「Cubitus」を通じて先読む、25年先の未来

「Cubitus」を通じて先読む、25年先の未来

25年という時間は、日本では「四半世紀」という表現で、懐かしさを伴った長い時間の尺度として表現されることがある。とはいえ、この尺度も加速度的に変化、多様化する現代の消費マーケットのなかで、どれほどの意味を持つものなのか。それほどに長い時間を経て、パテック フィリップが新作を市場へと送り込んだことを、OPENERSでは“事件”と呼ぶことにしたい。昨今、高級時計業界では年に一度の新作発表が常識とされ、さらには季節ごとのカプセルコレクションが追加されることも珍しくない。その慌ただしい新作ラッシュの中で、パテック フィリップだけが、1999年発表の「Twenty~4」以来、実に四半世紀もの間、新コレクションを発表せず、沈黙を続けてきたのである。メンズウオッチならさらに2年長く、「アクアノート」のリリースから実に27々ぶりとなる。
薄型ケースを採用する永久カレンダー搭載クロノグラフRef.5270|PATEK PHILIPPE

薄型ケースを採用する永久カレンダー搭載クロノグラフRef.5270|PATEK PHILIPPE

パテック フィリップの、偉大なるクラシックの伝統を継承した永久カレンダー搭載クロノグラフ5270に、現行のプラチナおよび18Kローズゴールドに続いて、18Kイエローゴールドを採用した「永久カレンダー搭載クロノグラフ5270」が加わった。
新作「ミニット・リピーター・トゥールビヨン5303」|PATEK PHILIPPE

新作「ミニット・リピーター・トゥールビヨン5303」|PATEK PHILIPPE

1845年、最初のミニット・リピーター搭載懐中時計を創作して以来、パテック フィリップは、各時代において偉大な“音楽演奏者”としての地位を確立してきた。そして2020年、文字盤のないオープン・アーキテクチャーを搭載し、構造の細部に至るまで眺めることが可能な新作「ミニット・リピーター・トゥールビヨン5303モデル」が発表された。
本青七宝による文字盤を採用した新作「スプリット秒針クロノグラフ5370P」|PATEK PHILIPPE

本青七宝による文字盤を採用した新作「スプリット秒針クロノグラフ5370P」|PATEK PHILIPPE

ジュネーブのマニュファクチュール・パテック フィリップより、フラッグシップモデルの「スプリット秒針クロノグラフ5370モデル」に、本青七宝文字盤を搭載し、デザインに新たな解釈を与えた「スプリット秒針クロノグラフ5370Pモデル」が加えられた。
数量限定1000本。新工場の完成を記念した「カラトラバRef.6007A」|PATEK PHILIPPE

数量限定1000本。新工場の完成を記念した「カラトラバRef.6007A」|PATEK PHILIPPE

パテック フィリップは、プラン・レ・ワット(スイス・ジュネーブ)における新工場の完成を記念し、錆びにくいSS製ケースを採用した、エクスクルーシブな「カラトラバRef.6007A」を発表した。
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