デトロイトモーターショー 2012
「デトロイトモーターショー 2012」に関する記事
デトロイト現地リポート|Chevrolet
Chevrolet|シボレーデトロイトの主役!デトロイトモータショー2013に参加した島下泰久氏からの現地リポート第2弾はシボレー。スティングレイの名を冠した7代目「コルベット」が登場!Text by SHIMASHITA Yasuhisaエンジンは当然、V8 OHV今回のショーの主役は、間違いなくコレ。7世代目となり久々に“スティングレイの名が冠された”新型「シボレー コルベット スティングレイ」だ。ロングノーズ・ショートデッキの典型的なFRプロポーションを取る新型コルベットだが、ディテールは一気に洗練されて、きわめて現代的な仕上がりとなっている。リアウインドウがボディサイドに回り込んでおらず、代わりにリアクウォーターウインドウを設けていること、丸型ではなくなったテールランプなどのディテールは、あるいは従来のファンは戸惑うところかもしれない。しかし皆の思い入れが強いだけに、変化すれば必ず議論を呼ぶのは、コルベットの宿命である。中身もきわめて革新的だ。そのボディはあたらしいアルミフ...
デトロイト現地リポート|Audi
Audi|アウディ「RS7スポーツバック」と「SQ5」のガソリンモデルをワールドプレミア現在開催中のデトロイトモータショー2013において、アウディは「RS7スポーツバック」と「SQ5」のガソリンエンジン搭載モデルをワールドプレミアした。北米で勢いにのるアウディ、そのショーでの様子を島下泰久氏がリポート!Text by SHIMASHITA Yasuhisa北米で躍進を果たしたアウディ2012年の世界販売を前年比11.7パーセント増の145万5,100台までのばしたアウディ。特に18.5パーセントという大幅な伸びを見せたアメリカでは、いくつかのハイエンドモデルのワールドプレミアがおこなわれた。主役は「RS7スポーツバック」。その心臓は「S7スポーツバック」が積む4リッターV型8気筒ツインターボエンジンをベースとしているが、最高出力は560psまで増強され、0-100km/h加速は3.9秒を実現。最高速はリミッターにより250km/hに制限されるが、オプションのダイナミックパッケージ...
デトロイト現地リポート|Tesla
Tesla Model X|テスラ モデル X登場は来年、テスラのクロスオーバーSUV「モデルX」テスラが昨年2月に発表した、SUV「モデルX」。動力はもちろん電気モーターであり、EVであることを最大限活かした、スタイリングやスペースユーティリティ、動力性能をほこる。今回のデトロイトモーターショーにてお披露目されたのは、まだデザイン プロトタイプだが、実際に目の当たりにした、島下泰久氏はどうとらえたか。Text by SHIMASHITA YasuhisaEVの利点を生かしたスペース効率と高い運動性能先般、日本でも「モデルS」を公開したテスラ。こちらも興味津々だが、デトロイトではさらにその次のモデルとして登場予定の「モデルX」のデザイン プロトタイプが発表された。SUVとミニバンの長所を組み合わせた、まさにクロスオーバーとして生み出されるモデルXは、3列シートをそなえ、最大7人乗りを可能にするだけでなく、車体の前後に広大なラゲッジスペースを有するスペース効率の高さを特徴とする。これ...
デトロイト現地リポート|HONDA
HONDA|ホンダホンダ 好調な北米でコンパクトSUVを公開事前情報のとおり、「アーバンSUVコンセプト」という全長4.3メートルのクーペのようなルーフラインのSUVを発表したホンダ。2012年の好調を維持できるか? デトロイトモータショーを取材した島下泰久氏のリポートが到着!Text by SHIMASHITA Yasuhisa2017年には600万台を目指す一昨年の不振から脱して、2012年は北米市場のホンダにとって大豊作の年となった。「シビック」、「アコード」、「CR-V」の主力3モデルが販売台数トップ10にランクインするなどセールスが好調に推移したのである。そのうちシビックは昨秋大幅な改良がおこなわれ、「アコード」、「CR-V」はデビューしたばかり。今年もその勢い、キープできる可能性は十分あると見てよさそうだ。そんなホンダのワールドプレミアは、その名も「アーバンSUVコンセプト」。ジェネレーションYなどと括られる23~37歳前後の若いカスタマーをターゲットと見据えたコンパク...
GTの名にふさわしい184psのハイパフォーマンスモデル|Dodge
Dodge Dart GT|ダッジ ダート GTGTの名にふさわしい184psのハイパフォーマンスモデルクライスラーは、アルファロメオ「ジュリエッタ」のダッジバージョン、「ダート」に高性能モデル「ダート GT」を追加。デトロイトモーターショーで発表をおこなった。Text by SAKURAI Kenichiイタリア生まれ、アメリカ育ちの辛口スポーツ「ダッジ ダート」は、クライスラーの親会社となったフィアット傘下のアルファロメオがリリースするコンパクトセダン、「ジュリエッタ」のダッジ版といえるモデルだ。シャシーやパワートレーンなど、主要なハードはジュリエッタのプラットフォームを流用し、そこにダッジ デザインのボディやインテリアを組み込んだ、いわば欧米合作となるCセグメントモデルである。“ダート”という車名は1963年に登場したダッジ ダートのリバイバルで、当時のダートはコンパクトなボディにパワフルなエンジンを搭載したことから、いまでも語り継がれるハイパフォーマンスモデルとしてマニア筋...
キャデラック初のプラグインハイブリッドモデル|Cadillac
Cadillac ELR|キャデラック ELRキャデラック初のプラグインハイブリッドモデルゼネラルモーターズは、デトロイトモーターショーで、キャデラック初となるプラグインハイブリッド「ELR」を発表。シボレー「ボルト」のプラットフォームを使用したスタイリッシュな2+2クーペだ。Text by SAKURAI Kenichi1回での航続距離は480kmオーバーキャデラック「ELR」は2009年に発表されたコンセプトカー「コンバージ」のデザインをモチーフに開発された2+2のクーペモデルで、キャデラック初となるプラグインハイブリッドをパワートレーンに採用した。内外装はキャデラックの「アート&サイエンス」コンセプトにのっとり、上質で洗練されたデザインでまとめられ、「ATS」で初採用された、ナビゲーションやオーディオ、空調などをタッチスクリーン式の画面で操作可能な次世代のインフォテイメントシステム「CUE(キャデラック ユーザー エクスペリエンス)」も搭載している。キャデラック ELRのパワ...
デトロイト現地リポート|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツショーの主役はEクラス「CLAクラス」の登場、「Eクラス」のマイナーチェンジと、ドイツプレミアムブランドでは、今年のデトロイトモータショーでもっとも注目されたメルセデス・ベンツ。島下泰久氏によるイベントリポート。Text by SHIMASHITA YasuhisaプレスデーにCLAは欠席今年のデトロイトモーターショー、ドイツ勢の中でも、もっとも話題豊富だったのがメルセデス・ベンツだ。何しろ話題のCLAが遂にデビューしたのだから。とは言っても、実はCLAがお披露目されたのは開幕前夜のイベントでのことで、プレスデー当日のブースにはその姿は無かった。CLAは公式には、1月15日よりドイツ ベルリンにて開催されたメルセデス・ベンツ ファッションウィークにてデビューを飾ったのだ。CLSの弟分と言うべき中型4ドアクーペとして、A/BクラスのFFプラットフォームを使って開発されたCLAが狙うのは、これまでメルセデスがアプローチできていなかった若いユ...
特集|デトロイトモーターショー 2014
North American International Auto Show 2014|2014年 北米国際オートショー特集|デトロイトモーターショー 2014世界5大モーターショーのひとつ「北米国際オートショー」が2014年も開幕。「デトロイトモーターショー」とも呼ばれ、ほかのモーターショーに先駆けて年明けの1月13~26日に開催されるこのモーターショーの、最新ニュースをお届けする。
ボルボの未来を予告するスポーツクロスオーバー|Volvo
Volvo Concept XC Coupe|ボルボ コンセプト XC クーペボルボの未来を予告するスポーツクロスオーバー2013年のフランクフルト モーターショーや東京モーターショーで公開された、コンセプトカー「ボルボ クーペ コンセプト」につづく、ボルボのあたらしいプラットフォーム「スケーラブル プロダクト アーキテクチャー(SPA)」をもちいたクロスオーバー「ボルボ コンセプト XC クーペ」が、まもなくはじまるデトロイトモーターショーで公開される。Text by SAKURAI Kenichi正体は次期XC90のデザインプレビュー1月13日にプレスプレビューがスタートする2014年のはじまりを告げる国際的なモーターショー、NAIAS(北米国際自動車ショー)=通称デトロイト モーターショーで、ボルボはあたらしいプラットフォームである「スケーラブル プロダクト アーキテクチャー(SPA)」をもちいた「コンセプト XC クーペ」を公開する。ボルボはこのあたらしいプラットフォームの...