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2019年3月28日
メルセデスAクラスに初のディーゼルモデル|Mercedes-Benz
Mercedes Benz A 220 d|メルセデス・ベンツ A 200 d
Aクラス初のディーゼルモデル
メルセデス・ベンツ日本は3月25日(月)、コンパクトハッチバック「Aクラス」に初のディーゼルモデル「A 200 d」を追加し、予約受注を開始した。デリバリーは2019年6月ごろが予定されている。
Text by YANAKA Tomomi
Eクラスに採用されている「OM654」をベースに横置きにした新エンジン
昨年末に4代目として日本に上陸したAクラス。プラットフォームを刷新し、「ハイ!メルセデス」と呼びかける対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載するなどの進化を遂げた。
そして、新たに登場するのが2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン「OM654q」を搭載したモデル。すでに「Cクラス」や「Eクラス」に採用されている同「OM654」をベースに横置きにしたエンジンで、従来の排出ガス処理システムに加え、アンモニアスリップ触媒(ASC)を備える、SCR触媒を増設。その結果、欧州で2020年から施行予定のEURO6d規制などにも適応するという。
最高出力は110kW(150ps)、最大トルクは320Nmで、8段ATを介して前輪を駆動する。
また、シリンダーピッチを90mm、シリンダーの厚みを8mmと全長をコンパクトにまとめたシリンダーブロックは軽量化のためアルミニウム製となった一方、ピストンはスチール製と膨張率の異なる素材を採用することで40パーセント以上の摩擦低減を実現したという。
ターボチャージャーには可変タービンジオメトリーを採用し、低回転域から高回転域まで全域でトルキーな加速ができるとメルセデス・ベンツでは謳う。
価格は399万円。デリバリーは2019年6月が予定されている。
問い合わせ先
メルセデスコール
0120-190-610