BASEL WORLD(バーゼルワールド)
「BASEL WORLD(バーゼルワールド)」に関する記事
Patek Philippe|カラトラバの新たなるマスターピース
Patek Philippe|パテック フィリップCalatrava Ref. 5227| カラトラバ Ref.5227カラトラバの新たなるマスターピースパテック フィリップは、カラトラバ・コレクションの伝説的なスタイルとオフィサーモデルの特徴を融合した、あたらしい「カラトラバ Ref.5227」をバーゼルワールドで発表した。Text by SHIBUYA Yasuhitoシンプルな3針ウォッチに宿る伝統の美1932年のカラトラバ誕生から約80年。パテック フィリップの偉大なる伝統に、あらたなマスターピース「カラトラバ Ref.5227」が加わった。ゴールド製の台形バトン型アワーインデックス、ラウンド型分インデックスを配置したラック・アイボリー文字盤は、一切の無駄を取り除き、視認性のみを追求。シャープなドフィーヌ型の時分針、カウンターウエイト付きの秒針を組み合わせたその顔は、シンプルな3針ウォッチの“究極の文字盤デザイン”と呼ぶに相応しい。厚さ9.24mmの美しい薄型ケースは、正面...
Patek Philippe|新型8日巻きロングリザーブ・ムーブメントを搭載
Patek Philippe|パテック フィリップRef. 5200 Gondolo 8 Days, Day & Date Indication|8日巻ゴンドーロ Ref.5200新型8日巻きロングリザーブ・ムーブメントを搭載「8日巻ゴンドーロ Ref.5200」は、曜日、日付表示機能に加え、8日間のパワーリザーブを有するすべての手巻タイムピース愛好家のために創作されたパテック フィリップのニューモデル。Text by SHIBUYA Yasuhito手巻タイムピースの美学90年あまり前のアールデコ時代にルーツを持つ、サイドカーブの美しさ際立つレクタンギュラー(角型)ケースに、新開発の角型ロングリザーブ・ムーブメント「キャリバー28-20 REC 8J PS IRM C J」を搭載した、ウォッチコレクターのための新型モデル「ゴンドーロ Ref.5200」がバーゼルワールドで登場。192時間(=8日間)の連続駆動可能時間と、その間の高精度が保証されたムーブメントは、機能的には...
Patek Philippe|ムーンフェイズを搭載したクラシックなレディス・モデル
Patek Philippe|パテック フィリップCalatrava Ref. 7121|カラトラバ Ref.7121ムーンフェイズ表示機能を搭載したクラシックなレディス・モデルベゼルに66個のダイヤモンドをセッティングし、ムーンフェイズ表示機能を搭載した女性のための「カラトラバ Ref.7121」が、今年のバーゼルワールドであらたに登場。Text by SHIBUYA Yasuhito時を超越したエレガンスパテック フィリップがバーゼルワールドであらたに発表した女性のためのプチコンプリケーション・モデル「カラトラバ Ref.7121」。ケースはクラシックなオフィサー型のシースルーバック仕様で、ベゼル部分には66個、計0.52カラットのダイヤモンドがセットされ、クリーム・グレイン色の文字盤に華を添える。6時位置にはスモールセコンドとともに、ゴールド製の月と星を組み合わせた小さなディスクがその日の月齢を表示。その搭載されるムーンフェイズは122年間でわずか1日の表示誤差しかないほど精...
Patek Philippe|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート
Patek Philippe|パテック フィリップ2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート機械式腕時計の世界に興味を持つすべての人へ時計界のトップに君臨し、いつかは手にしたい憧れの時計ブランドとして、世界中の好事家を魅了するウォッチブランド「パテック フィリップ」。2013年のバーゼルワールドでは、もっとも人気の高い丸型コレクションの「カラトラバ」に、開閉式のケースバックを採用した「カラトラバ Ref.5227」を発表。永遠不滅の基本スタイルに、新たな一歩を踏み出した魅力的なモデルが登場した。Text by SHIBUYA Yasuhito永遠不滅の基本スタイルに新たな一歩スイス時計界の頂点に位置するパテック フィリップ。その人気は、好景気で沸騰する時計業界のなかでさらに上昇。いつかは手にしたい憧れの時計ブランドとして、その認知度は高まるばかりだ。もちろん日本市場でも、百貨店を中心にその売り上げは極めて好調で、希望のモデルを手にするためにはかなりの時間を要することもある。だが、...
バーゼルワールド 2014|時計、それは手元のジュエリー
バーゼルワールド 2014時計、それは手元のジュエリー世界最大級のウォッチ&ジュエリー トレードショー、バーゼルワールド。期待に胸をふくらませて会場を訪れるのは、時計趣味人の男性たちだけではない。エレガントなレディたち、着飾ったファッショニスタたちも、年に一度ここで最新の時計に出会うのだ。Text by KEIKO Homma女性用腕時計のトレンドはカラージュエリーウォッチ今や目の肥えた女性たちは、これまでよくあったような、男性モデルをひとまわり小型化しただけのようなおざなりなデザインには目もくれない。女性のために設計された、身につけるその人を輝かせてくれるような時計を求めている。そう、時計は手元に寄り添うジュエリーなのだから。2014年の今年、目についたのは、カラーストーンがビッグトレンドとなっているハイジュエリーの動向を反映した、色美しいジュエリーウォッチだ。カラーダイヤモンド、カラーストーンを駆使した今年のデザインは、時をはかるという本来の機能を忘れさせてしまうほどに...
ラドー|楽天ジャパンオープンテニスに3組6名様をご招待|RADO
RADO│ラドー楽天ジャパンオープンテニスのオフィシャルタイムキーパーを務めるラドーロイヤルボックスシートに3組6名様をご招待10月1日(月)から7日(日)に東京・有明で開催される「楽天ジャパンオープンテニス2012」のオフィシャルタイムキーパーを務めることとなったスイスの時計メゾン、ラドー。それを記念し、非売品のロイヤルボックスシートのチケットが3組6名様にプレゼントされる。Text by YANAKA Tomomiアンディ・マレーや錦織圭も出場革新性とハイテクノロジーを追求し、マテリアルの開発、時計のデザインなど、常にイノベーティブなチャレンジをおこなってきたラドー。今年からあらたなチャレンジとして挑むのはテニスのフィールド。そのオフィシャルタイムキーパー第一弾として選ばれたのが、日本最大のテニストーナメント「楽天ジャパンオープンテニス」だ。今回の大会では、ラドーの新アンバサダーに就任し、夏に開催されたウィンブルドン選手権のセミファイナリストにもなったイギリスのアンディ・マレー...
バーゼルワールド 2014|時計ジャーナリストが厳選した今年注目のウォッチ全41本
バーゼルワールド 2014時計ジャーナリストが選んだ今年注目のウォッチ世界最大の時計と宝飾の見本市、「BASEL WORLD(バーゼルワールド)」が今年もスイスで開催された。老舗ブランドによるグランドコンプリケーションモデルから、最新のブランドのデザインウォッチまで、時計ジャーナリストの福留亮司氏が、注目の最新腕時計をご紹介する。Text by FUKUTOME Ryuji好調な時計業界を支える2014年の新作バーゼルワールドは、毎年3月、4月頃に約1週間かけてスイス・バーゼルで行われる時計と宝飾の見本市である。今年も3月27日から4月3日までの8日間、世界中のバイヤー、プレス、そして時計ファンが、会場となるメッセ・バーゼルに集結。例年通り、大変な賑わいをみせた。今年はどこのブランドも、例年に増して好調ということだった。新作も、以前あったように、どこも同じ方向を向いているということはなく、よりブランドの個性が強まっていると感じられた。ユーザーからみれば、選択の幅も広がり、とてもよい...
TISSOT|創立160周年を記念した名作の復刻版
TISSOT|ティソHeritage 160th Anniversary|ティソ ヘリテージ 160周年記念モデル創立160周年を記念した名作の復刻版“ナビゲーター”のモデル名で知られるティソの傑作ワールドタイマーが、創業160周年記念モデルとして再登場。Text by SHIBUYA Yasuhito世界の時を知らせる“ナビゲーター”1953年に開発されシンプルながら実用的なワールドタイマーとして“ナビゲーター”のモデル名で知られるティソの傑作モデルのひとつが、創業160周年記念モデルとして「ヘリテージ」コレクションから再登場した。ひとつのタイムゾーンのローカルタイムを表示する時分秒針の他に、24時間で文字盤を1回転する中央の都市名表示板とその外周の24時間インデックスを合わせて読むことで、それ以外の23都市の現在時も即座に分かる。シンプルだが優れた機能性、そして公認クロノメーター検定に合格した高精度ムーブメントを搭載しながら10万円台半ばという価格は驚き。ワールドタイマーをひと...
TAG Heuer|世界初の磁性振動子搭載
Carrera Mikropendulum|カレラ マイクロペンデュラム世界初の磁性振動子搭載1/100秒計測が可能なクロノグラフヒゲゼンマイの代わりに磁石を用い、磁性振動子によって調速する「タグ・ホイヤー カレラ マイクロペンデュラム」。タグ・ホイヤー2013年の新作の中で、もっとも革新的で見逃せない製品である。Text by SHIBUYA Yasuhito傑作「モナコ」の新作も見逃せない「カレラ マイクロペンデュラム」は、“マイクロ”の名称から分かるように、時計用とクロノグラフ用と2系統のメカニズムを備えたデュアルチェーンシステムを搭載した、タグ・ホイヤー独創の1/100秒クロノグラフ。クロノグラフ用の調速脱進機構に、永久磁石の磁力を使った“ペンデュラムシステム”を世界ではじめて搭載した時計史上初の製品であり、2010年にコンセプトモデルとして発表された「ペンデュラム コンセプト」の製品版として位置付けられる。クロノグラフ用の調速脱進機構は毎秒50ヘルツ(=毎時36万振動)と...
TAG Heuer|Carrera Calibre 1887 Chronograph Racing|カレラ 1887 クロノグラフ レーシング
TAG Heuer|タグ・ホイヤーCarrera Calibre 1887 Chronograph Racing|カレラ 1887 クロノグラフ レーシングモータースポーツへの情熱を凝縮マットブラック仕上げの新作「カレラ 1887 クロノグラフ レーシング」は、タグホイヤーのモータースポーツへの情熱が詰まった新レーシングクロノ。Text by SHIBUYA Yasuhitoムーブメントは、タグ・ホイヤー自社製「キャリバー1887」新作「カレラ 1887 クロノグラフ レーシング」は、ブラックチタンカーバイドがコーティングされたマットブラック仕上げ。グレード2の超軽量チタンケースに、自社製クロノグラフムーブメント「キャリバー1887」を搭載した、ブラックフェイスの精悍な新作クロノグラフだ。ダイヤモンドの次に硬く傷の付きにくいサファイアクリスタルの風防。クロノグラフ針やインダイヤルの針、クロノグラフのスタート&ストップボタン、レザーストラップのステッチなど、ディテールにレッドの差し色...
TAG Heuer|カレラのフライバック機構搭載モデル
TAG Heuer|タグ・ホイヤーCarrera Calibre 36 Chronograph Flyback |カレラ キャリバー36 クロノグラフ フライバックダブルスケール文字盤が印象的カレラのフライバック機構搭載モデルヴィンテージストップウォッチのデザインをモチーフとした「カレラ キャリバー36 クロノグラフ フライバック」は、フライバック機能も搭載する個性派なカレラ。Text by SHIBUYA Yasuhitoムーブメントは、ゼニスの名作エル・プリメロがベースクロノグラフ計測中でもリセットボタンを押して、あたらしい計測がすぐに行えるフライバック機構を搭載した新型クロノグラフ。ヴィンテージストップウォッチのデザインからインスピレーションを得たというこの「カレラ キャリバー36 クロノグラフ フライバック」は、外側にストップウォッチの60秒目盛をセットしたダブルスケールが付き、ツーインダイヤルの文字盤という、これまでなかったスタイルが特徴。搭載されるムーブメント「キャリバ...
TAG Heuer|耐衝撃システム搭載のモナコ待望のブラックモデル
TAG Heuer|タグ・ホイヤーMonaco Twenty Four Chronograph|モナコ Twenty Four クロノグラフ耐衝撃システム搭載のモナコ待望のブラックモデル高い耐衝撃性にくわえ、ブラックの精悍な顔を持つ「モナコ Twenty Four クロノグラフ」がバーゼルワールドで登場した。Text by SHIBUYA Yasuhito人気のブラック・モナコベルトドライブの伝説的モデル「モナコV4」のデザインを踏襲した角型ケースの4隅に、衝撃吸収機能を持つポリマーチューブをセットした「アドバンスト ダイナミック アブソーバーシステム(ADA)をセットした新作「モナコ Twenty Four クロノグラフ」。1/10秒単位の計測が可能な「キャリバー36」ムーブメントをフローティングマウントすることで、20mの高さからの落下に相当する衝撃や、1~10ヘルツという振動でも安定して動作するメカニズムを搭載した。2010年の登場以来、タグ・ホイヤーファンの間で人気のプレミ...
BREGUET|待望のローズゴールドモデルが登場
BREGUET│ブレゲType XXII 3880, Rose Gold Version|タイプ XXII 3880超ハイビート・フライバッククロノグラフ待望のローズゴールドモデルが登場バーゼルワールド開幕に先駆けて発表された新作「タイプ XXII」ローズゴールドケース。フライバック機能をもった赤いクロノグラフ秒針が、ブラウンのダイヤルを一層引き立てる。Text by SHIBUYA Yasuhito1/20秒刻みの正確な計測も可能にブレゲファンの間では名作中の名作として知られる、フランス海軍の要請で1950年代に誕生したフライバック機構付きクロノグラフ「アエロナバル タイプXX(トゥエンティ)」。決して進化を忘れないブレゲは、2010年にこのモデルに20振動(毎時7万2000振動)という超ウルトラハイビート仕様の最新型「タイプXXII(トゥエンティトゥー)」を登場させた。センターのクロノグラフ秒針は30秒で文字盤を一周し、1/20秒単位での計測が可能だ。そして今年、このモデルにス...