ミュージカル
「ミュージカル」に関する記事
短いオフでN.Y.へ|戸田恵子
短いオフでN.Y.へ京都でのドラマ撮影を終えて、束の間の社員旅行に出掛けました。3泊の文字通りの弾丸ですが、今回はNEW YORKへ。Text by TODA Keiko充実のフル回転昨年、私は7月にN.Yに行っているのでほぼ一年振りですね。今はベット・ミドラーがブロードウェイに出演しているので、どうしても観たかったのです。なので社員旅行先も強引にN.Yとなりました。(笑)3泊だから、中日の水曜を入れて、観劇は4本。 ●アナスタシア ●ウォー・ペイント ●ハロー・ドーリー ●カム・フロム・アウェイどれも素晴らしかったです。中でも「ウォー・ペイント」のパティ・ルポン68才。「ハロー・ドーリー」のベット・ミドラー71才。圧巻でした! すごいパワーで頭が下がります。拍手は鳴り止みません。これだからN.Y通いが止められないのです。(笑)ショートステイではありましたが、私は観劇中心! 皆はそれぞれにN.Yをアクティブに歩き回ったようです。N.Yの友人にも寸暇を惜しんで会えましたし、充実のフル...
早めの夏休み、オフは目一杯のN.Y|戸田恵子
今回、私の心をえぐった舞台は…早めの夏休み、オフは目一杯のN.Yこんにちは、戸田恵子です。7月7日、三菱電機さんのCF撮影をして早めの夏休み。ニューヨークに飛び立ちました。今年もゆうこりんこと三ツ矢雄二さんと元気にお出掛けできたこと嬉しく思います。Text by TODA Keikoブロードウェイで観劇三昧今年のニューヨーク、ブロードウェイは何と言ってもトニー賞総なめの「ハミルトン」がイチ押し。チケットは半年先までSOLD OUT!でもどうしても観たい!!しかも作・作詞作曲のリン・マニュエル・ミランダが出演する期間はあと数日で終わり。私達は彼の千秋楽前日のチケットを必死でゲットしました!!今世紀最大のチケット料金を払いました。(笑っちゃうほど支払いました。)でもどうせならオリジナルキャストで観たい! 子供もいない!何の趣味もない私達ですもの! この為に働いてるんだもの!とゆうこりんと何度も言い合ってました。(笑)久々の大ヒット作!! 大です。大ヒットなんです。アメリカ合衆国建国の父...
豪華キャスト、制作陣が壮大なスケールで贈る『レ・ミゼラブル』
豪華キャスト、制作陣が壮大なスケールで贈るミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』ミュージカルの金字塔を、超一級のキャストとスタッフの手により完全映画化した『レ・ミゼラブル』が、12月21日(金)からTOHOシネマズ日劇ほかで全国ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi映画とミュージカルで活躍するヒュー・ジャックマンが熱演文豪ヴィクトル・ユゴーの小説を原作に、1985年の初演以来、いまなおロングラン記録を更新しつづけるミュージカルの最高峰『レ・ミゼラブル』。タイトルの「レ・ミゼラブル(悲惨な人びと)」のとおり、つらい境遇にある登場人物たちが貫く“真実の愛”で、世界中の人びとを魅了しつづける舞台の興奮と感動が、名曲とともに壮大なスケールで映像化された。キャストはこれ以上望めないような豪華な顔ぶれ。主人公ジャン・バルジャンを演じるのは、映画スターであると同時にトニー賞に輝くミュージカル・スターとしても活躍するヒュー・ジャックマン。そして、宿敵ジャベールはオスカー俳優...
MOVIE|トム・クルーズが超絶カリスマ・ロックスターに挑む!
MOVIE|トム・クルーズが超絶カリスマ・ロックスターに挑む!大ヒットナンバーによるミュージカル・ムービー『ロック・オブ・エイジズ』大人気のミュージカルを、トム・クルーズら豪華キャストによって映画化した『ロック・オブ・エイジズ』が、9月21日(金)から全国ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomiキャサリン・ゼタ=ジョーンズやアダム・シャンクマン監督ら豪華布陣1980年代のロックのヒットナンバーばかりを集めた、ブロードウェイで大人気のミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』。今回、トム・クルーズをはじめ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アレック・ボールドウィンら、ハリウッドを代表するメンバーが挑んだ“史上最強のミュージカル映画”が、日本でもこの秋公開される。この作品で“神”と呼ばれるロックスターを演じるのは、ミュージカル・ムービー初挑戦のトム・クルーズ。目に焼きついて離れないそのビジュアルもさることながら、1日5時間、週5日もボイストレーニングを敢行したという、“ロ...
CHANEL|最新ショートフィルム「SHADE PARADE」
CHANEL|シャネルデジタル マガジン「CHANEL MAKEUP CONFIDENTIAL」にて発信!最新ショート フィルム「SHADE PARADE」シャネルのネイルエナメル「ヴェルニ」を用いた最新のショート フィルムが、シャネルのデジタル マガジン「CHANEL MAKEUP CONFIDENTIAL」にて9月12日より発信された。Text by OPENERSミュージカル仕立てで、ネイルカラーの美しさを存分に表現!「CHANEL MAKEUP CONFIDENTIAL」は、シャネル メークアップのクリエイティブで意外性に溢れた世界のエスプリを発信しているデジタル マガジンで、これまで、大胆で革新的なさまざまなフィルムをこのサイトで発表してきた。その最新作が、優雅に、ときにユーモラスに現れる女性の手の演技「SHADE PARADE」。「パティキュリエール」「オレンジ フィズ」「ブラック パール」「ドラゴン」などの名をもつ「ヴェルニ」ネイルカラーたちは、見たこともない巧妙な指...
ART|ドヌーヴをスターにした巨匠「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」展
ART|歌と音楽で映画を彩ったフランス人監督の肖像「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」展『シェルブールの雨傘』(1964年)、『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)など、フランス映画にミュージカルの歓びをもたらし、日本でも高い人気を誇る映画監督ジャック・ドゥミの展覧会が、東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室にて12月14日(日)まで開催中されている。Text by WATANABE Reiko(OPENERS)『ベルサイユのばら』特別上映会やトークイベントの開催も昨年パリのシネマテーク・フランセーズでおこなわれ、大成功を収めた展覧会のアジア初の巡回展「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」が、東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室にて現在開催中だ。1931年フランスに生まれたジャック・ドゥミは、港町ナントを拠点としながら、ドキュメンタリーの助監督を経て、アヌーク・エーメ主演の『ローラ』(1961年)で長篇デビュー。1990年に59歳という若さでこの世を去るまで、カトリ...
MOVIE|傑作『メリー・ポピンズ』誕生に隠された実話とは?
MOVIE|傑作『メリー・ポピンズ』誕生に隠された実話感動のヒューマンドラマ『ウォルト・ディズニーの約束』映画製作50周年を経て、名作ミュージカル『メリー・ポピンズ』の誕生秘話がいま明かされる。ヒューマンドラマの真骨頂『ウォルト・ディズニーの約束』が3月21日(金)よりロードショー。Text by KUROMIYA Yuzuウォルトとトラヴァースが交わしたある“約束”とは映画化に向けて情熱を燃やしつづける、ウォルト・ディズニーにとって唯一にして最大の障害――それは、映画化を頑なに拒む原作者P・L・トラヴァースだった。だれもが不可能と思ったこの映画製作は、どのような“魔法”で実現できたのか。『ウォルト・ディズニーの約束』は、ミュージカル映画の金字塔『メリー・ポピンズ』完成までの裏側に隠されていた、驚くべき秘話にインスピレーションを受けた物語。意外にもウォルト・ディズニー本人を描いたフィクション映画が作られたのは、今回がはじめてのことだ。ウォルト・ディズニーを演じるのは、彼同様にアメリ...
戸田恵子|ベストシーズン到来! 秋のニューヨークへ
戸田恵子|観劇日和、ときどきグルメ?ベストシーズン到来! 秋のニューヨークへ(1)過酷な夏の連ドラ撮影が終わった9月22日から、毎年恒例のニューヨークに出かけました。本当にこの季節のニューヨークは美しい。そしてとても過ごしやすく、一年で一番のベストシーズンです。秋に訪れるのはもしかして久しぶりなのかな? 空港に着いた途端「ああ、もう帰りたくない!」と思ったのでした(笑)。Text by TODA KEIKO旅のはじまりはキャロル・キングの自伝的舞台から今年も行ってきました。毎年恒例、ブロードウェイでお芝居を観まくるツアー。基本的にはオフで行っているのです。だから休みます。ひたすら休みます……。身体を休めるといった方が正解かな。旅のはじまりは『Beautiful~ビューティフル~』から。キャロル・キングのお話です。20代で早くもスターダムへと駆け上がったご存知キャロル・キング。10代から作曲家として活動していたなんて知りませんでした。人生の紆余曲折がヒット曲の数々に乗せて綴られていま...
戸田恵子|ミュージカル『ザ・ヒットパレード』開幕直前です!!
戸田恵子|ミュージカル『ザ・ヒットパレード』開幕直前です!!山田太一ドラマ、という初体験のスリルと興奮を味わったのも束の間、戸田さんのシフトは早くも舞台モードへ。しかも、自ら「苦手……」と語る再演ですが、懐かしいヒット曲満載のミュージカル『ザ・ヒットパレード』に取り組んでいます。その格闘の日々、開幕直前の想いに迫ります。まとめ=尾上そら苦手の二文字とガッツリ格闘中!『ザ・ヒットパレード』再演、稽古はいよいよ佳境に入っております。稽古初日に私が発した言葉は「Time is Money」=「時は金なり」。2月はただでさえ1bヵ月が短いし、前回お話した『ありふれた奇跡』の収録も重なっていたため、苦手な「再演」に取り組むためには、本当に時間が足りないと思っているんです。そう、私はとても“再演”に苦手意識がある。自分を分析するに、それはメンタル面の弱さに原因があるように思います。ついついおなじドツボにハマってしまうんですよね。そして、自分で自分に疲れてしまう。でも日常をふくめ、瑣末な問題をい...
戸田恵子|手強いミュージカル「サンデー・イン・ザ・パーク」上演中!
2009年上半期を振り返りつつ――よく働きました(笑)。そして今は「サンデー・イン・ザ・パーク」上演中悶々とした日々。手強いミュージカル!2009年の年明けは腰痛を押して「グッドナイト・スリイプタイト」の大阪公演に。並行して山田太一さん脚本ドラマ「ありふれた奇跡」の撮影。そして「ザ・ヒットパレード」の稽古&本番。WOWOWドラマ「ママは昔パパだった」の撮影。BS「どれみふぁワンダーランド」と、中京テレビバラエティー番組「幸せの黄色い仔犬」スタート。キバコの会「素。」に参加。カジュアルライブvol.3。「探偵左文字進」の撮影。そしてミュージカル「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」の稽古。ざっと大きな流れはこんな感じでしょうか。まとめ=K-co Toda日本初演は1987年、まさか私が演じることになろうとは……いや~とにかくよく働きました(笑)。そしてよく身体がもちました。これもたくさんの方に支えていただいたおかげです。ありがとうございました。さて現在は7月5日にPARCO...
戸田恵子|ミュージカル「サンデー・イン・ザ・パーク・ジョージ」を終えて
ミュージカル「サンデー・イン・ザ・パーク・ジョージ」を終えて――今年も「キンダー・フィルム・フェスティバル」があって――声優口演ライブがあって――久々のブロードウェイミュージカル「サンデー・イン・ザ・パーク・ジョージ」の公演が無事に終わってホッとしました。無事にというのは「身体」がという意味です(笑)。まとめ=K-co Toda「身体」は無事に乗り切ったけれど、無事ではなかったのは私の「精神」「サンデー・イン・ザ・パーク・ジョージ」の今回の舞台は斜めにつくられており、八百屋さんの陳列のようだということから“八百屋舞台”と呼ばれています。この構造は観客席からはとても観やすいものでありますが、演者にとっては足腰に非常に負担がかかるものでして……。とくに女性はヒールを履いての動きだったりするので身体にいいことはまったく! ひとつもありません! 坂道の途中でお芝居をしている感じでしたね(笑)。ヒールを履いて舞台奥からゆっくりゆっくり下りてくるのはけっこう大変なのです。太ももで踏ん張ってスト...
戸田恵子 連載|ミュージカル「今の私をカバンにつめて」幕が上がりました
戸田恵子|三谷幸喜さん、G2さん、石黒賢さん 豪華メンバーが実現ミュージカル「今の私をカバンにつめて」幕が上がりました(1)ミュージカル「今の私をカバンにつめて」──1978年にオフブロードウェイで上演された本作は、日本では1981年に「旅立て女たち」というタイトルのもと、雪村いづみさん主演で上演されました。初演時にバックコーラスガール シェリル役で出演させていただいた私。まだミュージカルの、いえ、舞台のイロハもよくわからないような小娘が、雪村いづみさんというビッグスターと共演させていただき、その抜群の歌唱力と大人の女性の魅力、そして気さくさな人柄に強い憧れを抱きました。そしてこの作品がバックステージスタイルのミュージカルであるということ、少数キャストでの上演であるということ、楽曲が変化に富んでいて美しいこと……etc。雪村さんの魅力とともに、この作品そのものに対する憧れがありました。文=戸田恵子作品への淡い恋心はどこへやら、必死です!「いつか私もこういった作品ができるような女優に...
THEATER|映画『俺たちに明日はない』がミュージカルとして現代に蘇る! ミュージカル『ボニー&クライド』
THEATER|映画『俺たちに明日はない』がミュージカルとして現代によみがえるミュージカル『ボニー&クライド』アメリカン・ニューシネマとして映画史に名を刻む傑作『俺たちに明日はない』(1967年)のモデルとなった主人公の人生を、ミュージカルとして色鮮やかに21世紀の現代に蘇らせる舞台『ボニー&クライド』が、2012年1月8日(日)から22日(日)まで青山劇場で上演される。Text by YANAKA Tomomi島津由行氏がミュージカルのスタイリングに初挑戦するなど、豪華な布陣にも注目1930年代の世界恐慌時代に実在した男女ふたりの銀行ギャング、ボニーとクライドの出会いから、ふたりの壮絶な死に至るまでを描いた映画『俺たちに明日はない』。ミュージカル『ジキル&ハイド』でトニー賞にもノミネートするなど、ヒットメーカーとしても知られる作曲家 フランク・ワイルドホーンのジャズ・フレーバーな音楽に合わせ、あらたにミュージカル『ボニー&クライド』として登場する。主演は、劇団四季で『アイーダ』や...
戸田恵子|V6 坂本昌行くんと初共演!ミュージカル『シルバースプーンに映る月』
戸田恵子|V6 坂本昌行くんと初共演オリジナルミュージカル『シルバースプーンに映る月』(1)6月14日から30日まで東京グローブ座にて上演されたオリジナルミュージカル『シルバースプーンに映る月』では、久々にハッチャケたキャラクターを演じました。以前より舞台人として注目していたV6の坂本昌行くんとの初共演も叶うなど共演者にも恵まれ、タイトなスケジュールながらオリジナル作品ならではの醍醐味を楽しめる充実の舞台となりました。Text by TODA KeikoG2さんと荻野清子さん以外は全員初共演!舞台オリジナルミュージカル『シルバースプーンに映る月』の顔合わせがおこなわれたのは5月7日のこと。キャストは8人、ミュージシャンは2人という少数精鋭チーム。作・演出のG2さんと音楽の荻野清子さん以外は全員初共演となりました。リハーサル日を数えたら初日の6月14日までに25日! オリジナルミュージカルにしてはとても少ない日数です。ですが台本、Mナンバーはリハ初日に揃わず、かくして『シルバースプー...
戸田恵子|舞台オフ・ブロードウェイ・ミュージカル 『今の私をカバンにつめて』
戸田恵子|舞台オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『今の私をカバンにつめて』(1)暑い暑い8月から稽古が始まり、熱く熱く燃え尽きた再演は、お陰様で初演時よりはるかに深みを増しての上演となり、9月24日、大阪にて無事幕を降ろすことができました。Text by TODA Keiko守りではなく、攻めの再演再演にあたりバンドメンバーの入れ替わりがありましたが、皆さんには新しい風を吹き込んでもらい、また、初演と同じキャスト陣はこの3年のあいだにそれぞれが身に付けた力を発揮した、真摯に取り組んだ公演となりました。私自身は再演にあたり一番に思ったことは、なんとしてもより多くの皆さんに、この作品を観ていただきたいという願い。1970年の古いミュージカルではありますが、普遍性をもった作品であり、ミュージカルでありながらライブ感覚に富んでいて、なおかつ芝居の要素もがっつりある。歌手、ヘザー・ジョーンズと仲間たち、そしてマネージャーのジョーという計9名の少数精鋭で織り成すバックステージ物語。青山円形劇場...