新たな魅力を魅せるロイヤル オーク・“ジャンボ”エクストラ シン|AUDEMARS PIGUET

新たな魅力を魅せるロイヤル オーク・“ジャンボ”エクストラ シン|AUDEMARS PIGUET

AUDEMARS PIGUET|オーデマ ピゲドレスモデル化した「ロイヤル オーク」。その完成度、大人の渋さを大いに愛でたい腕時計のトレンドはいま、ドレス方向へと向かっている。それを深々と実感するモデルが登場した。「ロイヤル オーク・ “ジャンボ” エクストラ シン」のピンクゴールドダイアルモデルである。Text by KOIZUMI Yokoラグジュアリー・スポーツモデルのパイオニアが見せる、さらなる可能性「ロイヤル オーク」は1972年に誕生。オーデマ ピゲを代表するコレクションとして有名だ。八角形の特徴的なベゼル、そのベゼルを固定するためのビスを敢えて見せるデザインで人気を博し、このモデルが牽引役となって現在まで続くラグジュアリー・スポーツという人気時計ジャンルを創出したことでも知られている。ここで紹介する“エクストラ シン”とは、1972年当時のオリジナルフォルムを忠実に再現したもの。2012年にシリーズ誕生40周年を記念して復刻された「ロイヤル オーク」ファミリーのひとつ...
ダウンサイズにより、さらに使いやすくなった「ビッグ・バン ウニコ ホワイト」|HUBLOT

ダウンサイズにより、さらに使いやすくなった「ビッグ・バン ウニコ ホワイト」|HUBLOT

HUBLOT|ウブロユニセックスでシェアできるコンパクトなリュクスモデル「ビッグ・バン ウニコ ホワイト」ウブロがこれまで展開してきたケース径45ミリの「ビッグ・バン ウニコ」コレクションに、昨年、ひと回り小さなケース径42ミリのモデルが登場。そして2019年、洗練されたホワイトを基調とし、ユニセックスで共有できるケース径42ミリの「ビッグ・バン ウニコ ホワイト」が誕生した。Text by OZAKI Sayakaタイムレスなデザインと洗練されたホワイトで、ワードローブの定番にウブロが2018年に発表したケース径42ミリのやや小ぶりなビッグ・バン ウニコのコレクションに、エレガントでシンプルかつ洗練された白を基調とした「ビッグ・バン ウニコ ホワイト」が加わった。この新作は、男女問わずユニセックスで共有しやすいサイズに加え、優れたデザインも特徴だ。ムーブメントは、ウブロが自社開発、製造するUNICOムーブメントの第2バージョン・キャリバーHUB1280。このキャリバーは、わずか6...
26年ぶりの新コレクション「CODE 11.59 by AUDEMARS PIGUET」|AUDEMARS PIGUET

26年ぶりの新コレクション「CODE 11.59 by AUDEMARS PIGUET」|AUDEMARS PIGUET

AUDEMARS PIGUET|オーデマ ピゲあらゆる角度から見たくなる。そして、いつまでも見飽きないSIHH2019でお披露目となったオーデマ ピゲの新作。その特殊形状から、写真からでは実物の魅力を伝え切ることが難しいモデルなのだが、日本でのローンチが開始され、誰もがその魅力を店頭にて体感できるようになった。将来のオーデマ ピゲの代名詞となるべく誕生した、今年イチバンの“成長株”を紹介しよう。Text by KOIZUMI Yoko現代の精密加工技術を遺憾なく発揮し、計6型13モデルで勝負1993年に発表された「ロイヤル オーク オフショア」から26年。ついにオーデマ ピゲに新たなコレクションが誕生した。「CODE 11.59 by AUDEMARS PIGUET」である。コレクション名は“コード イレブン・フィフティナイン バイ オーデマ ピゲ”と読む。CODEは「Challenge(挑戦)」「Own(継承)」「Dare(追求心)」「Evolve(進化)」の頭文字から、11.5...
『星の王子さま』シリーズに、トゥールビヨン搭載モデルがラインナップ|IWC

『星の王子さま』シリーズに、トゥールビヨン搭載モデルがラインナップ|IWC

IWC|アイ・ダブリュー・シー「ぼく」は考え、夜空を見上げる。夜空は笑顔で満ちているように見える……あの永遠の名作の世界観と、空への想いを時計に映した限定モデル『星の王子さま』シリーズとして知られるIWCの人気コレクションの中から発表された、SIHH2019の新作を紹介。「パイロット・ウォッチ」にコンスタントフォース・トゥールビヨンを初めて搭載したモデルだ。ムーンフェイズの月に、星の王子さまが佇む印象的なディテールにも注目だ。Text by KOIZUMI Yokoミッドナイトブルーの夜空へ、想いを込めて名作として名高い『星の王子さま』。作者はフランスの作家であり、パイロットのアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリだ。1900年に生まれた彼は、航空業界の黎明期、欧州-南米間の飛行航路開拓にも携わり、そのパイオニアとして活躍。1944年に亡くなるまで、飛ぶことへ情熱を傾けた。サン=テグジュペリの著作は、パイロットとしての体験に基づいており、飛行家と作家としての顔はコインの表裏のごとく、...
サステナブルな社会の実現と環境保全を訴求するコンセプトモデルを発表|H.MOSER & CIE.

サステナブルな社会の実現と環境保全を訴求するコンセプトモデルを発表|H.MOSER & CIE.

H.MOSER & CIE.|H.モーザー環境保全と持続可能な社会の実現をシンボリックに表現した「モーザー・ネイチャー・ウォッチ」SIHH2019で発表極めて高度な機械式時計の製造で知られるH.モーザーが、環境保全に配慮したサステナブルな社会の発展への取り組みのシンボルとして、スイス原産の鉱物、植物をダイアルやストラップに使用した「モーザー・ネイチャー・ウォッチ」をSIHH2019で展示した。Text by OZAKI Sayakaマニュファクチュールの庭園で育てられたスイス原産の多肉植物や芝生を使用環境保全に配慮した持続可能な社会を目指すH.モーザーの取り組みのシンボルとして、スイス原産の植物を使用した「モーザー・ネイチャー・ウォッチ」が、SIHH2019にて2019 年1月14日(月)~17日(木)に展示された。時計のケースやストラップには、シャフハウゼンを拠点とする H.モーザーのマニュファクチュールの庭園で時計職人と職員を含むチーム全員によって育てられたスイス原産の...
抑制が効いたフレンチシック。そしてエレガントな新作「アルソー 78」|HERMÈS

抑制が効いたフレンチシック。そしてエレガントな新作「アルソー 78」|HERMÈS

HERMÈS|エルメス腕元に洗練されたエレガントな雰囲気を醸すエルメスの新作「アルソー 78」洗練されたスタイルを持つエルメスの「アルソー」コレクションに、シックなアントラシットカラーとマットな質感をまとった新作「アルソー 78」が加えられる。取り扱いは、2019年3月頃に開始予定だ。Text by OZAKI Sayaka控えめかつエレガントな魅力が体現されたタイムレスなウオッチ1837年、馬具工房として設立されたエルメス。その歴史を継承し、1978年にデザイナー、アンリ・ドリニーが鐙(あぶみ)から着想を得た上下非対称のラグを添えたラウンド型ケースに、颯爽と駆ける馬を連想させる斜体のインデックスを組み合わせた「アルソー」が発表された。この「アルソー」コレクションに、新たに「アルソー 78」が加えられた。特徴は、グレイン仕上げでマットな質感が強調されたアントラシットカラーのダイアルだ。このシックなダイアルにクリーム色の夜光塗料を施したインデックスと細い針が組み合わされ、色彩のコント...
世界限定8本 夜空に吠えるオオカミを描いた「アルソー Awooooo」|HERMÈS

世界限定8本 夜空に吠えるオオカミを描いた「アルソー Awooooo」|HERMÈS

HERMÈS|エルメスエルメスのルーツを継承するアルソーコレクションに新作「アルソー Awooooo」が世界限定8本で登場エルメスが、三日月と星々が輝く夜空を背景に吠えるオオカミをエナメル技法で描き出した「アルソー Awooooo」を発表。世界限定8本の貴重なリミテッド・コレクションだ。Text by OZAKI Sayaka銀色のオオカミの姿と夜空をエナメル技法で描いたユニークなタイムピース2017年にリリースされたクマをモチーフとしたモデルの続編として、オオカミの細密画をエナメル技法で描き出した「アルソー Awooooo」。オオカミは、デザイナーのアリス・シャーリーによるメンズスカーフ「Awooooo」のモチーフだが、この風貌を損なうことなく職人の緻密な手仕事によって、ダイアル上に野性的なオオカミの細密画が描き上げられた。白く透き通ったエナメルのダイアルに職人が細やかな細工を施し、丁寧に磨き上げて滑らかな表面へと仕上げ、モチーフの輪郭を描いた後に極細の筆を用いて天然のオイルを混...
革新的なケース素材を採用した新たなる「トップガン」シリーズ|IWC

革新的なケース素材を採用した新たなる「トップガン」シリーズ|IWC

IWC|アイ・ダブリュー・シーセラミック+チタニウム。IWCが開発した新素材“セラタニウム”採用モデル近年の新作モデルの特徴は“ケースの質感”にある。質感は、金属の持つ本来のポテンシャルを高め、時計をさらに魅力的に見せる効果を発揮する。IWCがリリースした「トップガン」新作は、もちろん単なるブラックではない。新素材のマットな質感を生かした“黒”が魅力だ。Text by KOIZUMI Yoko時計メーカーが自ら開発した新素材“セラタニウム”とは!?「トップガン」とは米海軍戦闘機戦術教育プログラムの通称だ。この訓練プログラムは優秀なパイロットに対し、高度な戦術訓練を施すためのもので、その訓練内容は過酷を極める。そのため、着用する腕時計にはセラミックやチタニウムといった堅牢なケース素材が選ばれ、特別設計がなされている。SIHH2019で発表された「トップガン」シリーズでは、IWCが新規に開発したセラタニウム採用モデル「パイロット・ウォッチ・ダブルクロノグラフ・トップガン・セラタニウム」...
誕生から間もないボーマティックムーブメントが、さらに進化|BAUME & MERCIER

誕生から間もないボーマティックムーブメントが、さらに進化|BAUME & MERCIER

BAUME & MERCIER|ボーム&メルシエ2100年3月1日まで日付の修正不要。ボーマティックムーブメントを搭載したパーペチュアルカレンダーボーム&メルシエがSIHH2019にて、新作「クリフトン ボーマティック パーペチュアル カレンダー」を発表した。複雑時計をかつてない身近な価格で実現したエポックモデルだ。Text by YANAKA Tomomi月と閏年のサイクルを自動的に表示するコンプリケーションウオッチ2018年の国際高級時計展(SIHH)で発表された「クリフトン ボーマティック」コレクションに、「クリフトン ボーマティック パーペチュアルカレンダーモデル」が新たに加わった。今回発表されたモデルでは、ボーマティックムーブメントの新バージョンBM13-1975AC1にパーペチュアルカレンダーモジュールを装備。5日間のパワーリザーブを叶えるとともに、一般的なウオッチが3~5年ごとのメンテナンスを要するのに対し、このモデルでは約7年ごとのメンテナンスで済むという。...
SIHH2019新作「マスター・ウルトラスリム・ムーン エナメル」|Jaeger-LeCoultre

SIHH2019新作「マスター・ウルトラスリム・ムーン エナメル」|Jaeger-LeCoultre

Jaeger-LeCoultre|ジャガー・ルクルト精悍なペトロブルーのエナメルに彩られたムーンフェイズ「マスター・ウルトラスリム・ムーン エナメル」ジャガー・ルクルトの「マスター・ウルトラスリム」コレクションから、薄型ケース、ギヨシェおよびエナメル装飾、ムーンフェイズを備えた新作「マスター・ウルトラスリム・ムーン エナメル」が世界限定数100本で登場する。Text by OZAKI Sayakaジャガー・ルクルト自社工房の時計製造技術と緻密な装飾技術が融合したマスターピースジャガー・ルクルトの「マスター・ウルトラスリム」コレクションに、ギヨシェとエナメル装飾、ムーンフェイズを備えた新作「マスター・ウルトラスリム・ムーン エナメル」が加えられた。この新作には、洗練された時計製造のスタイルを踏襲し、職人の手作業によるギヨシェが施されたブルーエナメルのダイアルや新たなインデックス、ポリッシュ仕上げの新たなムーンフェイズ、エングレービングが施された新たなカウンターが採用された。また10....
SIHH2018で注目を集めた最新作「ロレアート クロノグラフ」|GIRARD-PERREGAUX

SIHH2018で注目を集めた最新作「ロレアート クロノグラフ」|GIRARD-PERREGAUX

GIRARD-PERREGAUX|ジラール・ペルゴ力強いアイデンティティとDNAを継承する新作「ロレアート クロノグラフ」マニュファクチュールブランド、ジラール・ペルゴより新作「ロレアート クロノグラフ」がリリースされた。ケース径は42mmと38mmのふたつで、シルバー、ブラック、ダークブルーのダイアルに、SSのブレスレットまたはアリゲーターレザーのストラップが組み合わされた豊富なラインナップだ。Text by OZAKI Sayakaダイアル、ストラップ&ブレスレットのバリエーションが豊富!ジラール・ペルゴを代表するスポーティシックなコレクション「ロレアート」に、クロノグラフが追加された。ロレアートは、8角形ベゼルと一体型ケースのデザインが特徴。1975年に初代モデルがリリースされたロレアートだが、2015年に限定モデルを発表後、2016年に定番コレクションとして復活、2018年に新たにクロノグラフが追加となった。「ロレアート クロノグラフ」は、SSまたは18KPGのケース、42...
1980年代を華々しく飾った、パンテール ウォッチが再び|CARTIER

1980年代を華々しく飾った、パンテール ウォッチが再び|CARTIER

CARTIER|カルティエ官能的なブレスレット形状がシャープな煌めきを作り出す伝説のウォッチとして一世を風靡した「パンテール ドゥ カルティエ」が再び現代に甦った。30年以上を経ても新鮮さをまったく失っていないデザインは、本物の証である。ブレスレットのコマひとつひとつが洗練された丸みを帯び、獲物を捉えた豹がしなやかなに跳躍する姿を彷彿とさせるエレガントさは、他に代わるものがない。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)もはや宝石要らずの輝き、そして圧倒的な存在感いま女性たちが求めているのは、この強さである。他人に媚びず、自立した美しさを奏でる気高さ。レス・イズ・モア。その潔さの表明は、ノンジュエルモデルに着目すると明白である。直方体で形成されたブレスレットは、しなやかさをアピールするべく丸みを帯び、美しく光を反射する。5連形状により腕にフィットして、まるで誂えたアクセサリーのようである。正方形のケースはデザイン的であり、有機的でもある。ローマ数字の力強いイ...
ウブロ|ジュネーブ発、2016年 最新腕時計のすべて|HUBLOT

ウブロ|ジュネーブ発、2016年 最新腕時計のすべて|HUBLOT

HUBLOT|ウブロウブロの新作スポーティラグジュアリーの世界(1)間もなく3月に開催されるバーゼルワールドに先立って、スイス・ジュネーブ市内のホテルで新作を公開したウブロ。今回もファンを魅了する限定モデルなどが目立った。視覚的にも楽しく、見る者の目を奪うモデルの数々を披露した。Text by KAWADA Akinori華やかさも極まるジュネーブでの新作群日本でもラグジュアリーウォッチとして、名を轟かせるウブロ。2016年のプレバーゼルの新作発表会は、とても華やかな印象を受けた。それというのも、スペシャルモデルの存在が大きい。目を引く存在は「ラ・フェラーリ」だ。今回はケースをサファイアクリスタルで作り上げた限定モデルが登場。さらに盛り沢山に登場したのは、「ビッグ・バン」のレディース仕様で、2015年に登場した刺繍を装飾に使うブロイダリーモデルの新作である。そのモチーフであるスカルは健在で、ひと際目を引く。さらにユーロ2016やチャンピオンズリーグのオフィシャルウォッチなど、豊富な...
ロマン・ジェローム|ジュネーブ発、2016 最新腕時計のすべて|ROMAIN JEROME

ロマン・ジェローム|ジュネーブ発、2016 最新腕時計のすべて|ROMAIN JEROME

ROMAIN JEROME|ロマン・ジェローム僕たちの遊び心が腕時計になった(1)タイタニックやアポロ宇宙船、1970〜90年代のゲームやSFっぽいカルチャー、さらには1980〜90年代にSF小説でも流行したスチームパンクと、その世界観の独創性はスイス時計界でもトップを行くロマン・ジェローム。遊び心に溢れた時計作りに真摯に取り組む姿勢は半端ではなく、今回も存在感のある凄いキャラクターを持った時計たちを生み出した。Text by KAWADA Akinori文字盤をキャラクターたちが占拠ロマン・ジェロームの時計を見ていると、いつも発想の豊かさに驚かされてしまう。同社のジュネーブのオフィスで新作のガイダンスを受けた時もそうだった。今回の新作として用意されていたのは、スーパーマリオブラザーズ誕生30周年のメモリアルウォッチとスカルをモチーフにした超絶的なスケルトンウォッチである。これまで手がけてきた作品の多くは、月の砂やアポロ宇宙船の素材、タイタニック号の船体の一部といった世界でも入手困...
42 件