BASEL WORLD(バーゼルワールド)
「BASEL WORLD(バーゼルワールド)」に関する記事
特集|総括バーゼルワールド スマートウォッチのトレンドを検証|FREDERIQUE CONSTANT
FREDERIQUE CONSTANT|フレデリック・コンスタントあらたな腕時計のジャンルが誕生特集|バーゼルワールド2015にみるスマートウォッチのトレンドを検証フレデリック・コンスタント編(1)3月に開催された世界最大の高級時計展示会「バーゼルワールド2015」で、次世代の腕時計として話題を集めたスマートウォッチ。その中身を検証する特集第3弾。“スマートウォッチには見えないクラシックスタイルとオリジナルムーブメント”で勝負するフレデリック・コンスタントの独自戦略に注目。Photographs & Text by SHIBUYA Yasuhitoスイス時計らしい“クラシックスタイル”を追求スイスの時計業界にはスマートウォッチをいまの高級機械式腕時計の繁栄を脅かす“黒船”として警戒する声も実は少なくない。いまから40年ほど前の1970年代、スイスの時計産業は日本製クォーツで壊滅的な状態になった。ケタ違いの精度と先進のイメージのクォーツ時計が市場を席巻。時計工場は続々と閉鎖さ...
ツェッペリン|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|ZEPPELIN
ZEPPELIN|ツェッペリンツェッペリン飛行船の型番を冠したクロノグラフが登場2015年2月にドイツの時計の精度規格をクリアした「ツェッペリン100周年記念モデル」が、ドイツの腕時計専門誌「ウーレン マガジン」の読者人気投票で2位を獲得するほど、ツェッペリンはドイツで知られる時計ブランドだ。ドイツの飛行船の世界観を製品コンセプトとし、ツェッペリン飛行船と同じ「LZ 127」モデル名を冠したクロノグラフが登場した。Text by KAWADA Akinori低速域の時間計測も可能なタキメーターを装備ツェッペリン伯爵が開発した飛行船「LZ127 グラーフ・ツェッペリン」の名を冠したコレクションに、機械式のクロノグラフが登場した。Cal.7753をベースとするCal.NE88を搭載した横3つのインダイヤルをもつ機能的な文字盤のレイアウトだ。スリムなベゼルとシリンダー状のケースなど、飛行船のコンセプトにふさわしいクラシックな雰囲気のモデルだ。文字盤外周のタキメータースケールはホワイトとレッドカラーで表示されている。ホワイトは、高速域、レッドのスケール部分は、時速30~60km/hの低速域まで速度を計測できる。レトロでシックなデザインのクロノグラフであり、優れた機械式の入門機でもある。LZ127 グラーフ・ツェッペリン オートマティック クロノグラフケース|ステンレススチール直径|42mmムーブメント|自動巻き(Cal.NE88)機能|クロノグラフ(30分積算計、12時間積算計、タキメータースケール)、日付表示ストラップ|コードバン防水|5気圧発売時期|11月予定予価|24万6240円問い合わせ先ウエニ貿易Tel.03-5815-3277http://zeppelinwatch.jp
特集|総括バーゼルワールド スマートウォッチのトレンドを検証|TAG HEUER
TAG HEUER|タグ・ホイヤーあらたな腕時計のジャンルが誕生特集|バーゼルワールド2015にみるスマートウォッチのトレンドを検証 タグ・ホイヤー編(1)3月に開催された世界最大の高級時計展示会「バーゼルワールド2015」の新潮流として、隠れた主役となったスマートウォッチ。それらのモデルを検証していきます。第2弾はアップル ウォッチの対抗馬の本命としてもっとも注目を集めた腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」が発表したあらたなプロジェクトを検証していきます。Photographs & Text by SHIBUYA Yasuhito最強のパートナーシップでアップルに挑む3月20日、前日にバーゼルワールドでおこなわれた「タグ・ホイヤー」の記者会見が、ロイターをはじめ世界中の経済紙やIT系のニュースサイトを賑わせた。これは極めて異例なことだ。ただ、その記者会見の参加者とその内容、ニュースバリューを考えれば、それは当然のことだった。世界的な知名度と人気を誇るウォッチブランド「タグ・ホ...
ルイ・エラール|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|LOUIS ERARD
LOUIS ERARD|ルイ・エラールビギナーにすすめたい機械式ブランド得意なレギュレーター最新作をリリースルイ・エラールはスイスの腕時計ブランドでありながら、コストパフォーマンスに優れた時計作りをするブランドとして世界で愛されている。スイス製の機械式腕時計でありながら、クロノグラフが40万円前後というのは、やはり良心的な価格設定と言えるだろう。そのルイ・エラールが今年推す新作は、同社が得意とするレギュレーターモデルだ。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori文字盤の意匠にこだわった一本現在時刻の「時」と「分」を別々の針で指し示すレギュレーター機構を搭載したルイ・エラールの新作「エクセレンス レギュレーター」は、メカニズムとデザインの美しいモデルだ。使用されるムーブメントは、今回からセリタ社製のCal.SW-200が使用されている。そこにコンプリケーション機構で高い評価のデュボア・デプラ社製のモジュールが組み込まれてい...
ユリス・ナルダン|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|ULYSSE NARDIN
ULYSSE NARDIN|ユリス・ナルダン海洋クロノメーターの名門ブランド驚異の新機構を披露(1)創業者ユリス・ナルダンは、海洋クロノメーターの名手であり、やはり海とは切っても切れない縁で繋がっている。2017年のアメリカスカップに挑戦するスウェーデン艇のチーム“アルテミス レーシング”と公式スポンサーシップを締結したという知らせは、今回のバーゼルワールドでも大きなニュースのひとつであった。そんなユリス・ナルダンの高い開発力を実感させる新作を発表。イノベーティブな技術に挑む姿勢を今回も見せてくれた。Text by KAWADA Akinori独自素材によって実現した高精度のトゥールビヨン美しいグランフー・エナメル文字盤とともに6時位置には、トゥールビヨン機構が搭載されている。通常のトゥールビヨンと異なり、このユリス・アンカー・トゥールビヨンの脱進機には、ナノ微結晶ダイヤモンドでシリコンをコーティングした「ダイヤモンシル」が脱進機に使用されている。脱進機の革新に挑みつづけてきたユリ...
特集|総括バーゼルワールド スマートウォッチのトレンドを検証|BVLGARI
BVLGARI|ブルガリあらたな腕時計のジャンルが誕生特集|バーゼルワールド2015にみるスマートウォッチのトレンドを検証 ブルガリ編(1)世界最大の高級腕時計展示会「バーゼルワールド」で数多くの新作が各ブランドから発表された。そのなかで、新しい潮流として誕生したのが、スマートウォッチというジャンルだ。今年のスマートウォッチのあらたな傾向と今後の行方を検証する。Photographs &Text by SHIBUYA Yasuhitoスマートウォッチを超えるコンセプトモデル携帯できる機械式時計が誕生したのは450年ほど前のこととされる。また、諸説あるが、腕に着けられる時計が誕生したのは、いまから約200年前の19世紀のこと。クォーツ革命という腕時計の電子化を経て2015年、時代は腕時計型のコンピュータともいえるスマートウォッチの時代に突入した。あらためて振り返ってみれば、いつの時代も時計は人間にとって最先端の情報機器だったし、コンパクトサイズでスマートに身体と一体化できる腕...
ブライトリング|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|BREITLING
BREITLING|ブライトリング本格航空時計ブランドとして知られる名門ブランドワンプッシュクロノグラフ製造100周年のメモリアルイヤー創業以来、クロノグラフを作り続ける腕時計ブランド「ブライトリング」は、今年、ワンプッシュ・クロノグラフを開発して100周年を迎える。プロが使える実用的な腕時計作りへの情熱は、現在も受け継がれている。ダイバーズウォッチ「スーパーオーシャン」、パイロットクロノグラフ「コルト」などを中心にご紹介しよう。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori定番「スーパーオーシャン」がリデザインこれまで定番のダイバーズモデルとして好評だった「スーパーオーシャン」「コルト」の新作モデルが誕生した。特に「スーパーオーシャン」は、リーズナブルながらクオリティの高いダイバーズウォッチとして大ヒットしたモデルだ。サイズバリエーションをさらに増やして「スーパーオーシャンⅡ」として、リリースされる。レッドブル・エアレース...
エベラール|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|EBERHARD
EBERHARD|エベラールイタリアの男たちを熱狂させる時計ブランド「エベラール」の定番モデル世界記録樹立80周年「タッツィオ・ヌボラーリ」記念モデルエベラールはイタリアの男性に圧倒的な人気を誇るブランドである。特に1930~'40年代に大活躍したイタリア人名ドライバー、タッツィオ・ヌボラーリをトリビュートしたモデルは熱烈に支持されており、今回は、ヌボラーリが1935年にアルファロメオを駆り、当時の自動車の世界最速記録336km/hを樹立して80年を記念するモデルが登場した。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori天駆けるマントバ人、タッツィオ・ヌボラーリの偉業をトリビュートタツィオヌボラーリは、1930~'40年代にF1をはじめ数々のレースで活躍、イタリアでは出身地のマントバに由来して「天駆けるマントバ人」と呼ばれる伝説のドライバー。2015年の限定モデルとして登場したのは、ヌボラーリの業績をトリビュートする精悍なモ...
BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|EMPORIO ARMANI SWISS MADE
EMPORIO ARMANI SWISS MADE|エンポリオ アルマーニ スイスメイド2015年はあらたに2コレクションを発表スポーツ系とエレガント系が充実まるで巨大な金庫のようなあつらえのエンポリオ アルマーニ スイスメイドのブースは、まさに貴重なタイムピースを展示するにふさわしい。今年は、あたらしくふたつのコレクションを立ち上げた。コレクションのひとつは「ボールド モーション」(BOLD MOTION)。力強いケースラインが特徴のクロノグラフやダイバーズをラインナップするメンズコレクションだ。もうひとつは「フリーイド・デコ」(FLUID DECO)。コンパクトなアールデコ調のラウンドタイプが中心で、フェミニンでエレガントなコレクションだ。いずれも秋コレクションとしてデリバリーされる予定。Text by KAWADA Akinoriデザインも優れたオールブラックのダイバーズこの「ボールド・モーション」APS9005のケースもていねいに作りこまれており、逆回転防止ベゼルのマーカーや文字盤のインデックス、そして針にいたるまで、視認のよい腕時計に仕上がっている。特に逆回転防止ベゼルは表面がラバーでコーティングされており、操作性も高い。ケースにはブラックIP加工が施され、オールブラック仕様となっている。全面的にマット調の仕上げは、光の乱反射を許さず、デザイン面でも完成されたダイバーズとしてお勧めしたくなる1本である。ボールド・モーション ARS9005ケース|ブラックIP加工ステンレススチール直径|43mmムーブメント|自動巻き(Cal.STP1-11)機能|潜水時間の計測に使う逆回転防止ベゼル、日付表示ストラップ|ブラックラバー防水|30気圧発売時期|2015年秋予定予価|17万5000円ボールド・モーション誕生を記念する限定クロノグラフ「ボールド・モーション」にはいくつかクロノグラフがラインナップされているが、この時計は、世界188本の限定モデルだ。ムーブメ
ティソ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|TISSOT
TISSOT|ティソ世界で支持される販売本数No.1のスイス製腕時計ブランドティソが目指した価格以上のクオリティ(1)スイスの時計ブランド、ティソが2014年に発表したスケルトンウォッチコレクション「シャミン・ドゥ・トゥレル」が、2015年はさらにコレクションを広げて、約80時間パワーリザーブとハイパフォーマンスなクロノグラフをラインナップした。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinoriティソの技術力を証明するコレクション「シャミン・ドゥ・トゥレル」とは、1907年にティソが最初の工房を建て、現在も本社社屋へ通じるスイス、ル・ロックルにある小道の名だ。2014年には、その名を冠したスケルトンウォッチが発売され、大好評を博した。2015年の新作として、「シャミン・ドゥ・トゥレル」コレクションに高精度を証明する公認クロノメーターモデルとストップウォッチ機能を装備したクロノグラフがくわわった。ティソ シャミン・ドゥ・トゥレル パワーマティック80 クロノメーターには、稼働時間を飛躍的に伸ばす機能が装備されている。自動巻き機械式腕時計の連続稼働時間は、48時間前後のモデルが多いだが、ティソは、技術力を生かし約80時間を実現。同時にスイスの精度規格をクリアするムーブメントまで開発。文字盤のセンター付近には、サンレイ装飾、インデックスまわりにクル・ド・パリ装飾を刻み、シンプルで高級感のある仕上げがほどこされている。ケース、ブレスの仕上がりなど、あらゆる面でティソの実力を証明するモデルである。ティソ シャミン・ドゥ・トゥレルパワーマティック80 クロノメーターケース|ステンレススチールサイズ|42mmムーブメント|自動巻き(パワーマティック80)機能|日付表示ブレス|ステンレススチール防水|5気圧発売時期|7月予定予価|11万8800円TISSOT|ティソ世界で支持される販売本数No.1のスイス製腕時計ブランド
フォルティス|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|FORTIS
FORTIS|フォルティスフォルティスに新コレクション「テレスティス」誕生従来のフォルティスのラインナップは、国際宇宙ステーションのミッションの公式時計となってきた「コスモノート」、航空時計の「フリーガー」、ダイバーズ系の「マリーン」の3本柱だったが、2015年は、これらにくわえてクラシックなデザインと現代的な機能性を採用したコレクションが誕生した。1930~'40年代の時計をオマージュし、手の届きやすい価格。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori過去のクラシックモデルにヒントを得たシンプルなデザインフォルティスは、従来のコレクションに加えて新たに「テレスティス」(地球)というコレクションを創設し、自社の世界観を完成させる。このコレクションには、「タイクーン」「ナイティーン・フォルティス」「ヘドニスト」「オーケストラ」4つのラインがある。この「テレスティス」コレクションのなかでも注目の「タイクーン クロノグラフ」「ナ...
ディアゴノ復活に見るブルガリのウォッチメーカー魂|BVLGARI
BVLGARI|ブルガリブルガリのデザイナー ファブリツィオ・ボナマッサ氏にインタビューディアゴノ復活に見るブルガリのウォッチメーカー魂2015年3月に開催されたバーゼルワールドで発表されたブルガリの新作は「ブルガリ・ローマ」の誕生40周年など話題に事欠かない年だったが、電子パスポート機能をもつ衝撃的なコンセプトウォッチのベースとなった「ディアゴノ」の復活劇も印象的な“事件”だった。それはただの復刻ではなく、ウォッチメーカーとしての進化を見せつける革新に満ちていた。そんな「ディアゴノ」復活のキーマン、ブルガリウォッチデザイン センター シニア・ディレクター、ファブリツィオ・ボナマッサ氏に、「ディアゴノ」復活を振り返ってもらった。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinoriデザインと素材が進化、ブルガリの真髄――2015年は、ブルガリの発展の歴史のなかでも特別な年になると思われますが、改めて、どのモデルに注目すべきなのか、教えていただけますか?今年は、ブルガリのウォッチメイキングが、本格的に始動して40年目という大きな節目でした。もちろん先陣を切った「ブルガリ・ローマ」のメモリアルモデルが大きなパートを占めています。そしてそれに負けず劣らずのインパクトをもっていると自負しているのが、「ディアゴノ マグネシウム」なのです。――「ディアゴノ」にかんして言えば、コンセプトモデルに大きな関心を払わざるを得ませんでした。もちろん、これまでにない電子パスポート機能を、自動巻きモデルにもたせたコンセプトモデルに注目が集まるのは当然と思います。ただし、そのベースとなるレギュラーモデルも、非常に優秀な時計です。もともと「ディアゴノ」は、ハイスペックダイバーズである「ディアゴノ スクーバ」にくわえて、時計では珍しいアルミニウム合金を素材とする「ディアゴノ アルミニウム」という先進的なスポーツウォッチをラインナップしていま
ブルガリ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|BVLGARI
BVLGARI|ブルガリこれまでの腕時計の概念を変えるモデルを開発新発想、セキュリティーウォッチというコンセプトブルガリが本格的な時計製造に取り組むきっかけとなったブルガリ・ローマ誕生から、今年で40周年を迎える。これを記念して特別モデルがリリースされた。くわえて、スポーツモデル「ディアゴノ」にあっと驚くコンセプトが公表された。時計とスマホの連携にとどまらず、今後のライフスタイルを変えてしまいかねない試みに、大きな関心が集まった。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinoriウォッチメーキングを超えるテクノロジーの革新ブルガリの時計製造の歴史は、1920年代まで遡れるというが、本格的に取り組みを見せるのは1975年のこと。大胆なベゼルのデザインで有名な「ブルガリ・ブルガリ」の前身となる「ブルガリ ローマ」は、1975年に誕生した。バーゼルワールドの会場で発表されたのは、「ブルガリ ローマ」の記念モデルだけではなく、時計メーカ...
メタル クロノメトリー|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|METAL CHRONOMETRIE
METAL CHRONMETRIE|メタル クロノメトリー従来のブランドでは、実現できなかった高いクオリティに挑戦あらたなるライフスタイルウォッチ世界的な腕時計の需要が高まり、以前と比べると大きなサイズの需要が高まっている。しかし、日本人にとって、ちょうどよいサイズが、新シリーズ「データ ライン」が採用した41mmではないだろうか。従来モデルは44mmと比較的大きなサイズ中心に展開されていたが、世界的なケースサイズの好みの多様化に伴い、41mmケースがあらたに開発された。Text by KAWADA Akinoriトレンドの変化にいちはやく対応日本だけでなく世界的にファッションとともに腕時計のトレンドも目まぐるしく変化している。依然として大きなケースを好む傾向があるものの、よりシンプルなモデルが好まれる傾向にもある。このデータ ラインは4時位置にリューズを配し、レバーなどを設けたあたらしい“シンプル プロテクション”を装備している。従来とくらべるとわずか3mmだが、小型化に伴ってケ...
ロレックス|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|ROLEX
ROLEX|ロレックススイスを代表する時計メーカー、ロレックスからのメッセージ新世代ムーブメントCal.3255を開発(1)ロレックスは、新世代ムーブメントとしてCal.3255を開発し、その新キャリバーを搭載した「デイデイト 40」をバーゼルで華々しく発表した。デイデイトは、曜日と日付表示付きの実用腕時計として日本でも人気のモデル。その人気モデルのムーブメントが一新されたのだ。さまざまな点で技術革新がされたムーブメントを搭載した新作とは、いったいどんなモデルなのだろうか。Text by KAWADA Akinoriスイスの公式精度検定を超える精度を実現もっとも大きなニュースはオイスター パーペチュアルシリーズの最高峰モデル「デイデイト」にあたらしく開発されたムーブメントを搭載した40mmモデルが誕生したことだ。この新ムーブメントの実力はやはり半端がない。14の特許技術が投入され、パーツの90%があたらしくなった。特に脱進機は、新素材・新設計の“クロナジーエスケープメント”の導入で...