
アウディA3の特別仕様車「Sライン ダイナミックリミテッド」発売|Audi
Audi A3 Sportback S-Line dynamic limited|アウディA3 スポーツバック Sライン ダイナミックリミテッドAudi A3 Sedan S-Line dynamic limited|アウディA3 セダン Sライン ダイナミックリミテッドアウディA3の特別仕様車「Sライン ダイナミックリミテッド」発売アウディ ジャパンは4月8日(月)、コンパクトモデル「A3」シリーズの内外装に特別装備を施した「Sライン ダイナミックリミテッド」を設定し、スポーツバック375台、セダン250台を限定で発売した。Text by HARA Akira専用ボディカラーも設定アウディ「A3」シリーズは、全幅1.8メートル以下のコンパクトなボディに122ps/200Nmを発生する1.4リッター4気筒ターボエンジンを搭載した前輪駆動モデル。特別仕様「Sライン ダイナミック リミテッド」のベースとなるのはハッチバックの「A3 スポーツバック」が「30TFSI」、「A3 セダン」が...
新型ポルシェ911試乗リポート 九島辰也編|Porsche
Carrera S Coupe|ポルシェ 911 カレラ S クーペ最新型911のテーマは“安定“2018年11月のロサンゼルスオートショー前夜に発表された新型911。モータージャーナリスト大谷達也氏による試乗リポートにつづき、第2弾では先々代997型オーナーでもあるモータージャーナリスト、九島辰也氏によるインプレッションをお送りする。Text by KUSHIMA Tatsuya3.0リッター水平対向6気筒ターボの最高出力は450psにクルマ好きでない人にも高い知名度を誇るポルシェ「911」。歴代モデル全てにファンがいて、ユーザーはそれらを日々愛でている。1963年の初代モデル発表からすでに7世代。でもって、今回その次となる8世代目が登場したのだから静観してはいられない。発表は2018年11月のLAオートショー前夜、ロサンゼルスのポルシェ パフォーマンスセンターで大々的に行われた。そして、今年1月ついにそのステアリングを握る機会を得た。スペインのバレンシアで行われたメディア向け国...
最新Gクラスにディーゼルモデルを追加|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz G 350 d|メルセデス・ベンツ G 350 d最新Gクラスにディーゼルエンジンモデルを追加メルセデス・ベンツ日本は「Gクラス」にディーゼルエンジンモデル「G 350 d」を追加し、予約受注を開始した。デリバリーは7月頃が予定されている。Text by YANAKA Tomomi3.0リッター直列6気筒ターボの「OM656」を導入1979年にクロスカントリー ビークルとして誕生し、長きにわたり基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままにパワートレーンや装備を刷新させてきた「Gクラス」。昨年、モデルチェンジを受け大幅にアップデートされたのも記憶に新しい。そんな最新のGクラスにディーゼルモデルが追加された。エンジンは「S 400 d」などに搭載されている3.0リッター直列6気筒ターボの「OM656」で、欧州において導入されているRED(実路走行試験)規制に適合するなど、環境性能も併せもつとメルセデス・ベンツでは謳う。スペックは、最高出力が210kW(28...
新型BMW Z4が日本上陸|BMW
BMW Z4|ビー・エム・ダブリュー Z4新型BMW Z4が日本上陸ビー・エム・ダブリューは3月25日(月)、2シーター オープンモデルの新型「Z4」を日本で発売した。Text by YANAKA Tomomi一回り大きくなり、低重心化したボディ昨年発表された「Z4」が日本で約2年ぶりに復活し、4代目へと進化した。ボディサイズは全長4,335×全幅1,865×全高1,303mmと、先代と比較して全長が85mm、全幅が75mm拡大し、全高15mm高くなったものの、ホイールベースは25mm短縮し、低重心化に寄与するソフトルーフトップを採用することで高い俊敏性と操縦性を実現しているとBMWでは謳う。このソフトルーフトップは低重心なシルエットに調和するため、コンパクトなデザインに仕上げられているのが特徴で、オープン、クローズ時ともに281リッターのトランク容量を確保しているほか、時速50km以下ならば走行時でも10秒で開閉可能となる。「20i」には、2.0リッター直列4気筒ターボガソリンが...
メルセデスAクラスに初のディーゼルモデル|Mercedes-Benz
Mercedes Benz A 220 d|メルセデス・ベンツ A 200 dAクラス初のディーゼルモデルメルセデス・ベンツ日本は3月25日(月)、コンパクトハッチバック「Aクラス」に初のディーゼルモデル「A 200 d」を追加し、予約受注を開始した。デリバリーは2019年6月ごろが予定されている。Text by YANAKA TomomiEクラスに採用されている「OM654」をベースに横置きにした新エンジン昨年末に4代目として日本に上陸したAクラス。プラットフォームを刷新し、「ハイ!メルセデス」と呼びかける対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載するなどの進化を遂げた。そして、新たに登場するのが2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン「OM654q」を搭載したモデル。すでに「Cクラス」や「Eクラス」に採用されている同「OM654」をベースに横置きにしたエンジンで、従来の排出ガス処理システムに加え、アンモニアスリップ触媒(ASC)を備える、SCR触媒を増設。その...
メルセデス、電動化を中心とした新ブランド「EQ」を発表|Mercedes-Benz
Mercedes EQ|メルセデス EQメルセデス、電動化を中心とした新ブランド「EQ」を発表メルセデス・ベンツ日本はメルセデスの新しいブランド、EQの品での展開について発表。同時に、モビリティとリビングの未来の形を具現化した体験施設、“EQ House”を東京六本木に3月13日から約2年間の期間限定でオープンした。Text & Photographs by UCHIDA Shunichi電動化に伴う新技術等を包括するEQ「EQ」とは、ダイムラー社が2016年9月にパリモーターショーにおいて発表した、中長期戦略“CASE”の“E”を推進するためのブランドである。CASEとはすなわちC=コネクテッド、A=オートノマス(自動運転)、S=シェア アンド サービス、E=エレクトリック・電動化の4つの頭文字から取られたものだ。現在“E”の電動化の分野では、プラグインハイブリッドのEQパワー、完全な電気自動車EQ、燃料電池車のF-CELLと、F1マシンに採用しているEQ Power P...
フルモデルチェンジしたBMW 3シリーズに試乗|BMW
BMW 330i M Sport|BMW 330i MスポーツフルモデルチェンジしたBMW 3シリーズに試乗言わずと知れた世界のスポーツセダンのベンチマークであるBMW「3シリーズ」。フルモデルチェンジして7代目(G20型)に進化した新型は「プライド オブ 3」を旗印とし、先進的なデザイン、比類なきスポーツ性能、革新的な先進技術という各項目を磨き上げたという。2019年1月に発表、3月9日から販売が開始された日本仕様に試乗し、その出来栄えを確かめた。Text & Photographs by HARA Akiraまずは330iと320iから1975年に、「02シリーズ」の後継としてデビューしたBMWのコンパクトセダン「3シリーズ」。扱いやすいサイズのボディに高回転型エンジンを搭載した初代E21型は、スポーツセダンとしての地位を確立。続くE30型は、販売網の整備と日本のバブル期が重なることで国内でも人気モデルとなり、「六本木のカローラ」とまで揶揄されたことをご記憶の方も多いだ...