デトロイトモーターショー 2012
「デトロイトモーターショー 2012」に関する記事
GT6用のバーチャルから現実に姿を現したコンセプトカー|Toyota
TOYOTA FT-1|トヨタ FT-1GT6用のバーチャルから現実に姿を現したコンセプトカートヨタのあたらしいスポーツカーコンセプト「FT-1」がデトロイト モーターショーで公開された。もともとはプレイステーション用ゲームソフト「グランツーリスモ6(GT6)」の中でレースをおこなうために開発されたバーチャルマシンだが、先のLAモーターショーで発表されたメルセデスの「AMG ビジョン グランツーリスモ」同様、現実に3D化され、コンセプトカーとして登場した。Text by SAKURAI Kenichi北米デザイン部門40周年の記念モデルトヨタの「FT-1」は、プレイステーション用ドライビングシミュレーションゲーム、「グランツーリスモ6(GT6)」でダウンロード可能な車両として、カリフォルニアのニューポートビーチにあるトヨタの北米デザイン部門「キャルティ デザイン リサーチ」が開発。1月14日から同ゲームのアップデート版で使用できるようになっている。今回デトロイト モーターショーで発...
シボレー コルベットZ06とC7.Rを同時発表|Chevrolet
Chevrolet Corvette Z06|シボレー コルベット Z06Chevrolet Corvette C7.R|シボレー コルベット C7.Rシボレー、市販車とレーシングマシンを同時発表シボレーは、デトロイト モーターショーにおいて、新型シボレー「コルベット Z06」と、同時並行で開発したレーシングマシン「コルベット C7.R」の両モデルを発表した。これまでも市販車とレーシングマシンのつながりをアピールする例は少なくなかったが、シボレーではコルベットこそが、両者の垣根がもっとも低いモデルであると強調する。Text by SAKURAI Kenichi市販車とレーシングマシンを並行開発シボレー「コルベット Z06」は、2014年4月から日本でも販売を開始する第7世代のコルベットの市販ハイパフォーマンスバージョンで、最高出力625PSを誇る6.2リッターのアルミ製直噴V8スーパーチャージドエンジンを搭載し、カーボン製のボンネットや、取り外し可能なカーボン製ルーフなどで軽量化を...
アクティブなザ・ビートルの コンセプトカー|Volkswagen
Volkswagen the Beetle dune|フォルクスワーゲン ザ・ビートル デューンスポーツアクティビティにつかうギアとしてのザ・ビートルフォルクスワーゲンは、デトロイトモーターショーにおいて、アクティブなギアとしての側面を強調したコンセプトモデル「ザ・ビートル デューン」を発表。コンセプトモデルながら完成度も高く、ちかい将来の発売も暗示されている。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)“クロス”ザ・ビートル「ザ・ビートル デューン」は、「ザ・ビートル」をベースに、スポーツアクティビティにつかうギアとして精悍な意匠をほどこしたモデル。いわば「クロス トゥーラン」「クロス ゴルフ」「クロスポロ」「クロスup!」にならうところの“クロス ザ・ビートル”といえる。名称のデューンは、このコンセプトを象徴する、リアに背負ったサンドボーディング(砂上でおこなうスキー)機材に由来している。“アリゾナ”と呼ばれるオレンジをまとったボディは、全長4,29...
日産「スポーツセダン コンセプト」をデトロイトで世界初公開|Nissan
NISSAN Sport Sedan Concept|日産 スポーツセダン コンセプト「スポーツセダン コンセプト」をデトロイトで世界初公開今年、創立80周年をむかえる日産は、デトロイト モーターショーで次期フラッグシップセダンを示唆するデザインコンセプト「スポーツ セダン コンセプト」を発表した。デザインは、カリフォルニア州サンディエゴにある日産デザインアメリカが担当し、厚木の日産グローバルデザインセンターが開発をおこなった。Text by SAKURAI Kenichi革新を表現するデザインプレビューの第3弾大胆なフロントグリルとシャープなブーメランデザインのヘッドライトなどが特徴的なフロントフェイスからもわかるように、「スポーツ セダン コンセプト」は2013年のデトロイト モーターショーで発表されたコンセプトカー「レゾナンス」や、それにつづくかたちで上海モーターショーにて公開されたコンセプトカー「ブレンド ミー」につづくデザインプレビューの第3弾である。日産のあたらしいデザ...
450psを誇るレクサスRC F登場|Lexus
Lexus RC F|レクサス RC F450psを誇るレクサスRC F登場レクサスは事前予告通り、「RC」のハイスペック版「RC F」を発表。5リッターV8エンジンを搭載し、現行レクサスとしては最強の460psを発揮する、最新のFモデルだ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)LFAから連なる「F」の最新モデルレクサスは、東京モーターショーで発表されたばかりのあたらしい2ドアクーペ「RC」をベースとしたスポーティバージョン「RC F」を予告通りに発表。デトロイトモーターショーにおいてワールドプレミアされた。RC Fのエンジンには「IS F」とおなじ2UR-GSE型の5リッターV8自然吸気を採用。ただし、IS Fでは最高出力311kW(423ps)、最大トルク505Nm(51.5kgm)とされていたものを、チタンバルブや鍛造コンロッド、新設計シリンダーヘッドの採用、さらに排気系の最適化をほどこし、330kW(450ps)/520Nm(53kgf)以...
インフィニティ Q50のスポーティバージョンが登場|Infiniti
Infiniti Q50 Eau Rouge Conceptインフィニティ Q50オー ルージュ コンセプトインフィニティ Q50のスポーティバージョンが登場インフィニティは、デトロイト モーターショーでの公開を予告した「インフィニティ Q50」をベースとするコンセプトカー「Q50 Eau Rouge」を、コボセンターのインフィニティブースで発表した。日本で「スカイライン」として発売する北米モデルの「Q50」に、「インフィニティ レッドブルレーシング」のイメージを投影したスポーティバージョンで、今後特別なシリーズになる可能性も秘めている。Text by SAKURAI Kenichi高性能シリーズの誕生を示唆ベルギーの有名サーキットモデルのコーナー名を冠したスペシャルモデル「Q50 Eau Rouge(オー ルージュ)」は、現在インフィニティがスポンサードするF1の「レッドブル チーム」をモチーフとし、ミディアムクラスのプレミアムセダン「Q50」にスポーティな装備をあたえたコンセプ...
V12搭載のフラッグシップ「S 600」がデビュー|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz S 600|メルセデス・ベンツ S 600V12搭載のフラッグシップ「S 600」がデビューこれまで「S 550」を通常ラインのトップモデル置いていたメルセデス・ベンツの新型「Sクラス」に、V12 ツインターボエンジンを搭載するフラッグシップモデル「S 600」がくわわった。これで新型「S クラス」は、2台のAMGをふくむ鉄壁のラインナップが完成した。Text by SAKURAI Kenichiまさに完全無欠。安全装備全部のせメルセデス・ベンツは、Sクラスのトップモデルとなる「S 600」をデトロイト モーターショーで発表した。注目のパワーユニットは、最高出力390kW(530ps)、最大トルク830Nm(84.7kgm)を発揮するV12のツインターボエンジンで、これは従来モデルよりも排気量を467ccアップさせ、最高出力も13ps向上している。とくに最大トルクはエンジン回転数わずか1,900rpmから発生するために、非常にトルクフルでどんなシチュエー...
ジュリエッタの姉妹車クライスラー200発表|Chrysler
Chrysler 200|クライスラー 200ジュリエッタの姉妹車となった、第2世代のクライスラー「200」クライスラーのトップモデル「300」との関連を印象づけるこれまでのエクステリアデザインから一転、ラウンドしたフォルムを採用した第2世代の「クライスラー 200」がデトロイト・モーターショーでワールドプレミアされた。シャシーはフィアット クライスラーのコンパクトワイドプラットフォーム。そう、アルファロメオ「ジュリエッタ」や「ダッジ ダート」でももちいられる世界戦略プラットフォームである。Text by SAKURAI Kenichiアルファのシャシーに9段ATと4WDを採用これまで旧クライスラー「セブリング」ベースだった“JSプラットフォーム”を、アルファロメオ「ジュリエッタ」とおなじ“コンパクトワイドプラットフォーム”に変更し、第2世代に移行したクライスラーのミッドサイズセダン「200」がデトロイト モーターショーで公開された。クライスラー200は、欧州で販売されるランチア「...
360psのコンパクトSUV「GLA 45 AMG」|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz GLA 45 AMG|メルセデス・ベンツ GLA 45 AM「A 45 AMG」譲りの360psユニットを搭載したコンパクトSUV「GLA 45 AMG」発表「Aクラス」ベースのコンパクトSUVである「GLA」のハイパフォーマンスバージョン、「GLA 45 AMG」がデトロイト モーターショーで発表された。このモデルは、11月のLAモーターショーで「コンセプト GLA 45 AMG」として紹介されたコンセプトカーのプロダクションモデルで、予告通り最高出力360psを発揮する2リッター直4直噴ターボエンジンを搭載。AMG 4MATIC(4WD)とAMG スピードシフト(7段DCT)との組み合わせで、 路面を選ばない、まさにオールラウンドなハイパフォーマンスをもたらす。Text by SAKURAI Kenichiクラス最強のオールラウンドプレーヤー11月のLAモーターショーで「コンセプト GLA 45 AMG」として登場したコンセプトカーのプロダクションモ...
ATSにスタイリッシュなクーペを追加|Cadillac
Cadillac ATS Coupe|キャデラック ATS クーペキャデラックATSにスタイリッシュなクーペを追加キャデラックのエントリーモデル、「ATS」にあたらしくクーペがくわわり、デトロイト モーターショーで公開された。このクーペモデルは、北米で数々の賞に輝いたATSの注目度をさらに高めると同時に、これまで欧州のプレミアムブランドに独占されてきた、北米におけるDセグメントのラグジュアリークラスにチャレンジする、キャデラックの意欲作でもある。Text by SAKURAI Kenichi日本導入も決定したあたらしいラインナップゼネラルモーターズは、デトロイト モーターショーでキャデラック「ATS」のラインナップに2ドアの「ATS クーペ」を追加し、ワールドプレミアをおこなった。「ATS セダン」は日本にも導入されているモデルであり、キャデラックのラインナップでもっともコンパクトな車種となる。グローバル キャデラックのチーフ マーケティング オフィサーであるウーヴェ・エリンガハス...
デトロイト現地リポート|Lexus
Lexus|レクサス注目はF SPORT新型レクサス「IS」デビューをデトロイトモーターショー2013から、プロトタイプのISにも試乗している島下泰久氏のリポートが到着。Text & Photographs by SHIMASHITA Yasuhisa日本には今春登場予定日本ブランドの活躍が目立った今回のデトロイトショー。フルモデルチェンジされたレクサス「IS」も、大いに注目を集めた1台だ。アメリカでは2014年モデルとして発売される新型「IS」は、後席居住性の改善のためホイールベースを70mmプラスの2,800mmに延長。全長は4,665mmと、わずかに大きくなっている。しかしながらレクサスのデザインキューであるスピンドルグリルを採用し、このISから使われたL字型のクリアランスランプをヘッドランプから独立させた個性的な面構え、テールランプからバンパーに至る大胆な造形などによって、従来以上の躍動感を表現している。しかも、このボディはレーザースクリューウェルディング、構造用接...
レクサス新型 IS 発表!|Lexus
Lexus IS|レクサス ISレクサス「IS」発表!注目があつまるあらたなレクサス「IS」。OPENERSでも、プロトタイプの試乗記や写真公開の第一報などをお伝えしているが、デトロイトモーターショー2013において、ついにその詳細があきらかになった。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)ハイブリッドは最新のパワートレインついに新型「IS」がワールドプレミアを果たした。そのラインナップは、既報のとおり、最高出力228kW(306ps)、最大トルク375Nm(38.2kgm)を発揮する3.5リッターV6を搭載した「IS 350」をトップに、2.5リッターのV6エンジンを搭載する「IS 250」、そしてISでは初となるハイブリッドシステムを搭載する「IS 300h」の3つで構成される。「IS 300h」のハイブリッドパワートレインは、トヨタ/レクサスならではのもので、アトキンソンサイクルと直噴技術「D-4S」を同時に採用した最高出力130kW(174ps)を発揮す...
レクサスIS、デビューに先駆けて写真公開|Lexus
Lexus IS|レクサス IS新型ISの姿があきらかに!すでにOPENERSでも、島下泰久氏によるプロトタイプの試乗リポートをお伝えしている、次期「レクサス IS」のカモフラージュされていない画像がついに公開された。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)コンセプトモデル、ほぼそのままで量産化デトロイトモーターショーにおけるレクサスの目玉は、フルモデルチェンジとなるコンパクトスポーツセダン「IS」のワールドプレミアだ。モデルバリエーションは「IS 250」と「IS 350」、そしてISでは初となる「レクサス ハイブリッド ドライブ」を搭載した「IS 300h」の3種類。そしてそのすべてに「F SPORT」が設定される。今回公開された画像は「IS 250」と「IS 350」の、いずれもF SPORT仕様車だ。最新のレクサスファミリーの一員として、スピンドルグリルを獲得したのはもちろんだが、そのエクステリアデザインは、低重心とパワフルな後輪の駆動を予感させるプ...
レクサス、新型ISをデトロイトショーでデビュー|Lexus
Lexus IS|レクサス IS新型IS、デトロイトでデビューレクサスは、Dセグメントのセダン「IS」の新型を2013年1月に開催されるデトロイトモーターショーにおいて、ワールドプレミアをおこなうと発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)LF-CC Conceptがベース現在、米国で販売されるレクサスのセダンのなかで、唯一スピンドルグリルのフェイスをもたなかった「IS」が、ついに来年1月に開催されるデトロイトモーターショー(北米自動車ショー、NAIAS)にて、モデルチェンジをおこなう。9月に開催されたパリモーターショーにおいて、レクサスが発表したDセグメントのセダン「LF-CC Concept」。登場時からのうわさどおり、新型のISはLF-CC Conceptをヒントに、レクサスブランド全体に貫かれる、「LFA」のデザインキューをまとった、内外装ともにまったくあたらしいものになるという。まだ現時点では予告しかおこなわれておらず、詳細は一切明...
2012年デトロイトモーターショー現地レポート|LEXUS
レクサス|LEXUS2012年デトロイトモーターショーレクサス 新型GSを公開!例年通り、レクサスブースではなく大きな収容人数を誇る“リバービュー・ボールルーム”にて開催されたプレスカンファレンスで、レクサスは「LF-LC」を発表した。Text & Photo by SHIMASHITA Yasuhisa今回もっともフォトジェニックな一台カンファレンスにて発表されたLF-LCは、次世代のハイブリッドパワートレインを積む後輪駆動の2+2クーペという以外に、ほとんど概要は明らかにされていない。しかし、その存在感は十分に話題となり得るものであり、今回のデトロイトショーで、もっともフォトジェニックな1台だったと言っていい。ブースの前面に配置されていたのは、遂に正式発表となった新型GS。さらに奥には、早速スピンドルグリルを採り入れた最新のLXも展示されていた。昨年は震災、そしてタイの洪水の影響もあって商品供給に問題を生じ、日本でのラグジュアリーブランドトップシェアの座を久しぶりに明け...