東京モーターショーに、アジア初公開のコンセプトカーを展示|Volvo
Volvo|ボルボ
プラグインハイブリッド クーペをアジア初披露
ボルボ・カー・ジャパンは11月22日(金)から東京ビッグサイトで開かれる第43回 東京モーターショーでの出展概要を発表。プラグインハイブリッドを採用したエレガントな「コンセプト クーペ」をアジア初公開する。
Text by YANAKA Tomomi
新世代のボルボのデザインの可能性を示唆する1台
北欧らしい洗練されたデザインと、高い安全性能で近年、セールスを伸ばしているというボルボが東京モーターショーに復帰。今年のブーススタンドは最新のボルボ ショールーム コンセプトを反映したスカンジナビアンテイスト溢れるデザインが広がり、スウェーデンの心地よいリビング空間を展開する予定だという。
そして、今回の目玉となるのが、フランクフルトモーターショーで発表され、話題を呼んだプラグインハイブリッド「コンセプト クーペ」のアジア初披露。過去の象徴的なデザインに触発されるというあたらしいデザインコンセプト「スケーラブル プロダクト アーキテクチャー(SPA)」を受け、1960年代に発売された「P1800」にインスパイア。あたらしいボルボのデザイン部門のトップ、トーマス・インゲラートのもとで生み出されたエレガントなクーペは新世代のボルボのデザインの可能性を示唆する。
パワートレーンは、スーパーチャージャーとターボチャージャーの双方を備える新開発の4気筒2リッターエンジンと車体後部に搭載する電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムで構成。システム全体でおよそ400馬力の最高出力と600Nm以上の最大トルクを発揮するという。
会場にはこのほかにも、国内販売が開始されたばかりの60シリーズの最新モデル「Rデザイン」や、今年2月に発売されたコンパクトカー「V40」など計7台を展示。また、ブース中央には歩行者やサイクリスト検知機能付きの衝突回避軽減フルオートブレーキシステムの仕組みを解説するエリアも設けられる。