PORSCHE DESIGN

かの有名なポルシェの創設者の孫、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェによって、1972年に設立。フェルディナンドは、かつてポルシェの名車911や904のデザインを手がけたことでも知られる人物である。

アイウェアから路面電車まで、さまざまなジャンルにおいてデザインを手がける同社は、時計づくりに関してはデザインとムーブメントの製作を完全に分離する方式を貫く。つまり、ムーブメントの製作には一切タッチせず、デザインのみに専念するのだ。

そのため同社の時計の歴史は、ムーブメント製作の担当メーカーによって大きく3つに分けられる。はじめは「オルフィナ社」が担当した時代(1972-80年)で、この時代のモデルはミリタリーテイストのクロノグラフが主流であった。また、世界で初めて外装パーツにチタン素材を採用したクロノグラフを発表している。

次にタッグを組んだのは「IWC社」(1983-94年)。旧西ドイツ海軍の依頼で製作された2000m防水のミリタリーダイバーズでお馴染みだが、このモデルが開発されたのは1981年と、正式にはIWCとパートナーシップを締結する以前の話。技術提携以後も、時計とコンパスを組み合わせた「チタニウム・コンパス」や、アラーム機能やワールドタイマーを搭載しながら、高い防水性能も獲得した「ワールド・タイムゾーン」を発表している。

そして、1998年からは、スイスの老舗ブランド「エテルナ」を子会社化し、新たなるパートナーシップを締結。2003年からは、ポルシェのカーボディにインスピレーションを得た「ダッシュボード」シリーズをスタートし、ブランドのアイデンティティを思う存分に開花。2004年には、計測結果をデジタルカウンターで表示するという、唯一無二の複雑機械式クロノグラフ「インディケーター」を発表して、世界中の時計ファンを熱狂させた。

その独特なブランド形態ゆえ、なかなか時計ファンに認知されにくい面もあるが、まぎれもなく時計界の1リーダーとして活躍し続けているブランドである。今年で創業35周年を迎え、さらなる活躍に期待が寄せられる。

【創業年】1972年 【創業地】ドイツ・シュトゥットガルト 【主...

2021年新作「スポーツ・クロノ・サブセコンド 39」全3機種を発表|PORSCHE DESIGN

2021年新作「スポーツ・クロノ・サブセコンド 39」全3機種を発表|PORSCHE DESIGN

ポルシェ・デザインが2020年にリリースした「スポーツ・クロノ・コレクション」は、ポルシェ スポーツカーのクラシックなデザイン、マテリアル、パフォーマンス特性をリストウオッチとして再現したコレクションだ。この2021年新作として、初めて39ミリ径ケースを採用した「スポーツ・クロノ・サブセコンド 39」全3モデルが発表された。ダイアルカラーはブラック、ブラウン、ブルーの3つから選択可能だ。
ポルシェ・デザインがオールブラックの「1919 グローブタイマー UTC」を発表|PORSCHE DESIGN

ポルシェ・デザインがオールブラックの「1919 グローブタイマー UTC」を発表|PORSCHE DESIGN

ポルシェ・デザインより、オールブラックの「1919 グローブタイマー UTC」が発表された。ポルシェ車のインテリアと同じ素材を採用し、機能面ではボタンをプッシュするだけで時刻調整が行える、GMT表示機構搭載のスポーティなウオッチだ。
ポルシェ・デザインが、新作「スポーツ・クロノ・コレクション」を発表|Porsche Design

ポルシェ・デザインが、新作「スポーツ・クロノ・コレクション」を発表|Porsche Design

新しいポルシェ・パナメーラに標準装備されるポルシェ・デザイン製クロックを、リストウオッチとして再現した新作「スポーツ・クロノ・コレクション」4モデルが登場した。
ポルシェ・デザイン「1919 Chronotimer Flyback」に新色ブルーダイアルが登場|PORSCHE DESIGN

ポルシェ・デザイン「1919 Chronotimer Flyback」に新色ブルーダイアルが登場|PORSCHE DESIGN

スポーツカーのDNAを腕時計デザインに変換するポルシェ・デザインより、エンジニアリングと車両製造の専門知識が融合した自社製ムーブメントを搭載し、繊細で神秘的なブルーの色合いを放つダイアルを備えた新作「1919クロノタイマー・フライバック ブルー & レザー」がリリースされた。
名車「ポルシェ911」の100万台生産突破を記念した限定ウォッチ|PORSCHE DESIGN

名車「ポルシェ911」の100万台生産突破を記念した限定ウォッチ|PORSCHE DESIGN

PORSCHE DESIGN|ポルシェ デザイン「ポルシェ911」のデザインを随所に取り入れた「1919 デイトタイマー ワンミリオンス 911」誕生ライフスタイルブランド「ポルシェ・デザイン」の時計シリーズ「1919コレクション」に、新作「1919 デイトタイマー ワンミリオンス 911」が誕生。130本のみの限定生産で12月から販売が開始している。Text by YANAKA Tomomi明快なデザイン哲学で、ポルシェ博士のスピリットを引き継ぐポルシェ創業者の孫であり、名車「ポルシェ911」を手掛けたフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ博士が、1972年に立ち上げたライフスタイルブランド「ポルシェ・デザイン」。自動車業界を超え、ポルシェの原則とスピリットを取り入れたスマートかつ洗練されたデザインが特徴で、メンズファッションやバッグなど、すでに様々なアイテムを展開している。腕時計については、現在、「クロノタイマーコレクション」「モノブロック・アクチュエーター」「1919コレ...
PORSCHE DESIGN|ポルシェデザイン|フラットシックス P’6340 オートマティック・クロノグラフ

PORSCHE DESIGN|ポルシェデザイン|フラットシックス P’6340 オートマティック・クロノグラフ

PORSCHE DESIGN|ポルシェデザインフラットシックス P’6340 オートマティック・クロノグラフText by OPENERSポルシェ車のイメージをふんだんに取り入れたモデルとして登場した「フラットシックス」シリーズの機械式クロノグラフが、この「フラットシックス P’6340 オートマティック・クロノグラフ」。2006年に同時発売された「フラットシックス P’6310 オートマティック」と同様に、ケースサイドの彫金、ローターのデザインなど、ポルシェ車のイメージを喚起させる意匠に満ちている。「P’6310 オートマティック」がシンプルを極めたデザインなのに対して、このモデルの場合はクロノグラフを搭載するため、文字盤には3つのインダイヤルが備わっている。なかでも計測をつかさどる12時位置の30分積算計と6時位置の12時間積算計は、スモールセコンドと差別化するために、異なるカラーのオーナメントを施すことで視認性を高めている。このあたりの機能的なデザインが、いかにもポルシェデザ...
911デザイナーF.A.ポルシェ死去|Porsche

911デザイナーF.A.ポルシェ死去|Porsche

Porsche 911|ポルシェ 911フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ「911」を生んだ男誕生以来、現在にいたるまで、世界中を魅了しつづけている名車、ポルシェ「911」。その生みの親の一人である“ブッツィ”ことフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ氏が、2012年4月5日この世を去った。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)よいデザインは率直である「ポルシェのスポーツカーの形を決めているのは、いまでも911の生みの親である、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェが築いたデザイン文化だ」ポルシェA.G.社長兼CEO マティアス・ミューラーは、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェの死を悼む発言のなかでそう語った。1935年12月11日、シュトゥットガルトに生まれたフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェは、史上もっとも成功した大衆車のひとつに数えられる、フォルクスワーゲン タイプ1、いわゆる「ビートル」や、戦時中はティーガー戦車の設...
8 件