フランス車
「フランス車」に関する記事
フルオープンのコンセプト「カクタス M」|Citroen
Citroen Cactus M|シトロエン カクタス Mフルオープンのコンセプト「カクタス M」シトロエンは、フランクフルトモーターショーに「C4 カクタス」をベースにしたコンセプトモデル「カクタス M」を出展する。サーファーを想定した、アウトドア向けのフルオープンカーだ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)メアリをモチーフにしたオープンモデル9月15日より開催されるフランクフルトモーターショーにおいて、シトロエンはフルオープンモデル「カクタスM」を公開する。カクタス Mは、昨年デビューしたユニークなデザインのクロスオーバー「C4 カクタス」をベースにフルオープンとしたモデルで、1970-80年代に販売されたクロスカントリー「メアリ」のスピリットを受け継ぐものだという。もととなったC4 カクタスの独特なデザインに手をくわえた、カクタス Mのルックスはさらに独創的だ。ルーフがないばかりかサイドウィンドウやピラーなどもない。60度の傾斜がつけられた...
音で伝える電動アーバン クーペ「フラクタル」|Peugeot
Peugeot Fractal|プジョー フラクタル音で伝える電動アーバン クーペ「フラクタル」プジョーはフランクフルトモータショーにおいて、従来の視覚や触覚にくわえ、聴覚でドライバーに情報を伝える機構を組み込んだコンセプトモデル「フラクタル」を発表する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)エレクトリック アーバン クーペフランクフルトモーターショーにおいて、プジョーが発表するのが「フラクタル」。全長3.81×全幅1.77メートル、重量1,000kgちょうどのコンパクトなボディに、フロントとリア車軸上にそれぞれモーターを配した電気自動車のコンセプトモデルだ。低重心化と前後重量配分を考えてセンタートンネルに40kWhのリチウムイオン電池を格納しており、最長で450kmもの航続距離をもつ。プジョーではこのクルマを、過密する都市交通に適した“エレクトリック アーバン クーペ”と紹介する。モーターは前後ともに75kW(102ps)を発生し、合計で最高出力...
フェイスリフトし、新パワートレインを搭載したC4が登場|Citroen
Citroen C4|シトロエン C4フェイスリフトし、新パワートレインを搭載したC4が登場プジョー・シトロエン・ジャポンは25日、シトロエンの5ドアハッチバック「C4」に新パワートレインを搭載するとともに、フェイスリフトしたモデルを発表。9月11日(金)より発売する。Text by YANAKA Tomomiエクステリアはヘッドライトとリアコンビネーションランプを一新2011年にフルモデルチェンジされたC4がマイナーチェンジを迎えた。今回は、フェイスリフトとともに、1.2リッター3気筒ターボエンジンに新型6段トランスミッションを組み合わせた新パワートレインが搭載された。これまでの1.6リッターターボからダウンサイジングされた1.2リッター3気筒エンジン「ピュアテック 1.2リッター ターボエンジン」は、PSAプジョー・シトロエン・グループが新世代エンジンとして開発。インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー2015を受賞しており、プジョー「208」やシトロエン「C3」などにも...
今度の新作カングーはフランスの郵便車がテーマ|Renault
Renault Kangoo La Poste|ルノー カングー ラ ポスト今度の新作カングーはフランスの郵便車がテーマルノージャポンは、「カングー」をベースにフランスの郵便車をイメージした「カングー ラ ポスト」を発表。限定150台で販売する。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)ルノー オリジナル切手も登場フランス車らしい遊び心溢れるルックスと利便性の良さで、本国だけでなく日本でも人気を集めるカングーに、今回あらたな限定モデルが登場した。これまでにも、フランスのパティスリー「ピエール・エルメ」とコラボレートした「カングー ショコラ」をはじめ、サンリオのキャラクター「マイメロディ」の40周年記念イベント用として、世界に1台だけのスペシャルカー「マイメロディ カングー」を制作するなど、さまざまな展開をおこなってきたカングーだが、今回は“フランスの郵便車”がテーマに選ばれた。限定車の車名にも使われた「La Poste(ラ・ポスト)」とは、フランス郵政公...
プジョー、もっともコンパクトな「108」発表|Peugeot
Peugeot 108|プジョー 108プジョー、もっともコンパクトな「108」発表プジョーは、「208」よりもさらにエントリーモデルとなるハッチバック「108」を発表。ちいさいなかに高い運動性能とユーティリティを詰め込み、あらたなクルマのたのしみをも提案する一台だ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)軽量化で走りと燃費を両立プジョー「108」は、「208」よりもさらに小さい、全長3.47×全幅1.62メートル(日本仕様の208は全長3.96×全幅1.74メートル)というサイズの、あたらしいコンパクトハッチバックだ。日本には導入されていない「107」の後継にあたる。パワートレーンは、最高出力68psを発揮する1.0リッター直列3気筒VTiエンジンに5段ATもしくは5段MTの組み合わせ。さらにおなじエンジンながらエコ重視のe-VTi版と、そして「208」やシトロエン「C3」などにも搭載される、1.2リッター直列3気筒ピュアテックVTiエンジンには、...
新型トゥインゴはRRで登場|Renault
Renault Twingo|ルノー トゥインゴ新型トゥインゴはRRで登場ルノー「トゥインゴ」がついにモデルチェンジを果たす。ダイムラーと共同開発した新型は、「スマート」とおなじRRレイアウトをもつ、5ドアモデルとなるという。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)次期スマートと同時に開発ルノーは、3月上旬に開催されるジュネーブ モーターショーにおいて、コンパクトハッチバック「トゥインゴ」の新型を公開する。このあたらしいトゥインゴは、ダイムラーと共同で開発され、ダイムラーからは2シーターおよび4シーターの次期「スマート」として登場が予定されている。全体のプロポーションやデザインは、往年の「ルノー 5」をオマージュしたというコンセプトカー「Twin'RUN」や、ロス・ラブグローブ氏との協業で製作したコンセプト「Twin'Z」のものを踏襲。フロントは直近のルノーの顔、すなわち、おおきな菱形を中心に据えてブラックのラインがヘッドライトに向けて拡がるという特...
あたらしいコンパクト「C4 カクタス」を発表|Citroen
Citroen C4 Cactus|シトロエン C4 カクタスシトロエンのかんがえるクルマの進化あたらしいコンパクト「C4 カクタス」を発表およそ半年前、2013年9月のフランクフルトモーターショーで展示されたコンセプトカー「C4 カクタス」が、プロダクションモデルとしていよいよ発表された。その独特なデザインはほぼそのまま踏襲したうえに、随所にいままでにない装備をそなえたあたらしいクルマとしてデビューを飾る。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)デザイン、コンフォート、テクノロジー、アフォーダブル「世界はめまぐるしくうつろい、消費者のニーズもおなじ速度で変化している。それでは、クルマは?」 シトロエンがみずから提示するこの問いへの回答として、コンパクトハッチバック市場に投入するのが、この「C4 カクタス」。シトロエンの創設者、アンドレ・シトロエンの135回めの誕生日にあたる、2014年2月5日に発表された。このクルマの主眼はデザイン志向であること、...
新型308SW、ジュネーブでデビュー|Peugeot
Peugeot 308 SW|プジョー 308 SW新型308SW、ジュネーブ モーターショーでデビュープジョーは、昨年9月にワールドプレミアを果たした新型「308」に、ワゴンモデル「308SW」を追加。3月に開催されるジュネーブ モーターショーにおいて公開する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)新型にもワゴンモデル2013年9月のフランクフルトモーターショーでデビューした新型「308」は、プジョーのCセグメント ハッチバックモデル。姉妹ブランドであるシトロエンの新型「C4ピカソ」などにも採用される、PSA(プジョー シトロエン グループ)の新世代プラットフォーム“EMP2”をはじめて採用し、低い環境負荷や高い燃料効率を謳う。その308のボディバリエーションとして、現行308にも設定されるワゴンモデル「308SW」が新型でも登場。全長をおよそ30cm伸長し、荷室容量はハッチバックモデルの470リットルにたいし、標準状態で610リットルを確保する...
あなたのクルマ 見せてください 第11回 パリ篇
第11回 パリ篇 ディディエ・ジュオン氏×プジョー504カブリオレ 1973年プジョーとシトロエン、対極的なフランス車との生活各地に“普通のクルマ好き”を訪ね、人びとのクルマにたいする考え方、ライフスタイルを拝見するシリーズ「あなたのクルマ見せてください」。今回は花の都パリで暮らすヒストリックカー コレクターを大矢アキオ氏が取材し、プジョーとシトロエンというカラーのことなるフレンチ ブランドの旧車生活を語っていただいた。Text & Photographs By Akio Lorenzo OYA週末は自動車趣味人に変身パリ在住のディディエ・ジュオン氏は、1959年生まれの今年56歳。夫人そして子供3人とともにブーローニュの森に近い16区の瀟洒なアパルタマンに暮らす。ウィークデイはメトロに揺られて通勤する銀行員のディディエ氏だが、毎週末には“変身”する。もうひとつの顔は、「古いフランス車の愛好家」。彼の自動車趣味を覗かせてもらった。――今日は「プジョー504カブリオレ」ですね...
新型プジョー 308に試乗する|Peugeot
Peugeot 308 |プジョー 308新型プジョー 308に試乗するフルチェンジごとに大きくしていたモデル名の末尾数を固定化したプジョー。ニューモデルの「308」は、308の名前のまま、最新プラットフォーム、1.2リッターのダウンサイジング ターボと、第2世代へとあたらしく生まれ変わった。すでにヨーロッパでは、欧州カー オブ ザ イヤーを受賞した新308だが、普段の足として従来型の「308SW」を愛用する小川フミオ氏は、新型をどう評価するだろうか。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayukiナチュラルが魅力ハッチバックはフランス車の得意とするところだ。さかのぼれば、プジョーは1972年の「104」に端を発し、83年には「205」を大ヒットさせている。2014年に日本発売された新型「308」も、奇をてらったところのない、ハッチバックのルールブックどおりの定番的な作りだ。完成度は高い。長年の経験が生きているのだろう。新型308...
パリ在住の日本人クリエイターが考える、ルノーのある生活|Renault
Renault|ルノー人とクルマのいい関係を求めて――パリ在住の日本人クリエイターが考える、ルノーのある生活ルノーは1世紀以上にわたって、斬新でありながらもつねに人に愛されるクルマを作ってきた。パリ在住の日本人クリエイター、フォトグラファーの松永学氏と編集者の松永麻衣子氏。公私ともにルノーを愛用しているというふたりは、クルマとの接し方に国民性があらわれていると語る。クルマはヨーロッパ人にとって馬車の延長線上にある存在で、愛情をかけてともに生活する乗り物。どんなに斬新でも、愛しさが感じられなければ受け入れてはもらえない。日本とフランス、ふたつの国を知る彼らが見つめた人とクルマのいい関係とは? Photographs by MATSUNAGA ManabuText by MATSUNAGA MaikoColumn 01 パリの街とルノー車。パリのクルマ事情Column 02 フランス的プチバカンスの過ごし方Feature 日常をドラマチックに変えるクルマ「ルノー キャプチャー カンヌ」...
スポーティな「GTライン」を308にも追加|Peugeot
Peugeot 308 GT Line|プジョー 308 GTラインPeugeot 308SW GT Line|プジョー 308SW GTラインスポーティな「GTライン」を308にも追加プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーのハッチバックモデル「308」とステーションワゴンタイプの「308SW」に、スポーツバージョン「GTライン」をあらたに設定。7月10日(金)より販売開始すると発表した。Text by YANAKA Tomomiボディカラーは新色で専用色のマグネティック ブルーが登場フルモデルチェンジを果たし、昨年11月に日本でも発売が開始されたプジョー「308」と「308SW」。最高出力96kW(130ps)、最大トルク230Nmを発揮する1.2リッター3気筒ターボエンジンを搭載し、6段ATが組み合わされている。また、プラットフォームも刷新により70kgもの軽量化を実現、燃費性能も高められた。GTラインは、すでに導入されているスポーツクーペ「RCZ GTライン」に次ぐ第二弾...
プジョーRCZにスポーティグレード「GTライン」を追加|Peugeot
Peugeot RCZ GT Line|プジョー RCZ GTラインプジョーRCZにスポーティグレード「GTライン」を追加プジョー・シトロエン・ジャポンは7月1日、プジョーのラインナップに、内外装にスポーティな装備を搭載した新グレード「GTライン」の国内導入を発表。第一弾としてクーペモデル「RCZ」に設定し、販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi「GTライン」の第一弾あらたにプジョーが設定した「GTライン」は、スポーティな専用パーツを装着したエクステリアとレッドステッチをあしらったインテリアが特徴のグレード。その記念すべき第一弾には、クーペモデル「RCZ」が選ばれた。ちなみに、第二弾はハッチバック「308」とステーションワゴン「308SW」に決定している。ダブル バブル ルーフや曲線を多用したエクステリア デザインが特徴のRCZは2010年に日本に上陸。2013年のフェイスリフトによりさらにシャープなスタイリングを手に入れた。パワートレーンは1.6リッター直列4...
カンヌ映画祭でセレブリティを送迎するクルマが、32年間もルノーでありつづける理由|Renault
Renault Captur Cannes|ルノー キャプチャー カンヌカンヌの名を冠したルノー キャプチャーの限定モデルが登場ルノーが映画を愛する理由1983年以来、32年間にわたりカンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーを務めるルノーから、今回はじめて「カンヌ」の名を冠した限定モデルが登場した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)映画史におけるルノー1946年からはじまったカンヌ国際映画祭。ベルリン、ヴェネチアとともに世界三大映画祭に数えられ、毎年5月になると世界中の映画関係者らをはじめ、多くのセレブリティが集い街は賑わいを見せる。今年は、日本からも是枝裕和監督の『海街diary』、そして黒沢清監督の『海辺の度』が出品。黒沢監督は本作で「ある視点」部門 を見事受賞するなど、その活躍が話題となった。カンヌ国際映画祭が開催される週末は、世界屈指のリゾート地として知られるコート・ダジュールの一年のなかでも、もっとも特別な時間が流れている。映画監督に俳...
新ブランドDSのフラッグシップ「DS5」をパリで試す|DS
DS5|DS5独特のエスプリを色濃く感じさせるDSブランドのフラッグシップ新型「DS5」をパリで試すシトロエンから独立したDSブランドのフラッグシップモデルとしての使命を帯び、「DS5」がアップデートを果たした。パリでの試乗会に参加した小川フミオ氏が、開発担当者の話を通じ、また自らもハンドルを握り、新DS5が担うDSのアイデンティティを探る。Text by OGAWA FumioDSのブランドアイデンティティを紹介するクルマ「DS5」が生まれ変わった。日本には2012年に導入されたシトロエンDSラインのフラッグシップがDS5だ。2014年にプジョーシトロエングループ(PSA)は、プジョー、シトロエンに次ぐ第3のブランドとしてDSを切り離すことにしたため、DS5も意匠の一部が変わった。アバンギャルド、洗練性、クラフツマンシップ、創造性。DSではこのような言葉を使って、自社の製品の定義をする。「DS5は単なるニューモデルではない。私たちのあたらしいブランドアイデンティティを紹介するクル...