ロサンジェルス自動車ショーリポート|LOS ANGELES AUTO SHOW 2016

ロサンジェルス自動車ショーリポート|LOS ANGELES AUTO SHOW 2016

ロサンジェルス自動車ショーリポート|LOS ANGELES AUTO SHOW 2016今年のロサンジェルスはSUVに注目世界最大の自動車マーケットであるアメリカにおいて、もっとも大きな試乗であるカリフォルニア。それゆえ、同地で開催されるロサンジェルス自動車ショーは、世界中のカーメーカーがこぞって注目のモデルと持ち込む。11月18日から開催されたロサンジェルス自動車ショー2016ではどんなモデルが登場したのか。彼の地を訪れた小川フミオ氏がリポートする。Text by OGAWA Fumio各メーカーからSUVの最新モデルが登場米国一のマーケットとして世界の自動車メーカーがつねに重要視しているカリフォルニア。2016年11月18日からロサンジェルス自動車ショーが開催された。2016年は原油安を背景に大型トラック(ピックアップやSUVの一部を米国人はトラックと呼ぶ)が売り上げを伸ばしたのが同国マーケットの特徴だ。ショーではさまざまなSUVが多くみられ、各国のメーカーが力を入れているのが...
新型キャデラックCT6に試乗|Cadillac

新型キャデラックCT6に試乗|Cadillac

Cadillac CT6|キャデラックCT6もはやオジサン向けのクルマとは言わせない2015年のニューヨークオートショーで公開されたキャデラックの新世代フラッグシップモデル「CT6」。日本への導入もはじまった同モデルにアメリカ西海岸で試乗した。Text by OGAWA Fumioキャデラックは明らかに変貌したキャデラックが先進安全技術満載のプレスティッジセダン、「CT6」を発売した。まもなく日本の路上を走り出すが、ひと足先に米国で試乗した。快適、豪華、そしてファン・トゥ・ドライブ。キャデラックは明らかに変貌した。キャデラック CT6は全長5.2メートルの余裕あるサイズの車体をもった4ドアセダンだ。日本で売られる「CT6 プレミアム」は3.6リッターV型6気筒エンジンにAWDとよばれるフルタイム4WDシステムの組み合わせ。北米市場ではメルセデス・ベンツ「Eクラス」と「Sクラス」のあいだといえるポジションというが、たしかに走行性能も快適性も安全装備の充実ぶりも負けていない。後輪操舵機...
キャデラックATS、CTSに特別カラーの限定車|Cadillac

キャデラックATS、CTSに特別カラーの限定車|Cadillac

Cadillac ATS Sedan White Edition|キャデラック ATS セダン ホワイト エディションCadillac ATS Coupe White Edition|キャデラック ATS クーペ ホワイト エディションCadillac CTS Sedan White Edition|キャデラック CTS セダン ホワイト エディション 特別なカラーコンビネーションをまとう限定車「ホワイト エディション」ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラック「ATSセダン」「ATSクーペ」と「CTS セダン」に、専用のカラーコーディネーションを施した「White Edition(ホワイト エディション)」を設定。2016年9月3日(土)から台数限定で販売を開始する。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)オプションカラーを標準設定したキャデラック今回設定された「ホワイト エディション」のベースとなるのは、キャデラック ATSシリーズとCTSだ。ATSシリー...
アートやファッションと融合した「キャデラックハウス」NYに誕生|Cadillac

アートやファッションと融合した「キャデラックハウス」NYに誕生|Cadillac

Cadillac|キャデラックアートやファッションと融合した「キャデラックハウス」NYに誕生ゼネラルモーターズは、ニューヨークにキャデラックの世界観を提案する「キャデラックハウス」をオープン。クルマのショールームとは一線を画し、ファッションやアートなどと融合した新たな空間だという。Text by YANAKA Tomomiキャデラックの世界観を示し、コンサートやエキシビションなども開催キャデラックの本社オフィスが入居するマンハッタン・ハドソン通りのビルの1階に誕生した「キャデラックハウス」。およそ1,100平方メートルのスペースにはシックなソファやテーブルなどが置かれ、クルマの展示だけにとどまらず、コンサートやインスタレーションなどクリエイティビティを発揮できるスペースが広がる。この空間を生かすため、キャデラックではアメリカの権威あるファッション協議会「カウンシル オブ ファッションデザイナーズ・オブアメリカ(CFDA)」や、挑戦的なブックデザインで有名なアートカルチャー誌「ヴィジ...
ボディもエンジンもダウンサイジング

ボディもエンジンもダウンサイジング

ボディもエンジンもダウンサイジング新型キャデラック『SRX』が発表される文=ジラフ2代目となる新型は、初代よりもボディをコンパクトにしたほか、直噴エンジンの採用などで、環境性能も引き上げてられているという。気になるボディサイズは、全長4833×全幅1910×全高1668mmというもので、初代よりも全幅は66mmワイドになっているものの、全長で117mm短くなり、全高で54mm低くなっている。ホイールベースは2807mmとなり、こちらも150mm短くなった。 エンジンもまた小さくなった。具体的には初代の3.6リッターV6(255ps、35.1kgm)と4.6リッターV8(320ps、43.6kgm)に対し、新型は3.0リッターV6直噴(260ps、30.6kgm)と2.8リッターV6ターボ(300ps、40.8kgm)となっている。トランスミッションはどちらも6段ATが搭載される。駆動方式はFFと4WDが採用され、とくに4WDは電気式のeLSDを組み込むことによって大幅な進化を...
キャデラックの新フラッグシップの名前は「CT6」|Cadillac

キャデラックの新フラッグシップの名前は「CT6」|Cadillac

Cadillac CT6|キャデラック CT6キャデラックの新フラッグシップの名前は「CT6」メルセデス・ベンツ「Sクラス」やBMW「7シリーズ」のライバルとなる、キャデラックのフラッグシップセダンがニューヨーク オートショーで公開された。あたらしいネーミングはキャデラック「CT6」で、これまでのトップモデルであった「XTS」の実質的な後継車となる。同時にこのCT6は、キャデラックが2020年までに発表を予定している新型車8モデルのうちトップを飾る1台でもあり、キャデラックのネーミングやラインナップが再構築されることも意味している。Text by SAKURAI Kenichi「CT6」を皮切りに2020年までに全8モデルをリリースニューヨーク ショーで公開されたキャデラック「CT6」は、同ブランドのあらたなるフラッグシップモデルだ。これまでのキャデラックのラインナップ中トップにあったのはフルサイズセダンの「XTS」だが、CT6はその実質的な後継モデルとなる。珍しいことに、今回ニュ...
キャデラックATSが阪急メンズ東京にあらわる|Cadillac

キャデラックATSが阪急メンズ東京にあらわる|Cadillac

Cadillac ATS|キャデラックATSキャデラックATSが阪急メンズ東京にあらわるゼネラルモーターズ・ジャパンは、先ごろ安全装備を追加したキャデラック「ATS」改良モデルの展示イベントを東京・有楽町の「阪急メンズ東京」で開催する。会場では、正規ディーラーでの試乗申し込みもおこなえる。 Text by SAKURAI Kenichiメンズファッションとキャデラックのコラボゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社は、10月2日(水)~8日(火)までの7日間、東京・有楽町「阪急メンズ東京」において、キャデラック「ATS」の展示イベントを開催する。これは、キャデラックATSの日本発売を記念して今年2月と3月におこなわれたイベントにつづくもので、今回は9月1日に発表されたキャデラックATS改良モデルが展示される。なお、展示会場では、キャデラックATSの改良モデルはもちろん、他のキャデラック ラインナップの正規ディーラーでの試乗の予約も受け付ける。正規ディーラーで試乗すると「キャデラッ...
パフォーマンスと高級感を向上させた3代目CTS|Cadillac

パフォーマンスと高級感を向上させた3代目CTS|Cadillac

Cadillac CTS|キャデラック CTSパフォーマンスと高級感を向上させた3代目CTSゼネラルモーターズ・ジャパン(GMJ)は、シボレーブランドのフラッグシップスポーツカー「コルベット」と同時にキャデラック「CTS」を発表。来春より日本での発売をスタートさせる。今回登場したCTSの新型モデルは、第3世代に当たるもので、進化した「アート&サイエンス」を採用したエクステリアデザインと、ぜいを尽くした質感の高いインテリアが特徴だ。Text by SAKURAI Kenichi欧州のライバルたちにも勝る高い評価第7世代の新型「コルベット」と同時発表され、2014年4月から販売を開始するキャデラックの新型ミドルサイズセダン「CTS」 は、599万円の「CTS ラグジュアリー」と、699万円の「CTS エレガンス」という2グレードをラインナップする。両車のおもなちがいは装備で、パワートレーンやボディバリエーションなどは実質同一である。今回登場した第3世代にあたるCTSは、キャデラックの創...
2010 LA Auto Show

2010 LA Auto Show

2010 LA Auto Showひしめき合う、次世代のクルマたち2010年、11月17日から開催されていた「LA オートショー」。1907年からはじまった伝統あるこの国際的な自動車の展示会において、今回は環境性能を謳うことだけではもう古いと思ってしまうほど、斬新なアイディアをもつクルマがうまれた。その一方で、ブランドの歴史を踏襲し発展させたモデルや、逆に変革をもたらそうとするものなど、開発はさまざまなベクトルに向かっている。カッティングエッジなコンセプトカーや、近い将来販売予定となっているあらたな車種をこの機会にぜひおさらいしていただきたい。 Mercedes-Benz CLS 63 AMG|メルセデス・ベンツ CLS 63 AMG2012年モデルとしてこのたび発表された「CLS 63 AMG」。メルセデス・ベンツのエクステリアデザインの礎ともなっているドロッピングラインをダイナミックに採用し、フロントマスクのデザインも独特。そこにAMGによるチューンナップがほどこされ、エ...
SAAB|サーブ 9-4X キャデラックSRXをベースとする9-4X公開

SAAB|サーブ 9-4X キャデラックSRXをベースとする9-4X公開

SAAB|サーブ 9-4XキャデラックSRXベースの新型クロスオーバーサーブがロサンゼルス オートショーでクロスオーバーモデル9-4Xを正式に発表した。文=松尾 大モダンな北欧デザインが落とし込まれた内外装キャデラックSRXをベースに、9-5や以前発表されたコンセプトカー、9-4Xバイオパワーコンセプトを思い起こさせるシンプルなスカンジナビアンデザインにまとめられている。スタイリング上の注目点としては、ラップアラウンドウインドウシールド、“ホッケースティック”といわれる独特なウエストライン、バイキセノンヘッドライト、デュアルエグゾーストシステム、18インチアロイホイール(「エアロ」には20インチを採用)など。 インテリアは、革張りのキャビンに、8ウェイと多彩な展開が可能になっているパワーシートがそなえられ、ウッドトリム(「エアロ」はカーボンファイバー)、メッシュ状の通気孔、センターコンソールに配置されたプッシュ式のイグニッションボタンなど充実した装備。そのほかにも、ボーズのオーディ...
フルモデルチェンジを果たした4代目エスカレードが日本上陸|Cadillac

フルモデルチェンジを果たした4代目エスカレードが日本上陸|Cadillac

Cadillac Escalade│キャデラック エスカレードフルモデルチェンジを果たした4代目エスカレードが日本上陸ゼネラルモーターズ・ジャパンは、フルモデルチェンジを果たしたキャデラックブランドのフルサイズSUV「エスカレード」の日本発売を開始した。Text by YANAKA Tomomiキャデラックのあたらしいロゴをまとう1999年に初代が発売され、2013年のロサンゼルスオートショーで4代目となったキャデラック「エスカレード」は、全長5メートルを超えるフルサイズSUV。ブランドのあたらしいロゴ「キャデラック クレスト」を装着したその新型エスカレードが、ついに日本に上陸する。パワートレーンには、最高出力313kW(425ps)、最大トルク623Nmを発揮する、6.2リッターV型8気筒エンジンに6段ATを組み合わせ、4輪を駆動。エンジンには燃料直接噴射や可変バルブタイミング、気筒休止機能を搭載しており、0-60mph(およそ96km/h)加速5.96秒というスペックと、換算値...
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