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「写真」に関する記事
木村朗子と山本昌男、二人の写真家がつむぐ「うちなる光」|ART
evam eva yamanashi|エヴァムエヴァ ヤマナシ木村朗子と山本昌男、二人の写真家がつむぐ「うちなる光」見て心地良く、触れて気持ち良い、そんな普段着のニットを展開するブランド「evam eva」。旗艦店「evam eva yamanashi」内のギャラリースペース「形」にて、木村朗子と山本昌男の写真展「うちなる光 ‒stillness‒」が開催される。Text by WAKABAYASHI Satsuki会期中は詩人・白井明大のお話会や音楽家・Takuji(青柳拓次)のライブも写真家・木村朗子は1971年生まれ。会社員の傍ら写真製作を続け、2015年に写真家として独立。人間の手が及ばない自然の圧倒的な美しさを捉えた彼女の写真は、見る者に自然と一体感を味わうような感覚を呼び起こす。一方、写真家・山本昌男は1957年生まれ。16歳より写真を撮り始め、主にゼラチンシルバープリントによる作品を発表。日本人ならではの感性と美意識で国内外から高い評価を得ている。両者の親交は2000...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.31 篠山紀信さん
Page. 1今回のゲストは、写真界の巨匠・篠山紀信さん。雑誌の連載や写真集の撮影でご一緒するたびに、その視点の斬新さはもちろん、新しいことにも果敢に挑戦する姿勢に感服しっぱなしという編集大魔王。この日は先生のアトリエを訪ね、新作の背景と次回作への意欲をうかがいます。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by SATO YukiText by HATAKEYAMA Satoko館シリーズ最新作『処女(イノセンス)の館』とは!?祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 昨年末から今年にかけて原美術館で展示された『快楽の館』から始まり、春に写真展が催された『LOVE DOLL×SHINOYAMA KISHIN』、そして今回アサヒカメラ新年号に掲載される新作の『処女の館』。僕はラッキーなことにそれらすべての撮影にご一緒させていただいたわけですが、先生のお仕事ぶりを拝見して、『LOVE DOLL×SHINOYAMA KISHIN』でいったん館シリーズは終...
2017年のレースシーンを納めた写真展「COMPETITION」開催|JRPA
JRPA|日本レース写真家協会2017年のレースシーンを納めた写真展「COMPETITION」開催日本レース写真家協会所属のフォトグラファーが2017年のレースシーンで撮影した写真の中から、選りすぐりの一枚を組み合わせて開催されるJARPA写真展「COMPETITION」が、2018年1月18日(木)~1月29日(月)に東京、そして3月20日(火)~4月1日(日)に名古屋で開かれる。Text by OPENERS日本レース写真家協会所属のプロによる渾身の写真日本における二輪・四輪のモータースポーツの報道フォトグラファーを主体に構成される日本レース写真家協会(Japan Racing Photographers Association)が、毎年1月に開催している写真展が今年も東京と名古屋で開かれる。会場では、会員が2017年度のモータースポーツにおける、勝者の歓喜、敗者の落胆、スタート前のコンセントレーションなど迫真のシーンを切り取った珠玉の一枚一枚を展示。活躍する選手やマシンととも...
ドリス・ヴァン・ノッテンのショーアーカイヴを収めた2冊の書籍|BOOK
BOOK|100回目のショーを記念し出版100回分のショーをすべて収録ファッションデザイナーであるドリス・ヴァン・ノッテンのショーコレクション100回分を収録した書籍が登場。未公開写真やファッションジャーナリストの解説など、氏の世界観を味わえる内容が満載。2冊を同封した特別仕様の限定版もリリースされる。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)未公開写真や著名ジャーナリストによる解説を掲載ベルギー人ファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン氏が、2017年3月にメンズ、ウィメンズ合わせて100回目となるショーを発表した。それを記念し、彼の1回目のショーから現在に至るまでのすべてのショーの回顧録となる本が、今年9月に出版される。彼の生み出すコレクションは、素晴らしい生地やプリント、刺繍、色への革新やそれらへの審美眼で高く評価されている。そのクリエーション、プロセスは、アートや映画、音楽や舞台美術といったさまざまな分野のクリエイティブな世界からインスピレーション...
水中写真家が見た未知なる海の美しさ|BOOK
BOOK|世界中の海で撮影した絵画のような絶景写真集鍵井靖章 写真集『unknown』水中写真家、鍵井靖章の最新写真集『unknown(アンノウン)』が日経ナショナル ジオグラフィック社から刊行。世界各地で撮影された、絵画のような水中の絶景が広がる。Text by YANAKA Tomomiページをめくるたびに登場するこれまでに見たことがない絶景独特の色彩と構図で人気を集める水中写真家、鍵井靖章氏。20年以上、自然のリズムに寄り添い、世界各地の海で撮影してきたしてきたほか、東日本大震災以降は岩手県の海を定期的に記録。『ダンゴウオ-海の底から見た震災と再生-』などで作品を発表してきた。新作『unknown』では、“未知の海”をテーマに、私たちを美しい海中世界へといざなう。「青と光」や「小さなデザイン」「おとぎの国へ」など、テイストの異なる5つの切り口で構成された本書。鮮烈な海の碧(みどり)に、銀河のように煌く魚たちの群れ。咲き乱れるサンゴやイソバナの花畑。これまで見たこともないような...
富士フイルム|お気に入りの写真をオンラインで申し込むだけ。12日後には美しい額装に
富士フイルム|あの人ならではの「WALL DECOR」の使い方とっておきの写真で“時を飾る”画期的なオンラインサービス「WALL DECOR」お気に入りの写真をオンラインを通してパネル加工(額装)してくれる富士フイルムの新しいサービス「WALL DECOR(ウォールデコ)」。手軽さとクオリティの高さ。そして日本の住宅事情にも配慮した重量設計で、2017年1月のサービススタート以降、多くのファンを獲得している。オフィシャルサイトでは今年の夏から、人気クリエーターが登場する『WALL DECOR JOURNAL』がスタート。写真を選び額装するまでのストーリーを提示しながら、サービスの魅力について触れている。Text by WAKABAYASHI Satsuki平井かずみ(フラワースタイリスト)、青野賢一(ビームス創造研究所)が登場「額装したいがどこで頼んでいいのかわからない」「スマートフォンの写真をプリントアウトしてから額装するのは面倒」…このような問題を見事に解決してくれるのが、富士...
アナログな“スクエア”写真が撮影できる「Lomo’Instant Square」|lomography
Lomography|ロモグラフィーレトロな折りたたみ式デザインが特徴ロモグラフィーからアナログなスクエア写真が撮影できるインスタントカメラ「Lomo’Instant Square」が登場。クラウドファンディングにて支援を募り、本格的な製品化プロジェクトが進行中だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)クラウドファンディングプロジェクトを実施中数々のインスタントカメラを生み出してきたlomography(ロモグラフィー)から、アナログなインスタントカメラ「Lomo’Instant Square」が登場。Fujifilm Instax Squareフィルムを使って、スクエア写真が楽しめる。今回は製品化を実現するためにクラウドファンディングを利用し、ユーザーからの支援を受け付けている。クラウドファンディングの目標金額が達成され、製品化が決まった際、支援者は特別価格で「Lomo’Instant Square」の購入が可能だ。目標金額は100万円。2017年10月2日...
ジュリアン・レノンの写真展が東京と京都で開催|LEICA
LEICA|ライカ 東南アジアを撮影した作品を展示アーティストのジュリアン・レノン氏の写真展が、ライカギャラリー東京、ライカギャラリー京都、ライカGINZA SIXで同時開催。東南アジアの日常を切り取った作品が並ぶ。またライカギャラリー京都では、レノン氏を迎えトークショーも開催される。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)京都でトークショーも開催ライカ(LEICA)はジュリアン・レノン氏の写真展をライカギャラリー東京、ライカギャラリー京都、ライカGINZA SIXにて同時開催する。レノン氏はジョン・レノンの長男として知られ、ミュージシャンやフォトグラファーなど多彩な才能の持ち主。構成を掴む鋭い目と本質的な瞬間を捉える豊かな才能を備えた彼は、独自の経験を積みながらアーティストとして自らの歩みを表現し続けている。© Julian Lennon© Julian Lennon今回の写真展「Cycle」は、東南アジアを舞台にした作品を展示。ライカギャラリー東京では東南ア...
愛する父の死に向き合う日々を撮影した「蜷川実花 うつくしい日々」|ART
ART|これまでの作品とは一線を画す作品を展示「死」に触れた時にしか見えない景色を描き出す写真家・蜷川実花氏の個展「蜷川実花 うつくしい日々」が原美術館で開催される。亡き父の死に向き合う日々を、繊細な心で写しだした。会期は2017年5月10日(水)~19日(金)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)10日間のかけがえのない展示写真家、蜷川実花氏が父・幸雄の死に向き合う日々を撮影した個展「蜷川実花 うつくしい日々」が原美術館で開催される。本当に大切な人や自身の死と向き合う時の感受性でしか見えない景色。常に不安と悲しみを宿しながらも、ふと見上げた空の青さ、芽吹く若葉、風の薫りに、“生”を感じ取る。展示されるのは、蜷川氏がそのような繊細な感覚で撮影した作品たちだ。本展は愛する父の限られた命と向き合う日々を被写体にした作品約60点で構成される。蜷川氏が「逝く人の目で撮った写真」と表現するように、作品ひとつひとつに美しい世界と別れゆく父の視線と、それを受け継ぐ娘の...
ダウン症のある子をもつ“母”と、その子を捉えた写真展|LOUNGE
LOUNGE|フォトグラファー宮本直孝×NPO法人アクセプションズ「母の日 ~I’m a mother of child with down syndrome~」ダウン症のある子とその母にフォーカスを当てた写真展が、東京メトロ表参道駅コンコースにて、2017年5月8日(月)~14日(日)の期間で開催される。被写体となった21組の親子がもつ、それぞれのストーリーを写真を通じて表現する。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)親子、その母ひとりひとりの姿に迫るダウン症、正式名称ダウン症候群は、細胞の21番目染色体が1本多い3本あることによっておこる、先天性の症候群だ。性別や人種、経済状況などにかかわらず、約800人から1000人に1人の割合で生まれる。日本で初めてダウン症の子をもつ“母”と、その子供に限定した写真展を母の日に向けて開催する。「母の日 ~I’m a mother of child with down syndrome~」は、親子、そしてその母ひとりひと...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.14 森田恭通さん
Page. 1世界中で多くのプロジェクトを手掛けるGLAMOROUS co.,ltd.の森田恭通さんには実はフォトグラファーとしての顔もあり、昨年パリで初の写真展を開催したばかり。さらに先月11月18日から20日までは東京・茅場町共同ビルディングで開催されていた、世界を舞台に活躍する写真家や映像クリエイターの作品が集結するフォトフェア「ART PHOTO TOKYO -edition zero-」にも出展。写真を撮るようになったいきさつからデザインに対する想いまで、ART PHOTO TOKYOの会場で話を聞いた。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by HATA JunjiText by ANDO Sara (OPENERS)平面で陶器のような質感を追求して辿り着いた女性の身体祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 出展おめでとうございます。どれも素敵な作品ばかりですね。森田さんはいつから写真を始められたんですか?森田恭通さん(以下、森田)...
約50点を集めた写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」開催|ART
VACANT|バカント“70年代を写した男”ミック・ロックがデヴィット・ボウイを捉えた「DAVID BOWIE by MICK ROCK」“70年代を写した男”の異名を取るロック・フォトグラファーMick Rock(ミック・ロック)が、音楽史に燦然と輝くロックスター、David Bowie(デヴィット・ボウイ)が映した作品のみを展示する写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」が2月25日(土)より開催される。Text by SHIMOJO Shingoミック・ロックのトークショーも開催予定ルー・リードやイギ―・ポップ、クイーン、デビー・ハリー、セックス・ピストルズ、ラモーンズなど、70年代を代表するロックやパンクシーンのアーティストを撮り続けてきたミック・ロック。2015年9月に出版された写真集「The Rise of David Bowie 1972-1973」(TASCHEN) は、ボウイ本人とミックのサイン入りの限定版がタッシェン史上最も早く完売した限定出版...
「ライカ ゾフォート」にヒロ・ヤマガタとのコラボレーションモデルが登場|LEICA
LEICA|ライカヒロ・ヤマガタ作品をボディにプリントインスタントカメラ「ライカ ゾフォート」に画家のヒロ・ヤマガタ氏とコラボレーションしたモデルが登場。ホワイトのボディに氏の作品をプリントした特別仕様だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)500台限定でリリース「ライカ ゾフォート」は、ライカのデザインチームが特別に開発した、ライカならではの高品質な外観も魅力的なインスタントカメラ。各種の基本撮影モードや二重露光、長時間露光に加え、セルフタイマーなども備えている。この度「ライカ ゾフォート」に世界で活躍する画家であるヒロ・ヤマガタ氏とのコラボレーションモデル「ライカ ゾフォート ヒロヤマガタモデル」が登場。大阪にあるヒロ・ヤマガタ氏の代表作を中心に展示する御堂筋ミュージアムの企画により誕生したモデル。ヤマガタ氏のキャピタルヒルズ200周年記念の作品が「ライカ ゾフォート」にプリントされた特別仕様だ。本モデルは伊勢丹新宿館にあるメンズ レジデンスと御堂筋ミュ...
「2017日本レース写真家協会展 COMPETITION」開催|JRPA
2017日本レース写真家協会展 COMPETITION2016年のレースシーンを切り抜いた迫力ある写真展日本レース写真協会(JRPA)の会員が2016年に撮影した作品を展示する「2017日本レース写真家協会展 Competition」が日本各地のキヤノンギャラリーにて開催。今年は一般公募作品も展示される。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)“スピード”に隠された人間ドラマに注目日本レース写真家協会( Japan RacingPhotographers Association・JRPA)は、1971年に創立された、プロフェッショナル・モータースポーツ・フォトグラファーの団体。国内はもとより海外で行われるモータースポーツの感動や興奮を伝えるべく幅広く撮影を続けている。この度、「2017日本レース写真家協会展 COMPETITION」を開催する。2016年度に会員が世界各地のサーキットで撮影した、モータースポーツシーンの中から選りすぐった渾身の一枚を組み合わせて展...
シャネル・ネクサス・ホールでカール・ラガーフェルド写真展が開催|ART
CHANEL NEXUS HALL|シャネル・ネクサス・ホールVERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿ヴェルサイユの光と影シャネル・ネクサス・ホールにてファッションデザイナー、写真家のカール・ラガーフェルド氏がヴェルサイユ宮殿を撮影した写真展『VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影』を開催する。遠近法や、ぼかしなどユニークな技法で撮影された作品に注目だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)ヴェルサイユ宮殿をユニークな視点で撮影17世紀後半にルイ14世によって建造されたヴェルサイユ宮殿は、壮麗な庭園を擁し、世界文化遺産登録されている。この特別な地を世界的ファッションデザイナーであり、写真家として活躍するカール・ラガーフェルド氏が撮影した『VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影』が開催される。1987年に彼はシャネルの広告キャ...