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「rumors」に関する記事
第26回 08年春ビューティトレンド(2)香り編「アロマキャンドル」
小林ひろ美が指南! 2008年春 ビューティトレンド(2)香り編「アロマキャンドル」「香りというものはどれだけ心理に影響するか、そして、心理はどれだけ肌に影響するのか。以前からいわれていたことですが、だんだんそれが立証されてきている感じがあります」と小林ひろ美さん。じっさい、アロマキャンドルが美容の部門に入ってきているのだそう。注目です。構成と文=染谷晴美(本誌)Photo by Jamandfixパーソナルなニーズ、そのひとつが香りナチュラルと心地よさが、最近のトレンドのキイワードであり、よりパーソナルなニーズに応えられるものがヒット商品になっています。私たち消費者は、そこに感動がなかったら買いません。「わー、いいにおい!」とか「わー、肌なじみがいい!」とか、ささやかな感動を毎日味わっていたいから買う。自分の生活環境、たとえば、夜が遅いとか、本を読むのが好きとか、お風呂の時間を大切にしているとか、その人その人、100人いたら100通りの生活環境や趣味嗜好があるわけです。そういった...
“生涯の伴侶”に──「アクセンチュアル」のヴィキューナストール
“生涯の伴侶”に──「アクセンチュアル」のヴィキューナストールストールなどはトレンドアイテムではないのだから、たしかな品質のものが必要最小限の数だけあればいい。それがビキューナなら不足はない。Photo by Jamandfixよいものを少しだけ。そして永く愛用する思いがけないときに出会うからこそ、それは“掘り出し物”と言われる。暦のうえではすでに冬は過ぎ去って、実際に春の兆しも感じられるような季節に差し掛かったちょうどこの時、極上の“掘り出し物”が飛び込んできた。あるインポーターのストックルーム、その片隅で息を潜めて待っていたのは、大判のストール。マテリアルはヴィキューナ。蛇足ながら説明すると、ラクダ科ヴィキューナ属。体長約1メートル弱、体重40-50キログラム。ひとが容易に立ち入ることのできないアンデス山脈の高地に生息し、ワシントン条約により保護されたこの獣の毛は、2年毎に約250グラムだけ梳き取られ、それがさらに選別されると最終的には120グラムにしかならない。コートを1着作...
丹念な手の仕事が誇らしい、アルトプラティコのバッグ
革と革が織りなす美しい表情丹念な手の仕事が誇らしい、アルトプラティコのバッグ長年にわたる修行を積んだ熟練の職人たちの手によって生み出されるメッシュ仕立て。伝統ある手法を用いながら、モダンなデザインをそろえる『アルトプラティコ』のバッグは、端正な表情のなかに手仕上げのあたたかみと気品が感じられる。技術と感性から生まれる、優美なMade in Itary30年以上の経験のある職人たちの手によって丁寧につくられている『アルトプラティコ』のメッシュバッグ。バッグに用いるのに最適な柔らかさを保てるように薄く削られた、テープ状に裁断されたラム革を用いて、ひとつひとつ手編みで仕上げられていく。事前にメッシュ部分が編み込まれた生地をカットして成型していくバッグと違い、『アルトプラティコ』は、編み込み具合にムラが出ないよう、職人によって片面ずつ丹念に編み込まれていくので、革そのもの素材感と、編み込まれた状態の独特のやわらかい表情が織りなすエレガントさも大きな魅力。流行に左右されないメッシュ仕立ての気...
CAZAL×DITA 「902」モデルついに発売!
CAZAL × DITA 「902」モデル発売!伝説のサングラスが、ついに復刻!ドイツ生まれのブランド『CAZAL(カザール)』と『DITA』による、新生「902」プロジェクト。ついに2008年2月、世界限定本数の4カラーが復刻リリースされた。Photo by Jamandfix運命的な出会いから始まった共同プロジェクト大胆なカラーリングと、優雅な曲線で描かれるデザインで、多くのファッショニスタを熱狂させるアイウェアブランド『CAZAL』と、「BREAK THE MOLDS!(型にはまるな!)」というデザインスピリットをもち、世界のオプティカル・モードをリードする『DITA』。今回の「902」プロジェクトのスタートは、約1年前にさかのぼる。1年前のパリ。DITAデザインチームが敬愛するデザイナーの一人、CAZAL社のカリ・ザローニ氏との運命的な出会いがあった。DITAデザインチームは「CAZALのなかでもモデル「902」はもっとも素晴らしいフレームであり、愛されるべきフレーム。CA...
selection|“オウプナーズ”によるバイヤーズガイド
ココロ踊らせる最新ファッションアイテムから、もつよろこびを伝える工芸、アート領域のグッズまで、世にあまたあるモノと情報の洪水のなかから、良質なものだけをピックアップ。目のこえた“オウプナーズ”によるバイヤーズガイド「selection」は、web shopping magazine rumors(ルモアズ)とリンクして、物欲までも満足させます。JAM HOME MADE|大人気のミッキーシリーズにニューモデル登場!大人から子どもまで、時代を超えて愛されつづける永遠のアイコン ミッキーマウスをモチーフとしたJAM HOME MADE(ジャム ホーム メイド)の大人気シリーズにニューモデルが登場した。...つづきを読むDaniel&Bob|ニューモデル「CAMELIA」「STIFFELIO」誕生ショルダーバッグの概念を覆すスマートなシルエットとラグジュアリー感が話題を呼び、各メンズ誌でも何度となく取り上げられてきた人気モデル「PIPPO(ピッポ)」のニューアイテム、そして今季デ...
豪華列車「デカン・オデッセイ号」の旅~テレビ番組のスナップ~
豪華列車「デカン・オデッセイ号」での旅インド、テレビ番組のスナップから日本テレビ系列のバラエティ番組“モクスペ”のロケで、年始すぐに俳優の山本耕史さんとインドへ行ってきました。番組のテーマは「世界の鉄道の旅」。番組内ではご紹介できないオフショットを含めた写真をご紹介します。 放送日決定4月10日(木)19:00~21:00日本テレビ系 『冒険!感動!珍道中!世界超豪華鉄道でGO!』ついにインドに呼ばれましたインドは鉄道大国です。私たちが番組で搭乗した「デカン・オデッセイ号」は、インド西部のムンバイ(旧ボンベイ)を出発して海岸線を南下しゴアへ向い、さらに、プーナ、エローラ、アジャンタという世界遺産を経由する西インドを巡る旅。「デカン・オデッセイ号」はアジアではまだ知られていないようですが、ヨーロッパではものすごい人気で、チケットが取れないそうです。とにかく車内では、至れり尽くせりの豪華さでした。インドはもちろん初めてです。友人から「インドは呼ばれた人が行く国」だと前から聞いていたので...
±0|2.5Rシリーズ
すべての「R」を統一することによりうまれる一体感±0に「2.5R」シリーズが登場インテリア&デザインにまつわる旬なプロダクトを厳選紹介するこのコーナー。こんかいは日本を代表するデザイナー 深澤直人氏がデザインディレクターをつとめるプロダクト、「±0」の新製品を紹介します。 文=高橋猛志(本誌)デザイナー 深澤直人がデザインディレクターをつとめる「±0」が、世の中に発信してきたコンセプトはいたってシンプルだ。それは、ほんとうに欲しかったモノ。そして、ありそうでなかったモノ。衝撃的でもあった同社の『加湿器』や、その他製品を見わたせば一目瞭然ではあるが、そのコンセプトたちは、身近な家電製品にデザインというエッセンスをくわえ、そして必要な機能だけがそのなかに踏襲されている、といった点でしっかりと息づいているのである。そして今回発表された「2.5R」シリーズにも、しっかりとその心遣いは感じられる。その名のとおり、角の丸み(=角R)がすべて2.5mmに統一されており、それをフォーマットとして多...
「MARUNI COLLECTION 2008 BY NAOTO FUKASAWA」前編
2008年1月18日、待望のコレクションがついに発表となった。広島に拠点を置く、家具メーカー「マルニ木工」と世界的な工業デザイナー、深澤直人氏による「MARUNI COLLECTION 2008 BY NAOTO FUKASAWA」。会場内では多くのプレス関係者が詰めかけ、なかでも初披露となった「HIROSHIMA」とマルニ木工の定番商品をリファインした「トラディショナルシリーズ」に大きな注目が集まった。OPENERSはプレス発表会に密着。デザイナー深澤直人氏にお話をうかがい、今回のコンセプトとモノ作りのプロセスについて語ってもらった。待望のインタビューがいよいよはじまった。文=武井正樹Photo by KAWABE Yonekoデザイナーと職人、それぞれの敬意の上に成り立つプロダクト──「MARUNI COLLECTION 2008 BY NAOTO FUKASAWA」のコンセプトをお聞かせください木のイスである、ということが重要なポイントです。モノによりますが、デザインは新しい...
戸田恵子×植木 豪 Special対談(1)はじめての共演から……
はじめての共演から、姉弟のように……戸田恵子×植木 豪 Special対談(1)女優 戸田恵子さんと、PaniCrewの植木 豪さん。互いにちがうフィールドで充実した活動をしているふたりが、ひとつの舞台で出会う。いまでは“姉さん”、“豪”と呼び合うほどの距離になったふたりのはじめての対談が実現した。Photo by Jamandfixヘアメイク=鈴木麻衣子豪が踊っているシーンは、毎日観ていて飽きなかった戸田 私のライブに来ていただいた方は私たちのことをすでにご存知だと思いますが、植木 豪くんとこうやって話をするのははじめてなんですよ。──では、まず、おふたりの出会いから……植木 戸田さんと正式にご一緒したのは、岸谷五朗さんと寺脇康文さんが主宰する地球ゴージャスのVol.8 『HUMANITY THE MUSICAL 〜モモタロウと愉快な仲間たち〜』での共演なんですが、じつはその前に、Act Against AIDSの武道館でのコンサートのときにご挨拶しているんです。戸田さんはお忘れ...
戸田恵子×植木 豪 Special対談(2)
ふたりでいることで、ちがう扉が開けていく戸田恵子×植木 豪 Special対談(2)おふたりの対談の前回は、地球ゴージャスの舞台での出会いから、急速に親しくなっていった様子を語っていただきました。今回は、戸田恵子さんの話題のアルバム『Actress』の中の植木 豪さんが手がけた「V.I.P」のお話からスタート!Photo by Jamandfixヘアメイク=鈴木麻衣子豪の歌をアルバムのトップにもっていきたいという思い──戸田さんから楽曲の依頼があったときはいかがでしたか?植木 楽曲は、求められるハードルも高いし、最初はやはりプレッシャーを感じました。実は、舞台のリハーサルのときに、戸田さんが歌ったらみなさん泣いてしまって、このパワーと世界観はなんなんだ!?って思ったことがあったんです。それで、「いつもの姉さんをうまく引き出せればいいのかな」、「いっぱい話をして趣味も好みもほかの作家さんより知っているつもりだし、僕の知っているスパイスのある姉さんを曲のなかで紹介できたら新鮮に感じても...
第27回 08年春ビューティトレンド(3)食品編「オーガニック・ドリンク」
小林ひろ美が指南! 2008年春 ビューティトレンド(3)パーソナル編「私だけのビューティトレンド」オーガニック志向は、当然ですが「食品」にも当てはまります。安全で、しかもおいしい。生産者の顔が見えるというのもポイントになるでしょう。さらに、美容と健康を目的とするなら長く続けることも大事。そこで、かんたんに自然の栄養が摂れる“オーガニック・ドリンク”に注目です。まとめ=染谷晴美(本誌)語り=小林ひろ美Photo by Jamandfixおいしく飲んで、さらに調味料としても使える!血行をよくして代謝を上げる働きがある“しょうが”は、美容と健康には欠かせない食材。最近はいろんなしょうが製品が販売されていますから、それを利用しない手はありませんね。おすすめは『吉平商店』の「吉平 土佐のあわせしょうが」。高知に出かけたときにたまたま見つけて、飲んでみたらすごくおいしい。すっかりハマってしまって、その後もネットで購入しています。ふだんはお湯で薄めて飲んでいますが、冷えが気になるときは、それ自...
第28回 08年春ビューティトレンド(4)アドバイス編「スキンケア」
小林ひろ美が指南! 2008年春 ビューティトレンド(4)パーソナル編「私だけのビューティトレンド」春から夏にかけての肌は、ほこりや皮脂、汗による、毛穴の詰まりや角質肥厚が悩み。紫外線や大気汚染のストレスも相当受けます。そこで小林さんにうかがいました。「ひろ美さん、なにかいい商品ありますか?」まとめ=染谷晴美(本誌)語り=小林ひろ美Photo by Jamandfixナイトクリームで肌細胞を若返らせる汚れを落として、うるおして、栄養成分を与えてフタをする、ということがきちんとできていれば、寝ているあいだに細胞分裂が加速して、新しい細胞が生まれてきます。となれば、夜のスキンケアには少しちからを入れたい。そこでナイトクリームです。私がいまいちばん好きなクリームは、『アニックグタール』の「クレーム スプレンディド ニュイ」。ビタミン、ミネラルがたっぷりで、眠っているあいだに疲れた肌の回復と栄養補給を助けるエッセンシャルオイルも豊富に配合。朝目覚めたときのお肌はすべすべです。アニックグター...
第29回 08年春ビューティトレンド(5)パーソナル編「私だけの…」
小林ひろ美が指南! 2008年春 ビューティトレンド(5)パーソナル編「私だけのビューティトレンド」2008年春のビューティトレンド。最終回は、小林ひろ美さん自身のビューティトレンドを語っていただきます。まとめ=染谷晴美(本誌)語り=小林ひろ美Photo by Jamandfix旅先で手に入れた、お気に入りの香りアマングループのアマヌサ(バリ島)に行ったときのこと。さすがにサービスがよくて、どこに行っても、すぐおしぼりが出てくるんですね。しかも香りつき。それがとてもいい香りで……。なぜこんなにいい匂いがするのかしらって、あまりにも気になったので、スタッフの方に尋ねてみたところ、プルメリアの花を丸ごと漉(こ)して抽出したオリジナルのエッセンスを、氷水に数滴垂らし、その中で絞ったおしぼりをお客さまに出しているのだと教えてくれました。どうやら非売品のよう。でも、私の「ほしい!」という思いが伝わったんでしょうね、スタッフの方が「では差しあげましょう」と、特別に3本、売ってくださったんです。...
MAINETTI(マイネッティ)の極上ハンガー
自宅のクローゼットを、一流サルト(テーラー)のようにスーツの名脇役、MAINETTI(マイネッティ)の極上ハンガーラグジュアリーブランドやセレクトショップのハンガーに掛かっているスーツやジャケットの美しさに思わず立ち止まった経験はあるだろうか。試着する前に、見惚れるほどすばらしい肩の厚みからのラインやドレープ感。そのハンガーは『マイネッティ』に違いない。Photo by Jamandfix「正しい」ハンガーを揃えていくという愉しみビスポーク(誂え)した靴はシューキーパーもかならず一緒に買うように、スミズーラしたスーツやジャケットはもちろん、愛着ある服は、正しいハンガーに掛けて、仕立ての良さをそのまま長く楽しみたい。世界に名だたるブランドやサルト(テーラー)が競って指名するサルトリアーレハンガー『マイネッティ』は、人間工学に基づいて研究されたフォルムと、ポリエステル樹脂(発泡加工)ながら木のような独自の素材感を併せもつサルトリア(注文服の仕立屋)のためのプロフェッショナル・アイテムで...
Jipijapa (ヒピハパ) 2008春夏コレクション
Jipijapa (ヒピハパ) 2008春夏コレクションありそうでない、着て楽しめる大人カジュアルブランドがスタートして16年。ウェルメイドの新しいカジュアルを提案し続けるドメスティックブランド『Jipijapa(ヒピハパ)』の新しいコレクションがそろった。時代の感度や空気を適度にまとったデザインは、おしゃれを知った大人たちがニヤリと楽しめるものに仕上がっている。Photo by Jamandfixカジュアルを贅沢に、ちょっと面白い遊びかたが新鮮服を知っている人が、服を知っている人のためにつくるカジュアルウェア。『Jipijapa(ヒピハパ)』はブランド設立以来、時代の匂いを求めるセレクトショップや百貨店などにバイイングされ、ダブルネームのアイテムの展開などにも積極的に取り組んでいる。その服の魅力は、行きすぎない遊びの面白さ。メッシュパーカ(JP85001-01)は、軍が使っている蚊帳のデッドストックの生地をロンドンから取り寄せて、見た目にも面白く、レイヤードして楽しいアウターとし...