ワイルドかつスタイリッシュなAMG G63の特別仕様車が誕生
CAR / NEWS
2025年12月8日

ワイルドかつスタイリッシュなAMG G63の特別仕様車が誕生

Mercedes AMG G 63 Offroad Pro Edition|メルセデス AMG G 63 オフロード プロ エディション

 
メルセデス・ベンツ日本は「メルセデスAMG G 63」の特別仕様車「オフロード プロ エディション」を計150台限定で発売。ルーフラゲッジなどがアクセントとなった一味違うGクラスだ。
 

Text by YANAKA Tomomi

ブラックアイテムとマットカラーのボディでより力強い印象に

 
クロスカントリービークルとして誕生して以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、最適なパワートレインや装備を加えながら進化を続けてきたGクラス。
 
 
2024年に発表された現行Gクラスでも受け継がれたDNAはそのままに、ISG搭載によるパワートレインの電動化やMBUXによるデジタル化、さらにはボディ形状はそのままでありながら空力特性や静粛性なども向上させている。
 
今回の特別仕様車での特長として挙げられるのが、G63として日本で初めて採用した「AMG Offroad Package  PRO」による、プロフェッショナル仕様のルーフラゲッジとスペアタイヤホルダー。
 
 
ブラックカラーが大きな存在感を放つルーフラゲッジは、リアパネルにかけて伸びるラダーを装備。リアゲートに備わるスペアタイヤは通常、タイヤ全体を覆うカバーが設置されているのに対し、この特別仕様車ではタイヤの中央部分のみをホールドするタイヤホルダーを装着した。
 
 
力強いブラックカラーを纏ったこれらのプロフェッショナルアイテムに合わせ、ボディカラーにも特別なマットペイントを採用。「MANUFAKTUR ダークオリーブマグノ」と、「MANUFAKTURプラチナムマグノ」の2色から選択が可能となる。
 
 
足元には本モデル限定の「20インチAMGアルミホイール」を装備。フロントとリアのスリーポインテッドスターをはじめ、随所にブラックパーツの「AMGエクステリアナイトパッケージⅡ」が施されたほか、ライニングボードやブレーキキャリパーまでもがブラックカラーで仕上げられ、エクステリア全体の印象に力強さを与えるものとなった。
 
インテリアはボディカラーに合わせた2色のナッパレザーシートをラインアップ。外装色「MANUFAKTUR ダークオリーブマグノ」には、ベージュとブラックの コントラストが愉しめる「MANUFAKTUR カタラーナベージュ/ブラック」を、「MANUFAKTUR プラチナムマグノ」のボディカラーには、ダークカラーでまとめた「MANUFAKTUR チタニウムグレー/ブラック」のインテリアが与えられた。
 
 
またウッド素材もふんだんに取り入れ、上質な室内空間を演出する「MANUFAKTUR オープンポアブラックアッシュウッド インテリアトリム」と、ラゲッジスペース床面がウッド張りとなる「MANUFAKTUR チェリーウッドラゲッジフロア」も装備。特別仕様車の世界観をインテリアでも存分に堪能できる。
 
 
パワートレインは最高出力力585PS(430kW)、最大トルク850Nmを発生する4.0リッターV型8気筒ツインターボ(M177)を搭載。さらにISG+48V電気システムにより、20PS(15kW)/200Nmの電動ブーストがもたらされ、0-100km/h加速は4.4秒を記録するという。
 
販売台数は「MANUFAKTUR ダークオリーブマグノ」「MANUFAKTURプラチナムマグノ」ともに、左ステアリングが30台、右ステアリングが45台の計150台限定。価格は、いずれも3445万円となる。
 
問い合わせ先

メルセデスコール

Tel.0120-190-610
 
 
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