1980年代を華々しく飾った、パンテール ウォッチが再び|CARTIER
CARTIER|カルティエ
官能的なブレスレット形状がシャープな煌めきを作り出す
伝説のウォッチとして一世を風靡した「パンテール ドゥ カルティエ」が再び現代に甦った。30年以上を経ても新鮮さをまったく失っていないデザインは、本物の証である。ブレスレットのコマひとつひとつが洗練された丸みを帯び、獲物を捉えた豹がしなやかなに跳躍する姿を彷彿とさせるエレガントさは、他に代わるものがない。
Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)
もはや宝石要らずの輝き、そして圧倒的な存在感
いま女性たちが求めているのは、この強さである。他人に媚びず、自立した美しさを奏でる気高さ。レス・イズ・モア。その潔さの表明は、ノンジュエルモデルに着目すると明白である。
直方体で形成されたブレスレットは、しなやかさをアピールするべく丸みを帯び、美しく光を反射する。5連形状により腕にフィットして、まるで誂えたアクセサリーのようである。
正方形のケースはデザイン的であり、有機的でもある。ローマ数字の力強いインデックス、ブルーの針。カルティエの時計デザインを正統的に受け継ぐ“顔”でありながら、「タンク」や「パシャ」とも違ったスマートさを備えているのだ。
「JEWELLERY FIRST, TIMEPIECE SECOND.」
これは、カルティエがアナウンスしたキャッチコピーである。直訳すると、「ジュエリーとしての存在意義が一番であり、時計としての存在意義は二番」となるが、おそらくそれでは本来の意図は伝わらない。「時計であるが、ジュエリーのように美しい」。カルティエが伝えたいのは、この言葉だ。
1983年に誕生して以降、不動の人気を誇ってきた「パンテール ドゥ カルティエ」だが、サントスシリーズの大規模リニューアルに伴い、「サントス100」のデザインが似たこともあってディスコンとなっていた。ところがディコンとなって以降もこのモデルの人気は衰えることなく、復活を希望する声が遂に実るかたちで2017年にカムバックしたのである。
今年、登場したモデルは全17型。なかにはブリリアントカットダイヤモンドをあしらったモデルもある。ノンジュエルでも美しいのに、そこにさらにジュエルを足したら……、その相乗効果は計り知れない。
スポーティであり、ラグジュアリーであり、そのうえエレガントである。それがパンテールの神髄なのだ。
カルティエ カスタマー サービスセンター
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