新型トゥインゴはRRで登場|Renault
Renault Twingo|ルノー トゥインゴ
新型トゥインゴはRRで登場
ルノー「トゥインゴ」がついにモデルチェンジを果たす。ダイムラーと共同開発した新型は、「スマート」とおなじRRレイアウトをもつ、5ドアモデルとなるという。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
次期スマートと同時に開発
ルノーは、3月上旬に開催されるジュネーブ モーターショーにおいて、コンパクトハッチバック「トゥインゴ」の新型を公開する。このあたらしいトゥインゴは、ダイムラーと共同で開発され、ダイムラーからは2シーターおよび4シーターの次期「スマート」として登場が予定されている。
全体のプロポーションやデザインは、往年の「ルノー 5」をオマージュしたというコンセプトカー「Twin'RUN」や、ロス・ラブグローブ氏との協業で製作したコンセプト「Twin'Z」のものを踏襲。フロントは直近のルノーの顔、すなわち、おおきな菱形を中心に据えてブラックのラインがヘッドライトに向けて拡がるという特徴がそなわる。
そのうえで、ヘッドライトの上部にウィンカーを組み込むレイアウトなどは、先代トゥインゴから引き継ぎ、ちいさくはなったものの、コンセプトカーで特徴的であったLEDのデイタイムランニングライトもそのまま採用されている。リアビューを印象付けるブラックのハッチドアはガラス張りだ。
新型ではトゥインゴとしてはじめて後席ドアが採用される。このリアドアのハンドルは「ルーテシア」と同様Cピラー内に隠されており、利便性はそのままに、全体のプロポーションはスポーティに見える処理がほどこされている。
スマートとの協業であること、それにコンパクトカーに期待される機敏さを実現するため、新型トゥインゴはエンジンをリアに搭載。エンジンやトランスミッションの詳細はまだあきらかにされていないものの、コンセプトカーTwin'Runでみせたような、キビキビとした走りを期待させる。
今回の発表はエクステリアのみ。インテリアや、パワートレーン等の詳細は3月初旬に開催される、ジュネーブモーターショーにて公開される。