CAR /
NEWS
2015年4月2日
プジョー 508|PEUGEOT 508
PEUGEOT 508|プジョー 508
フォーマルなたたずまいの新型発表
プジョーは、407の後継車たる新型「508」の概要を発表した。正式発表は2010年9月のパリモーターショーとされている。
文=ジラフ
「5 by プジョー」の市販バージョンである508
ニューモデルとなる508は、3月に開催されたジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトカーである、「5 byプジョー」の市販バージョンともいえるモデル。現行モデルである407の後継車として位置づけられ、セダンとSW(ステーションワゴン)のふたつのボディタイプが用意される。
そのサイズは、セダンが全長4,790mm、SWが4,810mmというから、407とくらべると若干大きくなっているようだ。
エクステリアデザインには、1月に発表されたコンセプトカー、「SR1」のデザインモチーフが採用され、あらたなプジョーのデザイン言語ともいえる「スタイリッシュで力強いフォルム」が特徴となっている。
搭載される全エンジンには、新世代のアイドリングストップなどを採用したプジョーの最新システムである「e-HDi」が搭載され、燃費を最大で15パーセント向上させている。また軽量化やエアロダイナミクスを追求することによって、環境性能も向上しているという。
EVモード採用のハイブリッドモデルも
さらにプジョーは、この508に「ハイブリッド4」を搭載したハイブリッドモデルも追加予定。このモデルは最高出力200psを誇る4WDバーションで、EVモードも採用され、CO2排出量は99g/kmだという。
インテリアは厳選された素材を使用し、見た目だけでなく肌に触れた感触にまでこだわったという。また室内は407よりも広くなったことから、より快適で高品質な空間を生み出すことに成功している。ラゲッジスペースも大きくなり、機能性が向上している。
この新型508は、9月に開催されるパリモーターショーで正式発表される予定だ。