H.モーザー|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|H.MOSER & CIE.

H.モーザー|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|H.MOSER & CIE.

H.MOSER & CIE.|H.モーザーH.モーザーの豊かな発想力に注目(1)H.モーザーは、2014年に主要コレクションを3つに再編成。それぞれのラインナップの構築に取り組んできた。今年の新作は、これまでの新作とちょっと発想力が違った商品が次々に発表された。なかには、ユーモアの効いたスペシャルモデルも用意され、SIHHにおいてもその企画力と発想力が各国のジャーナリストから賞賛された。Text by KAWADA Akinoriブルーエナメルが美しい懐中時計H.モーザーは、これまではバーゼルワールド開催時に独自の会場で新作発表を行っていたが、2016年にSIHHに参加。少量生産の工房ブランドではあるが、今回から参加の9ブランドの中では、頭一つ抜けた存在である。シュトラウマン・ダブル・ヘアスプリング、インターチェンジャブル・エスケープメントといった看板機構は活かしながら、2014年から、トラディショナルな「エンデバー」、モダン・ヴィンテージを標榜する「ベンチャー」、アクティ...
ヴァシュロン・コンスタンタン|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|VACHERON CONSTANTIN

ヴァシュロン・コンスタンタン|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|VACHERON CONSTANTIN

VACHERON CONSTANTIN|ヴァシュロン・コンスタンタンラグジュアリースポーツの原点「オーヴァーシーズ」(1)2015年に創業260年に到達したヴァシュロン・コンスタンタン。15年末に登場した“史上最も複雑な時計”が展示され、ブースが賑わう中、ブランドのアイデンティティを体現するラグジュアリースポーツ「オーヴァーシーズ」を全面的にリニューアルした。Text by KAWADA Akinori伝統と最新が交錯した新しい歴史の幕開け2015年が創業260年の記念の年ならば、2016年は新しい歩みの第一歩。世界最古級のブランド、ヴァシュロン・コンスタンタンのブースを訪れた人は、そんな思いにとらわれたのではないだろうか。ヴァシュロン・コンスタンタンのブースを訪れると、最初に目につくのが、2015年に登場した“史上最も複雑な時計”「リファレンス57260」だ(時計の詳細はこちら)。この時計は、新開発の技術も多数搭載するが、言わば、260年にわたるジュネーブのキャビノティエの培った...
A.ランゲ&ゾーネ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|A. LANGE & SÖHNE

A.ランゲ&ゾーネ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|A. LANGE & SÖHNE

A. LANGE & SÖHNE|A.ランゲ&ゾーネ円熟のコンプリケーションが完成(1)ドイツ時計の芸術的な完成度の高さを象徴するA.ランゲ&ゾーネは、2015年に創業者の生誕200年を大々的に祝ったばかりだが、その歩みは衰えるところをしらない。実に精力的な開発を推し進めており、極めて印象に残るモデルを連発している。Text by KAWADA Akinori驚くほどの精力的な新モデルのラッシュ息切れを知らないとは、まさにこのことだ。2015年に創業者の生誕200周年の節目を迎えたA.ランゲ&ゾーネの1年は慌ただしく、年間を通して、メモリアルモデルのリリースが続いたほかに、イベントも目白押し。そのうえ、新工房の落成まで重なった。常人なら一休みしようと思いたくなる忙しさだっただろうが、2016年のジュネーブサロンは、常と変わらぬ新作のリリースが行われ、そのうちの3本は、圧倒的な完成度の高さを誇るコンプリケーションだった。インプレシッブなことこの上ない、新作をここでは紹介したい...
エム・ビー・アンド・エフ革命的なパーペチュアルカレンダー|MB&F

エム・ビー・アンド・エフ革命的なパーペチュアルカレンダー|MB&F

MB&F|エム・ビー・アンド・エフ基本設計を根本から変えた革命的なパーペチュアルカレンダー(1)MB&F(エムビー・アンド・エフ)は、ウォッチ・プロデューサー、マキシミリアン・ブッサーと彼の仲間たちによるブランド。アートな遊び心にあふれた複雑時計やオートマタのクリエーションの最先端を走る。その最新モデルが日本に上陸した。Text by SHIBUYA Yasuhito前代未聞の永久カレンダーおそらく腕時計史上いちばん長い天真で、その下にある脱進機と接続されているこのテンプの配置も画期的だが、実はこの時計にはもうひとつ「時計史上に残る」革新がある。それはまったく新しい基本設計のパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)機構を搭載しているという点だ。31日ではなく28日を基本に設計大の月と小の月に加えて、4年に1度やってくる「うるう年」、つまり28日しかない2月を計算に入れて設計され、西暦2100年まではカレンダー修正の必要がないのが、現在の機械式腕時計のパーペチュアル...
香港で発表されたモンブランの限定モデル|MONTBLANC

香港で発表されたモンブランの限定モデル|MONTBLANC

MONTBLANC|モンブラン香港で発表されたモンブランの限定モデル(1)2014年の1月にジュネーブで、傘下に収めた名門ミネルバ・マニュファクチュールの技術を継承する「ヴィルレ」コレクションにくわえ、同じ性格ながらより身近な「ヘリテイジ スピリット」コレクションを発表したモンブラン。2015年1月にはさらにヴィルレであたらしい複雑時計、さらに「ヘリテイジクロノメトリー」というまったくの新コレクションを披露し、人気のクラシックテイスト・ウォッチを劇的に充実させてきた。さらに今回の香港では、1月発表のヴィルレ、ヘリテイジ スピリットの新バージョンモデルや「ヘリテイジ スピリット」の新モデルも発表。どれも魅力的で、クラシックテイストの腕時計が好きな人にとっては絶対に見逃せないタイムピースだ。Text by SHIBUYA Yasuhito超絶トリプルタイムゾーンモデルの限定新バージョン15世紀末にインド航路を発見し、大航海時代、世界貿易への扉を開いたポルトガル人、ヴァスコ・ダ・ガマへの...
東京・南青山でパテック フィリップ展を開催|PATEK PHILIPPE

東京・南青山でパテック フィリップ展を開催|PATEK PHILIPPE

PATEK PHILIPPE|パテック フィリップ東京・南青山でパテック フィリップ展を開催時計界で“世界最高峰”といえば、パテック フィリップ。妥協のないウォッチメイキングで、名門揃いのスイス時計界でもトップに君臨する。外装の美観から、緻密なメカニズムまで、一分の隙もない芸術的な世界を、この秋はタップリと堪能できる。日本で唯一のパテック フィリップ専門店の「スフィア パテック フィリップ ブティック TOKYO」で「パテック フィリップ展」が開催される。Text by KAWADA Akinori希少な世界最高のタイムピースを一堂に展示する時計作りに対する妥協のない姿勢により、ベーシックモデルからグランド・コンプリケーションにいたるまで、誰もが世界最高レベルだと認めるウォッチメーカーが、パテック フィリップである。生産数はごくごく少量にかぎられ、その生産工程は検査につぐ検査を重ね、自社独自の品質基準であるパテック フィリップ・シールは、最高品質の証明となっている。ケースや文字盤も...
エルメス銀座店で開催中《時の匠》展で来日の開発者にインタビュー|HERMÈS

エルメス銀座店で開催中《時の匠》展で来日の開発者にインタビュー|HERMÈS

HERMÈS|エルメスエルメス銀座店で開催の《時の匠》展で来日の開発者にインタビューエルメスの新作「スリム ドゥ エルメス」の本質(1)バーゼルワールドの興奮も冷めやらぬなか、《時の匠》展公開に合わせ、ラ・モントル・エルメス社の開発担当クリエイティブ・ディレクター、フィリップ・デロタル氏が来日。そこで新作はじめ、エルメスにとっての時計作りについて話をうかがった。Photographs by KISHIDA KatsunoriText by SHIBATA Mitsuru書体にまでこだわった新設計のスリムコレクション――数々の高級時計ブランドで要職を歴任されていますが、そもそもウォッチビジネスについたきっかけとは何でしたか?13歳の頃から時計に魅せられ、虜になりました。フランスで時計作りと精密機械工学を学び、同時に絵を描くことも好きだったのでアートを学びました。つまり技術とデザインという、日本でいう二足のわらじを履いていることになりますね(笑)。どちらかに専門的になるということは一長...
H.モーザー|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|H.MOSER & CIE.

H.モーザー|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|H.MOSER & CIE.

H.MOSER & CIE.|H.モーザーシンプルを極めるスイスの時計メーカー(1)世の中に「シンプルな腕時計」は数多く存在する。H.モーザーは、ほかのどんな時計ブランドと比較しても明らかに異なるブランドだ。ベーシックな腕時計を探しているのなら、一度は、このブランド腕時計をじっくりと観察することをオススメする。時計職人の英知の結晶を体感することができるはずだ。Text by KAWADA Akinori創業者ハインリッヒ・モーザーの起業家精神を讃えたモデル「ベンチャー・スモールセコンド」は、創業者ハインリッヒ・モーザーの起業家精神を讃えたモデルだ。これまで18Kレッドゴールドケースのみだったが、あらたにホワイトゴールドケースが登場した。なんと言っても、クラシカルなドーム型風防の向こうに見える、ホワイトの文字盤の潔さに心を奪われる。文字盤には、ロゴ、ローマンインデックス、スモールセコンドの目盛りをプリントするのみ。それゆえにホワイト文字盤の美が際立つ。ホワイトラッカーを幾重に...
エルメス|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|HERMÈS

エルメス|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|HERMÈS

HERMÈS|エルメス文字盤の書体から徹底的に見直した新コレクションスリム ドゥ エルメスの船出(1)1970年代からスイスに時計製造の拠点を持ち、時計の開発・製造に打ち込んできたエルメス。近年は、ヴォーシェ社との共同開発によるコンプリケーションをはじめとして進境著しく、2015年の今年は機能美にあふれる新コレクションをスタートさせた。その名は「スリム ドゥ エルメス」。文字盤からケースにいたるまですべて見直し、次世代のエルメスを代表するモデルとして設計されたモデルだ。Text by KAWADA Akinoriコンプリケーションやハイデザインモデルも展開エルメスは、1970年代からスイス・ビエンヌに製造拠点を構え、「アルソー」「クリッパー」をはじめとする優れた時計をラインナップしてきた。近年はヴォーシェ社(ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルーリエ社)との共同開発になるハイレベルなコンプリケーションで、時計ファンからの注目度も高い。そんなエルメスが2015年にあらたにスタートさ...
特集|ジャガー・ルクルト、麗しきジュビリー・コレクションの世界

特集|ジャガー・ルクルト、麗しきジュビリー・コレクションの世界

Jaeger-Lecoultre|ジャガー・ルクルトマーケティング ディレクター、ステファン・ベルモンが語る麗しきジュビリー・コレクションの世界(1)1833年にジュウ溪谷のル・サンティエからはじまったジャガー・ルクルトの歴史。スイス時計界のなかでも一貫してマニュファクチュールにこだわり、その地位を築き上げた数少ないブランドのひとつだ。創業180周年を迎えた今年は、アニバーサリーモデルとして「ジュビリー・コレクション」3部作を披露。そのことは、すでにジュネーブサロン速報でご存知の好事家も多いかと思うが、去る6月初旬、このモデルが日本初上陸を果たした。開発の総指揮を執った同社のプロダクト&マーケティングディレクター、ステファン・ベルモン氏とともに、その魅力をじっくりと紹介したい。Photographs by JAMANDFIXText by SHIBUYA Yasuhitoブランドの過去・現在・未来を3本の腕時計で表現1980年代末の復活から、劇的な進化と発展をつづけるスイスの機械式...
Chopard|ショパール・マニュファクチュールが誇る複雑時計の頂点

Chopard|ショパール・マニュファクチュールが誇る複雑時計の頂点

Chopard|ショパールL.U.C Perpetual T|L.U.C パーペチュアル Tショパール・マニュファクチュールが誇る複雑時計の頂点1週間を超えるパワーリザーブ、そしてパーペチュアルカレンダーとトゥールビヨンを搭載した新作、「パーペチュアル T」。ショパール流の高級時計の表現した、L.U.Cコレクションの頂点に立つモデルだ。Text by SHIBUYA Yasuhitoメカニカルとデザインが融合したひとつの完成形新作「L.U.C パーペチュアル T」は、トゥールビヨンとパーペチュアルカレンダー、ふたつの複雑機構を搭載するL.U.Cコレクションの頂点モデル。しかも4つの香箱を搭載するL.U.C クアトロ テクノロジーも採用し、1週間を超える9日間のパワーリザーブを実現した。さらに公的な精度保証であるCOSC公認クロノメーター、伝統的で工芸的な製造過程で作られることを保証する新ジュネーブシールというふたつの公的な認証も取得している。つまり、複雑時計の中でも優れた機能性だけ...
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