レトログラード
「レトログラード」に関する記事
大人になってもミッキーマウスの腕時計がしたい!(ただし世界最高級だけどね)|GERALD GENTA
オート・オルロジュリーの卓越した職人技と高度な専門知識を持つジェラルドジェンタが、笑顔のミッキーマウスをモチーフにしたウオッチ「ジェラルドジェンタ アリーナ レトログラード スマイル ミッキーマウス ディズニー」を、数量限定150本でリリースする。
2021年新作「ザ・トリプルレトログラード マスターピースコレクション」|MAURICE LACROIX
スイスの高級時計ブランド、モーリス・ラクロアより、革新性と卓越性を兼ね備えた「ザ・トリプルレトログラード マスターピース コレクション」が発表された。2021年4月に発売予定だ。
18KWG×マットブルーの新作「ムッシュー ドゥ シャネル ブルーエディション」|CHANEL
ジャンピングアワーとレトログラード分表示の2つの複雑機構を備えた「ムッシュー ドゥ シャネル」から、ホワイトゴールド製ケースにマットブルーのダイアルとストラップを組み合わせた新作「ムッシュー ドゥ シャネル ブルーエディション」が、世界限定55本でリリースされた。
ウブロ|ジュネーブ発、2016年 最新腕時計のすべて|HUBLOT
HUBLOT|ウブロウブロの新作スポーティラグジュアリーの世界(1)間もなく3月に開催されるバーゼルワールドに先立って、スイス・ジュネーブ市内のホテルで新作を公開したウブロ。今回もファンを魅了する限定モデルなどが目立った。視覚的にも楽しく、見る者の目を奪うモデルの数々を披露した。Text by KAWADA Akinori華やかさも極まるジュネーブでの新作群日本でもラグジュアリーウォッチとして、名を轟かせるウブロ。2016年のプレバーゼルの新作発表会は、とても華やかな印象を受けた。それというのも、スペシャルモデルの存在が大きい。目を引く存在は「ラ・フェラーリ」だ。今回はケースをサファイアクリスタルで作り上げた限定モデルが登場。さらに盛り沢山に登場したのは、「ビッグ・バン」のレディース仕様で、2015年に登場した刺繍を装飾に使うブロイダリーモデルの新作である。そのモチーフであるスカルは健在で、ひと際目を引く。さらにユーロ2016やチャンピオンズリーグのオフィシャルウォッチなど、豊富な...
ロマン・ジェローム|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|ROMAIN JEROME
ROMAIN JEROME|ロマン・ジェローム人類が体験した歴史やカルチャーがコンセプトロマン・ジェロームは、世界の富裕層から支持される他のブランドとは、ちょっと赴きが違う時計ブランドだ。2004年にスイスのジュネーブで誕生し、これまで「インベーダーゲーム」「アポロ計画」など人類が語るべき、歴史やカルチャーを腕時計として表現してきた。今年も、男の夢とロマンが詰まった新作が発表された。Text by KAWADA Akinori少年時代に体験したブームが甦ってくるスイスのバーゼルフェア会場のロマン・ジェロームのブースには長居をしたくなる。それほど楽しくて仕方がない腕時計ブランドだ。日常とビジネスに追われる日々が続くという方が多いかと思う。そんな忙しい日々を忘れさせてくれるのが、この「ロマン・ジェローム」だ。ロマン・ジェロームは、人類が遭遇した語り継がれるべき歴史的な出来事のDNAを腕時計で表現。もちろん、スイスが誇る高級時計の技術によって、ディテールにこだわった素材とメカによって構築...
ロジェ・デュブイ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|ROGER DUBUIS for WOMEN
ROGER DUBUIS|ロジェ・デュブイ自立した女性へ捧ぐ「ベルベット」コレクション(1)今年のロジェ・デュブイのブースは、まるで撮影スタジオのように演出された空間となっていた。女性の持つさまざまな多様性を5つのテーマの「ベルベット」コレクションで華やかに展開した。Text by KAWADA Akinori自立した女性のためのモデル「ベルベッド」2012年に発表された「ベルベット」コレクションは、今年、メカニズムだけでなく、美しいエナメル装飾が施された文字盤など贅沢な作りのコレクションが発表された。こうした強いこだわりに触れる度にロジェ・デュブイが一級品のマニュファクチュールであることを思い知らされる。エナメルと宝飾により完成されたレディースモデル美しく着飾った女性には、美しい花が似合う。レディースモデル「ベルベット」でも、今回登場した「ブロッサム ベルベット ブルー」は、そんな思いを強くしてくれる時計である。まず、文字盤を埋め尽くす花に目を奪われてしまう。マザーオブパールの文...
オートランス|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|HAUTLENCE
HAUTLENCE|オートランススイス時計の伝統の地で先進性に富んだ腕時計を開発(1)2004年に誕生した新興勢力であるオートランスは、ユニークなコンプリケーションモデルを展開してきたが、2015年に発表したトゥールビヨンやユニークな計時方式の時計のラインナップを充実。ブランドの転換期とも言えるラインナップの強化が図られた。Text by KAWADA Akinoriブランド名は、スイス時計産業の拠点「ニューシャテル」に由来ハイレベルな自動巻きトゥールビヨン複雑な機構を搭載する腕時計は、手巻き式を採用することがほとんどだ。もし複雑な機械式腕時計に自動巻きを採用したとしても、より厚さが増すため、よりケースが厚くなるというデメリットが生じる可能性が高い。オートランスが発表した新作は、3日間の駆動時間を確保し、自動巻きを採用している。近年の実用モデルの基本スペックを持ちあわせたトゥールビヨンというのは、非常に貴重である。しかも、12.4mmというケースの厚さは、複雑時計だったら抜群のスタ...
ヴァン クリーフ&アーペル|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|VAN CLEEF & ARPEL
VAN CLEEF & ARPEL|ヴァン クリーフ&アーペル詩情のあふれる世界を文字盤に紡ぎ出す(1)ヴァン クリーフ&アーペルは、ハイジュエリーとポエティック コンプリケーションを柱として、新作を発表したが、やはり注目したいのはポエティック コンプリケーションである。2016年も、文字盤に詩心にあふれる世界が展開された。文/河田昭則モチーフの造形も見事で魅入られてしまうヴァン クリーフ&アーペルのポエティック コンプリケーションは、毎年の楽しみの一つである。ある時は宇宙の神秘を、ある時は情感あふれるストーリーを、文字盤に出現させ、文字通りに、時計を詩的な(ポエティック)なものに仕立て上げる。ジェムセッティングも、名立たるハイジュエラーらしい素晴らしさで、時計に華やな彩りと輝きを与える。2016年は、そんなポエティック コンプリケーションの充実ぶりが際立っている。ここで紹介するうちの2本は、美しく、独創的なことに加えて、メカニズムという点でも傑出した時計である。「レディ ...
エイチ・ワイ・ティー|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|HYT
HYT|エイチ・ワイ・ティー密封された液体によって時を表現(1)HYTは“Hydoro Mechanical Horologist”(ハイドロ・メカニカル・オルロジスト)=「液体機械時計師」を標榜する時計メーカーである。メトロノームのように動く針によって、時刻などを表示するレトログラードという仕組みがあるが、これを液体を使ってやってみようというスタッフが集まって誕生したブランドだ。Text by KAWADA Akinori横方向に動く液体によって、時刻を表示HYTの時計の中身はれっきとした機械式時計だ。ゼンマイで歯車が動き、精度を脱進機によって制御している。だが、このHYTの場合、その機構の終端部にはベロー(液体を送り込むポンプシステム)がある。このベローの蛇腹構造が色の付いた液体を押し出し、それが導管内を満たして時刻を表示する。そして、12時間経過するとこの液体は、元のベローに吸い戻されて、また同じ動作を繰り返していく。HTYはH1から始まり、これまでH2とバリエーションを増や...
ブレゲ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|BREGUET
BREGUET|ブレゲ創業240周年を迎える老舗ブランド2015年は見逃せない記念モデルが続出1775年にアブラアン-ルイ・ブレゲがパリに自分の工房を構えてから、240年を迎える。同時に、ブレゲの歴史に残る複数の業績の節目でもあり、「トラディション」の10周年、アブラアン-ルイ・ブレゲがフランス海軍の御用達となってから200年など、メモリアルイヤーが重なる新作の当たり年となった。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori豊かな時計製造の歴史が育んだトリビュートモデルたち時計の歴史を200年も早めたと言われる天才時計師が自らの工房をフランス・パリに興して、2015年は240周年を迎える。2005年に登場し、ブレゲが考案した懐中時計を腕時計として復活させた「トラディション」のコレクション誕生から10周年でもある。ブレゲがフランス海軍御用達の時計師となってから200年を記念する年でもあり、マリーンクロノメーターに範を取った「マ...
ハリー・ウィンストン|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|HARRY WINSTON
HARRY WINSTON|ハリー・ウィンストン2013年からスウォッチグループに加わった高級ジュエラー腕時計のラインナップを強化ハリー・ウィンストンは、スウォッチ グループに加わって、3年目を迎える。今年のウォッチコレクションは、さらに充実。ハイコンプリケーションはもちろんのこと、独創的な表現力に磨きがかかっており、メカニズムや外装において魅力的なモデルがラインナップされた。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori前衛的で力強く、新しい世界観を構築アメリカ・ニューヨークに本店を持つ世界屈指のジュエラーであるハリー・ウィンストン。これまで数々の複雑機構搭載モデルを発表し、独自の世界観を構築してきた。今年は、そのラインナップを継承しつつ、あらたなモデルが発表された。特に「HW ミッドナイト・フェザー オートマティック 42mm」は、羽根細工で文字盤を装飾するという手法で、会場で大きな話題を呼んでいた。さらに独自のザリウム...
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