SIHH 2015
「SIHH 2015」に関する記事
日本橋本店で三越ワールドウオッチフェア開催|MITSUKOSHI
MITSUKOSHI|日本橋三越本店「三越ワールドウオッチフェア」が8月19日(水)よりスタート最高額は1億8000万円、総額50億円以上の高級時計が集結今年で18回目を迎える三越ワールドウオッチフェアは、8月19日(水)より東京・日本橋三越本店において開催される。規模・品揃えともに日本最大級のスケールを誇るこのフェアには、1億8000万円のハイジュエリーウオッチなど総額50億円以上の高級時計が集結する。Text by Hirumax世界の腕時計ブランド50ブランド以上の新作が勢揃い2015年の三越ワールドウオッチフェアのテーマは「長久 時の流れと共に」。多くのモノが世に送り出されていくなかで、消えていく物も数知れない。そんな時代に、歴史や伝統を守りながら、あらたなモノづくりにチャレンジする高級時計ブランドや独立時計師たち。会場には、今年スイスで開催されたバーゼルワールドやSIHH(ジュネーブ・サロン)、WPHHなどで発表された話題の50ブランドを超える新作が勢揃いする。55周年を...
ブルガリのプレ・バーゼル新作が日本にもお目見え!|BVLGARI
BVLGARI|ブルガリプレ・バーゼルの新作が日本にもお目見え!全方向からトゥールビヨンを眺められる贅沢ローマ発の世界的なハイジュエラーというだけでなく、ウォッチメーカーとしても揺るぎのないステータスを確立したブルガリ。緊急来日したブルガリ時計部門のパスカル・ブランツ氏に新作に関してお話をうかがった。驚くべき外装とコンプリケーションの融合、さらには芸術的な色合いの文字盤に、ウォッチメーカーとしての研ぎ澄まされた技術力を見た。Photographs by JAMANDFIXText by KAWADA Akinoriどこまでも進歩する技術は脱帽もの2015年、ブルガリは1月にプレ・バーゼルの新作をジュネーブで発表した。その新作が、このほど日本にもお目見えした。特にジュネーブで注目の的となっていた「サファイア ウルトラネロ トゥールビヨン」はインパクトが強烈だ。ムーブメントを徹底的にエッチングしたトゥールビヨンはハイレベルだが、それだけに留まらない時計なのだ。「このトゥールビヨンの最大...
日本橋三越本店で「フランク ミュラー ウォッチランド WPHH2015」フェア開催|FRANCK MULLER
FRANCK MULLER|フランク ミュラー日本橋三越本店で新作展示会「フランク ミュラー ウォッチランド WPHH2015」を開催「フランク ミュラー」といえば、創設以来わずか20年あまりで、誰もが知る時計ブランドへと成長した。彼の類い希な技術力と創造力あふれる時計づくりは、世界でも高く評価されている。そのフランク ミュラーを含む8つの時計ブランドが集まるウォッチランド グループの新作展示会が3月4日から東京・日本橋三越本店で開催される。Text by KAKIHARA Takayoshi(OPERNERS)天才時計師、フランク ミュラー最新作をいち早く展示今回のテーマは「伝統と革新を紡ぐ時」で、フランク ミュラーのクロノグラフへの特別な想いを込めた「マスターカレンダー クロノグラフ ルナ ヴィンテージ 80」が三越伊勢丹限定販売されるなど、ブランドの原点と最新作を体感できる貴重な展示会だ。そのほか世界最古のダイヤモンドメゾン「バックス & ストラウス」の伝統と技術が集結したマ...
特集 フランク ミュラーで知られるウォッチランド グループ2015新作発表会|WPHH 2015
ウォッチランド グループのさらなる発展を印象付ける2015年のWPHH職人たちの力作が集結ウォッチランド グループとは、フランク ミュラーを中核とする時計・宝飾ブランドのグループのこと。レマン湖を一望できるジュネーブ郊外の風光明媚な町ジャントゥに位置し、1998年からこの城館において、WPHH(World Presentation of Haute Horlogerie)として独自の新作発表会を開催している。特に注目したいのは、2014年に新コレクション「ヴァンガード」を発表したフランク ミュラーであり、2015年は期待通りに、その本格展開が日本でも開始される。さらに、創業から10周年を迎えるクストスにも大きな注目が集まった。先端技術を駆使した時計作りに一段と磨きがかかり、新素材を採用した時計が登場するなど、勢いが感じられた。毎年、SIHHと開催期間を重ねて開催されているが、年々活況を呈している。今回も、フランク ミュラーのみならず、ウォッチランドグループ全体の進境著しい様子が一段...
フランク ミュラー|WPHH 2015 ウォッチランド グループ 新作発表会|FRANCK MULLER
FRANCK MULLER|フランク ミュラートノウケースのフォルムを徹底的に追究スポーツスタイルにスペシャル感満点のモデルが登場ジュネーブ市郊外、レマン湖を望むジャントゥにあるのウォッチランドにて、独自の新作発表会WPHH(The World Presentation of Haute Horlogerie)を開催するフランク ミュラー。2014年に登場したスポーティな雰囲気を強調した「ヴァンガード」は日本限定モデルやトゥールビヨンを発表し、日本への本格展開に向けて華を添える。このほか、メンズでは、かつての「ダブルフェイス クロノグラフ」の限定復刻などが登場。レディスもここに紹介する「ハート トゥ ハート“トレゾ”カラードリーム」ほか新作が目白押しのラインナップとなった。Text by KAWADA Akinoriヴァンガードライジングサンをイメージしたレッドをあしらう「ヴァンガード」は2014年に登場したあたらしいトノウ型モデルだ。ベルトアタッチメントがケースの裏ブタ側に埋め込...
クストス| ウォッチランド グループ 2015新作発表会|CVSTOS
CVSTOS|クストス高い評価のあるケースの造形や素材使いに著しい進境を見せる新興ブランドサスーン シルマケス氏とアントニオ テラノヴァ氏が若くして設立したクストスが、2015年、早くも創業10周年を迎えた。ハイテクな素材使い、スポーティなデザイン、ラグジュアリーな作り込みで急速に成長したクストスだが、その代表モデルであるトノウ型の「チャレンジ」に力が入っており、ベゼルやケース側面に設けたスリットにカーボンファイバーを充填したケースや、あたらしい素材である“フォージドカーボン”をケースに採用したモデルが登場。ハイレベルなケースの製造技術に、改めて注目だ。Text by KAWADA Akinoriチャレンジ ジェットライナー カーボンケース全面にカーボンファイバーを充填「チャレンジ ジェットライナー」は、クストスらしいトノウ型のフォルムに、“プライベートジェットの旅”という世界観を融合させたモデル。造形や素材で軽量化をとことん追及しており、サファイアクリスタルの文字盤やケースバック...
特集 ジュネーブサロン|25周年を迎える国際高級時計展 SIHH2015
25周年を迎えた高級時計の祭典16ブランドが複雑機械式時計を発表高級時計の祭典SIHH(SALON INTERNATIONAL DE LA HAUTE HORLOGERIE GENEVE)は、高級腕時計ブランド16ブランドの今年発表される主要な新作が一度に見られる展示会だ。新作の傾向としては、カルティエがまったく新しいコレクション「クレ ドゥ カルティエ」を発表。またヴァシュロン・コンスタンタンが創業260周年、A.ランゲ&ゾーネが創業者生誕200周年、IWC ポルトギーゼシリーズが誕生75周年を迎える記念モデルなど数多くの新作が披露された。それでは、招待客、各国のプレス関係者しか見られない新作の主要モデルをご紹介していこう。Text by KAWADA AkinoriSIHH2015 出展ブランドA.LANGE & SÖHNE|A.ランゲ&ゾーネOFFICINE PANERAI|オフチーネ・パネライAUDEMARS PIGUET|オーデマ ピゲPARMIGIANI FLE...
ボーム&メルシエ|SIHH 2015 ジュネーブサロン速報|BAUME & MERCIER
BAUME & MERCIER|ボーム&メルシエシンプルウォッチのお手本、クラシマをリニューアル若い人たちの心に届く機械式時計最初の出会い、最初の成功など人生ではさまざまな“First Time”がやってくる。2015年のボーム&メルシエの新作は、そんなはじめての経験を始める世代から選ばれる腕時計がコンセプト。特に、ベーシックな機能とデザインに徹したTPOを選ばない「クラシマ」のリニューアルをはじめ、そんなバランスの良さを意識したラインナップに好感が持てる。Text by KAWADA Akinori クラシマ メンズ オートマチック & クラシマ レディスアプローチできる贅沢な腕時計ボーム&メルシエのコレクションのなかで、「クラシマ」ははじめての学術的、職業的な成功を象徴する製品である。限られた時間と向き合うようになれば、腕時計は必需品となるいっぽうで、自己表現のための贅沢品でもある。「クラシマ」は、繊細でシンプル。デザインの面では、力強さやエレガンスさを併せ持ち、機能性...
ヴァン クリーフ&アーペル|SIHH 2015 ジュネーブサロン速報
VAN CLEEF & ARPELS| ヴァン クリーフ&アーペルフェミニンなファセットを際立たせる、ハイジュエリーの老舗ジュエリーウォッチのアイコンが復活時代のミューズから愛され続けてきたヴァン クリーフ&アーペルは、今年レディスモデルを充実させた。その筆頭がアイコニックなジュエリーウォッチ「カデナ」の復刻だ。ハイジュエリーメゾンとして培ってきたノウハウを見事に具現化させている。いっぽう複雑機構で毎年話題となるポエティック コンプリケーション コレクションでは、極楽鳥とてんとう虫をモチーフにした作品が加わった。いずれもヴァン クリーフ&アーペルが守り続けてきた哲学が貫かれた新作たちといえる。Text by SANO PERRET Tomoko 新しい解釈とともに蘇るカデナ ウォッチ セルティ ゴールド ブレスレット2本のスネークチェーンが手首に洗練された輝きを与える、大胆な意匠のブレスレットウォッチだ。「カデナ(Cadenas)」とはフランス語で“南京錠”の意味で、留め...
A.ランゲ&ゾーネ|SIHH 2015 ジュネーブサロン速報|A.LANGE & SÖHNE
A.LANGE & SÖHNE|A.ランゲ&ゾーネ創業者生誕200年というメモリアルイヤーを迎える象徴的なモデルに最高難度の複雑機構2015年は、ブランドの創業者にして、かつてのザクセン王国の宮廷時計師として活躍した、フェルディナント・アドルフ・ランゲの生誕200年。ブースは「200」の数字とともに、偉大な先人の事績を改めてトリビュートする展示に彩られ、ドイツ時計の歴史の深さを再確認させられた。かつてアドルフ・ランゲがその師とともに製作した、ドレスデン・ゼンパー劇場の5分時計に着想を得た機械式デジタル表示モデル「ツァイトヴェルク」に、ミニッツリピーター搭載モデルが登場。ブランドのたゆまぬ前進を、このメモリアルイヤーとともに印象付けていた。Text by KAWADA Akinori ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターブランド初の10進式ミニッツリピーターボタンを操作すると現在の時刻を音色で伝えるミニッツリピーターは、トゥールビヨンと並んで、機械式時計最高の複雑機構である。...
パルミジャーニ・フルリエ|SIHH 2015 ジュネーブサロン速報|PARMIGIANI FLEURIER
PARMIGIANI FLEURIER|パルミジャーニ・フルリエ天才時計師が創設したマニュファクチュールブランドパルミジャーニ・フルリエ再上陸2014年秋に日本法人を立ち上げ、日本再上陸を果たしたパルミジャーニ・フルリエ。2015年のSIHHは日本再上陸を果たしてから初となるが、その中で強く印象に残ったのは、定番「トンダ」コレクションの充実だった。ファーストモデルはラグジュアリースポーツ系の色彩が強かったが、着実にバリエーションを増やし、クラシカルなスタイルや年次カレンダーのようなコンプリケーション系もラインナップ。今回もそのラインナップを確実に強化。特に、美麗なスケルトンモデルと、神秘的でロマンチックな仕上がりのメテオライト文字盤のインパクトが強烈だ。Text by KAWADA Akinoriトンダ 1950 スケルトンマイクロローター機構まで見渡せる薄型時計のスケルトン化は、時計ブランドの技術力を端的に表す。ムーブメントのプレートやブリッジにエッチングを施し、ムーブメントの裏...