フランス車
「フランス車」に関する記事
Peugeot RCZ|プジョー RCZ あらたな扉をひらくスポーツクーペ
Peugeot RCZ|プジョー RCZあらたな扉をひらくスポーツクーペ(1)プジョーから発せられたニューモデル「RCZ」。ネーミングからして、いままでのプジョーとは異なるモデルだという主張が感じられる。乗り味も、従来のプジョーとは一線を画すものなのか?! 島下泰久がスペインでの試乗のようすを報告する。文=島下泰久写真=プジョー・シトロエン・ジャポン強烈なインパクトをもつ造形車名はRCZ。プジョーにとっては初の、あいだに「0」「00」を挟んだ数字ではないネーミングが与えられている。ノーズの先端につけられたライオンマークも、今年発表されたあたらしいCIによるものがはじめて使われた。変革の予感。このプジョーに今までなかったタイプのスポーツクーペは、ブランドのあらたな扉を開くものだといえるかもしれない。スペインはリオハ地方にあるデザインホテル、マルケス デ リスカルの庭先で待ち構えていたRCZは、見た目の第一印象から強烈なインパクトを放っていた。フロントマスクこそ基本骨格を共用する308...
PEUGEOT 3008|プジョー初のクロスオーバービークル誕生
PEUGEOT 3008|プジョー 3008プジョー初のクロスオーバービークル誕生(1)プジョー・シトロエン・ジャポンは、6月1日より、プジョー初のクロスオーバービークル「3008」を販売開始することを発表した。セダン、MPV、SUVの魅力を融合した、これまでプジョーにはなかったモデルとして注目を浴びている。写真=プジョー・シトロエン・ジャポン端正なフロントマスクにあらたな機能満載プジョー 3008は、2008年のパリモーターショーで発表されたコンセプトカー「プロローグ Hybrid4」のモノスペース・トールボーイスタイルを受け継いだ市販モデルで、セダンのスポーティなドライビングフィールとラグジュアリーなインテリア、MPV(マルチ・パーパス・ビークル)でしか得られなかった広い室内空間と高いアイポイント、SUVを思わせる力強いスタイリングを1台に融合したクロスオーバービークル。特徴は下記の6点。1.力強く、端正なデザインのモノスペース・トールボーイスタイル2.MPV並みの広さを誇る、...
シトロエン C4|CITROEN C4
CITROEN C4|シトロエン C4あたらしいC4がヴェールを脱いだシトロエンは、新型のC5、C3につづいて、あたらしいハッチバックモデルC4の写真、そしてその概要を公開した。キリッと引き締まったフロントフェイスからは、昨今の新型モデル同様、シトロエンの意気込みが感じられる仕上がりだ。文=ジラフボディは大きく車重は軽く公開された写真から見てとれるのは、先に登場している新型C5、C3に共通する彫刻的なラインが採り入れられたデザイン。その個性的な意匠は、今後のシトロエンの方向性を指し示しているといえるだろう。ボディサイズは、欧州Cセグメントに合致する全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,490mmというもの。現行のC4と較べると、全長で50mm、全幅で20mm、全高で30mm大きくなり、ラゲッジスペースもクラス最大級の408リットルを実現している。また、ボディは大きくなったものの、レーザー溶接などの技術を使うことによって、車重は最小限の増加に押さえることに成功しているという...
シトロエン DS3|CITROEN DS3
CITROEN DS3|シトロエン DS3DS3がプランタン銀座に登場プジョー・シトロエン・ジャポンは、6月19、20日の2日間、プランタン銀座(東京都中央区銀座)の正面玄関にシトロエンのコンパクト・ハッチバックモデル「DS3」を2台特別展示する。文=ジラフ写真=プジョー・シトロエン・ジャパン注目のカラーリングが「DS3」は5月6日に発売が開始された、独創性と斬新さを併せもったシトロエンのニューモデル。このニューモデルの特徴は、ボディカラーとルーフカラーが異なるツートーンボディカラー、そしてインテリアのダッシュボードカラーやシートのマテリアルを自分の好みにカスタマイズできる、「ビークルパーソナリゼーション」の採用だろう。今回展示されるボディカラーは、カラーコンビネーションのなかでも人気の、グリ・トリウム/ルージュ・カルメンとブルー・ボティッチェリ/ブラン・バンキーズの2色で、そのグレードは4速ATを搭載した「Chic(シック)」。5月6日の発売開始から、5月末までに180台の受注を...
270psを誇る最強の「RCZ R」国内発売|Peugeot
Peugeot RCZ R|プジョー RCZ R270psを誇る最強の「RCZ R」国内発売プジョー・シトロエン・ジャポンは、2012年のパリモーターショーでコンセプトカーとして登場し、今年グッドウッドの丘を駆け抜けた、プジョー「RCZ R」を日本に導入。来春、150台限定で発売すると東京モーターショーの会場で発表した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)プジョーでもっともパワフルなクーペ「RCZ R」は、プジョーのスポーティクーペ「RCZ」をベースに、モータースポーツ部門プジョー スポーツがエンジニアリングをほどこした、もっともパワフルなモデル。前輪駆動でありながら、1.6リッター直列4気筒ターボエンジンから最高出力270psを発揮するRCZ R。排気量1リッターあたり170psという数値は、プジョー市販車のなかでも最強のエンジンだ。このハイパワーなエンジンを構成するために、シリンダーブロックは特殊な熱加工がほどこされ、ピストンヘッドは...
RENAULT TWINGO|クリエイティブに走る、限定車「クープ・デ・ザルプ」
RENAULT TWINGO|ルノー トゥインゴクリエイティブに走る、限定車「クープ・デ・ザルプ」ルノー・ジャポンは、ルノー トゥインゴGTターボに、車体のひねり合成を高めるボディ補強キットや、車体の軽量化に大きく貢献する軽量鍛造アルミホイールなど、専用開発パーツを装着した限定車「クープ・デ・ザルプ」を2010年7月1日より発売。文=オウプナーズルノー トゥインゴGTターボがパワーアップコンパクトで可愛らしい車体に、レスポンスのよい1.2リッター ターボエンジンを搭載し、軽快で力強い走りが楽しめるルノー トゥインゴGTターボ。今回発売された限定車 クープ・デ・ザルプは、ルノー トゥインゴGTターボに専用開発されたパーツを装着し、いっそう走行性能が高められたモデルである。ボディ補強キットの効果により、車体のねじり剛性を高め、ハンドリングと乗り心地、ブレーキ時の安定性が向上。さらに、装着される軽量鍛造アルミホイールは、標準装着ホイールに対して1本あたり3.6kgも軽く、走行性能に大きく...
PEUGEOT 207 GT|207シリーズにスポーティモデル登場
PEUGEOT 207 GT|プジョー 207 GT207シリーズにスポーティモデル登場プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーの量販モデル、プジョー207シリーズのスポーツバージョンとして、207GTをあらたに発売した。文=オウプナーズ写真=プジョー・シトロエン・ジャポン6速マニュアルトランスミッションを搭載して266万円207GTは、3ドアハッチバック、右ハンドル仕様で、あらたに6速マニュアルトランスミッションを搭載。エンジンは欧州の排出ガス規制の「ユーロ5」基準に対応した1.6リッター ツインスクロールターボエンジンで、最高出力が115kW(156ps)、最大トルクは240Nm(24.5kgm)というパフォーマンスを実現。フロントフェイスは、ほかの207シリーズ同様、ボンネットの先端部分がマイルドな印象になり、落ち着きのあるデザインとなっている。フロントエアインテークはシリーズの最上級モデル「Cielo」同様、格子状アルミ調仕上げのグリルデザインを採用し、リアバンパーモール...
CITROEN DS3|01 独創性と斬新さを併せもつコンパクトカー
CITROEN DS3|シトロエン DS3独創性と斬新さを併せもつコンパクトカー世の常識にとらわれず、あくまでも独自の道を貫き魅力的なクルマを創造してきたシトロエンから、独創性と斬新さを併せもつコンパクトカー シトロエン DS3が発売となった。文=オウプナーズ写真=プジョー・シトロエン・ジャポン独創的で革新的な個性を兼ね備えた特別なモデル「DS」シトロエンDS3は2009年9月にフランクフルトモーターショーにて発表された。斬新なスタイリングと洗練されたインテリア、コンパクトなボディサイズ、クラス最大級の室内スペース、そして乗るひとの個性を反映できる“ビークルパーソナリゼーション”を採用した3ドアコンパクトハッチバックだ。 "ボディカラーは7色、ルーフ&ドアミラーは4色。組み合わせ次第でさまざまな表情が生まれる。" ここで注意したいのは、DS3のモデル名に採用された「DS」という名称は、1955年に話題をさらったモデルDS19の“復刻”ではないということ。DS19が、そのあまりに突出...
CITROEN DS3|02 あらたなコミュニケーションデザインが生まれた日
CITROEN DS3|シトロエン DS3 アンチレトロナイトレポート川上俊×NOSIGNER(ノーザイナー) インタビューあらたなコミュニケーションデザインが生まれた日(1)「ツイッターユーザーやイベントのオーディエンスの方々と同じ時間を共有し、新しいデザインの生まれる瞬間を目の当たりにしましょう。リアルとデジタルをつなげ新しいイベントを生み出しましょう! それがまさに“アンチレトロ”の精神だと思います」シトロエンジャポン主催のイベント「アンチレトロナイト」は、ナビゲーター、ロバート・ハリスさんのそんな掛け声とともにスタートした。会場は恵比寿リキッドルーム。クラブミュージックが心地よいグルーブを誘う空間で、繰り広げられたのはシトロエンDS3のルーフデザインを巡る、デザインコミュニケーション。会場では、作家/DJのロバート・ハリスさんとカーライフエッセイストの吉田由美さんによるトークショー、一般公募によるルーフデザイン審査会のほか、ツイッターやUstreamによるライブ中継も同時進...
シトロエン C4 ピカソに海外で試乗|Citroen
Citroen C4 Picasso|シトロエン C4 ピカソCitroen Grand C4 Picasso|シトロエン グラン C4 ピカソ唯一無二のミニバンシトロエン C4 ピカソに海外で試乗9月のフランクフルトモーターショーにおいて、シトロエン「C4 ピカソ」がついにフルモデルチェンジを果たした。世にあまたあるミニバンとは一線を画すアバンギャルドなスタイリングが、さらに進化した2代目だ。東京モーターショーでも2014年秋の国内導入を前提として出展されるこのモデルに、ひとあし先に試乗した金子浩久氏がリポート。Text by KANEKO Hirohisa似て非なる姉妹あたらしいシトロエン「C4 ピカソ」には長短2種類のボディが用意され、長い方が「グラン C4 ピカソ」、短い方が「C4 ピカソ」と呼ばれる。グラン C4 ピカソが3列7人乗りの定員をもつのにたいして、C4 ピカソは2列5人乗りだ。ちなみに、寸法のちがいはグランC4ピカソが169mm長く、21mm高い。ホイールベー...
CITROEN DS3|03 DS3 × 川上 俊
CITROEN DS3|シトロエン DS3DS3 × Graphic Design──デザイナー川上俊世界を震撼させる、日本の伝統&モダニティのアート(1)「アンチレトロナイト」にも登場したグラフィックデザイナー川上 俊氏に、シトロエンDS3をひとつのアートピースとしてとらえ、グラフィックを創作してもらった。テーマは、シトロエンDS3のテーマでもある「アンチレトロ」。グラフィックについて、そしてクリエイティビティを刺激するDS3のデザイン性について語ってもらった。文=東ミチヨ写真=JAMANDFIXDS3を花器に見立て草木花がもつ生命力を表現カンヌ国際映画祭、デザイン部門金賞受賞のニュースは、大きなサプライズとなった。日本人デザイナーが、海外でも高い評価を得たのだ。その話題のひとが、artlessを主宰するアートディレクター、川上俊さん。広告などのクライアントワークを手がける一方で、コマーシャルとは一線を画したアーティスティックな活動もおこなっている。そして、先日おこなわれたシトロ...
CITROEN C3試乗|シトロエン C3 クルマとの一体感を得られるコンパクトカー
CITROEN C3|シトロエン C3クルマと一体になれるコンパクトカー(1)2010年5月に発売となったC3は日本に導入されているシトロエン車のなかでもっともコンパクトなモデルとなる。乗ってわかったシトロエンの「底力」とは?文=小川フミオ写真=高橋信宏競合ひしめくC3のマーケットわが国におけるシトロエンのラインナップ中、もっともコンパクトなC3。2010年5月6日に新世代に生まれ変わって日本に上陸した。4メートルを切る4ドアハッチバックボディに、1.6リッターエンジンを搭載している。C3が属するマーケットは欧州ではもっとも大きく、かつライバルが多い。それゆえ各社とも製品力を高めるために多くの努力をする。C3は大きな車体を必要としないファミリー層を狙ったモデルで、4つのドアに使い大きく開くハッチゲートを備える。かつ特徴を出すため「ゼニス(天頂)」と名づけられた大きなウィンドウシールドをもつ。本国ではオプションだが日本では標準装備だ。ひるがえって日本のマーケットはというと、やはり競合...
プジョー 508|PEUGEOT 508
PEUGEOT 508|プジョー 508フォーマルなたたずまいの新型発表プジョーは、407の後継車たる新型「508」の概要を発表した。正式発表は2010年9月のパリモーターショーとされている。文=ジラフ「5 by プジョー」の市販バージョンである508ニューモデルとなる508は、3月に開催されたジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトカーである、「5 byプジョー」の市販バージョンともいえるモデル。現行モデルである407の後継車として位置づけられ、セダンとSW(ステーションワゴン)のふたつのボディタイプが用意される。そのサイズは、セダンが全長4,790mm、SWが4,810mmというから、407とくらべると若干大きくなっているようだ。エクステリアデザインには、1月に発表されたコンセプトカー、「SR1」のデザインモチーフが採用され、あらたなプジョーのデザイン言語ともいえる「スタイリッシュで力強いフォルム」が特徴となっている。搭載される全エンジンには、新世代のアイドリングストップ...
CITROEN DS3|04 DS3 × 中村貞裕
CITROEN DS3|シトロエン DS3 DS3 × Space Design──空間ブランドプロデューサー中村貞裕東京を変える小さな波を、やがて大きな波にするために(1)空間ブランドプロデューサー。ひとが集まる“箱”をつくり、その場所にあらたな価値を生み出す仕事だ。『the SOHO』『TABLOID』と湾岸エリアをにぎわすSOHOビルプロジェクトの仕掛け人である中村貞裕さんは、いまもっとも注目されるプロデューサーのひとり。彼の哲学にシトロエンDS3のアンチレトロの精神を重ね合わせる。文=東ミチヨ写真=五十嵐隆裕いろんなひとを巻き込んでおもしろいことをやりたい東京を変える。街を変える。ライフスタイルが変わっていく。トランジットジェネラルオフィス代表の中村貞裕さんは、これまでカフェやホテルなどのリノベーションによって、東京を変えるあらたなムーブメントを仕掛けてきた空間“ブランド”プロデューサーである。そこにはトレンドセッターたちが集い、さまざまなイベントや交流を通して、あたらしい...
ルノー、新型ミニバン「エスパス」を予告|Renault
Renault Espace|ルノー エスパスルノー、新型ミニバン「エスパス」を予告ルノーはパリモーターショーにおいて、5世代目となるあたらしい「エスパス」の登場を予告した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)コンセプトモデルを踏襲したデザインルノーは、本拠地で開催されるパリモーターショーにおいて、5代目となる新型「エスパス」を発表する。ルノー「エスパス」は、ちょうど30年前にあたる1984年に登場。クライスラー「ボイジャー」や日産「プレーリー」などとちかい時期に生まれ、ミニバンの草分け的モデルのひとつにあげられる。また、1994年にはV10エンジンをはじめ当時のF1テクノロジーを搭載したショーカー「エスパス F1」が製作され、話題にもなった。公開された最新のエスパスは、5シーターもしくは7シーターをそなえた、日本風に言うとミニバンではあるが、高めの車高や四隅に張り出した大きめのホイール、そして前後にそなわるアンダーガードがSUVの趣を醸し出す。...