MOTOR SHOW|モーターショー
「MOTOR SHOW|モーターショー」に関する記事
ジュネーブ現地リポート|Audi
Audi|アウディ懐深きアウディの技術力「S」や「RS」など、ハイパワーで高性能なモデルをラインナップする一方、「e-tron」に代表されるハイブリッドモデルの研究、開発にもとても熱心なアウディ。今回さらに、ガソリンと天然ガスのどちらも燃料に使用できる「g-tron」というモデルも公開するなど、その技術力の懐の深さを見せつけた。アウディが見据えている未来はどんなものなのか。現地でそれらを直接見た大谷達也氏の見解。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko & Audi A.G.いかにも最近のアウディらしいフォルクスワーゲンとアライアンスを組むアウディのブースにも完全なニューモデルや派手なコンセプトカーはなく、展示は既存モデルのバリエーション追加が中心。省燃費モデルとハイパフォーマンスモデルを組みあわせた点もフォルクスワーゲンとよく似ていた。アウディブースのステージに展示された3台のうちの1台が「RS Q3」だ...
ジュネーブ現地リポート|BMW
BMW 3 series Gran Turismo|ビー・エム・ダブリュー 3シリーズ グランツーリスモ3シリーズ グランツーリスモ登場BMWは3シリーズ第3のモデル「3シリーズ グランツーリスモ」をジュネーブモーターショーにおいてワールドプレミアした。ジュネーブ現地から、塩見氏によるリポート。Text by SHIOMI Satoshi3つめの3シリーズはファストバックスタイルBMWのメイン展示は、「3シリーズ グランツーリスモ」。現行のF30型3シリーズ セダン/ツーリングをベースに、200mm長い全長、110mm長いホイールベース、81mm高い全高をもつ、ファストバック スタイルのツアラーだ。現行3シリーズとしては3種類目のボディバリエーションとなる。BMWいわく「セダンのダイナミクスとワゴンの実用性を兼ねそなえる」。アクティブリアスポイラーをそなえ、高速巡航時のリフトを抑える。エンジンは、日本仕様の現行3シリーズには設定されない3リッター直噴バルブトロニック直6ターボエンジ...
レンジローバー スポーツがモデルチェンジ|Range Rover
Land Rover Range Rover Sport|ランドローバー レンジローバー スポーツレンジローバー スポーツがモデルチェンジジャガー・ランドローバーは、3月26日、ニューヨーク オートショー 2013にて新型「レンジローバー スポーツ」のワールドプレミアをおこなうと予告した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)2代目はランドローバーでもっともスポーティなモデルレンジローバー スポーツは、ランドローバーのラインナップにおいて、「レンジローバー」ゆずりの外観と、スポーティな走りを売りにするラグジュアリーSUVとして、2005年に登場した。今回、ランドローバー最速にして、もっとも切れ味するどいモデルとして、このレンジローバー スポーツがうまれかわり、レンジローバー スポーツの最大の市場であるニューヨークでワールドプレミアを果たす。いまだこの新型の詳細は不明だが、エンジンはレンジローバーに採用されているものが使用されると目されており、また、レンジロ...
VW初の量産EV e-up! 登場|Volkswagen
Volkswagen e-up!|フォルクスワーゲン eアップ!フォルクスワーゲン初の量産電気自動車フォルクスワーゲンはフォルクスワーゲングループの年次総会において、航続可能距離150kmをほこる、フォルクスワーゲン初の完全な市販むけ電気自動車「e-up!」を公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)満を持してフォルクスワーゲンが動く来るべき、ゼロエミッション時代において、電気自動車(EV)を短距離むけの乗り物と位置づけ、これまでも、ザ・ビートルをベースとした「E-バグスター」やゴルフを電動化した「ゴルフ ブルーe-モーション」を発表しているフォルクスワーゲン。いずれも、このまま市販化できるのではないか? という完成度ながら、発電や送電によってEVが発生するCO2排出量は、化石燃料をつかったクルマよりも多い、という理由もあって、市販化を見送っていた。そのフォルクスワーゲンが、今回ついに市販化に踏み切ったのが、「e-up!」だ。名前のとおり、同社の最小...
ジュネーブモーターショー2013フォトインプレッション
83e Salon International de L'Auto Photo Impression|第83回 ジュネーブモーターショー フォトインプレッションジュネーブモーターショー2013フォトインプレッション 1ジュネーブモーターショー2013フォトインプレッション 2ジュネーブモーターショー2013フォトインプレッション 3ジュネーブモーターショー2013フォトインプレッション 4Ferrari La Ferrari Photo Impression2013年、ジュネーブ国際モーターショーの華にして、フェラーリのあらたなフラッグシップ「ラ フェラーリ」の写真がジュネーブから到着!Mclaren P1 Photo Impressionハイブリッド機構を搭載し、最高出力916psをほこる、マクラーレン「P1」。現地から届いた写真で紹介。Lamborghini Veneno Photo Impressionランボルギーニが公開したのは、創業50周年を記念した特別限定モデル「ヴェネ...
ジャガーのフラッグシップ「XJ」に最高の「XJR」登場|Jaguar
Jaguar XJR|ジャガー XJRフラッグシップ「XJ」に最高の「XJR」登場ジャガー ランドローバーは、ジャガーブランドのフラッグシップ4ドアサルーン「XJ」に、もっともスポーティなグレード「XJR」を設定し、来週より開催されるニューヨーク オートショー 2013にて披露する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ハイパフォーマンスとラグジュアリーの融合ジャガーの最上級セダン「XJ」に、最高出力550psを発揮する5.0リッター V8スーパーチャージドエンジンを搭載し、専用のシャシーにエアロダイナミクスを装備した「XJR」。XJシリーズ最高の機敏性と応答性にすぐれ、ハイパフォーマンスとラグジュアリーを高い次元で両立させている、とジャガーは謳う。事前発表された写真によると、フロントに掲げられるジャガーのバッジの背景が、通常モデルの黒ではなく赤になっており、特別なモデルであることを主張する。その下に位置する、Rマークは、「XKR」や「XFR」のものとはこ...
日産とギターメーカーのギブソンがコラボ|Nissan
Nissan Gibson NV200 Mobile Repair & Restoration Van|ギブソン NV200 モバイル リペア&レストレーション バン日産とギターメーカーのギブソンのコラボ1894年に設立されたギターメーカー「ギブソン」が、日産と協力して「ギブソン NV200 モバイル リペア&レストレーション バン(Gibson NV200 Mobile Repair & Restoration Van)」を製作。3月27日から開催される、ニューヨーク オートショー 2013にて公開する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)利用提案のひとつとしての、移動式リペア&レストアショップ「ギブソン NV200 モバイル リペア&レストレーション」は、その名前のとおり、日産のミニバン「NV200」(日本名、「NV200 バネット」)をベースに、ギブソンとコラボレーションしたクルマ。ベースとなる「NV200 Compact ...
最小の4ドアクーペ「CLA」デビュー|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz CLA Class|メルセデス・ベンツ CLAクラス最小の4ドアクーペ「CLA」デビューメルセデス・ベンツは、デトロイトショー開幕を翌日に控えた1月13日、同社のスペシャルイベント「ニューイヤーレセプション」にて、小型4ドアクーペ「CLA」のワールドプレミアをおこなった。Text by AKIZKI Shinichiro(OPENERS)CLSの弟分が登場「CLA」は、メルセデス・ベンツのラインナップにあらたにくわわるまったくあたらしいモデルであり、車名のCLにつづく“A”の文字からも分かる通り、4ドアクーペ「CLS」の流れを受け継ぐコンパクトモデルとなる。そのスタイリングは2012年4月の北京モーターショーで公開されたコンセプトカー「コンセプトスタイルクーペ」そのものであり、フロントからリヤへとつづく弧を描くように流れるルーフライン、そしてAクラスのデザイン意匠にも通じるスポーティなエクステリアデザインが、CLSとCLAが兄弟であることを端的にあらわし...
コンチネンタルGTスピード コンバーチブル発表|Bentley
Bentley Continental GT Speed Convertible|ベントレー コンチネンタルGT スピード コンバーチブルベントレーで最速のオープントップモータリング!日本での発表も記憶にあたらしいベントレー史上最速のロードカー、ベントレー「コンチネンタルGT スピード」。そのオープンバージョンがデトロイトモーターショー2013でワールドプレミアを飾った。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)最新最速のオープンGT2012年、全世界で8,510台という、好調なセールスを記録したベントレー。そのうちの2,315台が投入された、ベントレー最大の市場、それがアメリカだ。そのアメリカで開催された、北米国際オートショー、通称デトロイトモーターショーでの、ベントレーの主役は、「コンチネンタル GT スピード コンバーチブル」のワールドプレミア。ベントレーのチェアマン ヴォルフガング・シュライバーは以下のように語った。「新型コンチネンタル GT スピード...
新型クアトロポルテ、デトロイトショーでワールドプレミア|Maserati
Maserati Quattroporte|マセラティ クアトロポルテ新型クアトロポルテが北米国際オートショーでワールドプレミアマセラティは1月15日、北米で開催中のデトロイトモーターショー2013で同社の新型フラグシップセダン「マセラティ クアトロポルテ」を世界初公開した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)マセラティ初の4WDモデルも登場今回フルモデルチェンジを果たし、通算6代目となる新「クアトロポルテ」は、先代に引きつづき、“ラグジュアリースポーツセダン”をコンセプトとする。力強いロングノーズと、えぐるように湾曲したグリルといったシンボリックなデザインは、先代から受け継ぐものであり、現行の「グラントゥーリズモ」とも濃い血の繋がりが見てとれる。あらたに開発された直噴ツインターボエンジンは、3.8リッターV型8気筒と3リッターV型6気筒のふたつがラインアップされ、どちらも完全な新設計となる。組み立てはマラネロのフェラーリ工場でおこなわれ、すべての...
インフィニティ Q50をワールドプレミア|Infiniti
Infiniti Q50|インフィニティ Q50インフィニティ Q50をワールドプレミア日産自動車が日本国外で展開している高級車ブランド、インフィニティはデトロイトモーターショー2013において ラグジュアリースポーツセダン「Q50」をワールドプレミア。2013年夏より、アメリカ、カナダで販売を開始する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)今後のインフィニティの方向性をしめすモデルインフィニティが公開した「Q50」は、外観からもあきらかなように、日産「スカイライン」の姉妹車であり、「インフィニティ G37」の後継モデルにあたる。インフィニティはネーミング方法をこれまでのものから、セダンおよびコンバーチブルが「Q」、SUVおよびクロスオーバーが「QX」をモデル名の先頭にいただくというものに変更しており、今回の「Q50」はそのルールが適用される最初のモデルだ。初公開となったデトロイトモーターショー2013の会場では、現在のインフィニティカーのすべてと、インフ...
NSXコンセプトが進化して登場|Honda
Acura MDX Prototype|アキュラ MDX プロトタイプAcura NSX Concept|アキュラ NSX コンセプトNSXコンセプトが進化して登場ホンダはデトロイトモーターショー2013で、アキュラブランドの新型「MDXプロトタイプ」と、進化した「NSXコンセプト」を初公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)MDXプロトタイプは市販間近すでにOPENERSでも事前情報を掲載している「MDXプロトタイプ」がデトロイトモーターショーで公開となった。次世代デザインのフロントグリルや「ジュエルアイ」とよばれるLEDヘッドライトを採用した、次期「MDX」を予告するモデルであり、実際に、2013年半ばから米国での販売を予定している。7人乗りの大柄なラグジュアリーSUVだが、居住性を犠牲にせずに、全高を現行型から1.5インチ低くしたという。パワートレインは3.5リッター直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンだ。NSXコンセプトはインテリ...
フォルクスワーゲンのディーゼルPHEV SUVコンセプト|Volkswagen
Volkswagen CrossBlue|フォルクスワーゲン クロスブルーディーゼル プラグインハイブリッドを搭載したSUVコンセプトフォルクスワーゲンはミッドサイズSUVコンセプト「クロスブルー」をデトロイトモーターショー2013で公開した。ディーゼルプラグインハイブリッドシステムを採用した、6シーターモデルだ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)フォルクスワーゲン流アメリカンSUV「クロスブルー」は、フォルクスワーゲングループのMQBプラットフォームを利用した、全長5メートルクラスの6シーターSUV。おもにアメリカとカナダに向けたモデルだ。市販化されれば全長4.4メートルの「ティグアン」、同4.8メートルの「トゥアレグ」からなる、現在の北米におけるフォルクスワーゲンSUVラインナップはさらなる充実を見せることになる。パワートレインは最高出力140kW(190ps)、最大トルク400Nmを発揮するTDIクリーンディーゼルエンジンにフロント側とリア側、2...
次なるロールス・ロイスがジュネーブに登場する!|Rolls-Royce
Rolls-Royce|ロールス・ロイス次なるロールス・ロイスがジュネーブに登場する!ロールス・ロイス モーターカーズは、「ファントム」、「ゴースト」からなるモデルラインナップに、次なる一台をくわえる。その特徴は、もっともダイナミックでパワフルなロールス・ロイスだ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)その名は「レイス」ロールス・ロイスは、ロールス・ロイス史上、もっともダイナミックで、パワフル、そして美しいクルマであり、自動車業界最高峰たるロールス・ロイスとはいかなるものかを明確にしめし、ウルトララグジュアリーセグメントにおけるベンチマークになると、自信をみなぎらせるニューモデルをラインナップに追加、ジュネーブモーターショーで公開する。あらたなるそのモデルの名は「レイス」。1925年、伝説的な「シルヴァーゴースト」につづいて「ファントム」を最上級モデルとしたロールス・ロイスが、1938年にラインナップにくわえたオーナードライバー向けの高級車「シルヴァーレイ...
デトロイト現地リポート|Chevrolet
Chevrolet|シボレーデトロイトの主役!デトロイトモータショー2013に参加した島下泰久氏からの現地リポート第2弾はシボレー。スティングレイの名を冠した7代目「コルベット」が登場!Text by SHIMASHITA Yasuhisaエンジンは当然、V8 OHV今回のショーの主役は、間違いなくコレ。7世代目となり久々に“スティングレイの名が冠された”新型「シボレー コルベット スティングレイ」だ。ロングノーズ・ショートデッキの典型的なFRプロポーションを取る新型コルベットだが、ディテールは一気に洗練されて、きわめて現代的な仕上がりとなっている。リアウインドウがボディサイドに回り込んでおらず、代わりにリアクウォーターウインドウを設けていること、丸型ではなくなったテールランプなどのディテールは、あるいは従来のファンは戸惑うところかもしれない。しかし皆の思い入れが強いだけに、変化すれば必ず議論を呼ぶのは、コルベットの宿命である。中身もきわめて革新的だ。そのボディはあたらしいアルミフ...