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2019年4月9日
最新Gクラスにディーゼルモデルを追加|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz G 350 d|メルセデス・ベンツ G 350 d
最新Gクラスにディーゼルエンジンモデルを追加
メルセデス・ベンツ日本は「Gクラス」にディーゼルエンジンモデル「G 350 d」を追加し、予約受注を開始した。デリバリーは7月頃が予定されている。
Text by YANAKA Tomomi
3.0リッター直列6気筒ターボの「OM656」を導入
1979年にクロスカントリー ビークルとして誕生し、長きにわたり基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままにパワートレーンや装備を刷新させてきた「Gクラス」。昨年、モデルチェンジを受け大幅にアップデートされたのも記憶に新しい。
そんな最新のGクラスにディーゼルモデルが追加された。エンジンは「S 400 d」などに搭載されている3.0リッター直列6気筒ターボの「OM656」で、欧州において導入されているRED(実路走行試験)規制に適合するなど、環境性能も併せもつとメルセデス・ベンツでは謳う。
スペックは、最高出力が210kW(286ps)、最大トルクは600Nm、0-100km/h加速は7.4秒へと向上。ターボは2ステージターボチャージャーを使用し、小さいタービンにはさらに可変タービンジオメトリーを採用。よりトルキーな加速を実現しているという。
トランスミッションには、トルクコンバーターハウジングがアルミニウム製、ギアハウジングがマグネシウム製の9段AT「9Gトロニック」を採用。前進ギアが2段分増えたものの、従来の「7Gトロニック」よりも1kg軽量化。さらに、増えたギアにより、同じ速度でも高いギアを使ってエンジン回転数を低くすることが可能となり、省燃費性に貢献するという。
価格は、1,170万円で、デリバリーは今年7月ごろが予定されている。
問い合わせ先
メルセデスコール
0120-190-610