キャデラック初のコンパクトSUV「XT4」が日本上陸|Cadillac
CAR / NEWS
2021年1月18日

キャデラック初のコンパクトSUV「XT4」が日本上陸|Cadillac

CADILLAC XT4|キャデラックXT4

キャデラック初のコンパクトSUV「XT4」が日本上陸

ゼネラルモーターズ・ジャパンは1月15日、キャデラック初のコンパクトSUV「キャデラック XT4」を1月16日から販売を開始すると発表した。グレードはプレミアム、スポーツ、プラチナムの3つとなる。

Text by HARA Akira

価格|570万円から670万円まで

「キャデラック XT4」は、世界的に人気が高いコンパクトSUVのセグメントにキャデラックとして初めて参入した戦略的モデル。ボディサイズは全長4,605×全幅1,875×全高1,625mmで、若手デザイナーが指揮を執ったエクステリアは極めて完成度の高い造形を持ち、キャデラックのDNAを感じさせつつ、顧客を引き付けるパワーを備えているとうたわれる。
前後のライトには最先端のLEDテクノロジーを採用し、フロントには、ロービームとハイビーム、デイタイムランニングライト用のLED式ライトブレードを装備。キャデラック独特のL字型ライトが水平方向に伸びることで、ワイドなボディと存在感あふれるルックスを強調している。
エクステリアデザインを反映したインテリアは、上質な素材を組み合わせたインサート材、トリム表皮、本革シートで仕上げられ、伸びやかな直線とゆるやかなカーブを描くラインが室内の高級感をさらに強めている。
タッチスクリーンやロータリーコントローラー、スクロール、ハードボタンを組み合わせた直感的なインターフェースを持つキャデラック・ユーザー・エクスペリエンスを採用したほか、各シートでの温度を最適化するデュアルゾーン空調システム、全ての乗員に最適なオーディオサウンドを届けるBOSE Surround Sound Systemの13スピーカー、音源の制御とアクティブノイズキャンセレーション技術、ワイドな後方視界が得られるリアカメラミラー、イオン発生除菌機能付きのエアコンディショナー(埃、花粉、バクテリア、臭気、PM2.5クラスの粉塵を除去)など数多くの快適装備を搭載した。
車内は、最大の強みであるクラストップの広さのリアシートのレッグルームを確保し、ラゲッジスペースも637 リッター(最大1385リッター)の荷室容量を備えている。
パワートレインは、リッター当たり100psを超える最高出力169kw(230PS)、最大トルク350 Nmを発生する直噴2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。低負荷時に2気筒を休止する業界初の気筒休止システムをはじめ、オートスタート/ストップ機能、低回転時のターボラグを抑え、NAエンジンに匹敵するスロットルレスポンスを提供するツイン・スクロール・ターボシステムを採用。
9段オートマチックトランスミッションに組み合わせたツインクラッチAWDシステムは、必要に応じて後輪への駆動力の伝達を完全に遮断できるため、パワートレインのフリクションを低減することが可能になっている。
安全面ではエマージェンシーブレーキシステム(フロントオートマチック歩行者対応ブレーキ/リアオートマチックブレーキ)、アダプティブクルーズコントロール、サイドブラインドゾーンアラートなど20以上の最新安全装備を搭載した。
価格は、「キャデラック XT4 プレミアム」 570万円、「キャデラック XT4 スポーツ」 640万円、「キャデラック XT4 プラチナム」 670万円。デリバリー開始は2021年2月を予定している。

Spec

CADILLAC XT4|キャデラックXT4

  • ボディサイズ|全長4,605×全幅1,875×全高1,625mm
  • ホイールベース|2,775mm
  • 車両重量|1,760kg (プラチナムは1,780kg)
  • エンジン|1,997cc 直列4気筒DOHC ターボチャージャー付き
  • 最高出力|169kW(230ps)/5,000rpm
  • 最大トルク|350Nm(35.6kgm)/1,500-4,000rpm
  • トランスミッション|9段AT
  • 駆動方式|AWD
  • 価格|570〜670万円
問い合わせ先

GMジャパン・カスタマー・センター
Tel.0120-711-276(9:00-18:00、年中無休)
https://www.cadillacjapan.com/