ポルシェ・デザインがオールブラックの「1919 グローブタイマー UTC」を発表|PORSCHE DESIGN
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2021年8月5日

ポルシェ・デザインがオールブラックの「1919 グローブタイマー UTC」を発表|PORSCHE DESIGN

PORSCHE DESIGN|ポルシェ・デザイン

ポルシェ車の世界を素材、機能、デザインで表現。「1919 グローブタイマー UTC」

ポルシェ・デザインより、オールブラックの「1919 グローブタイマー UTC」が発表された。ポルシェ車のインテリアと同じ素材を採用し、機能面ではボタンをプッシュするだけで時刻調整が行える、GMT表示機構搭載のスポーティなウオッチだ。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

プッシュボタン操作で時刻設定が可能。セカンドタイムを瞬時に修正

2019年、ポルシェ・デザインは、インテリジェントな機能、最適化された視認性、便利で簡単な操作を提供するGMT表示機構搭載のスポーティなウオッチ「1919 グローブタイマー UTC」を発表した。当時、このクロノメーターモデルは異なる3つのダイアルカラーのバリエーションで展開されたが、2021年8月、新たにオールブラックのバージョンが登場する。
本モデルは、ブラックのチタンカーバイト・コーティングとポルシェ車のインテリアで使用されているレザー製のブラック・レザーストラップ、ポルシェ・デザインのウオッチとして期待される最適な視認性を備えている。
手首に純粋なスポーツカーの感覚を体現するだけでなく、世界のどこに旅しても、ボタンを押すだけで時針がジャンプし、現地時刻を表示。ポルシェのダブルクラッチ・トランスミッションのシンプルで正確な操作性から派生した24のタイムゾーン表示は、現在時刻はそのまま、人間工学に基づいたシェイプで最適に配置されたプッシャーを用いてローカルタイムを簡単に設定できる。セカンドタイムゾーン表示の針は、東に移動するときは「+」ボタンを、反対の西に移動するときは「-」ボタンで操作。ダイアルの9時位置に配された小窓が昼間はホワイト、夜間はブラックに変わり昼夜を表示。設定時には予め午前、午後を確認することが必要だが、一度設定を行えば、この窓は通常の運針に連動して動く。
どんな角度からも直感的に読み取れるよう、ダイアル径は可能な限り大きく設計され、チタニウム製のケースは、適切なボリューム感に設計されている。こうしたバランスの取れたスタイリングが、ウオッチに独特の存在感を与えているのだ。
本モデルには、ポルシェ・デザイン製キャリバー Werk 04.110を搭載。このムーブメントは、独自のボール・ベアリングによる双方向巻き上げローター、約38時間のパワーリザーブを備え、振動数は28,800A/h 4Hz。ムーブメントのダイアル側には、ポルシェ・デザインが特別に開発し、スイスのコンプリケーション・スペシャリストであるデュボア・デプラ社が製造したタイムゾーン・メカニズムが装備されている。連続生産を開始する前に、このメカニズムは、クロノフィアブルの厳格な基準に従って、長期に渡る複数のテストを経たものだ。5000回にわたる衝撃テスト、各プッシュピースは少なくとも10000回のスイッチング・サイクルに耐え、各ムーブメントは15日間に渡るテストにより、COSC認証を得ている。
外装面では、ブラックのチタンカーバイト・コーティングを施した42ミリ径のチタニウム製ケースが、ポルシェ車のインテリアで使用されているレザーで作られた高品質のブラック・レザーストラップと完璧な調和を見せている。このコンビネーションは、「1919 グローブタイマー UTC オールブラック」が旅に不可欠なコンパニオンであることを保証するだけでなく、そのピュアでモノクロームなデザイン自体が強力なメッセージとして機能している。

1919 グローブタイマー UTC

  • Ref.|6023.4.02.005.07.2
  • ムーブメント|自動巻き(キャリバーWERK 04.110)
  • パワーリザーブ|約38時間
  • ケース素材|Ti
  • ケース径|42mm
  • ストラップ素材|レザー
  • 防水|10気圧
  • 予価|99万円(税込)
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