THEATER|日本初演『バベル BABEL(words)』に注目

THEATER|日本初演『バベル BABEL(words)』に注目

THEATER|世界のダンス界が注目する振付家シディ・ラルビ・シェルカウイの傑作!日本初演『バベル BABEL(words)』に注目ダンス、音楽、美術が一つになったあたらしいアート ―― 森山未來出演で日本でも大ヒットした『テ ヅカ TeZukA』を手がけ、コンテンポラリーダンス界に圧倒的な存在感を示す、現在世界のダンスシーンでもっとも注目されている振付家シディ・ラルビ・シェルカウイ(Sidi Larbi Cherkaoui)とダミアン・ジャレ(Damien Jalet)による注目作『バベル BABEL(words)』。8月29日(金)から3日間、東急シアターオーブで東京特別公演がおこなわれる。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by Koen Broos 乱れ飛ぶ異質な言葉、触れ合いとコミュニケーションの希求、ともに踊る喜び坂本龍一氏が、「恐るべき才能! 今、正に、日本でもたくさんの人に観て体験していただきたい!」と賞賛し、札幌国際...
THEATER|教授が感銘を受けた『バベル BABEL(words)』東京公演

THEATER|教授が感銘を受けた『バベル BABEL(words)』東京公演

THEATER|坂本龍一が感銘を受けた『バベル BABEL(words)』が日本初演『バベル BABEL(words)』をいますぐ目撃せよ!彫刻家アントニー・ゴームリーによる5つの大きな直方体フレームの舞台装置が、パフォーマーたちによって次々とフォーメーションを変え、領土、陣地、自室、リングなど、自と他を分かつ見えない壁や境界となる ―― 問題作『Foi』、『Myth』につづくシェルカウイ三部作の完結編となる『バベル BABEL(words)』が、今夜、札幌国際芸術祭2014でのパフォーマンス公演を迎え、東京公演を8月29日(金)~31日(日)に開催する。Photographs by Koen BroosText by KAJII Makoto (OPENERS)教授が『バベル BABEL(words)』を熱く語る以下、坂本龍一氏によるコメントを掲載する。「アートが中心なんですけど、パフォーマンス部分も、もちろんあります。前回の番組でも紹介しましたけども、私がほんとに感銘を受けて、...
THEATER|ダンスカンパニー「コンドルズ」による新作舞台『アポロ』

THEATER|ダンスカンパニー「コンドルズ」による新作舞台『アポロ』

THEATER|“日本のモンティ・パイソン”がみせるエネルギッシュな舞台ダンスカンパニー「コンドルズ」による新作舞台『アポロ』ダンサーで振付家としても知られる近藤良平氏率いるダンスカンパニー「コンドルズ」による新作公演『アポロ』が、5月18日(土)と19日(日)に彩の国さいたま芸術劇場で開かれる。笑いとダンスがひとつになったステージは必見!Text by YANAKA Tomomi学ラン姿の男たちが魅せるダンス、コント、そして生演奏ダンスカンパニーでありながら学ラン姿でダンスや生演奏、人形劇、映像、コントなど多彩なステージを展開する「コンドルズ」。NHK総合テレビの『サラリーマンNEO』での「サラリーマン体操」などでご存知の方も多いのではないだろうか。そんなユニークなコンテンポラリー・ダンスカンパニーを主宰するのは近藤良平氏。野田秀樹作・演出のNODA・MAPによる『パイパー』に振付出演したほか、2004年の朝日舞台芸術賞寺山修司賞を受賞するなど、幅広い活動で知られている。「コンド...
THEATER|音楽×ダンス×写真のコラボイベント「TETRAHEDRON」12月開催

THEATER|音楽×ダンス×写真のコラボイベント「TETRAHEDRON」12月開催

THEATER|音楽×ダンス×写真のコラボイベント4人の女性が一夜限りのコラボレーション「TETRAHEDRON」音楽を中心とした異分野コラボレーションで知的好奇心を刺激するシリーズ「アート×アート×アート」。シリーズ第2回は、「音楽」「ダンス」「写真」の3分野によるコラボレーション ── 現代音楽を代表する作曲家、スティーヴ・ライヒとアルヴォ・ペルトの作品を、4人の女性が一夜限りのコラボレーションで繰り広げる「TETRAHEDRON(テトラヘドロン)」が、イッセイミヤケの衣装提供を得て、代々木公園駅近くのコンサートホール「Hakuju Hall」で12月19日(金)に開催される。Text by KAJII Makoto(OPENERS)見えない「テトラヘドロン」を形にし、強烈に発信スティーヴ・ライヒの反復により高揚する音楽と、アルヴォ・ペルトの透明で耀(かがよ)う音楽。この音楽世界を、マリンバ演奏、ダンス、ライブ写真撮影の3つの要素で創りあげていく一夜。演奏は、NY在住で英国リン...
THEATER|森山未來企画・出演、太宰治の短編をベースにしたパフォーマンス作品のジャパンプレミア

THEATER|森山未來企画・出演、太宰治の短編をベースにしたパフォーマンス作品のジャパンプレミア

THEATER|太宰治の短編をベースにしたパフォーマンス作品のジャパンプレミア森山未來企画・出演の舞台『Judas,Christ with Soy』ダンサーであり、俳優としても活躍する森山未來が企画・出演する『Judas,Christ with Soy(ユダ、キリスト ウィズ ソイ)~太宰治「駆込み訴え」より~』のジャパンプレミアが7月11日(土)、12日(日)、愛媛県内子町の芝居小屋「内子座」で開催。森山や競演するアーティストらが滞在制作をおこない、由緒ある芝居小屋で作品が上演される。Text by YANAKA Tomomi愛媛県の由緒ある芝居小屋で開催2013年にダンサーの文化交流使として1年間イスラエルに滞在していた森山未來。彼が2014年にイスラエル人アーティスト、エラ・ホチルド(Ella Rothschild)とともにテルアビブで上演した舞台『Judas,Christ with Soy』が日本でも公演される。『Judas,Christ with Soy』は、裏切り者とし...
THEATER|フラメンコの女王、待望の来日公演決定!

THEATER|フラメンコの女王、待望の来日公演決定!

Ballet Flamenco Eva Yerbabuena|エバ・ジェルバブエナ フラメンコ舞踊団名実ともに頂点に君臨するフラメンコの女王エバ・ジェルバブエナ、待望の来日公演決定!ピナ・バウシュをも虜にした現代フラメンコ界のミューズ、エバ・ジェルバブエナが5年ぶりに来日決定。3月22日(土)と23日(日)は新宿文化センター 大ホールにて、3月26日(水)は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールにて公演をおこなう。Text by KUROMIYA Yuzu出産・休養を経て、全世界待望の復帰作を日本で初演伝統と完璧な技術に裏付けされた情熱的な踊りで、若くして女性フラメンコ舞踊家としての地位を築いたエバ・ジェルバブエナ。1998年28歳で舞踊団を旗揚げし、2作目『5ムヘーレス5』(2000年)で、フラメンコ従来の動きに縛られないあたらしい舞踊世界を創出する。『雨(LLUVIA)』(2009年)では権威あるマドリード・サルスエラ劇場の150周年のシーズン開幕を華々しく飾り、20...
THEATER|フラメンコ界の女王が舞う新時代のカルメン

THEATER|フラメンコ界の女王が舞う新時代のカルメン

THEATER|フラメンコ界の女王が舞う新時代のカルメン現代フラメンコ界の最高峰、マリア・パヘス来日公演決定2013年の来日時に多くの会場を沸かせ、大喝采を浴びたマリア・パヘス舞踊団が帰ってくる。4月24日(金)、25日(土)、26日(日)Bunkamura オーチャードホールにて『Yo, Carmen―私が、カルメン―』の公演が決定。地方公演も開催される。Text by KUROMIYA Yuzu成熟を重ねたいまだから表現できる“カルメン”フラメンコの伝統と革新的なアイデアで、いままでにない作品を創りつづけているマリア・パヘス。スペイン舞踊を伝統舞踊からパフォーミング・アートへと昇華させた第一人者アントニオ・ガデス率いる舞踊団に15歳で入団。1990年に自身の舞踊団を設立。爆発的なブームを巻き起こした『リバーダンス』に主演ダンサーとして出演し、一躍スターダンサーへの仲間入りを果たした。以降、舞台だけにとどまらず映画などにも出演し、フラメンコの魅力を積極的に伝えている。『カルメン』...
THEATER|森山未來主演、強力キャストで送る舞台『プルートゥ PLUTO』

THEATER|森山未來主演、強力キャストで送る舞台『プルートゥ PLUTO』

THEATER|現代舞台芸術を牽引する天才振付家、シディ・ラルビ・シェルカウイが演出世界初、強力キャストで送る舞台『プルートゥ PLUTO』手塚治虫原作の鉄腕アトム「地上最大のロボット」を、熱烈な手塚ファンである漫画家の浦沢直樹とストーリー共同制作者の長崎尚志がリメイクし、手塚眞の監修のもとあらたな命を吹き込み誕生した漫画『PLUTO(プルートウ)』。20以上の言語に翻訳され、全世界に愛読者をもつ人気漫画が、舞台『プルートゥ PLUTO』として、東京・Bunkamuraシアターコクーンと、2月には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。 Photographs by KOBAYASHI YoshieText by KAJII Makoto (OPENERS)「どこを切り取っても美しい」「ワンシーンワンシーン、一つひとつの動きがすべて大きな絵画のような形で進行していくので、どこを切り取っても美しいと思います。身体と言葉と音楽と映像、そして舞台装置などを駆使したトータルアートのような作...
THEATER|象の鼻テラス/パークで新作パフォーマンス「bow-wow」上演

THEATER|象の鼻テラス/パークで新作パフォーマンス「bow-wow」上演

THEATER|“ユーモア”とはなにかを主題に展開される身体表現グラインダーマン、横浜「象の鼻テラス/パーク」で『bow-wow』上演須藤元気率いるダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」のライブ公演演出や振付協力をしていることでも知られるタグチヒトシ氏。彼が主宰するパフォーマンスグループGRINDER-MAN(グラインダーマン)が、9月20日(木)から23日(日)にかけて、横浜・象の鼻テラスにて新作パフォーマンス「bow-wow」を発表する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)うれしいから吠えるのではない、吠えるからうれしいのだ現代アートからのパフォーマンスユニット、GRINDER-MAN(グラインダーマン)は、身体とテクノロジー、身体とサイエンスといった異分野とのコラボレーションに積極的に取り組み、独創的なアプローチによるユニークなパフォーマンス作品をつぎつぎに生みだしている。2011年に金沢21世紀美術館で発表した「SONAR」では、観客...
THEATER|カンパニー・フィリップ・ジャンティによる舞台『動かぬ旅人』

THEATER|カンパニー・フィリップ・ジャンティによる舞台『動かぬ旅人』

THEATER|ダンス、演劇、音楽などあらゆる要素が盛り込まれたステージアートカンパニー・フィリップ・ジャンティによる舞台『動かぬ旅人』“舞台の魔術師”といわれるフィリップ・ジャンティが主宰する「カンパニー・フィリップ・ジャンティ」による舞台『動かぬ旅人』が、5月22日(水)から6月4日(火)までパルコ劇場で上演される。1995年の初演以来、ツアーを重ねてきた本作が完全リニューアルを遂げて、待望の来日を果たす。Text by YANAKA Tomomiジャンティの夢のなかを旅するノンストップファンタジーコンテンポラリーなダンスはもちろん、演劇、マジックから日本の文楽に大きな影響を受けた人形遣い、そして音楽と、ありとあらゆるジャンルの要素を盛り込んだ、世界でただひとつのステージアートをつくりあげるフィリップ・ジャンティ。私たちの日常のバランスを“気持ちよく覆してくれる”彼が、自身のカンパニーを率いて6年ぶりに日本で舞台を披露する。フィリップ・ジャンティ自身の夢の世界を再現したといわれ...
THEATER|対照的な二人が放つライブパフォーマンス『アシンメトリア』

THEATER|対照的な二人が放つライブパフォーマンス『アシンメトリア』

THEATER|女優・横町慶子と山川冬樹の出会いにより生まれる化学反応対照的な二人が放つライブパフォーマンス『ASYMMETRIA~アシンメトリア』演劇やダンス映画の分野で活躍してきた横町慶子と、ホーメイ歌手であり、美術家としても活躍する山川冬樹が“心身”に宿る非対称をテーマにライブパフォーマンスを繰り広げる舞台『ASYMMETRIA~アシンメトリア』。2月28日(金)と3月1日(土)にかけ、全3公演が開催される。 Text by YANAKA Tomomi幻想的な世界に生きる横町、リアルな身体表現を極限まで追究する山川長年にわたり、演劇やダンス、ファッションなどさまざまな文化の“実験”がおこなわれ、名作が生み出されてきた六本木の音楽実験室新世界。そんな伝説的な空間で、物語の世界に生きる女優横町慶子と、ホーメイ歌手であり、美術家としても活躍する山川冬樹という対照的な出会いから生まれる化学反応を楽しむライブパフォーマンス『ASYMMETRIA~アシンメトリア』が開かれる。女優、...
戸田恵子|大作『嵐が丘』公演間近。2015年は苦手なものにもチャレンジします!

戸田恵子|大作『嵐が丘』公演間近。2015年は苦手なものにもチャレンジします!

戸田恵子|大作『嵐が丘』公演間近2015年は苦手なものにもチャレンジします!(1)桜の季節が終わり、早くも今年の三分の一が終わろうとしています。早いですねぇ。OPENERSも少しご無沙汰になってしまい、久々にペンを走らせております。その間、いろいろなことがありましたが、まずは昨年暮れに訪れたオランダのお話からはじめましょうか。Text by TODA Keiko幼少のころからの憧れの地、オランダへ!昨年10月に「キンダーフィルムフェスティバル」のお仕事で、人生初のオランダに行って参りました。子どものころ、行きたい場所を聞かれたら一番にあげていた国です。その理由は、単純にチューリップが好きだから(笑)。残念ながら、今回はチューリップ咲き誇る有名な公園には行けませんでした。遠かったし、なによりお仕事で行きましたのでね。オランダの映画館(シネキッド)で何本か映画を観て現地スタッフの人と懇談したり、ワークショップにも招かれ、子どもたちと過ごしました。去年、日本での映画祭に来てくれた、映画『...
INTERVIEW|舞台『シレンシオ』原田知世さんインタビュー

INTERVIEW|舞台『シレンシオ』原田知世さんインタビュー

INTERVIEW|女優・原田知世さんインタビュー『シレンシオ』で30年ぶりの舞台に挑戦「きっとだれかの心を動かせる作品になる」(1)2008年、いまや伝説ともなっている舞台が開かれた。『空白に落ちた男』がそれだ。主演は東京バレエ団出身で世界にその名を知られるダンサー、首藤康之。作・演出を手がけたのは、セルフユニット、カンパニーデラシネラなどの活動でパフォーマンスの新境地を開拓し続ける小野寺修二。それは、肉体を駆使することで生み出された、まったく新しい舞台だった。あれから5年。改めてふたりがタッグを組んで創られる新作が『シレンシオ』だ。スペイン語で沈黙・静寂といった意味のタイトルは、両者ともに今回が初共演となる女優・原田知世のイメージに触発されたものだという。意外にも舞台出演は30年ぶりで、「稽古中は筋肉痛で大変でした」と柔らかく笑う彼女に、『シレンシオ』について聞いた。Text by TASHIRO ItaruHair & Make by KOGURE MoePhotog...
THEATER|野村萬斎×坂本龍一×高谷史郎がトリプルタッグ「LIFE-WELL」

THEATER|野村萬斎×坂本龍一×高谷史郎がトリプルタッグ「LIFE-WELL」

THEATER|野村萬斎×坂本龍一×高谷史郎がトリプルタッグ伝統芸能と前衛アートの融合「LIFE-WELL」野村萬斎、坂本龍一、高谷史郎。このトップアーティストたちによるコラボレーションが山口情報芸術センター(YCAM)で実現。伝統芸能と前衛アートを融合させた新作舞台「LIFE - WELL(ライフ・ウェル)」が、10月22日(火)に公演される。Text by KUROMIYA Yuzu古代から現代を背景に自然と文明が交わるあらたなアート山口情報芸術センター(YCAM)では、10周年記念祭を開催中。その一環として、狂言師 野村萬斎氏をはじめとする現代能楽界の担い手たちと、10周年記念祭のアーティスティックディレクターをつとめる音楽家 坂本龍一氏、アーティスト 高谷史郎氏のコラボレーションによる新作舞台「LIFE-WELL」の公演が決定。狂言師 野村萬斎氏音楽家 坂本龍一氏アーティスト 高谷史郎氏この舞台となるのは、坂本龍一氏と高谷史郎氏が2007年にYCAMで発表したインスタレーシ...
TRAVEL|贅沢なホテルステイと歌舞伎観劇で華やかな年の幕開けを

TRAVEL|贅沢なホテルステイと歌舞伎観劇で華やかな年の幕開けを

CONRAD TOKYO|コンラッド東京TRAVEL|贅沢なホテルステイと歌舞伎観劇で華やかな年の幕開けをコンラッド東京から新春歌舞伎観劇付き宿泊プラン登場コンラッド東京では、十一代目市川海老蔵があたらしい境地で臨む新春歌舞伎の観劇付き宿泊プランを発売中。会場となる新橋演舞場からほど近いコンラッド東京で、あたらしい年の幕開けをゆったりと贅沢に迎えられる。Text by KUROMIYA Yuzu演目は十一代目市川海老蔵が新境地で臨む花形歌舞伎このプランで観劇できる『壽三升景清(ことほいで みますかげきよ)』は、十一代目市川海老蔵があたらしい境地で臨む作品。歌舞伎十八番が描く「悪七兵衛影清」の世界を通じ狂言としてあらたな構想で創りあげた演目で、新年を迎えるのにふさわしい内容だ。舞台は、コンラッド東京から徒歩10分の距離にある新橋演舞場にて上演。当日は舞台全体が見渡せる席が多いことで人気の新橋演舞場一等A席から観覧でき、お昼はお弁当も用意される。観劇の前日は、高層ビル群を眼前に望むシテ...
82 件