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「SUV」に関する記事
Mercedes-Benz G CLASS|三十路を迎えてさらなる進化
Mercedes-Benz G CLASS|メルセデス・ベンツ Gクラス三十路を迎えてさらなる進化メルセデス・ベンツ日本は、同社の最高級クロスカントリービークル「Gクラス」の装備や仕様を改良した30周年記念モデルを発売した。エンジンは5リッターから5.5リッターへNATO軍の軍用車をルーツにもつGクラスは、1979年に発表されて以来、基本的なスタイリングやミリタリースペックともいえる堅牢なボディはそのままに、エンジンやトランスミッション、そして機能装備を時代に即したものに変更されながら、進化をしつづけてきた。今回のモデルでは、エンジンを5リッターから5.5リッターのV型8気筒へ変更。同ユニットの最高出力は従来比プラス92psの388psを実現している。それにともない、車名もG500ロングからG550ロングへ変えられた。エクステリアでは、フロントグリルとアルミホイールのデザインを変更し、イメージの刷新が図られている。装備面では、HDDナビゲーション、地上デジタル放送(12セグ)対応テ...
BMW X5 M & X6 M|SUVの「M」
BMW X5 M & X6 M|ビー・エム・ダブリュー X5 M & X6 MSUVの「M」BMWはX5とX6に「Mモデル」を設定することを発表した。SUVにMモデルが設定されるのは今回が初となる。文=ジラフエンジンは4.4リッターV8+ツインスクロールターボチャージャー今回発表された概要によると、両モデルに搭載されるエンジンは、新設計の4.4リッターV8エンジンに、ツインスクロールターボチャージャーを採用したもの。最高出力は555psを発揮し、最大トルクは69.7kg-mを記録するという。組み合わされるトランスミッションは、6速AT。このATは通常使用するDレンジにくわえ、スポーティな走りに対応する「S」モード、手動変速に対応する「M」モードが採用されるというから、従来のMモデル同様、軽快な走りが楽しめることは間違いなさそうだ。シンプルながらも存在感のあるエクステリアベースモデルとの外観上のちがいは、今までのMモデルと等しく、過剰な演出のないシンプルながらも存在感をしめす...
プレミアムSUVの行く末を占う新型レクサスRX|Lexus
Lexus RX|レクサス RXプレミアムSUVの行く末を占う新型レクサスRX今月はじめに開催されたニューヨークオートショーで、レクサスは4代目となる「RX」を発表した。ショー会場でデビューの瞬間を目撃したモータージャーナリストの九島辰也氏が、その模様をお届けする。Text by KUSHIMA Tatsuyaアメリカで高い注目度あまり話題になっていないかもしれないが、今年4月の頭に開催されたニューヨーク オートショーには今後のプレミアムSUVマーケットをリードしていくであろう2つのモデルが発表されている。メルセデス・ベンツ「GLE」とレクサス「RX」だ。アンベールされたのはどちらも市販車。つまり、今年われわれの前に姿を現す代物となる。この2台がプレミアムSUVマーケットの近未来を占うのは歴史が物語っている。どちらも初代が誕生したのは1997年。北米で販売を開始したのがはじまりだ。メルセデスは「Mクラス」として登場したが、当時のそれはセンセーショナルだった。ヨーロッパのプレミアムブ...
BMW X1|Xシリーズのエントリーモデル
BMW X1|ビー・エム・ダブリュー X1XシリーズのエントリーモデルBMWはニューモデル「X1」のティーザー写真を公表した。文=ジラフX3、X5、X6に共通のデザインモチーフこれらの写真からは、X3、X5、X6に共通する大型のキドニーグリルや、最新BMWと同様のリング状のポジショニングライト、LEDのストップランプが確認できる。また、X3、X5と同様に、前後のオーバーハングが短く切り取られているほか、大き目のフェンダーアーチ、やや長めのボンネットフードが見て取れる。ボディサイズは、全長4457×全幅1789×全高1535mm。これはX3よりも130mm短く、65mm狭く、140mm低い数値だが、写真を見る限り、もっとも印象的なのがその車高の低さ。間違いなくBMWのSAV(スポーツアクティビティビークル)に属しながらも、非常にライトでスポーティな印象を受けるのはその車高ゆえだろう。また、やや寝かせ気味にデザインされたリアゲートもこの「X1」の特徴で、スタイリッシュな印象を与えてくれ...
あなたのクルマ見せてください|岡部哲也 × ジープ グランドチェロキー
第6回 岡部哲也 × ジープ グランドチェロキー自分のおもいに近づく走りが出来るクルマ日本アルペンスキー界最大のスーパースターとして知られる岡部哲也氏。日本人ではじめてFIS ワールドカップの表彰台に上がり、3度のオリンピック出場を果たした活躍は、いまも記憶に残り、世界を目指すスキーヤーの憧れになっている。現在はTV解説やコメンテーターとして活動する傍ら、スキースクールを主宰し後進を育成、ジープのアンバサダーも務める。世界を舞台に戦った岡部氏に、現在の愛車である「ジープ グランドチェロキー リミテッド」と、自らのクルマとの関わりを語って頂いた。 Text by SAKURAI KenichiPhotographs by TSUKAHARA Takaakiジープのアンバサダー岡部哲也氏スキーのFISワールドカップにおいて日本人ではじめて表彰台に立ち、現在まで日本人最高位となる2位に入賞。カルガリー、アルベールビル、そしてリレハンメルと、3度のオリンピック出場を果たした輝かしい経歴を持...
BMW ACTIVE HYBRID X6|BMWにもハイブリッドの波
BMW ACTIVE HYBRID X6|ビー・エム・ダブリュー アクティブハイブリッド X6BMWにもハイブリッドの波BMWは、同社初のフルハイブリッドカーとなる「アクティブハイブリッドX6」を発表した。文=ジラフ量産ハイブリッド最強のパワーベースとなる車両は、X6のトップグレード「xドライブ50i」。ここに搭載されるハイブリッドシステムは、2モードハイブリッドシステムと呼ばれるもので、50iとおなじ直噴ガソリン4.4リッターV8ツインターボ(最高出力400ps、最大トルク62.2kgm)に、2基のモーターを追加したもの。この2基のモーターは低速用(91ps、26.6kgm)、高速用(86ps、28.5kgm)に分けられ、エンジンとのトータル出力は、480ps、79.5kgmという「量産ハイブリッド車で最強のパワー」を誇る。また「7速ツーモードアクティブトランスミッション(ECVT)」と4WDの「xドライブ」の採用により、そのパワーをロスすることなく路面に伝え、0-100km/h...
Peugeot 3008 & RCZ|プジョーが放つ2台のディーゼルハイブリッド
Peugeot 3008 & RCZ|プジョー 3008 & RCZプジョーが放つ2台のディーゼルハイブリッドプジョーは「3008」と新型車「RCZ」のハイブリッドモデルを初公開した。文=ジラフプロローグの市販バージョンこのモデルは、昨年9月に開催されたパリモーターショーで発表されたコンセプトカー「プロローグ」の市販バージョンともいえるもの。今年の4月30日には、PSA(プジョーシトロエン)として、プジョー「3008」とシトロエン「DS5」(現時点では未発表)に、ディーゼルハイブリッド車を追加設定し、2011年から生産を開始すると発表したばかりだが、それが現実のものとなったわけだ。コンセプトカーには高効率のディーゼルハイブリッドが搭載されていたが、今回の公開された2モデルにも、「ハイブリッド4」と呼ばれるシステムが搭載されている。Peugeot RCZ|プジョー RCZPeugeot 3008|プジョー 30082011年初頭に市販予定このシステムは、直噴2.0リッターの直4ターボ...
RANGE ROVER |レンジローバー(前編)|レンジローバーの世界観は健在
RANGE ROVER|レンジローバー(前編)レンジローバーの世界観は健在レンジローバーヴォーグ、レンジローバースポーツが新エンジンを搭載し、さらに走行性能が向上。2009年12月5日よりジャガー・ランドローバージャパンの手で発売のニュー・レンジローバーの試乗記をお届けする。文=小川フミオ写真=吉澤健太新開発の5リッターV8ユニットレンジローバーヴォーグには新開発の5リッターV8ユニットが搭載された。従来のスプレーガイデッド・ガソリン噴射システム、トルク駆動独立デュアル可変カムシャフトタイミングといった新技術の採用を特徴としており、「レンジローバーヴォーグ5.0 V8」には自然吸気エンジン、「レンジローバーヴォーグ5.0 V8 SUPERCHARGED」にはおなじユニットにスーパーチャージャーを組み合わせたものの2種類が用意されている。自然吸気エンジンは、従来の4.4リッターV8の306ps/5750rpm、44.9kgm/4000rpmに対して、新型は375ps/6500rpmの...
RANGE ROVER |レンジローバー(後編)|あたらしいジャンルのスポーツカー
RANGE ROVER|レンジローバー(後編)あたらしいジャンルのスポーツカーレンジローバーヴォーグ、レンジローバースポーツが新エンジンを搭載し、さらに走行性能が向上した。試乗記後編では、主に「スポーツ」の印象についてお送りする。文=小川フミオ写真=吉澤健太2.5トンの車重を感じさせない走り今回の試乗で、とくにうれしい驚きがあったのがあたらしいレンジローバースポーツ・スーパーチャージドとの出合いだ。「スポーツ」にも、375ps/6500rpm、52.0kgm/3500rpmの5リッターV8と、おなじ排気量でさらにスーパーチャージャーを備え510ps/6000~6500rpmと625kW(63.8mkg)/2500~5500rpmの2タイプが用意される。「スポーツ」はレンジローバーヴォーグと比較してホイールベースが135mm短い2745mm、全長が175mm短い4795mmとコンパクトな車体でスポーティなドライビングを楽しみたいユーザーのために開発されたモデルで、今回エンジンは「ヴォ...
ロールス・ロイス、オールラウンドモデルの試験車両を公開|Rolls-Royce
Rolls-Royce Project Cullinan|ロールス・ロイス プロジェクト カリナンロールス・ロイス、オールラウンドモデルの試験車両を公開今年2月にオールラウンダーモデルの開発をおこなうことを発表したロールス・ロイスは、その試験車両となる第1号車を本日はじめて公開した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)どんな道でもロールス・ロイスらしい乗り心地を目指すロールス・ロイスは、ことし2月18日にイギリスのキャメロン首相が工場見学に訪れたさいに発表した、新モデルについて、来週から公道で試験車両を走らせることをあきらかにした。この新モデルは、ロールス・ロイスにふさわしいラグジュアリーさをそなえた、車高の高いアルミニウム製ボディをもつオールラウンダーとされ、開発プロジェクトは世界最大のダイヤモンド原石にちなんで“プロジェクト カリナン”と名付けられた。今回プロジェクト初の試験車両として公開されたのは、「ファントム II」をもとにホイールベース...
新フラグシップ、レンジローバーSVオートバイオグラフィー登場|Range Rover
Range Rover SVAutobiography|レンジローバーSVオートバイオグラフィー新フラグシップ、レンジローバーSVオートバイオグラフィー登場レンジローバーは開催中のニューヨーク オートショーで、あらたなフラグシップとなる「レンジローバーSVオートバイオグラフィー」を発表した。Text by SAKIYAMA Chikako(OPENERS)レンジローバーの最上級モデルを発表ニューヨーク オートショーでお披露目となった「レンジローバーSVオートバイオグラフィー」は、最高出力550psを誇るV型8気筒スーパーチャージドエンジンを搭載し、ビスポークによる豪華な内外装を装備するあたらしいフラグシップ。これまでのレンジローバーの最上級モデル「オートバイオグラフィー ブラック」に代えて投入するこのモデルで、北米を中心にさらなる盛り上がりを見せるラグジュアリーSUV市場に、ランドローバーは老舗ブランドの意地を見せる。レンジローバーSVオートバイオグラフィーには、これまでより最高出...
Porsche|ポルシェ ジャパン 2012年モデル 受注開始!
Porsche|ポルシェポルシェ ジャパン 2012年モデルの受注を開始!ポルシェ ジャパンは、「911」「ボクスター」「ケイマン」「パナメーラ」「カイエン」の2012年モデルの受注を6月1日からポルシェの正規販売店で開始した。文=谷中朋美「911」は大幅な値下げへ2012年モデルの導入にともない、あたらしい価格も発表された。標準装備は全車種にETCがつけられ、「ボクスター」や「ケイマン」はいずれも5万円増、「パナメーラ」は4~25万円増、「カイエン」は4万円増の価格見なおし。それにたいし「911」は大幅に価格が下げられ、ほとんどの車種で100万円以上、「911 カレラ GTS カブリオレ」にかんしては210万円の大幅ダウンとなり、さらに魅力的な1台となった。カレラ 4 GTSのクーペとカブリオレがラインナップあたらしくくわわるラインナップとしては、「カレラ」の頂点に立つ「911 カレラ 4 GTS」のクーペとカブリオレが登場。ともにインテークマニホールドの最適化により、カレラシリ...
ロールス・ロイス、オールラウンドモデルの開発を公表|Rolls-Royce
Rolls-Royce|ロールス・ロイスロールス・ロイス、新型モデルの開発を公表ロールス・ロイス モーター カーズは、2月18日、全世界に向けて、どんな路面でも走破できる性能をもつ新型車の開発を表明した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)いままでにない新型モデルへのマニフェストラグジュアリーカーブランドとして世界に広く浸透しているロールス・ロイス。現在は4ドアサルーン「ファントム」をフラッグシップとし、その2ドアモデル「ファントム クーペ」とオープンモデル「ファントム ドロップヘッドクーペ」、先日マイナーチェンジを果たしたサルーン「ゴースト」、ファストバックスタイルの2ドアモデル「レイス」の計5モデルをラインナップしている。そのロールス・ロイスがブランド創立111周年を迎える今年、イギリスのデービッド・キャメロン首相がグッドウッドの工場見学に訪れたさい、あらたなモデルの開発に取り組んでいることをあきらかにした。創始者であるヘンリー・ロイス卿の有...
BMW アウトドア向けPHEVを公開|BMW
BMW Concept Active Tourer Outdoor|ビー・エム・ダブリュー コンセプト アクティブツアラー アウトドアBMW アウトドア向けPHEVを公開BMW「コンセプト アクティブ ツアラー」は、 2012年、パリモーターショーに登場し、すでに市販化が決定している、BMWならが横置きエンジンを搭載した、プラグインハイブリッドカー。そのバリエーションモデルともいうべき「コンセプト アクティブツアラー アウトドア」が登場した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)スポーツアクティビティにPHEVというアプローチアウトドアのスポーツ アクティビティといえば、その伴となるクルマはSUV。BMWは、自社のSUVにSAVという総称を用いているが、これはスポーツ アクティビティ ビークルの略である。しかし、そのBMWから、アウトドア スポーツ アクティビティ向けに、またちがったアイデアが提示された。それが、今回公開されたBMW「コンセプト アクティブ...
ル・マンドライバーによる アウディ SQ 5 インプレッション|Audi
Audi SQ 5 TDI|アウディ SQ 5 TDIル・マンドライバーによるアウディ SQ 5 TDI インプレッションアウディはYouTubeのAudi Channelにおいて、もとF1ドライバーにして、ル・マン24時間レースではアウディスポーツ チーム ヨーストで現在活躍するドライバー アラン・マクニッシュによる、「Audi SQ 5 TDI」のインプレッション動画を公開している。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ビューティフルアウディが2012年、ル・マン24時間レースにあわせて公開した「Audi SQ 5 TDI」は、アウディのSUVラインナップであるQモデルに、はじめて登場したSモデル。2基のターボチャージャーをそなえる3リッターV型6気筒ディーゼルエンジンから、最高出力230kW(313ps)、最大トルク650Nmを発生し、0-100km/h加速は5.1秒を誇るプレミアムSUVだ。この「SQ 5 TDI」を、2013年 FIA 世界耐久選...