ポルシェ・ジャパン、新型ポルシェ911を発表|Porsche

ポルシェ・ジャパン、新型ポルシェ911を発表|Porsche

Porsche 911|ポルシェ 911ポルシェ・ジャパン、新型ポルシェ911を発表昨年9月のフランクフルトモーターショーでのデビュー以来、世界中のクルマ好きの注目を集めてきた7代目となる新型ポルシェ911がついにポルシェ・ジャパンにより正式に発表された。当初はカレラとカレラS、そしてカブリオレのモデル構成で、価格は1117万円から。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)Photographs by KOGAHARA Mitomu2012年分のカレラSはほぼ完売コードネーム991と呼ばれる新型911が、ついに日本で正式デビューを果たした。ポルシェが「インテリジェント・パフォーマンス」と形容する同モデルは、環境性能とハイパフォーマンスを高い次元で両立させるべく、約90パーセントのコンポーネンツが刷新された意欲作だ。当初のモデルバリエーションはカレラとカレラS、そしてそれぞれにカブリオレが用意される。カレラは、3.6リッターからダウンサイジングされた3...
新旧911比較試乗―青木禎之篇

新旧911比較試乗―青木禎之篇

Porshe 911|ポルシェ 911新旧911比較試乗ポルシェ911の7代目、991型がついに日本の公道にもデビューした。OPENERSではこの7代目と、7代目の登場によってついに先代となった997型を用意。比較試乗をおこなった。その第一弾は青木禎之氏による、徹底分析だ。Text by AOKI YoshiyukiPhotographs by ARAKAWA Masayukiニューコークはださない早朝、待ち合わせの場所に赴くと、2台のポルシェ911が縦に並んでいた。『OPENERS』編集部が、モデル997と991、新旧2台の911を用意してくれたのだ。念のため確認しておくと、数字の大きな997が先代、991があたらしい911である。997やら991、911とまぎらわしいこと甚だしいうえ、なぜに数字が若くなっているかというと、世界中のニューモデルウォッチャーからニュー911の機密を守るためだったという。ロッキードのステルス戦闘機に、F18につづくF19やF20ではなくF117と、か...
911カブリオレ試乗―渡辺敏史

911カブリオレ試乗―渡辺敏史

Porsche 911 cabriolet|ポルシェ 911 カブリオレポルシェ 911 カブリオレ海外試乗記1982年のデビューから30年の時を経て、ついにクーペとまったく同一のシルエットを得るにいたったポルシェ「911カブリオレ」に、スペインはカナリア諸島で渡辺敏史氏が試乗。Text by WATANABE ToshifumiPhtographs by Porsche Japanついにクーペとおなじサイドビュー!カイエン、ケイマンそしてパナメーラ。21世紀に入ってからのポルシェは、モデルレンジの拡大もあって販売台数を大幅に伸ばしてきた。が、なんであれ、ポルシェにとっての精神的な支柱が変わらず「911」にあることは、そのデザインからして察することができる。そう、ラインナップのすべてはなんらかの関連性をもってこのクルマへと帰結する。911がユーザーにとってだけでなく、ポルシェ自身にとっても不動のアイコンである理由は、取りも直さずスポーツカーの最前線に立ちつづけてきたこのクルマの歴史...
Porsche 911 Story─5代目996型

Porsche 911 Story─5代目996型

Porsche 911|ポルシェ911Porsche 911 Story──5代目996型911新時代ポルシェ 911の歴史を振り返る『Porsche 911 Story』。第5回は、996型。エンジンは水冷化し、スタイリングにも大きな変更がくわった。物議をかもした911だ。Text by OGAWA Fumio水冷方式の採用1998年に発売された996型。911史上、もっともエポックメーキングなモデルだった。エンジンがこれまでの空冷方式を廃して水冷方式となったこと、そして、張り出したフェンダーを強調するスタイリングから脱却して、流麗なボディスタイルが採用されたことが特筆すべき点だ。3.4リッターの排気量をもつ水平対向6気筒エンジンは、これをリアに搭載するレイアウトこそ、それまでの35年間ポルシェがこだわりつづけたものだが、996型において水冷となり、4バルブヘッドを与えられた。水冷方式は、ライバルに伍するハイパワーと、時代の要請に応じる燃費効率を両立させようとした結果だ。軽量の空...
最新ポルシェ、ついに日本上陸!|Porsche

最新ポルシェ、ついに日本上陸!|Porsche

Porsche |ポルシェ最新ポルシェ、ついに日本上陸!ポルシェジャパンは新型「ボクスター」の受注を開始した6月1日、2013年モデルの「911」、「カイエン」、「パナメーラ」の受注を6月15日から開始すると発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)ふたつのGTSと911の2013年モデルがついに日本へ新型「ボクスター」の受注開始とされた6月1日、ポルシェジャパンは2013年モデルの受注を6月15日に開始すると発表した。今回の発表の目玉といえば、追加モデルとなる「カイエンGTS」と「パナメーラGTS」がいよいよ受注開始になったことだろう。各部を徹底的に煮詰めた「パナメーラGTS」は、より高性能な2種類の“ターボモデル”を差し置いて「モデルラインナップの中でもっともスポーティー」と開発陣に言わしめるほどの仕上がり。いっぽうの「カイエンGTS」は、SUVでありながらローダウンやシャシーの最適化に踏み切り、「スポーツカー特有の安定性と俊敏性」を手に入れている。...
ポルシェ 911カレラ4、カレラ4Sの予約開始|Porsche

ポルシェ 911カレラ4、カレラ4Sの予約開始|Porsche

Porsche 911 Carrera 4|ポルシェ 911カレラ4Porsche 911 Carrera 4S|ポルシェ 911カレラ4SPorsche 911 Carrera 4 Cabriolet|ポルシェ 911カレラ4カブリオレPorsche 911 Carrera 4S Cabriolet|ポルシェ 911カレラ4Sカブリオレ7代目911にも4輪駆動モデルが登場あたらしいポルシェ911カレラ4の予約受付を開始すでにOPENERSでも特集を組んでお伝えしているポルシェの中核モデル「911」。この911の7世代目にあたり、991型と呼ばれる、最新の911に、ついに4輪駆動モデルが登場する。日本での予約受付も早速開始した!Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)テールランプをつなぐ赤の一本線ポルシェジャパンは、「911カレラ4」、および「911カレラ4S」のクーペ、そしてカブリオレの予約受付を8月29日より開始する。最大の焦点であるアクティブ4輪駆動シ...
50周年を迎えた911に、あらたなスポーツモデルが登場|Porsche

50周年を迎えた911に、あらたなスポーツモデルが登場|Porsche

Porsche 911 GT3 Cup|ポルシェ 911 GT3 カップ50周年を迎えた911にGT3 カップ登場登場から50周年を迎えた、ポルシェ「911」の最新モデルである7代目となる991型に、あらたなスポーツモデルが登場。ジュネーブモーターショー2013でワールドプレミアをおこなうと発表した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)世界でもっとも成功したポルシェの、もっともあたらしいカップカー今年で誕生から50年を迎えたポルシェ「911」に、あらたなスポーツモデルが登場。ポルシェAGは、3月5日に開幕するジュネーブモーターショーで「911 GT3 カップ」のワールドプレミアをおこなう。登場からこれまでに、82万以上もの台数が世に送りだされた「911」は、世界でもっとも成功したスポーツカーだ。そんな「911」の誕生50周年という記念すべき年に登場するのは、ワンメイクレース用に開発されたレースカーである。今回登場する新型「911 GT3 カップ」は、最大出力...
ポルシェ「GT3」ロードバージョンも登場|Porsche

ポルシェ「GT3」ロードバージョンも登場|Porsche

Porsche 911 GT3|ポルシェ 911 GT3新型911 GT3が受注を開始「ポルシェ911」の誕生から50周年となる節目の年に登場する「911 GT3 CUP」につづき、サーキット向けハイパフォーマンス スポーツカーの分野であらたな時代を切りひらく新型「911 GT3」がデビューする。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)ロードバージョンも登場ポルシェ ジャパンは、3月5日に開幕するジュネーブモーターショー2013のプレスデイにおいて、ワールドプレミアを果たす、新型「911 GT3」 の予約受注を開始する。エンジン、トランスミッション、ボディ、およびシャシーは先代「GT3」より一新され、パフォーマンスを向上させている。その結果、最高出力は475ps(350kW)、パワーウェイトレシオは3.0kg/psとなり0-100km/h加速3.5秒、0-200km/h加速12秒を記録。トップスピードは315km/hに達し、ニュルブルクリンク北コースを7分30秒...
ポルシェ911誕生50周年イベント|Porsche

ポルシェ911誕生50周年イベント|Porsche

Porsche 911|ポルシェ 91150周年 ワールドツアーリポート 第1回一堂に会した911 7世代を一気に味わう──901篇1963年に西ドイツのスポーツカーメーカー「ポルシェ」が発表した「911」。レースというレース、ラリーというラリーで輝かしい戦績を積みかさねること50年。ドイツは東西統合をはたし、21世紀を迎え、世界は大きくかわっても「911」はかわることなくヨーロッパを代表するスポーツカーでありつづけた。そんな「911」の誕生50周年を祝うイベント「911ワールドツアー」は、今年、世界各地で開かれる。その皮切りとなるプレスイベントがポルシェのお膝元シュトゥットガルトで開かれた。島下泰久氏による現地からのレポート。Text by SHIMASHITA Yasuhisa前代未聞の試乗会ポルシェ「911」が、「901」の名で世にはじめてお披露目されたのは、1963年9月の「フランクフルトモーターショー」でのことだった。つまり今年が記念すべき50周年なのである。それを祝して...
ポルシェ911誕生50周年イベント 第2回|Porsche

ポルシェ911誕生50周年イベント 第2回|Porsche

Porsche 911|ポルシェ 91150周年 ワールドツアーリポート 第2回近代スーパースポーツとしての911の確立──930、964、993篇より高性能に、より快適に。モデルバリエーションを拡大しながら、「911」は2代目「930」型、3代目「964」型、4代目「993」型と進化につれて、その地位を盤石なものとしていった。50周年を記念した歴代911の一斉テスト、1回目につづく今回は、911の道筋において、ひとつの黄金期たる空冷911を島下泰久氏がテスト。Text by SHIMASHITA Yasuhisa伝説の「73カレラ」を上まわるパフォーマンス厳しさを増す北米の安全基準をクリアするために、大型バンパーを採用して登場した1974年モデル以降は「ビッグバンパー」、あるいは「930」などと呼ばれることが多いが、ポルシェ本社はその1974年モデルの社内記号をもちいて最近では「G-Model」を正式名称としているようだ。このG-Modelは当初は2.7リッターエンジンを搭載。1...
ポルシェ 911 ターボ & ターボ S公開|Porsche

ポルシェ 911 ターボ & ターボ S公開|Porsche

Porsche 911 Turbo|ポルシェ 911 ターボPorsche 911 Turbo S|ポルシェ 911 ターボS911 ターボ & ターボ S公開ポルシェは今年9月に開催される、フランクフルトモーターショーに、「911ターボ」および「911ターボS」を出展する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)911のあらたな頂点登場が待ち望まれていた、991型こと7代目ポルシェ「911」をベースとした、「911ターボ」および「911ターボS」が今年のフランクフルトモーターショーでデビューすることがあきらかになった。同時に公表されたスペックによると、エンジンは3.8リッター水平対向6気筒をターボ、ターボSともに採用。最高出力はそれぞれ383kW(520ps)、412kW(560ps)になり、7段PDKを介して4輪を駆動する。0-100km/h加速は、スポーツクロノパッケージを装着した状態で、3.2秒と3.1秒だ。トップスピードは318km/h。いっぽうの...
ポルシェ911誕生50周年イベント 第3回|Porsche

ポルシェ911誕生50周年イベント 第3回|Porsche

Porsche 911|ポルシェ 91150周年 ワールドツアーリポート 第3回911の進化とは──996、997、991篇ポルシェ 911の50周年を駆け抜けるリポートも今回で最終回。最初の水冷911たる「996型」から、「997型」を経由し、最新の「991型」を比較。その体験から感じられた911の進化を島下泰久氏が語る。Text by SHIMASHITA Yasuhisa初代水冷911―996型タイプ「996」になると、まだまだ現役のクルマ、最近の話という感じがしてしまうが、発表されたのは1997年だから、もう16年も経っていることになる。つまり911の歴史の3分の1は、水冷化以降の話となるわけだ。エンジンが水冷化されただけでなく、長い歴史上はじめてボディ構造が完全に刷新されて、タイプ996は見た目も中身も近代的なスポーツカーへと進化した。当時、熱狂的なファン達は、この進化を必ずしも歓迎したわけではない。しかしいっぽうでこのタイプ996があらたなファンの獲得を実現したのも確か...
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