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「selection」に関する記事
ループウィラー、日本が誇る「世界一正統なスウェットシャツ」|LOOPWHEELER
LOOPWHEELER|ループウィラー吊り編みものの逸品日本が誇る、世界一正統なスウェットシャツ「世界一、正統なスウェットシャツ」を。そんな思いから1999年に「LOOPWHEELER(ループウィラー)」はスタートした。熟練した技術をもつ職人の手によって生み出される、着心地のよい吊り編みものだけを世界に発信している。2015年でブランド設立16年目を迎えるいま、あらためてその魅力にフォーカスする。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)ブランドの哲学を体現する、3つの定番アイテムループウィラーは、スウェット生地を用いたアイテムにおいて、数えきれないほど豊富なラインナップを誇る。コレクションは、毎年意欲的に新作を発表することで、スウェットがもつ可能性を広げつづけている。今回はそのなかでも、定番モデルとして同ブランドのフィロソフィーをかたちにした3つのトップスを紹介したい。スウェットそれ自体をトラディショナルなアイテムとして捉えるのであれば、ループウィラーのアイテ...
日本の職人が意欲的に挑む、『FARO』の仕事
薄い、強い、美しい日本の職人が意欲的に挑む、『FARO』の仕事『ダニエル&ボブ』や『ブリーフィング』を取り扱うセルツのオリジナルブランド『FARO(ファーロ)』の革小物を手に取ると、規格品の工業製品ではない素材の息づかいや、革職人の手の仕事、こだわり、誇りまでゆっくりと伝わってくる。そのなんともいえない温かさが、きっと愛着となっていくのだろう。あなたがいまお使いの財布は、どこまでスマートだろうか『ファーロ』でもとくに人気のコードバン(馬の臀部の皮)を外装に使った「ブリランテ シリーズ」の財布を手に持ってみる。あなたが思うコードバンのイメージに相反して、その外装の革はとてもソフトで、革自体の薄さを手がしっかりと感じる。『ファーロ』が採用しているコードバンは、原皮のなめしからすべて日本で行われて、古来伝統技法とされてきた「スネカツ」という道具で一枚一枚ていねいに職人の手によって表面が磨かれる。さらに、染料での「水染め」は色を調整しながら十数回もの染めの過程を経て、最後にまた手で磨かれる...
FARO|日本の職人技術が生みだす、世界最高峰の革小物
FARO|ファーロ日本の職人技術が生みだす、世界最高峰の革小物国内にある匠の技術を駆使し、世界に通用する革小物を作りたい。そんな思いから誕生したFARO(ファーロ)の品質が徐々に認められ、ゆっくりと着実にファンを増やしている。では、世界最高峰の革小物とは何なのか?Text by TOMIYAMA EizaburoPhoto by Jamandfix薄いのに強度が高まる、ベタ貼りという手法紳士革小物の代表格である財布は、本来スーツの胸ポケットに忍ばせるもの。そのため、厚みがあっては不細工となる。また、薄くすることでヘタってしまってもいけない。そこでFAROでは、0.4mmと極薄にすいた革を2枚貼りあわせることで強度を保つ“ベタ貼り”という手法を採用した。薄いもの同士をしっかりと貼りあわせることでお互いの力がうまく作用しあい、コシのある驚きの強度を生みだすのだ。しかし、革は自然素材のため、ただ接着剤を付けるだけでは湾曲したり縮んでしまったりする。一見簡単そうに見えるこの技術は、とある職...
FARO|日本の職人技術が生みだす、世界最高峰の革小物(1)
FARO|ファーロ日本の職人技術が生みだす、世界最高峰の革小物(1)圧倒的な品質の高さから、さまざまな人気セレクトショップで扱われ、認知度も徐々に上がってきているFARO(ファーロ)の製品。だが、無駄を一切省いたデザインのため、手にとって見るまではよくある普通の革小物に見えてしまう。そんな製品が何故、国内有数の目利きバイヤーたちが支持するのか? そんな疑問は作業工程を知ることで理解できるはずだ。写真=JAMANDFIX取材・文=富山英三郎薄いのに強度が高まる、ベタ貼りという手法紳士革小物の代表格である財布は、本来スーツの胸ポケットに忍ばせるもの。そのため、厚みがあっては不細工となる。また、薄くすることでヘタってしまってもいけない。そこでFAROでは、0.4mmと極薄にすいた革を2枚貼り合わせることで強度を保つ“ベタ貼り”という手法を採用した。薄いもの同士をしっかりと貼り合わせることでお互いの力がうまく作用し合い、コシのある驚きの強度を生み出すのだ。しかし、革は自然素材のため、ただ接...
FARO|日本の職人技術が生みだす、世界最高峰の革小物(2)
FARO|ファーロ日本の職人技術が生みだす、世界最高峰の革小物(2)FAROが追い続ける、男の身だしなみ最高級の素材を使用し、極限まで薄く仕上げるFAROの革小物。その技術的な面に焦点があたりがちだが、何故そこにこだわるのか? その根本を知る者は少ない。ここでは、FARO誕生の理由と、その正しい使い方を伝授。そこから見えてきたのは、男の身だしなみという視点だった。写真=JAMANDFIX取材・文=富山英三郎世界に通用するものづくりを求めてブリーフィングやラップスといった自社ブランドだけでなく、ダニエル&ボブなどインポートブランドまでを扱うバッグメーカーのセルツ。彼らが数多くの職人と接し、ものづくりをするなかで疑問に感じたこと。それは、“インポートこそ最高”という国内の認識だった。確かに海外にはさまざまな高品質ブランドがある。しかし、日本でも世界に通用するようなものが作れるのではないだろうか? ことさら技術をひけらかすのではなく、また薀蓄ありきでもない高品質な大人の紳士用革小物。FA...
『Daniel&Bob』の人気3モデルの持ち方を解説!
Daniel&Bob|ダニエル&ボブハンドルに宿る、ものづくりの基本精神『Daniel&Bob』は、こんなに使いやすい!「現在では、Daniel&Bobのデザイナーと革の展示会などに一緒に行って、クリエーションにも関わる密な関係になっています」と語るのは、Daniel&Bobを取扱う株式会社セルツのバッグ事業部営業兼プレスの田原克規さん。さまざまなかけ方、持ち方ができるのが大きな魅力となっているDaniel&Bobの人気モデル3種類を、実際に田原さんに持っていただいて撮影した。上の画像ギャラリーで、あなたらしい持ち方を見つけてほしい。Photo by Jamandfixまとめ=梶井 誠(本誌)バイヤーと職人の息が合って、クオリティも高まってくるDaniel&Bobは、ブランド創設当初、ダニエル氏とボブ氏がトップに立って、アメリカのヒッピーブーム時代にイタリアでベルトを製造してヒットし、それを当時彼らのアシスタントだった現オーナー兼デザイナーのアンドレア・ボルトロッティ氏が引...
オウプナーズ別注! 「ro」の新素材メッセンジャー登場
オウプナーズ別注、「ro」の新素材メッセンジャー登場!ニューヨークのコンテンポラリーなテイストが人気の「ro」。イタリア人デザイナーが加わったことにより、さらにヨーロッパのモードなテイストも感じられるようになった。これまでにもリモンタ社のエクスクルーシブなナイロンや、ベジタブル タンニンなめしのレザーなどを用いてきた、素材には一家言ある「ro」だが、今回はオウプナーズが特別にお願いして、コーテッド コットン キャンバスという素材でメッセンジャーを別注! 構築的なつくりながら、しなやかな表情をみせるバッグに仕上がった。コーテッド コットン キャンバスは撥水加工が施されたキャンバス地。適度な光沢感のほか、「ro」らしく実際的な機能をともなう。ふだんのスタイルに比べ控えめなトリミングや、ダークブラウンに統一されたカラーは、機能性一辺倒のバッグにはないモードな雰囲気を漂わせている。とはいえ、「ro」ならではのファンクションはあいかわらず健在で、コンパートメントにはLEDライトが内蔵されてい...
BRIEFING×OPENERSの「GYM WIRE」が限定カラーで登場
BRIEFING×OPENERSの「GYM WIRE」が限定カラーで登場!スポーツのためのバッグという贅沢BRIEFINGの人気モデル「GYM WIRE」に、既存色のブラック、カーキに加えて、BRIEFING×OPENERS(オウプナーズ)限定カラーのブラウンが限定個数で登場。底面にトレーニングシューズがすっぽり収まるスペースが、前面のポケットはテニスラケットがすっぽり差し込める大きさで、大容量の荷室を備えたショルダーバッグである。文=梶井 誠(本誌)photo by Jamandfixいうなれば「SMART BUT TOUGH」、毎日のスポーツ度が測れるバッグ人気のブリーフィングでこれだけの容量があるのだから、もちろんビジネスに使っていい。ノートパソコンを入れてガンガン使える。2~3日の出張ならこなせてしまう。でも、せっかく「GYM WIRE」という素敵なモデル名があるのだから、やっぱり本来的な目的とするスポーツに使いたい。スポーツにかかわるギアの重量で、その人のライフスタイルや...
別注 “BRIEFING” 55個限定販売!
待望のopeners別注“BRIEFING” ARMOR TOTEが、遂に完成![コヨーテ・ブラウン] 55個の限定販売!ブリーフィング初のカラー、コヨーテ・ブラウンが新鮮!U.Sミルスペックのファクトリーで作られるバッグブランド “BRIEFING (ブリーフィング)”。リアルミルスペックの機能を併せ持ちながらも、オン&オフで使用できる優れたデザイン性に定評がある人気のブランドだ。openersは今回、PRO用のSHOOTERS BAGのSHOOTING SYSTEM用INSERT BAGの作りを応用した「ARMOR TOTE」を、ブリーフィングでは初のカラー、コヨーテ・ブラウンで別注。このスペシャルモデルは、55個のみ限定で販売される。その別注 「ARMOR TOTE」 は、メインの作りは従来、何枚かの裁断物を縫製して組上げる部分を、極力縫製箇所を少なくし、一枚裁断で強度面を重視し仕上げたアイテムだ。素材も通常の1000デニール コーデュラナイロンよりも強度を増したコーティング...
INCOTEX|こだわりのシルエットがかなえる究極のベーシック「インコテックス」2010年春夏アイテムが登場!
INCOTEX|インコテックスこだわりのシルエットがかなえる究極のベーシック「インコテックス」2010年春夏アイテム登場1951年、ヴェネツィアで創業されたボトムスブランドINCOTEX(インコテックス)。厳選された素材、高度な製品技術から作られる美しいシルエットが最大の魅力だ。そんなインコテックスのウィメンズラインから2010年春夏のニューアイテムが届いた。その魅力からブランドフィロソフィーまで、「インコテックス」スローウエア企画営業の門田典子さんに聞いた。Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX人気のクロップトパンツに華やかなラメ混素材がラインナップ──「インコテックス」のブランドコンセプトとは?SLOWEARグループの1ブランドであるインコテックスは、時代・世代を超えて長く愛されるボトムを提案したいと思っています。そのためメンズ、ウィメンズともにシルエットの美しさと素材のよさにとことんこだわっています。それは足が長く、ヒップラインがきれいに見えるよう...
「misaharada」デザイナー 原田美砂インタビュー
“ハッピーでHopefull&Dreamfullなコレクション”「misaharada」デザイナー 原田美砂インタビュー原田美砂さんがつくる帽子は、欧州・英国の文化がしっかり感じられて、ウィメンズ「misaharada」もメンズ「him│misaharada」もハンドメイド的なオートクチュールの香りも漂う。ロンドンで精力的に創作に向かう美砂さんに、今シーズンのコレクションの特徴などを聞いた。Photo by Jamandfix「今シーズンのイメージテーマは、ある恋物語からはじまります」──「misaharada」と「him│misaharada」の今シーズンのコンセプトを教えてください2009春夏コレクション全体のイメージテーマは、あるロンドンボーイが南国から来たイパネマの少女に恋をするという、恋物語からはじまります。レディスのテーマ「a girl from Ipanema」は、南国から来た冒険心のあるチャーミングな彼女が、都会に情熱と元気を与えてくれるようなユーモラスでトロピカル...
LOOPWHEELER|LOOPWHEELER×RUMORS Special Edition Cardigan
LOOPWHEELERFleece cardigan with dress pants?LOOPWHEELER×RUMORS Special Edition Cardigan! (1)日本語版はこちらFollowing the exclusive fabric made hoodie, LOOPWHEELER and online store RUMORS presents the second collaboration item, the special edition cardigan. It is a chic, fleece cardigan that can match well with dress pants. Let’s have LOOPWHEELER founder, Satoshi Suzuki and RUMORS director Hiroyuki Matsumoto tell us more about it.Text by INOUE ShunPho...
「デルボー」から新作メンズバッグ“Newspaper Bag”登場
「DELVAUX(デルボー)」から待望の新作メンズバッグ“Newspaper Bag”登場1829年創業のベルギー王室御用達の老舗ハンドバッグメゾン「デルボー」から、待望の新作メンズバッグが発表された。その名も「NEWSPAPER BAG」。バッグの中央を走る2本のループで、新聞や雑誌をはさめる仕様になっており、まさにビジネスマンのための機能を考えてつくられたといえる。デルボーらしいシンプルなデザインのなかに、ヨーロッパならではのウィットが垣間見える。新ディレクター、ブルーノ・ピータースによりさらに洗練の度合いを増したデルボー。やわらかなソフトカーフのこのブリーフケースからは、たしかな品質と気品が感じられる。世界最古のハンドバッグメーカー、デルボーデルボー社は1829年、ベルギー独立の前年に創業された、老舗のバッグメーカー。創業者のシャルル・デルボーはブリュッセルの中心、エンペラー通り7番地にレザーワークの店を開き、トランクや旅行者用の製品を幅広くつくってきた。そして1883年には...
80年代にデザインされたスポーティな逸品、CAZAL951完全復刻
CAZAL|カザール80年代にデザインされたスポーティな逸品「CAZAL(カザール)」から、CAZAL 951完全復刻!カザール30数年の歴史のなかでもっとも評価の高いビンテージモデルといわれる、CAZAL 951。大ぶりなフロントには額の汗パッドがほどこされたこのモデルは、サイドシールドを取り外せば付属のスポーツバンドにとりかえられ、スポーティ使用に様がわりする。80年代に発売されたとは思えない、先進的なデザインと機能性を兼ねそなえた稀有なアイテムが、完全復刻した!日本でも人気の高い、レアアイテム1980年代に発売されたCAZAL 951は、取り外し可能なスポーツバンドやフロート付バンドがセットになった、カザールでは珍しいこのスポーツサングラス。発売当初から話題になったが、その後生産中止となったため、レアアイテムとして全世界のカザールマニアが探し求めていた。日本での人気もその例外ではない。かつてのセンセーションぶりは、当時のファッション雑誌で以下のように取り上げられたほど。「ヨッ...
悠久のインドを身にまとう――アクセンチュアルのシルクストール
Accentual|アクセンチュアル悠久のインドを身にまとう――アクセンチュアルのシルクストールアクセンチュアルは自分の欲しいものやテイストが確立されているオトナの女性のために、上質でひねりの効いたアイテムを揃えるブランド。そんなアクセンチュアルから、インドで織られたシルクのストールが登場。鮮明なカラーのうえにすこし控えめにアレンジされたインド由来のモチーフは、あわせる服を選ばない。熱い国の風を感じてインドほど旅情をかきたてられる国はない。バックパッカーたちの放浪の旅やブッダを偲ぶ巡礼の旅、マハラジャの宮殿を訪ねるリュクスな旅など、旅のかたちもまた旅人の気持ちの在りようもさまざまだが、訪れる先はおなじインドである。そんなインドをほかのディスティネーションから際立たせているもののひとつに“色彩”がある。目も眩まんばかりの鮮やかなピンクやオレンジは、ほかのどの国のそれともちがう独特な明るさでもってわたしたちを魅了する。ファッションの世界でもインドはいま注目の的。華やかなオートクチュール...