CAR /
NEWS
2024年12月10日
XT4がキャデラックの最新デザイン言語を纏いブラッシュアップ
Cadillac XT4|キャデラック XT4
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、最新のキャデラックデザインを導入したラグジュアリーコンパクトSUV「キャデラックXT4」を発売。デリバリーは2025年初旬からが予定されている。
Text by YANAKA Tomomi
デザインはもちろん機能性もアップデート
2021年に日本に導入された「キャデラックXT4」がフェイスリフト。キャデラックの最新デザイン言語がエクステリアとインテリアに採用されるなど、アップデートされた。
より洗練されたエクステリアでは、フロント両端のLEDヘッドランプやフロントグリル上部に水平に配置されたウィンカーランプが与えられ、キャデラックらしさを印象付けるとともに、ワイド&ローのシルエットを強調する効果も。
リアでは、リフレクターとバンパーが縦型に変更されることで視認性が向上し、より安定感を増したデザインに進化した。足元には新デザインの20インチホイールも装着する。
ボディラインも変更され、エアロダイナミクスが向上。空気抵抗の低減と静粛性が高められた。また、フロントグリルにはアクティブグリルシャッターが搭載され、必要に応じて閉じることで空気抵抗を最適化させる。
リア下部にも空気の流れをスムーズに導くディフューザーを採用し、ツインエグゾーストと一体化させることで、デザインにもこだわったという。
インテリアでも新たなキャデラックデザインが用いられ、新素材のメタルインサートや、レザートリム、リアルカーボンを採用したドアトリムなど「本物の素材を使う」というキャデラックの伝統が継承された。
ジェットブラックの内装には、ブルーステッチのアクセントが施され、上質かつスポーティな空間が演出されている。
インストルメンタルパネルには9K解像度の33インチアドバンストカラーLEDディスプレイを装備。さらに、音響・録音システムメーカーAKGが手掛けた14スピーカーオーディオシステムなども採用され、上質なドライブをアシストする。
エンジンは、最高出力230psの2リッター直列4気筒ターボを搭載。低回転域からレスポンスを発揮する一方、低負荷時には4気筒のうち2気筒を休止するアクティブフューエルマネジメントシステムにより燃費効率を向上させた。
トランスミッションは9段ATで四輪駆動。標準装備されたツインクラッチAWDシステムは、左右後輪間の駆動トルクを最適に制御するトルクベクタリング機能をもち、精密なハンドリングにも寄与。ドライブモードは4種類から選択可能だ。
こちらも標準装備される運転支援システムは、カメラやセンサーを用いて検出された車両や歩行者との衝突リスクを回避したり、軽減するために自動的にブレーキをかけるなど、緊急時にドリアバーの操作をサポート。
アクティブセーフティを強化するリアカメラミラーは、通常のルームミラーとして使用するだけでなく、デジタルミラーに切り替えることで、広角な後方映像も表示できるようにし、安全な運転環境が高められている。
ボディカラーは、クリスタルホワイトやステラ―ブラックメタリックなど有償ペイントも含め4色を展開。価格は790万円だ。
Cadillac XT4|キャデラック XT4
ボディサイズ|全長4,605×全幅1,875×全高1,625mm
ホイールベース|2,775㎜
車両重量|1,760kg
エンジン|1,997㏄直列4気筒ターボ
最高出力|169kW(230ps)/5,000rpm
最大トルク|350Nm/1,500-4,000rpm
トランスミッション|9段AT
駆動方式|四輪駆動(選択式)
定員|5人
価格|790万円
ボディサイズ|全長4,605×全幅1,875×全高1,625mm
ホイールベース|2,775㎜
車両重量|1,760kg
エンジン|1,997㏄直列4気筒ターボ
最高出力|169kW(230ps)/5,000rpm
最大トルク|350Nm/1,500-4,000rpm
トランスミッション|9段AT
駆動方式|四輪駆動(選択式)
定員|5人
価格|790万円
問い合わせ先
GMジャパン・カスタマー・センター
Tel.0120-711-276(9:00-18:00、年中無休)