rumors
「rumors」に関する記事
#003 吉田晃務さん(吉田カバン デザイナー)とのおはなし(後編)
#003 吉田晃務さん(吉田カバン デザイナー)とのおはなし(後編)ファッションブランド"MINOTAUR(ミノトール)"のディレクター泉 栄一が発信するコミュニケーション ツール『M a(マ)』。ひきつづき吉田カバン デザイナーの吉田晃務さんに、それぞれのシリーズの成り立ち、晃務さんが影響を受けたカルチャー、そしてこれからの吉田カバンなどについておはなしいただきました。文と写真=M aまとめ=金子英史(本誌)泉|東京オリンピックの頃の吉田さんは、どんなコトをやられていたのですか?吉田|その時代は、いわゆるカバンの問屋さんですよね。とにかく、外国のいい材料とかいい金具とか、その文化がうちに入ってきていたんです。当時の材料屋さんは、海外になんて行っていないですからね。それこそ雑誌もなければ、インターネットの情報もないし。とくにファッションの情報なんて、実際に外国に行って歩いて見るしかないんですよ。だから、そういう時代に海外に行けたということは、貴重だったんじゃないですかね。サンプルも...
形成外科医が開発したスキンケア グロースファクター配合の「ReVive」とは?
ReVive|リヴィーブ形成外科医が開発したスキンケアグロースファクター配合の「ReVive」とは?グロースファクター配合・先駆者ブランド「ReVive(リヴィーブ)」がアメリカから上陸。9月3日より伊勢丹新宿店1階、化粧品売場テクノロジーコーナーに登場した。文=桂 伸枝(本誌)3つのグロースファクターグロースファクターとは、本来人間がもつペプチドの一種で、年齢とともに減少していくため、外から補うことが必要な成分。細胞の分裂・増殖をコントロールする役割をになっている。「ReVive」は先駆的にその働きに着目。特に肌に関係する、3つのグロースファクターを主成分として配合している。その成分とは、1) EGF(肌表面に働き、コラーゲン・エラスチン生成サポート。)2) KGF(肌のターンオーバー(生まれ変わり)をサポート、紙・爪・粘膜を合成。弾力成分)3) IGF(肌の基底層に働きかけ、すべての細胞たんぱく質の合成命令をサポート)この3つの成分をもってすれば、パーフェクトエイジングケアが実...
吐息をスタイルアップする ローズウォーターの「NO-MU-BA-RA」
KI-NU-BA-RA|キヌバラ吐息をスタイルアップするローズウォーターの「NO-MU-BA-RA」文=桂 伸枝(本誌)いま、「NO-MU-BA-RA」(飲む薔薇)が話題をよんでいる。NO-MU-BA-RAは、世界最高級品質のローズオイル・ローズウオーターの産地ブルガリアで、唯一国際オーガニック認定機関IMO社(本社スイス)の認定を受けたバラ農園をもつ『エニオ・ボンチェフ社』の無添加ローズウォーターである。日本ではまだそれほど定着していないが、ダマスクローズの産地で知られる東欧ブルガリアでは、古くからローズエッセンスを飲料として用いていた。ダマスクローズの甘い香りは、気分をリラックスさせる効果が期待できるため、近年、飲料や食用にも利用されるようになってきている。無論、香料としても名高く、現在全世界の香水用香料のバラの7割を、このブルガリア産が使用されている。そんな産地ならではの贅たくな習慣が、この「NO-MU-BA-RA」ではかんたんに実現できるのだ。分包で携帯しやすく、混合量も自...
深澤直人デザインの犬鑑札ついに展示発表
「ただしいいぬ。展」深澤直人デザインの犬鑑札ついに展示発表トウキョウのインテリア&デザインの最新情報やイベントリポートなどを厳選紹介―生活工房ギャラリーにて開催する「ただしいいぬ。展」を紹介します。文=富塚亜希子「ただしいいぬ。」って何でしょうか?犬を愛する人たちに聞いてみます。「あなたの犬に鑑札はついていますか?」装着が義務づけられているはずの犬鑑札。様々な飼い主の都合から鑑札が着けられていないのが現状ですが、あなたの愛犬がもし迷子になってしまった場合、この犬鑑札が着けられていないことで致死処分されてしまうのです。その数は、日本全体で年間数万頭。そういった不幸な犬を今後増やさないために、世田谷区では2009年度より新しい犬鑑札の導入を決定。犬にも人にもやさしい鑑札作りを目指すため、世界的な工業デザイナー深澤直人氏の協力を得て、かたちは「小さくてころっとした固まりに」。素材は「傷や劣化が味になっていくアルミ」に変更。「金属の固まりが渋くなっていくことは、愛犬との付き合いが深まってい...
『MINOTAUR SHOP』がオープン!
"TOKYO発信世界水準のCULTURE GEEK SHOP"が5ヵ月間の期間限定でオープン!全国ハイストリートの代名詞的存在であるセレクトショップ「時しらず」とファッションブランド"MINOTAUR"のアンテナショップ「M a shop」による「MINOTAUR SHOP」は、"TOKYO発信世界水準のCULTURE GEEK SHOP"をコンセプトに多様なジャンルのCULTURE GEEK(カルチャーオタク)をセレクトした『MINOTAUR SHOP BY TOKISHIRAZU AND MA』が、2008年9月20日から期間限定で渋谷パルコパート3の地下1階スペースにオープンする。1990年設立以来絶大な支持を得る「GOOD ENOUGH」や社会現象になるほどの人気を誇るアニメ「エヴァンゲリオン」のアパレルライン、クリエイティブなライフスタイルを生み出すファッションブランド"MINOTAUR"とそのプロダクトラインであるMUG(MINOTAUR URBAN GEAR)をセレク...
The Legend of MACKINTOSH
マッキントッシュ──時代を超えたエレガンス英国を代表するアウターウェアブランド、マッキントッシュ。代名詞でもある“ゴム引きコート”があまりに有名で、ブランドの全貌は意外に知られていないかもしれない。 改めてこの英国ブランドのヒストリーを振り返り、最新のコレクションに触れることで見えてくるのは、本物だけがもつ特別感であり、意外にモードな側面であり。存在感のあるブランドでありながら、着るひとを選ばない懐の深いマッキントッシュの魅力を堪能したい。ハイテク素材「マッキントッシュクロス」の誕生は1822年。その特別な生地はコートに仕立てられ、またたくまにヨーロッパ全土に広がった。そのゴム引きコートは今なお一着一着が職人の手によりつくられている。伝統を守りながらも日々進化しているマッキントッシュの歴史を概観する。トラディショナルなイメージ一辺倒だったのはもう過去の話。マッキントッシュのコレクションには、デザイン性やモード感、ラグジュアリーを感じるものが数多く登場している。贅沢なシルバーフォック...
History of MACKINTOSH
マッキントッシュの栄光の軌跡ハイテク素材「マッキントッシュクロス」の誕生は1822年。その特別な生地はコートに仕立てられ、またたくまにヨーロッパ全土に広がった。そのゴム引きコートは今なお一着一着が職人の手によりつくられている。伝統を守りながらも日々進化しているマッキントッシュとは、どのようなブランドなのか。1822年、ハイテク素材の誕生英国を代表するアウターウェアブランド、マッキントッシュ。その起源は、1822年に、チャールズ・マッキントッシュが「マッキントッシュクロス」を発明したことにさかのぼる。当時の防水布といえば、キャンバス地に油を塗って撥水性を高めるくらいがせいぜい。それだけに防水性にすぐれたマッキントッシュクロスの登場は、英国じゅうに衝撃をあたえた。そして1830年、チャールズ・マッキントッシュはその特別な生地とコートを製作する会社を設立。そのゴム引きのコートは瞬く間にヨーロッパじゅうに広がることになる。なかでも英国の上流階級の人々のあいだでは、乗馬用コートとして人気を博...
The legend of MACKINTOSH|2008-09 Fall & Winter women's Collection
トラディショナルなイメージ一辺倒だったのはもう過去の話。マッキントッシュのコレクションには、デザイン性やモード感、ラグジュアリーを感じるものが数多く登場している。贅沢なシルバーフォックス・カラーや、七分丈のバレルスリーブなど、コーディネートの主役をはれるコートたちを紹介する。MONKTON (モンクトン)TAUPE/トープ コットンゴム引きL'Appartement DEUXIEME CLASSE銀座店 ¥235,200Other Colours:ブラック、ベージュ、チャコールグレー、プラムDEESIDE (ディーサイド)BLACK/ブラック コットンゴム引き伊勢丹新宿店 ¥157,500Other Colours:トープ、オレンジ、ターコイズブルーCROSBIE (クロスビー)JAFFA/ジャッファ コットンゴム引きエリオポール代官山 ¥147,000Other Colours:ネイビー、ブラック、カーキ、チョコレート、オレンジ、パープル、ダークグレー、ワインKELLAS (ケラ...
TRUEFITT&HILL|阪急百貨店メンズ館『トゥルフィット&ヒル』期間限定ショップオープン
TRUEFITT&HILL|トゥルフィット&ヒルGentlemen’s Hairdressers&Perfumersいよいよ阪急百貨店 メンズ館登場!OPENERSでおなじみの英国グルーミングブランド『トゥルフィット&ヒル』が、ついに西日本初上陸。10月1日(水)から7日(火)まで、阪急百貨店 メンズ館1階のイベントスペースに期間限定ショップが登場する。Photo by Jamandfix期間限定販売&グルーミング・カウンセリングも体験できる東京・伊勢丹新宿店メンズ館1階のメンズコスメコーナーでの常設販売もスタートして好評のトゥルフィット&ヒルが、阪急百貨店 メンズ館に初お目見え。人気のフレグランスから、トラディショナル・ウェットシェービングの真髄を楽しめるシェービングアイテム、スキンケア・ヘアケアアイテムまでほぼフルラインナップの販売はもちろん、お客さまの身だしなみとシェービング方法について専門スタッフが個別にアドバイスをする「ジェントルマンズ・ケア」も無料で実施。肌のタ...
始めてます、新しいチャレンジいろいろ+α(1) 戸田恵子
始めてます、新しいチャレンジいろいろ+α(1)あるときは映像作品&舞台女優、あるときは声優、またまたあるときはシンガー……。 多彩な分野で活躍中の戸田恵子さんですが、その「七色の顔」はまだまだ増殖中です。広がる活躍の場を軽やかに走り続ける、戸田さんの日々の進化をご報告します。まとめ=尾上そら釣りで発見した自分の意外な「一面」この連載にもつけている「Happy? Half Century」。人生のなかばを迎えて、というとなんだか大げさですが、自分のなかで少しずつタブーがなくなっていく感覚が私にはあるんです。去年秋のアニヴァーサリー・ライヴ『ACTRESS』は、その決意表明のようなもの。歌手としての活動を再開したことをはじめ、「せっかくチャンスをいただけるなら、チャレンジしないともったいない!」という、前向き+欲張りな気持ちのままに、これまでは「私にはあわないのでは……」と、ちょっと引いてしまいがちだったことに、自分から飛び込んで行こうというモードになっているのです。ちょっとさかのぼり...
NOOKAの横浜トリエンナーレ限定モデルが限定500本で登場
横浜トリエンナーレ限定モデル、限定500本で登場2001年にはじまり、ことしで3回めを迎えた現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ」。世界最先端の現代美術の祭典を記念し、ニューヨークのウォッチブランド「NOOKA」から限定モデルが発売された。文=武井正樹こんかい発売となったNOOKAの限定モデルは、横浜トリエンナーレのテーマである「TIME CREVASSE」(タイムクレヴァス) という概念に対する、NOOKA側からの返答ともいえるプロダクト。グラフィカルな文字盤と心地よい装着感はそのままに、ボディに深みのあるグリーン、フェイスにゴールドというトリエンナーレのテーマカラーを採用した。生産本数は500本のみ。デザイン監修は、美術館から企業、ブランドなど幅広くビジュアルを手掛け、こんかいの横浜トリエンナーレのCIデザインも担当した「bluemark」によるものだ。文字盤には横浜トリエンナーレのロゴがさりげなく入った、完全エクスクルーシヴ仕様。トリエンナーレ会場、SPILAL ONLINE...
Chapter19:アフリカの魅力/アクセサリーⅠ
Chapter19:アフリカの魅力/アクセサリーⅠアフリカのアクセサリーには、地域、民族によって様々な特徴があり、その魅力は言葉では伝えられないほど、その奥深さに魅了される。 そして、そのすばらしいアクセサリーを身につけるアフリカの女性の素敵な姿を思い浮かべる。しかし、アフリカに行くと、実際に身につけている女性は少ない。考えてみれば、多くの貧困にあえぐアフリカ諸国で私達が購入するような作品は、もちろん贅沢品であり、彼女たちが身に付けられる筈もない。しかも、ある程度のお金持ちは、欧米のブランド・アクセサリーや金製品を身に付けることが多くなってきたため、民族独自のアクセサリーは、かれらの生活の中から消えつつある・・。とはいえ、アフリカのマーケットで売られているアクセサリーは、わたしたちにとって、とても魅力的な光を放っている。独特のフォルム、色彩、繊細な細工・・・。 と、いうことで今回は、わたしがアフリカで購入したさまざまなアクセサリーの魅力を紹介します。 文と写真=浅野典子ニジェール今...
三原康裕的日本モノづくり「第2回 トモイを訪ねる」(1)
MIHARAYASUHIRO×TOMOI第2回 トモイを訪ねる(1)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。いよいよ本格始動となる今回、三原康裕さんは奈良県にある老舗ボタン工場の伴井比呂志さんを訪問。果たしてどんなボタンができるのか、どうぞご期待ください。写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)協力=萩野 宏日本が世界に誇る貝ボタン工場奈良県川西町。奈良盆地の中央部に位置するこの町は、日本一の貝ボタンの産地である。そもそも貝ボタンは、洋装とともに明治初期の日本に伝えられた。その製造技術はまずドイツから神戸に渡り、大阪河内を経て奈良に伝わったという。農作地だった川西町の集落である唐院では農閑期の収入源として広まり、戦後から10年あまりの最盛期にはじつに全30...
三原康裕的日本モノづくり「第2回 トモイを訪ねる」(3)
MIHARAYASUHIRO×TOMOI第2回 トモイを訪ねる(3)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしかつくれない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。奈良県のボタン工場、トモイを訪ねた三原さん。話はいよいよオリジナル制作の核心へ。写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)協力=萩野 宏創造力と技術力を駆使したコラボレーションここで三原さんは、自らデザインのスケッチを描き出した。デザイナーとマニュファクチャーという、異なる立場の人間がアイデアを出し合い、創造力と技術力を駆使してひとつのモノをつくっていく。それは業種を越えた、コラボレーションが生まれた瞬間だった。伴井 色の重なりを表現するなら、白と黒が二層になった黒蝶貝がありますので、それを使ってみたらどうでしょう?三原 そうなんですか。それはいいです...
三原康裕的日本モノづくり「第2回 トモイを訪ねる」(2)
MIHARAYASUHIRO×TOMOI第2回 トモイを訪ねる(2)ファッションデザイナー三原康裕さんが、日本の誇る工場や職人を訪ね、日本でしか作れない新しいモノを生み出す画期的な連載企画「MEANING MADE IN JAPAN MIHARAYASUHIRO(MMM)」。奈良県のボタン工場、トモイを訪ねた三原さんは、その技術から新しい発想を得ようとする。写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)写真=溝部 薫(ホークアイ ヴィジュアルワークス)協力=萩野 宏伝統と革新に裏付けられた高度な技術力貝ボタンの製造には、原材料の貝からボタンの元となる生地をくり抜く「ぬき」や、ボタンの型に削る「けずり」、「穴あけ」「磨き」など、約10の工程がある。製造が盛んな時代はそれぞれに工場があり分業で行っていたが、現在ではそうした産業構造はない。トモイでは以前より設備を整え、それらの工程をほぼ自社一貫で行える体制を整えている。そして創業当初から使われている年代物の機材から、最先端のCADや...