Peugeot 3008 & RCZ|プジョーが放つ2台のディーゼルハイブリッド

Peugeot 3008 & RCZ|プジョーが放つ2台のディーゼルハイブリッド

Peugeot 3008 & RCZ|プジョー 3008 & RCZプジョーが放つ2台のディーゼルハイブリッドプジョーは「3008」と新型車「RCZ」のハイブリッドモデルを初公開した。文=ジラフプロローグの市販バージョンこのモデルは、昨年9月に開催されたパリモーターショーで発表されたコンセプトカー「プロローグ」の市販バージョンともいえるもの。今年の4月30日には、PSA(プジョーシトロエン)として、プジョー「3008」とシトロエン「DS5」(現時点では未発表)に、ディーゼルハイブリッド車を追加設定し、2011年から生産を開始すると発表したばかりだが、それが現実のものとなったわけだ。コンセプトカーには高効率のディーゼルハイブリッドが搭載されていたが、今回の公開された2モデルにも、「ハイブリッド4」と呼ばれるシステムが搭載されている。Peugeot RCZ|プジョー RCZPeugeot 3008|プジョー 30082011年初頭に市販予定このシステムは、直噴2.0リッターの直4ターボ...
CITROEN DS Inside|34年の時をへて復活する、往年の名車

CITROEN DS Inside|34年の時をへて復活する、往年の名車

CITROEN DS Inside34年の時をへて復活する、往年の名車シトロエンは、ジュネーブ国際自動車ショーにおいてコンセプトカー「DSインサイド」を発表した。文=ジラフシトロエンの高級レンジを担うこのモデルは、34年の時を経て2010年に復活する、DSシリーズの方向性を指し示す1台と認識して間違いはない。まず気づくのは、1950年代から70年代にシトロエンのフラッグシップとして存在した、往年のDSと同様に、ラインナップ中の高級レンジを担うであろうことだ。今回発表されたDSインサイドは、コンパクトなボディの3ドアハッチバックでありながら高級サルーンと肩を並べる上質感をもつモデル。その特徴は独特のウエストライン、太いBピラー、張り出したフェンダー、アクセントとなるクロームメッキなどがあげられる。ここ数年は世界的に、ガソリンの急騰やエコの意識が向上したこともあり、大型車から小型車への乗り換えが増加。そこでシトロエンでは「オーナーのプライドを満たす個性をもちながら、ユーザーが真に求めて...
シトロエン DS3|伝統の名の復活

シトロエン DS3|伝統の名の復活

CITROEN DS3|シトロエン DS3伝統の名の復活シトロエンは、3月のジュネーブショーで発表したコンセプトカー「DSインサイド」の市販モデルとなる「DS3」のフランクフルトショー出品を発表した。文=ジラフエンジンはディーゼル2種類、ガソリン3種類このモデルはシトロエンがCシリーズにかわって新たに展開するDSシリーズ第一弾となる新型コンパクトで、ヨーロッパではこの数カ月以内の発売が予定されている。搭載されるエンジンは、90psと110psの2バージョンのディーゼルエンジンと「VTi95」「VTi120」「VTi150」と呼ばれる3種類のガソリン。ボディサイズは全長3950×全幅1710×全高1460mmとコンパクトでありながら、ダッシュボードを高めに取りつけ、足もとを広くした新しいパッケージや、背もたれを薄く設計したフロントシートの採用により、居住空間の快適性がアップ。5人がしっかりと乗れるスペースが実現している。外観的には、屋根が浮かんで見えるような「フローティングルーフ」や...
プジョー iOn|日仏ハーフのEV

プジョー iOn|日仏ハーフのEV

Peugeot iOn|プジョー iOn日仏ハーフのEVプジョーは三菱i-MiEVのプジョー版ともいえる新型EV「iOn」をフランクフルトモーターショーで公開する。文=ジラフ2010年末までに、プジョーとシトロエンの両ブランドで発売この新型プジョーiOnは、PSAプジョー・シトロエンと三菱自動車とのあいだにi-MiEVの開発供給にかんする基本契約が締結されたことから誕生したもので、三菱i-MiEVのプジョーバージョンと呼べるモデルだ。外観はi-MiEVから大きな変化は見られないが、全長が85mm延ばされたほか、専用デザインのバンパー、フロントのプジョーエンブレム、プジョーデザインのアルミホイールなどが採用されている。EVシステムについても、i-MiEVと共通のものとなり、リアに搭載されたモーターは最高出力64ps、最大トルク18.4kgmを発揮。二次電池にはリチウムイオンバッテリー(蓄電容量16kWh)を採用、フロア下に設置している。充電は、急速充電器を使用した場合30分で約80%...
ホットハッチのヘリテージモデルを記念したプジョー208GTi特別限定車|Peugeot

ホットハッチのヘリテージモデルを記念したプジョー208GTi特別限定車|Peugeot

Peugeot 208 GTi 30th Anniversary│プジョー 208 GTi 30thアニバーサリーホットハッチのヘリテージモデルを記念したプジョー208GTi特別限定車プジョー・シトロエン・ジャポンは4月8日、1984年に登場したホットハッチ「205GTi」の発売30周年を記念した限定車「208GTi 30thアニバーサリー」を発表。50台限定で5月1日(金)より発売を開始する。Text by YANAKA Tomomi最新コンセプトカーのカラーリングをまとう1984年に誕生し、スポーティな走りやモータースポーツでの活躍により“プジョーのホットハッチ”を印象づけたヘリテージモデル「205GTi」。そのDNAを受け継ぐモデルとして、現代的に解釈したのが「208GTi」だ。今回205GTiが誕生してから30周年を迎えたのを記念し、208GTiのパフォーマンスをプジョーのモータースポーツ部門「プジョー スポール」の技術でさらに高めた限定車「208GTi 30thアニバーサ...
ルノー クリオ S|気軽に“スポーティ”を楽しむ

ルノー クリオ S|気軽に“スポーティ”を楽しむ

RENAULT CLIO S|ルノー クリオ S気軽に“スポーティ”を楽しむルノーは、ヨーロッパで販売される「クリオ」(日本名:ルーテシア)にSグレードを設定した。文=ジラフ内外装のリファインでスポーティ度アップルノー クリオ Sグレードは、内外装に手を入れることによって、スポーティな雰囲気をプラスしたモデルだ。ボディ形状は3ドアハッチバックのみの設定。エクステリアの特徴は、ホワイトに塗装されたボディバンパーインサートとリアスポイラー、そしてボディサイドとルーフに採用された、ホワイトのレーシングストライプだろう。またポーラと呼ばれるホワイト仕様の16インチアルミホイールを装着することで、さらにスポーティ感がアップしている。インテリアでは、本来5ドアハッチバック専用の「エクスプレッション」トリムを装備したこと、レザーのステアリングホイール、ホワイトで仕上げられたメーターやセンターコンソールの採用したことが特徴だ。欧州で3月に発売搭載されるエンジンは、1.2リッターの直4(75ps)、...
Peugeot 408|フレンチ+チャイニーズなプジョー

Peugeot 408|フレンチ+チャイニーズなプジョー

Peugeot 408|プジョー 408フレンチ+チャイニーズなプジョープジョーは、北京において、新型「408」を初公開した。このニューモデルは、「308」をベースに開発された中国向けの4ドアサルーンだ。文=ジラフ北京モーターショーで正式デビュー「408」はヨーロッパと中国のデザイナーが共同で設計した4ドアボディのモデルで、最新のプジョーにみられるデザイン的なアイデンティティと中国のユーザーの好みが融合しているのが特徴。コンセプトは、モダンルックスと高度な安全性、そして広い室内空間を有すること。全長は4680mmとなり、中国国内ではミディアムラグジュアリーファミリーセダンのセグメントに属することとなる。現在プジョーは、この中国のセグメントに「307サルーン」を投入し、人気を得ているが、新型408はこのモデルの後継車にあたる。新型408は、4月23日に開幕する北京モーターショーで正式発表された後、中国国内での販売がスタートする予定。生産は東風プジョーが担当し、年間10万台の販売を予想...
ルノー|RENAULT Megane Coupe Cabriolet

ルノー|RENAULT Megane Coupe Cabriolet

RENAULT Megane Coupe Cabriolet|メガーヌ グラスルーフカブリオレ新型メガーヌに待望のカブリオレがデビュールノーは、新型メガーヌ クーペカブリオレ(日本名:メガーヌ グラスルーフカブリオレ)を、3月に開催されるジュネーブモーターショーで発表する。文=ジラフ使い勝手は快適性も向上メガーヌシリーズとしては、すでに5ドアハッチバック、3ドアクーペ、ステーションワゴンが新型である3代目へと移行されていたが、今回はついに待望のクーペカブリオレのフルモデルチェンジ。この新型メガーヌ クーペカブリオレは、デザインが一新されるだけではなく、使い勝手や快適性の向上がはかられた。まずはグラスルーフ。開閉時間こそ21秒と、先代モデルとほぼ変わらないものの、ウインドウスクリーンの上端を60mm前方へ移動させることで、乗降性の向上が図っている。リアシートの後方に、風の巻き込みを軽減させるガラス製のウインドディフレクターを採用することや、前席のヘッドレストの後ろ側にも脱着式のメッシ...
CITROEN DS High Rider|新生DSシリーズの最新コンセプトカー

CITROEN DS High Rider|新生DSシリーズの最新コンセプトカー

CITROEN DS High Rider|シトロエン DS ハイライダー新生DSシリーズの最新コンセプトカーシトロエンは、新生DSシリーズの第2弾となる「DS4」の方向性を示すコンセプトカー「DSハイライダー」の概要を発表した。文=ジラフコンパクトながら背の高いフォルムが特徴このコンセプトカーは、昨年のフランクフルトモーターショーで発表された、「DS3」に次ぐ、DSシリーズ第2弾となる「DS4」の方向性を示すモデルとして位置づけられている。ボディタイプはDS3とおなじく3ドアハッチバックとなるが、シトロエンはこのモデルを2ドアクーペとしている。ボディサイズはDS3よりも一回り大きく、全長4,260×全幅1,820×全高1,480mmとなる。公開された写真をみると、フェンダーのあたりにボリューム感が見られ、コンパクトでありながら存在感溢れる仕上がりとなっている。シトロエンでは「伝統的な4シーターにくらべ、コンパクトながら背の高いフォルムが特徴」とコメントしている。パワートレインはデ...
プジョー 208 GTi に試乗|Peugeot

プジョー 208 GTi に試乗|Peugeot

Peugeot 208 GTi|プジョー 208 GTiシリーズ最速のスポーツバージョンプジョー 208 GTiに国内で試乗プジョーのコンパクトハッチバックである「プジョー 208」の、ホットバージョンである「プジョー 208 GTi」。OPENERSでは渡辺敏史氏による国外試乗記を先日おつたえしているが今回、OPENERSは国内で試乗する機会を得た。ステアリングを握るのは、大谷達也氏だ。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ABE Masaya栄光の「GTI」を受け継いだ208かつては優れた実用性や耐久性で名声を博していたプジョーが、あかるく軽快でスポーティなイメージを打ち出すことができたのは1983年にデビューした205のおかげだった。翌84年にはパワフルなエンジンを搭載した「205GTI」もデビュー。 同年、205がベース(といっても外観が似ているだけで、中身はミドシップ+フルタイム4WDと当時最先端のテクノロジーを採用した)の「205T16...
ルノー、フランクフルトでの出展概要を発表|Renault

ルノー、フランクフルトでの出展概要を発表|Renault

Renault|ルノールノー、第65回 フランクフルト 国際 モーターショーでの出展概要を発表ルノー、第65回 フランクフルト 国際 モーターショーでの出展概要を発表ルノーは、9月に開催されるフランクフルト国際モーターショーにおける出展概要を発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)紫の、最後の一葉今年のフランクフルト モーターショーで発表するのは、ルノーのかんがえる“プレミアムカー”を体現するコンセプトモデルだという。具体的な情報はまだ公開されていないが、この会場で、ついに6つのライフ デザイン ストラテジーにのっとった6台が一堂に会すると発表されていることから、最後にのこった紫の花弁“WISDOM"を象徴するコンセプトカーになると予想される。Renault ZOE|ルノー ZOEルノーの開発した2014年F1向けエンジン「Energy F1」またあわせて、昨年のパリモーターショーにおいてプロダクションモデルの発表と同時にフランスにおける販...
ルノー ルーテシア RS にフランスで試乗|Renault

ルノー ルーテシア RS にフランスで試乗|Renault

Renault Clio R.S.|ルノー ルーテシア R.S.ルノーコンパクトハッチのスポーツモデルフランスでルーテシア R.S.に試乗2012年のパリモーターショーでフルモデルチェンジを果たした、ルノーのコンパクトハッチバック「ルーテシア」。2010年に発表されたコンセプトカー「ルノー デジール」を手がけた、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーのデザインとなり、近年のルノーのコンセプトカーのディテールを随所に受け継いだデザインとなった。日本でももう間もなく登場となるこの新型ルーテシアにラインナップされる「RS」は、ルノーのモータースポーツ部門である「ルノー・スポール」が手掛ける、ルーテシアでもっともホットバージョン。新型ルーテシア発売後、日本でも少し遅れてラインナップされるであろうこの「RS」に、ひと足早く、大谷達也氏がフランスで試乗。レポートが到着した。Text and Photographs by OTANI Tatsuyaルノーデザインはあたらしい時代を迎えたヨーロッパでは...
往年の名ドライバーの名を冠したヴェイロン|Bugatti

往年の名ドライバーの名を冠したヴェイロン|Bugatti

ugatti Veyron 16.4 Grand Sport Vitesse Jean-Pierre Wimille|ブガッティ ヴェイロン 16.4 グランスポーツ ヴィッテス ジャン-ポール ウィミーユ往年の名ドライバーの名を冠したヴェイロン2012年のジュネーブモーターショーで登場した、最速のロードゴーイングマシン ブガッティ「ヴェイロン 16.4 グランスポール ヴィッテス」に、ブガッティの伝説のドライバーの名を冠したモデルが登場する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)現代によみがえるブガッティ伝説ブガッティは、ヴェイロン 16.4 グランスポール ヴィッテスに、ル・マン24時間耐久レースを2回も制した名ドライバー“ジャン=ピエール・ウィミーユ”(Jean-Pierre Wimille)の名を冠した特別モデルを用意し、8月に開催される、ペブルビーチ コンクール デ レガンスにて公開する。1908年に生まれたジャン=ピエール・ウィミーユは...
ルノー カングーがフロントデザインを一新|Renault

ルノー カングーがフロントデザインを一新|Renault

Renault Kangoo|ルノー カングールノー カングーがフロントデザインを一新ルノー・ジャポンは、あたらしいフロントデザインを採用した新型「カングー」を発表。8月29日(木)から全国のルノー正規販売店で販売する。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)モデルラインアップは、「ゼン」と「アクティフ」の2グレード随所に散りばめられた遊び心のあるデザインや、広い室内空間と高い機能性から、欧州では “LUDOSPACE(ルドスパス:遊びの空間)”と呼ばれ、多くのユーザーに親しまれてきた小型MPVのルノー「カングー」。初代モデルは1997年に登場し、現行モデルとなる2代目はボディサイズを大型化し、本国フランスでは2007年にデビュー。日本では2009年から販売を開始している。今回のマイナーチェンジで新型カングーは、同社のチーフデザイナー、ローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏の新デザイン戦略のもと、フロントデザインを一新。このあたらしいフロントデザインは、...
プジョー308に270psの「R コンセプト」登場|Peugeot

プジョー308に270psの「R コンセプト」登場|Peugeot

Peugeot 308 R Concept|プジョー 308 R コンセプト新型 308に270psの「R コンセプト」登場今年のフランクフルト モーターショーでワールドプレミアを果たす、プジョー「308」に、はやくもスポーツ向けコンセプトモデル「308 R コンセプト」が登場。フォルクスワーゲン「ゴルフ R」など、スポーツハッチバックの市場に切り込む、市販化を意識した期待の1台だ。Text by Uekusa Koutaro低く広く構えた特別なボディとRCZ Rの心臓9月より開催されるフランクフルト モーターショー 2013において、プジョーから新型「308」の最上位スポーツモデル「308 R コンセプト」が登場する。エンジンには「RCZ R」譲りの、最高出力270ps/6,000rpm、最大トルク330Nm/1,900-5,500rpmを発生する1,598cc 直列4気筒ツインスクロールターボエンジンを採用。この大きなパワーにふさわしく、ブレーキはフロントがφ380×32mm、...
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