ミニッツリピーター
「ミニッツリピーター」に関する記事
緻密な美を備えた「《アルソー リフト》トゥールビヨン・ミニッツリピーター」|HERMÈS
エルメスより、2020年秋冬の新作「《アルソー リフト》トゥールビヨン・ミニッツリピーター」が発表された。馬をモチーフとしたスケルトン部分と6時位置の丸いスケルトン部分から、ミニッツリピーターとトゥールビヨンが姿を覗かせる、エルメスらしさとクラフツマンシップが融合した新作だ。なお、このモデルは受注生産で取り扱われる。
新作「ミニット・リピーター・トゥールビヨン5303」|PATEK PHILIPPE
1845年、最初のミニット・リピーター搭載懐中時計を創作して以来、パテック フィリップは、各時代において偉大な“音楽演奏者”としての地位を確立してきた。そして2020年、文字盤のないオープン・アーキテクチャーを搭載し、構造の細部に至るまで眺めることが可能な新作「ミニット・リピーター・トゥールビヨン5303モデル」が発表された。
オーデマ ピゲ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|AUDEMARS PIGUET
進化を続けるロイヤル オーク(1)今年のオーデマ ピゲには2つの傾向をみいだすことができる。一つは、創業以来手がけてきた複雑機構ミニッツリピーターの最先端モデル、もう一つはこれもやはり創業時から受け継がれてきた素材、イエローゴールドをロイヤル オークのデザインコードで発表した点だ。文/河田昭則旗艦モデルにふさわしいコレクションの充実もはやブランドを代表するコレクションとして不動の地位を占める「ロイヤル オーク」が、コレクションを大きく拡充している。まず、ケースを初めとする外装について。大きく注目したいのは、18Kイエローゴールドケースモデルの新展開である。近年、ゴールドモデルは、肌への馴染みのよいカラーということもあって、ピンクゴールドに人気が集まる傾向にあったが、古典的なラグジュアリーカラーであるイエローゴールドを大きく取り上げることで、近年の時計界における原点回帰の流れに一石を投じることになりそうだ。同時に、好対照なヴィヴィッドでカジュアルなカラーを、ロイヤル オーク オフショ...
カルティエの芸術的なレアピース|CARTIER
CARTIER|カルティエカルティエの芸術的なレアピース(1)2009年以降、完全自社開発による複雑時計を毎年発表して時計愛好家を虜にし、ジュエラーとしてはもちろんのこと、ウォッチメーカーとしても頂点を極めているカルティエ。そのクリエーションの勢いは止まらない。2015年9月30日〜10月3日に開催された香港の「WATCHES & WONDERS2015」でも新しい複雑時計が公開された。Photographs & Text by SHIBUYA Yashihitoミステリアスな時を演出歯車などの伝達機構は一切見えない。まるで魔法のように空間に浮かんだ状態の時分針が、時間の経過とともにそれぞれ動いて時刻を表示する。1912年に天才時計職人モーリス・クーエと共同で開発した「ミステリークロック」」は、時計の歴史に燦然と輝くカルティエの名作のひとつだ。このミステリアスなメカニズムを最新のウォッチメイキングの技術を使い、腕時計で実現したのが、2013年に発表された「ロトンド ...
クリストフ・クラーレ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|CHRISTOPHE CLARET
CHRISTOPHE CLARET|クリストフ・クラーレ複雑機構を得意とする知る人ぞ知るラグジュアリーブランド美しい音色を奏でるミニッツリピーターを搭載クリストフ・クラーレは、1992年に複雑機構を得意とする時計師であるクリストフ・クラーレ氏が設立した少量生産の工房だ。2009年から自社製品を手がけ、熟練した技術によって、今年も驚くべき新作を用意していた。特にミニッツリピーター、GMT、ビッグデイト機能を搭載した「アレグロ」は、圧巻のデキである。クリストフ・クラーレの技術力を証明するモデルだ。Text by KAWADA Akinoriレバーを引くだけで、現在時刻を奏でる「アレグロ」は、ミニッツリピーター、GMT、ビッグデイトを搭載した多機能なモデルである。ミニッツリピーターとは、時刻を知りたいときにレバーを引くだけで、現在時刻を鐘の音で知らせてくれる複雑機構である。一般的にミニッツリピーター機構は、多くのパーツを使用するので、ほかの複雑機構をいくつも搭載することは難しいとされてい...
BLANCPAIN |ブランパンの超絶コンプリケーションモデル
BLANCPAIN|ブランパンLe Brassus Carrousel Minute Repeater Flyback Chronographe|ル・ブラッシュ カルーセル ミニッツリピーター フライバッククロノグラフカルーセル、ミニッツリピーター、フライバッククロノを搭載ブランパンの超絶コンプリケーションモデルカルーセル、ミニッツリピーター、フライバッククロノの3つの複雑機構を搭載したブランパンの超絶コンプリケーションモデル「ル・ブラッシュ カルーセル ミニッツリピーター フライバッククロノグラフ」。今年のバーゼルワールドで時計愛好家たちの注目を集めた話題の1本だ。Text by SHIBUYA Yasuhito3つの機能をひとつの腕時計に新作「ル・ブラッシュ カルーセル ミニッツリピーター フライバッククロノグラフ」は、フライング カルーセル機構に加えて、ケース内部を約1周半して美しい音を響かせるカテドラルタイプのゴングを採用したミニッツリピーター機構、さらに計測中でもリセット...
BVLGARI|シャンルベ技法を使ったアートな文字盤に魅了されて
GG/COMMEDIA dell'ARTE|ブルガリ ジェラルド・ジェンタ コメディア・デラルテシャンルベ技法を使ったアートな文字盤に魅了されて新作「ブルガリ ジェラルド・ジェンタ コメディア・デラルテ」は、16世紀のイタリア即興喜劇をモチーフとしたリミテッドエディション。大聖堂の鐘の音をモチーフにしたミニッツリピーターが時を知らせてくれる度に、アイコニックなキャラクターが躍動する。Text by SHIBUYA Yasuhito16世紀のイタリア即興喜劇の世界を音と動きで表現16世紀後半、当時の演劇界の常識を破って登場し、ユーモラスでダイナミックな動き、楽しい衣装や音楽でイタリアのみならずヨーロッパ各地で人気を博した即興喜劇「コメディア・デラルテ」。その世界をブルガリが誇る複雑機構、ミニッツリピーター&ジャンビングアワー&レトログラード機構と、彫刻&美しい細密画を駆使した芸術的な文字盤で表現した“腕に着ける芸術品”として新作「ブルガリ ジェラルド・ジェンタ コメディア・デラルテ」...
BREGUET|女性のためのコンプリケーション
Reine De Naples “Day/Night” 8998| クイーン・オブ・ネイプルズ “デイ/ナイト” 8998太陽と月の動きを文字盤に再現女性のためのコンプリケーションデザインの面だけでなく、時計機構を通じて女性賛美を表現する「クイーン・オブ・ネイプルズ」。新作「クイーン・オブ・ネイプルズ “デイ/ナイト” 8998」では、太陽をテンプで表現し、メリーゴーラウンドのように、まる1日かけてダイヤル移動していく。Text by SHIBUYA Yasuhito太陽と月のダンス機械式レディスウォッチの中でも、優雅さとメカニズムの複雑さで頂点を極めた至高のコレクション、それがブレゲの「クイーン・オブ・ネイプルズ」だ。ソヌリモデルもあるこの卵型の優雅で美しいコレクションに、今年バーゼルであたらしいコンプリケーションモデル「クイーン・オブ・ネイプルズ “デイ/ナイト” 8998」がくわわった。卵型の文字盤の下側に描かれるのは、時刻を表示するブルースチール製の時分針と目盛。その上側に...
ジャガー・ルクルト、進化するクラシシズム|Jaeger-LeCoultre
Jaeger-LeCoultre|ジャガー・ルクルト真のマニュファクチュールブランドとしてジャガー・ルクルト、進化するクラシシズム時計との出会いは一期一会である。もしあなたが、ジャガー・ルクルトというブランドに今日はじめて出会ったのなら、それはきっと幸運な一日になるになることだろう――。1833年にスイスで誕生し、世界屈指のマニュファクチュールとして現代へ受け継がれた伝統と技術。それはいまなお進化を続け、多くの人々を魅了し続けている。今回は、そんなジャガー・ルクルトを代表するふたつのコレクション、「マスター・コントロール」と「ランデヴー」の新作をご紹介したい。Text by FUKUTOME Ryouji高度な技術力とプライドを持つ信頼の腕時計ラウンドケースの正統派マスターシリーズは、腕時計の伝統を継承し、さらに進化を続けている。端正でエレガントなその造形は腕元に気品をくわえ、そこに内包された圧倒的な機能は、信頼という安心感をもたらしてくれる。ジャガー・ルクルトならでは信頼がそこに...
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