2014年
「2014年」に関する記事
2ドアクーペコンセプト、マセラティ アルフィエーリを披露|Maserati
Maserati Alfieri|マセラティ アルフィエーリ マセラティ創立100周年の記念モデル2ドアクーペのコンセプトモデル「アルフィエーリ」を初披露今年で創業100周年を迎えるマセラティは、開催中のジュネーブ モータショーで2ドアクーペのコンセプトカー「アルフィエーリ」を発表した。アルフィエーリは、今後のマセラティ デザインの方向性を示唆するデザイン スタディになるという。 Text by TAKAGI Noboruマセラティの未来をつなぐ架け橋マセラティはジュネーブショーでコンセプトカー「アルフィエーリ」を発表した。これは2ドアクーペのスポーツカーで、シートは2+2のレイアウト。マラネロ製のV8 4.7リッター自然吸気エンジンをフロントに搭載し、トランクスアクスル レイアウトにより後輪を駆動するという。ここまでを聞いたマセラティ ファンであれば、「だったら、『グラントゥーリズモ』とどこがちがうの?」という突っ込みを入れたくなるところだが、実はホイールベースを240mmも短縮...
ジープ初のスモールモデル、「レネゲード」が登場|Jeep
Jeep Renegade|ジープ レネゲードジープ初のスモールモデル、「レネゲード」が登場フィアット クライスラーは、ジュネーブ モーターショーで、ジープ初となるスモールセグメントのブランニューモデル「レネゲード」を発表した。このモデルは、フィアット クライスラーが新開発した「スモール-ワイド4×4」アーキテクチャを使用している。Text by SAKURAI Kenichi2008年のコンセプトカーをついに市販化ジープの「レネゲード」と聞いて、チェロキーのワイルドなグレードを想い出した方は、なかなかのジープ好き。さらに「ウィリス」の血を引く直系たる「ラングラー」や、その前身となる「CJ-7」にもレネゲードと名乗るグレードがあったことを知る人は、もはやかなりのジープ通といってもいい。2008年のデトロイト モーターショーでは、そのレネゲードの名を冠したレンジエクステンダー搭載のハイブリッドパワートレーンを採用したコンセプトカーも登場した。しかし、そのショーの開催時はダイムラーとの...
ロールス・ロイス ゴーストがシリーズIIに進化|Rolls-Royce
Rolls-Royce Ghost Series II|ロールス・ロイス ゴースト シリーズ2ロールス・ロイス ゴーストがシリーズIIに進化ロールス・ロイスはジュネーブモーターショーにおいて、「ゴースト」にはじめての改良をほどこし、「ゴースト シリーズII」として発表した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ゴーストのもつダイナミズムに現代風の意匠をまとうロールス・ロイス「ゴースト」は、威厳あるフラッグシップ「ファントム」にくらべて、若々しくスポーティなキャラクターをもって2009年に登場したサルーン。そのゴーストが、シリーズ2へと進化を果たした。発表に選ばれたのはことしで84回めをかぞえた、歴史あるジュネーブモーターショーの会場だ。シリーズ2となって、細かいところに手をくわえならも、その雰囲気はゴーストのまま。四角形から段付きになったヘッドライトは、LEDによるデイタイムランニングライトが縁取る。そのなかのライトもLEDを採用。ハイビームにす...
アルファ ロメオ 4C スパイダー、ジュネーブに現る|Alfa Romeo
Alfa Romeo 4C Spider|アルファ ロメオ 4C スパイダーアルファ ロメオ 4C スパイダー、ジュネーブに現るアルファ ロメオは、3月初旬に開催されたジュネーブ モーターショーで、ライトウェイトスポーツカー「4C」のオープン版となる「4C スパイダー」を初公開した。 Text by AKIZUKI shinichiro(OPENERS)フロントマスクも刷新2013年春にアルファ ロメオが発表したライトウェイトスポーツカー「4C」に、早くもスパイダーバージョンがお目見えした。ワールドプレミアを飾ったその会場は、今月初旬に開催されたジュネーブモーターショー。今回発表された「4C スパイダー」は、2015年の発売を予定しており、限りなくプロダクションモデルに近いデザインスタディといえる。スパイダー化にあたり最大の注目点となったルーフは、ハードトップではなくソフトトップを採用。その理由はもちろん軽量化のためであり、ロールオーバーやスポイラーなど随所にカーボンファイバーが用...
特集|北京国際モーターショー 2014
2014 Beijing International Automotive Exhibition特集|北京国際モーターショー 2014「オート チャイナ」として北京、上海という2大都市で交互に開催される中国最大の国際モーターショー。2014年は北京の年となる。もはや世界経済の一角を担う中国は、高級ブランドをはじめ、各自動車メーカーが力をいれているマーケットのひとつといえる。その市場規模のおおきさから、現地のニーズにこたえるユニークなモデルが登場するのも特徴だ。ニューヨークオートショーに遅れること数日、4月20日より「北京モーターショー」がスタートする。[newRelatedPosts relation=post_tag id=1676 offset=40]
ゴルフ オールトラックがパリで登場|Volkswagen
Volkswagen Golf Alltrack|フォルクスワーゲン ゴルフ オールトラックゴルフ オールトラックがパリで登場フォルクスワーゲンは現在開催中のパリ モータショーで、「ゴルフ」にあらたなグレードを追加。2012年に登場した「パサート オールトラック」のゴルフ版とも言うべき、「ゴルフ オールトラック」の発表をおこなった。Text by TAKEDA HiromiSUVにも匹敵するオフロード走破性近年、ラインナップ拡大を驚くべき勢いで図っているフォルクスワーゲンは、「ゴルフ 7」の登場からわずか24ヶ月の間に発表された12番目のバリエーションとして、「ゴルフ オールトラック」を開発。現在開催中のパリサロンにおいて、ワールドプレミアに供することになった。ゴルフ オールトラックは、2012年に登場した「パサート オールトラック」のゴルフ版とも言うべきモデル。さらに言えば、姉妹ブランドであるアウディが1999年に二代目アウディ「A6 アヴァント」をベースに製作・発売した「オール...
フィアット500のSUVモデル「500X」デビュー|Fiat
Fiat 500X|フィアット 500XチンクエチェントのSUVモデル「500X」デビューフィアットはパリモーターショーにおいて、コンパクト クロスオーバーSUV「500X」を発表した。車名のとおり、現行「500(チンクエチェント)」ファミリーのニューフェイスだ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)都市向けとレジャー向けの2タイプを用意パリモーターショーで、あらたに500ファミリーへくわわったのは、クロスオーバーSUVモデル「500X」。これまで、そのスタンダードとなる「500」を中心に、オープンモデル「500C」、4ドア版の「500L」、それをオフロード風に仕立てた「500L トレッキング」、そして7人乗りの「500L リビング」と5モデルが送り出されているが、第6段として投入されたモデルはクロスオーバーSUVとして登場した。そのディメンジョンは、全長4.25×全幅1.80メートル、全高は駆動輪のちがいやルーフバーの有無で1.60-1.62メー...
V8ツインターボを搭載した「AMG C 63」|Mercedes-Benz
Mercedes-AMG C 63|メルセデス AMG C 63W205型CクラスにAMG GT 譲りのV8ツインターボを搭載メルセデスAMG C 63、パリでデビューすでにお伝えしたように、メルセデス・ベンツは、新型となるW205型「Cクラス」に、AMGモデル「C 63 AMG」を追加した。注目のパワーユニットは、「メルセデス AMG GT」譲りの新型V8ツインターボである。トップモデルでは、AMG GTに並ぶ最高出力510ps(375kW)/5,500-6,250rpmと最大トルク700Nm/1,750-4,500rpmを発揮。これはすなわち、史上最強の「Cクラス」の誕生でもある。Text by SAKURAI KenichiAMGのスタンスも変化先代モデルに搭載されたNAの6.2リッターV8の代わりに新型「C 63」搭載されるのは、「メルセデス AMG GT」譲りの4.0リッターV8ツインターボ エンジン。「C 63」では、最高出力476ps(350kW)/5,500-6,2...
新型X5 M、X6MをLAオートショーで同時発表|BMW
BMW X5 M|ビー・エム・ダブリュー X5 MBMW X6 M|ビー・エム・ダブリュー X6 MM社が手掛けたハイパフォーマンスSUV新型X5 M、X6MをLAオートショーで同時発表BMWは11月中旬より開催されるロサンゼルス オートショーにおいて、新型「X5」および「X6」にM社がエンジニアリングをほどこした「X5 M」と「X6 M」をワールドプレミアすると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)0-100km/h加速4.2秒のSUV2013年に3代目となったBMW「X5」と2014年に2代めを迎えた「X6」。この2台をベースに、M社がエンジニアリングをほどこした「X5 M」および「X6 M」が、ロサンゼルスオートショーでワールドプレミアされる。両モデルともに、エンジンには2基のツインスクロールターボ、クロスバンク エグゾーストマニフォールド、バルブトロニック、高圧直接噴射を採用した、4.4リッターV8 Mツインパワーターボを搭載。4...
Sクラスのフラッグシップ「S 65 AMG」が登場|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz S65 AMG|メルセデス・ベンツ S65 AMG「Sクラス」のフラッグシップ「S 65 AMG」が登場今年8月に日本でも発表されたメルセデス・ベンツのフラッグシップモデル、「Sクラス」に、歴代最強となる「S 65 AMG」が追加される。記念すべきワールドプレミアの場は、11月22日から一般公開が始まる第43回 東京モーターショーである。 Text by SAKURAI Kenichi東京モーターショーでワールドプレミア585ps(430kW)を発生するメルセデスAMG社製5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載した「S 63 AMG long」と、AMG専用4輪駆動システム「AMG 4MATIC」を採用した「S 63 AMG 4MATIC long」につづく新型「Sクラス」の「AMG」バージョンは、フラッグシップモデルとなる歴代最強のAMG、「S 65 AMG」である。記念すべきワールドプレミアの場は、11月20日の東京モーターショ...
東京モーターショーに、アジア初公開のコンセプトカーを展示|Volvo
Volvo|ボルボプラグインハイブリッド クーペをアジア初披露ボルボ・カー・ジャパンは11月22日(金)から東京ビッグサイトで開かれる第43回 東京モーターショーでの出展概要を発表。プラグインハイブリッドを採用したエレガントな「コンセプト クーペ」をアジア初公開する。 Text by YANAKA Tomomi新世代のボルボのデザインの可能性を示唆する1台北欧らしい洗練されたデザインと、高い安全性能で近年、セールスを伸ばしているというボルボが東京モーターショーに復帰。今年のブーススタンドは最新のボルボ ショールーム コンセプトを反映したスカンジナビアンテイスト溢れるデザインが広がり、スウェーデンの心地よいリビング空間を展開する予定だという。そして、今回の目玉となるのが、フランクフルトモーターショーで発表され、話題を呼んだプラグインハイブリッド「コンセプト クーペ」のアジア初披露。過去の象徴的なデザインに触発されるというあたらしいデザインコンセプト「スケーラブル プロダクト ア...
F1マシンをイメージさせる「インフィニティ Q50」が登場|Infiniti
Infiniti Q50 Eau Rouge Concept|インフィニティ Q50オー ルージュ コンセプトF1マシンをイメージさせる「インフィニティ Q50」が登場インフィニティは、来年1月に開催されるデトロイト モーターショー(NAIAS)で、インフィニティ「Q50」をベースにしたコンセプトカー、「Q50 Eau Rouge」を発表する。これは日本でも「スカイライン」として発売する「Q50」に、ベルギーの有名サーキットモデルのコーナー名を冠したスペシャルモデルである。Text by SAKURAI KenichiF1GPでの4連覇を象徴日産の海外向けラグジュアリーブランドであるインフィニティは、来年1月に開催されるNAIAS(デトロイト モーターショー)で、ミディアムクラスのプレミアムモデル「Q50」にF1のイメージを投影したコンセプトカー「Q50 Eau Rouge(オー ルージュ)」を発表する。日本でも新型「スカイライン」として販売される「Q50」は、北米の主力モデル。こ...
あたらしい「F」をデトロイトで発表|Lexus
Lexus|レクサスあたらしい「F」をデトロイトで発表レクサスは、1月に開催されるデトロイトモーターショーにおいて、あらたな「F」モデルを出展すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)IS FにつづくFモデル1月にデトロイトで開催される北米国際自動車ショーで、レクサスは「F」を名乗る、まったくあたらしいスポーツモデルを発表する。これは、「IS F」のように、既存モデルに徹底的なエンジニアリングをほどこした、本格的なものになるという。公開された画像はフロントホイールまわりの1枚のみ。大きなホイールやミシュランの高性能スポーツタイヤ、わずかに見えるメッシュの吸気口、冷却用とおもわれるホイールアーチ後半のスリット、いずれも高性能を予感させるパーツが見てとれる。また、ヘッドライトの形状からは、今回の東京モーターショーで発表された「RC」をベースにした、「RC F」ではないかと予想される。
次世代のボルボを予感させるコンセプトカー|Volvo
Volvo Concept XC Coupe|ボルボ コンセプト XC クーペ次世代のボルボを予感させるあらたなデザイン コンセプトカー将来のボルボ デザインを予感させるあらたなコンセプトカーが、1月に開催されるデトロイトモーターショーに登場する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)デザインコンセプト3部作の2作品め昨年からボルボのデザイン部門を率いる、トーマス・インゲンラート デザイン担当副社長は、同社が長年取り組んでいることで知られる高い安全技術、そしてモダンなスカンジナビアン デザインを、次期「XC90」から採用されるあたらしい“スケーラブル プロダクト アーキテクチャー”と融合させ、どのように組み込んでゆくかを模索しているという。このボルボの新世代アーキテクチャーのもつ多様性、デザイン性を具現化するため、3台のコンセプトカーが予定されており、そのひとつめが、9月のフランクフルトモーターショーで初公開され、東京モーターショーにも出展されてい...
デトロイトでコンパクトスポーツ クロスオーバーを公開|Audi
Audi|アウディデトロイトでコンパクトスポーツ クロスオーバーを公開アウディは、1月に開催される北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、あらたなコンパクトスポーツ クロスオーバーのコンセプトモデルを公開する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)スポーツ クワトロ コンセプトの進化モデルデトロイトでアウディが公開するのは、全長4.2メートルというコンパクトなサイズに、スポーティかつ車高を高めたSUV的要素を兼ねそなえた、あらたなクロスオーバーモデル。「R8」をはじめとするアウディのスポーツカーのルックスに、シューティングブレークのようなボディ形状、そしてオールロードクワトロにみられる力強い印象を融合させたとアウディは謳う。クワトロを主張するエクステリアにくわえ、ハニカム構造のシングルフレームグリルやデュアルヘッドライドなど、9月のフランクフルトモーターショーで公開された「スポーツ クワトロ コンセプト」と共通するパーツをそなえて...