WATCH & JEWELRY /
WATCH NEWS
2024年7月18日
F.A.ポルシェによる名作ウオッチ「クロノグラフ1」が現代に蘇る|Porsche Design
Porsche Design|ポルシェ デザイン
オリジナルの「クロノグラフ1」を「Hodinkee」が再解釈
ポルシェデザインは、時計の世界的メディア「Hodinkee(ホディンキー)」とコラボレートした「クロノグラフ1-Hodinkee 2024エディション」を世界350個限定で発表。都内で発表会も開催され、日本では150個が販売される。
Text by YANAKA Tomomi
日本語と英語で曜日を表示し、リミテッドエディション番号も
ポルシェのアイコン「911」をデザインしたフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ氏が、ポルシェの理念と神話を自動車業界の枠を超えて広めるというビジョンを掲げ、高級ライフスタイルブランド「ポルシェデザイン」を設立したのは1972年のこと。その年、同氏によってデザインされた「クロノグラフ1」が誕生した。
当時、一般的だったシルバーやゴールドではなく「911」のコックピットのような、クルマから派生したデザインと機能性を高めた完全なブラックの時計は、発売当初、大きな物議をかもしたという。
今回、発表イベントのために来日したポルシェライフスタイルグループのシュテファン・ビュッシャーCEOは「クロノグラフ1は今日では時代を超えた名品として存在しています。この特別なクロノグラフ1エディションをHodinkeeの時計愛好家の皆様と共同制作できることを大変光栄に思います」とコメント。
さらに、Hodinkeeとの共同制作は3部作として発表され、今後、1年の1モデルのペースで2モデルが発表されることもアナウンスされた。
それではなぜ、「クロノグラフ1-Hodinkee 2024エディション」が世界限定350本中、日本で150本も販売されるのだろうか。それはポルシェのもっとも希少で価値の高いスポーツカーが日本に数多く存在することにも関係する。
日本ではクラシックカーイベントが開かれ、多くの愛好家を魅了している。また、高級時計についても高く評価されており、Hodinkeeが最初の姉妹誌を発表したのも日本だった。
このような日本とのつながりは時計にも現れており、「クロノグラフ1-Hodinkee 2024エディション」の機械式曜日表示は英語と日本語の2か国語で表記されているのだ。
ウオッチは1970年代の精神を受け継ぐ時代を超えたデザインと最先端のテクノロジーを融合。ケースは耐久性と軽量性に優れたチタン製で、傷に強いチタンカーバイドでブラックコーティングされた。
密閉されたケースバックには、Porsche Designの文字やリミテッドエディション番号などが刻まれる。
ダイヤルには、特殊なスーパールミノバ夜光塗料を使用した時針と分針、アワーインデックスにより暗闇でも時刻を確認でき、旧式の外観を模したものに。またHodinkeeの母国アメリカにインスピレーションを得た「1マイル」のグラフィックが施されたタキメータースケールや、6時位置の「H」の文字などが与えられた。
「クロノグラフ1-Hodinkee 2024エディション」は、日本では三越伊勢丹や百貨店の時計サロンなどで販売されるほか、全国のポルシェセンターでも注文が可能だ。
クロノグラフ1-Hodinkee 2024エディション
ケース|40.8㎜チタン製ケース、チタンカーバイドブラックコーティング、ガラスビーズブラスト加工
ムーブメント|クロノグラフ、曜日・日付表示
パワーリザーブ|48時間
ブレスレット|チタン製
限定|350個
ケース|40.8㎜チタン製ケース、チタンカーバイドブラックコーティング、ガラスビーズブラスト加工
ムーブメント|クロノグラフ、曜日・日付表示
パワーリザーブ|48時間
ブレスレット|チタン製
限定|350個
問い合わせ先
ポルシェコンタクト
Tel.0120-846-911
https://www.porsche.com/japan/jp/