新意匠をまとったベイビーランボ|Lamborghini

新意匠をまとったベイビーランボ|Lamborghini

Lamborghini Gallardo LP 560-4|ランボルギーニ ガヤルド LP 560-4新意匠をまとったベイビーランボアウトモビリ・ランボルギーニは、パリモーターショーの開催に先駆けて9月26日に開催された、毎年恒例の「フォルクスワーゲン グループ ナイト」で、新型「ガヤルド LP560-4」を発表した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)成熟のガヤルド2003年にデビューを飾った、ベイビーランボの異名を持つランボルギーニのスーパースポーツカー「ガヤルド」。サンタアガタ・ボロネーゼの工場からは現在までに13,000台がデリバリーされ、その異名とは裏腹にいまやランボルギーニの顔として君臨するほど。今回は、ショー開幕直前に“おもわせぶりな”ティザームービーが公開されたことにくわえ、翌2013年はガヤルド誕生10周年と同社創業50周年を迎えるアニバーサリイヤーとなるだけに次期モデルの登場が期待されたが、残念ながらその願いは届かなかったようだ...
フォルクスワーゲングループ ナイト開催|Volkswagen

フォルクスワーゲングループ ナイト開催|Volkswagen

Volkswagen Group|フォルクスワーゲン グループフォルクスワーゲンによるパリサロン前夜祭パリモーターショー2012開幕前日、グループ傘下のブランドをあつめ、フォルクスワーゲンが前夜祭を開催した。世界最大規模の同グループの展望はいかなるものか? 現地の大谷達也氏からのリポートが早速到着!Text & Event photographs by OTANI Tatsuyaフォルクスワーゲングループはこれからも成長する「ヨーロッパを覆う経済危機はいつ終わるのかと、たくさんの人たちが私にたずねます」グループ内の全12ブランドが集結し、パリサロン2012のメディアデイ前日におこわれたフォルクスワーゲン・グループ・ナイト。その締め括りの挨拶に立ったフォルクスワーゲンAGのマルティン・ヴィンターコルン会長は、数百名のメディア関係者を前にしてそう語りかけた。「多くの自動車メーカーが難局に立たされています。しかし、フォルクスワーゲン グループは力強く成長していくでしょう。なぜ、そ...
より軽やかにより鮮やかに、ガヤルドのニューモデル|Lamborghini

より軽やかにより鮮やかに、ガヤルドのニューモデル|Lamborghini

Lamborghini Gallardo LP 570-4 Edizione Tecnica|LP 570-4 エディツィオーネ・テクニカより軽やかにより鮮やかに、ガヤルドのニューモデルアウトモビリ・ランボルギーニは、ガヤルドファミリーのトップに位置する「LP 570-4 スーパーレジェーラ」と「LP 570-4 スパイダー・ペルフォルマンテ」にライトウエイトパッケージを装着した新型モデル「LP 570-4 エディツィオーネ・テクニカ」を、パリモーターショー開幕前日に開催された「フォルクスワーゲン グループ ナイト」で発表した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)組み合わせは無限大ランボルギーニがあらたに用意した「LP 570-4 エディツィオーネ・テクニカ」は、ガヤルドのハイパフォーマンスモデル「LP 570-4 スーパーレジェーラ」と「LP 570-4 スパイダー・ペルフォルマンテ」専用のオプションプログラムを装着した軽量化モデル。固定式のリヤ...
Fタイプ、ついに詳細を公開|Jaguar

Fタイプ、ついに詳細を公開|Jaguar

Jaguar F-Type|ジャガー Fタイプカモフラージュ終了Fタイプ、ついに詳細を公開往年の名車、ジャガー「Eタイプ」の後継と位置づけられ、スポーツカーブランドとしてのジャガーの出自に立ち返る重要な一台「Fタイプ」。これまで発表のニュースやデザイナーへのインタビューなど、複数回にわたってOPENERSでもお伝えしてきたこの「Fタイプ」の詳細が、パリモーターショー2012に先立ち、ついに公表された。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ジャガー入魂の軽量スポーツ、完成後輪駆動の2シータースポーツ、堅牢かつ軽量なアルミニウム構造のボディ、クイックなハンドリング、戦闘機からヒントを得たという明確なドライバーズカーとしてのコックピット、リトラクタブル式のリヤスポイラーやドアハンドル──スポーツカーブランドとしてのジャガーのイメージを現代においてふたたび明確化する、注目の「Fタイプ」の概要が、ついにあきらかになった。モデルバリエーションは3種類。スーパーチャージ...
第7世代ゴルフにふたつのコンセプトモデルが登場|Volkswagen

第7世代ゴルフにふたつのコンセプトモデルが登場|Volkswagen

Volkswagen Golf Blue Motion|フォルクスワーゲン ゴルフ ブルーモーションVolkswagen Golf GTI|フォルクスワーゲン ゴルフ GTI第7世代ゴルフにふたつのコンセプトモデルが登場2012年のパリモーターショーの一番の話題といっても過言ではない第7世代のフォルクスワーゲン「ゴルフ」。そのゴルフの公表につづき、フォルクスワーゲンは、ほぼ量産仕様の「ゴルフ ブルーモーション」と「ゴルフ GTI」を公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)史上もっとも低燃費のゴルフ 「ゴルフ ブルーモーション」1974年の初代の発売以来、世界で2,913万台を販売し、もはや、自動車業界というよりも経済界にとって、巨大な存在であるゴルフ。フォルクスワーゲン会長 マルティン・ヴィンターコルン教授は、第7世代となった新型ゴルフでは、性能向上が重量増をまねくという負のスパイラルを逆転させ、さらなるスペース、安全性、快適を実現しつつ、最大で従...
アヴェンタドールがアップデート|Lamborghini

アヴェンタドールがアップデート|Lamborghini

Lamborghini Aventador LP700-4|ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4アヴェンタドールがアップデートランボルギーニのフラッグシップ「アヴェンタドール」のV12エンジンに、気筒休止技術とスタート/ストップ機能が追加される。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)気筒休止とエンジンスタート/ストップを採用ランボルギーニのフラッグシップにして、現代のスーパースポーツカーの主導的存在でもある「アヴェンタドール LP700-4」。そのエンジンにも、ついにエンジンスタート/ストップ機能と気筒休止機能が追加されることが、パリモーターショー2012であきらかになった。同時に、この2013年モデルとなる「アヴェンタドール」には、さらなるカスタマイズオプションが追加されるようだ。まず、スタート/ストップ機能。すでに、他ブランドではおなじみの機能だが、さすがはスーパーカー。なんと180ミリ秒という、ほとんど人間には感知不能な速度で闘牛のV12...
フィアット500L、パンダ4x4などをパリモーターショーに出展|Fiat

フィアット500L、パンダ4x4などをパリモーターショーに出展|Fiat

Fiat Panda 4x4|フィアット パンダ4x4Fiat 500L|フィアット 500Lフィアット、パンダ4x4を公開!パリモーターショーにおいて、フィアット は事前に情報を公開していたパンダの4輪駆動SUV「パンダ 4x4」や7月に発表したばかりの「500L」などを出展した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)フィアット パンダ 4x4事前発表のあった第3世代のパンダの4WD版、「パンダ4x4」が公開された。フィアットがミニSUVと分類するそれは、多様性にあふれる一台だ。ボディサイズは、全長368×全幅167×全高160cm、ホイールベース230cm、前トレッド141cm、後トレッド140cm。ボディカラーに、パステルカラーのシシリー・オレンジと、メタリックカラーのトスカーナ・グリーンが用意されるのは以前報じたとおり。トルクオンデマンドの4WDとELD(エレクトロニック ロッキング ディファレンシャル)により、本格的な走破性能と安全性の高...
メルセデス・ベンツ SLS AMGのEVモデルがついに市販化|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ SLS AMGのEVモデルがついに市販化|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz SLS AMG Coupe Electric Drive|メルセデス・ベンツ SLS AMGクーペ エレクトリック ドライブSLS AMGのEVモデルがついに市販化9月27日に開幕したパリモーターショー2012で、メルセデス・ベンツは「SLS AMG」の電気自動車版、「SLS AMGクーペ エレクトリック ドライブ」を公開した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)EVであっても「SLS AMG」の名に恥じない恐るべき動力性能現在開催中のパリモーターショー2012で、メルセデス・ベンツは、同社のスーパースポーツカー「SLS AMG」をベースに開発された新型のEVモデルを発表した。これまで「SLS AMG E‐CELL」という名称でテストが繰り返されていたが、今回あらたに「SLS AMGクーペ エレクトリック ドライブ」に改名、量産バージョンとして販売が開始される。このEVモデルは1輪あたり1基、合計で4つのモーターで駆動す...
リッター90kmのハイブリッドコンセプト「クロスレーン クーペ」|Audi

リッター90kmのハイブリッドコンセプト「クロスレーン クーペ」|Audi

Audi crosslane coupé|アウディ クロスレーン クーペ未来のアウディを予感させる注目のコンセプトモデルアウディ クロスレーン クーペ 発表アウディのSUV、「Qモデル」の将来のデザインと、アウディのクルマづくりの方向性を予告するというプラグインハイブリッドのコンセプトモデル、「アウディ クロスレーン クーペ」がパリモーターショー2012で公開された。今回のショーに出展されるコンセプトモデルのなかでも、もっとも注目すべき、革新的な一台だ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)Event photographs by MOCHIZUKI Hirohikoアウディウルトラが進化全長4.21×全幅1.88×全高1.51メートル、ホイールベースは2.56メートルというサイズに、革新的なテクノロジーを満載した注目のコンセプトSUV「アウディ クロスレーン クーペ」が公開された。将来の「Qモデル」のみならず、将来のアウディ車の姿を予感させずにはいない、...
Numero 9 パリにあらわる|Citroen

Numero 9 パリにあらわる|Citroen

Citroen Numero 9|シトロエン ニュメロ ヌフNumero 9 パリにあらわる今年、北京国際モーターショーにてワールドプレミアをかざったシトロエン「Numero 9」。295psの出力を発生しつつ、燃費1.7ℓ/100km、CO2排出量39g/kmという数値をほこる、DSラインにつらなる、シューティングブレイク型のハイブリッドコンセプトカーである。これまで、パリを背景とした写真が多数公開されていた、このNumero 9が、ついにパリモーターショー2012に出現。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)装備を動画で公開中国で公開されたDSラインのコンセプトモデル「Numero 9」が、母国フランスにもやってきた。そして、いまのところ、いくつかの装備の詳細があきらかになっているので、シトロエンが公開している動画とともに、今回はそれをご紹介したい。まずはアクティブブラインドスポットモニタリング。死角にはいった車両を検知し、ヘッドアップディスプレイと音...
パリ現地リポート|HONDA

パリ現地リポート|HONDA

HONDA|ホンダシビックを主軸にヨーロッパでのディーゼルモデル展開へ小排気量ディーゼルターボという欧州のスタンダードともいうべきパワートレインを獲得し、「CR-V」で攻勢にでるホンダ。そして注目すべきはもうひとつ、FF車最速伝説をねらう、「シビック タイプR」開発中のニュースだ。Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoシビック タイプRが来る!ステージのいちばん目立つところに置かれていたのは、10月におこなわれるWTCC(世界ツーリングカー選手権)の鈴鹿戦でデビュー予定のシビックWTCC。その心臓は、レース専用エンジンとして開発された1.6リッター直噴ターボだ。 話題の中心は当然、主力であるこのシビック。ここで発表されたのは新開発の1.6リッターディーゼルエンジン搭載モデルだ。「EARTH DREAM TECHNOLOGY」と銘打つこのエンジンは、94g/kmという低CO2排出量を実現している。 いっ...
パリ現地リポート|TOYOTA

パリ現地リポート|TOYOTA

TOYOTA|トヨタオーリスをパリモーターショーに出展ハッチバックボディにガソリンエンジンのみのラインナップとなる日本仕様にたいし、ワゴンボディやディーゼルエンジン、ハイブリッド仕様も用意される欧州での「オーリス」。トヨタブースの主役はその「オーリス」だった。島下泰久氏によるリポート。Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko日本には存在しないワゴンボディ、ハイブリッドシステムのオーリス。トヨタブースの主役にすえられたのは、日本でも発表されたばかりの「オーリス」。ただしそのラインナップは日本とはことなる。ヨーロッパ仕様は5種類のパワートレインを設定する。ガソリンが1.3リッターと1.6リッター、ディーゼルが1.4リッターと2.0リッターのそれぞれ2種類。そして先代に引きつづき用意されるのがHSDと呼ばれるハイブリッドだ。2010年にクラス初のモデルとして登場したこの「オーリスHSD」は、これまでにヨーロッ...
パリ現地リポート|Citroen

パリ現地リポート|Citroen

Citroen|シトロエンオープントップとEVシトロエンの次なる仕掛けはDS3アバンギャルドなスタイリングの「DSライン」が充実をみせるシトロエン。2012年パリモーターショー(パリサロン)でも、「DS3」にカブリオレが登場。さらに北京モーターショーで発表したハイブリッドコンセプトカー「Numero 9」は、シトロエンらしい、先鋭的なモデルだ。いっぽう、電気自動車のDS3には、市販化の期待もたかまる。そんなシトロエンブースを、プレスデイに取材した、島下泰久氏による現地リポートが到着した。Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by SHIMASHITA Yasuhisa & MOCHIZUKI HirohikoDS3の洗練と先鋭DSラインが世界で25万台を超える販売を達成という成功をおさめたことで、ブランドが公言する“より上位のマーケットへの移行”が順調に進んでいるように見えるシトロエン。今回の目玉は、そのDSラインの最初のモデル、「D...
パリ現地リポート|Peugeot

パリ現地リポート|Peugeot

Peugeot|プジョーホームグラウンドで元気をアピールついに開幕した、パリモーターショー(パリサロン)2012。2年ぶりの地元開催ということで、プジョーは、事前発表でも派手なカラーリングのディーゼルハイブリッドやRCZのフェイスリフト、208のホットバージョン、新興国向けモデルなど、多方面のバリエーション展示を予告していた。現地で実際の展示を目にした島下泰久氏は、どう感じたか。Text by SHIMASHITA YasuhisaPhotographs by SHIMASHITA Yasuhisa & MOCHIZUKI Hirohik発売が楽しみなスペシャルモデル欧州危機の大きな影響を受けて苦戦しているプジョー。しかしながらパリサロンのブースはひとつに目玉を絞りきることができないほど、とても活気があった。プジョーきってのスペシャルティモデルである「RCZ」は、初のフェイスリフトを敢行。「508」以降のプジョー最新モデルにならったあたらしいフロントマスクやリアエンドを得る...
パリ現地リポート|Renault

パリ現地リポート|Renault

Renault|ルノー新型クリオ(ルーテシア)にはやくもバリエーションモデル今回のパリモーターショー(パリサロン)において、ルノーは新型のクリオ(ルーテシア)をワールドプレミア。さらに、はやくもワゴン版である「エステート」やスポーティな「RS(ルノー スポール)」を追加。いっぽうでは「ZOE」や「Twizy」といった電気自動車にも力をいれてきている。そのブースの模様を、島下泰久氏がさっそくリポート。Text & Photographs by SHIMASHITA Yasuhisaこれぞクリオの国お膝元パリでのショーにおけるルノーの目玉は主力コンパクトカーの「クリオ」(日本名ルーテシア)。ブースにはカラフルなボディカラーをまとったクリオが、これでもかというほどズラリと並べられて、とても華やかな空間をつくりだしていた。さらに今回はさっそく、追加ラインナップが発表された。「クリオ エステート」は、リアオーバーハングを201mm延長することで全長を4,262mmとして荷室容量を拡大...
68 件