第27回 08年春ビューティトレンド(3)食品編「オーガニック・ドリンク」
小林ひろ美が指南! 2008年春 ビューティトレンド(3)
パーソナル編「私だけのビューティトレンド」
オーガニック志向は、当然ですが「食品」にも当てはまります。安全で、しかもおいしい。生産者の顔が見えるというのもポイントになるでしょう。さらに、美容と健康を目的とするなら長く続けることも大事。そこで、かんたんに自然の栄養が摂れる“オーガニック・ドリンク”に注目です。
まとめ=染谷晴美(本誌)語り=小林ひろ美Photo by Jamandfix
おいしく飲んで、さらに調味料としても使える!
血行をよくして代謝を上げる働きがある“しょうが”は、美容と健康には欠かせない食材。最近はいろんなしょうが製品が販売されていますから、それを利用しない手はありませんね。おすすめは『吉平商店』の「吉平 土佐のあわせしょうが」。高知に出かけたときにたまたま見つけて、飲んでみたらすごくおいしい。すっかりハマってしまって、その後もネットで購入しています。
ふだんはお湯で薄めて飲んでいますが、冷えが気になるときは、それ自体にカラダを温める作用のある紅茶に入れていただきます。もちろん調味料としても大活躍! なにに加えてもおいしいので、わが家ではみりん代わり。当然ですが、これでつくる豚肉のしょうが焼きは文句なしのおいしさです。
そして、紀州の梅ジュースも欠かせない一品です。もちろん100%オーガニック。お湯で割って飲むと、すっぱさと熱さで、またたく間に汗がじわーん。クエン酸の効果で肌が活性化。風邪もひかないし、肌も季節によってゆるむことがありません。
みなさんご存じのとおり、梅に含まれるクエン酸はカラダにいい。1個の梅干しが奇跡を起こすといわれているくらい。実際、大企業の社長さんたちのなかには毎日召し上がっている方が多いと聞きます。
必要な栄養素を摂り、老廃物は出す
温かいお茶は、栄養プラス、リラックス効果も得られて一石二鳥。私がいまイチオシなのは、大豆イソフラボンたっぷりの豆茶です。『むら豊富』の「豆の力茶 からだ美人」は、カフェインフリーなので、夜、お風呂から上がったあとにもOK。ハーブティーに飽きちゃったな、というときによくいただきます。国産大豆100%使用。エコファーマー認定を受けた生産者がつくっているから安心。こういう食品を自然に取り入れていきたいなっていつも思っています。
デトックスティも愛飲しています。老廃物が出て代謝がアップするのでカラダがすっきり、肌には透明感が出てきます。デトックスティを飲むようになってから、朝の顔のむくみに悩まされることもなくなりましたね。代謝の悪さはさまざまな不調の要因になるので、早めに対処したいけれど、大袈裟なものだと続きません。その点、お茶なら習慣にできる。お気に入りは『アグロナチュラ』のデトックスティ。ぜひお試しを。
美を磨くならまずは内面から。代謝のよい健康なカラダをつくったうえで化粧品を使えば、その効果は最大限に発揮できるはずです。
ダイエットの新しい味方“パワーポップキャンディ”
海外のタブロイド紙などでよく、棒つきキャンディをくわえたセレブたちの写真を見かけますが、あれは「パワーポップキャンディ」というダイエットキャンディで、最近は日本でも人気が高まっています。
主成分の“フーディア”というハーブに特徴があって、まず水を飲んでからペロペロとなめ、そのあともう一度水を飲むと、お腹の中で何十倍にもふくれる。それでいて、1本たったの28キロカロリー。ごはんを食べる前になめればお腹がいっぱいになるので、摂取カロリーをだいぶ抑えられるというわけです。
ダイエットキャンディと聞くと人工的なイメージがありますが、このキャンディの色は天然で、ビタミンとミネラルもたっぷり。フレーバーは10数種類あって、1袋にまんべんなく詰まっているのもうれしい限り。私のまわりでは実際、このキャンディをダイエットのプログラムに加えて成功した人がいます。さて、日本ではどれくらいブレイクするか、注目ですね。