THEATER|映画『俺たちに明日はない』がミュージカルとして現代に蘇る! ミュージカル『ボニー&クライド』
THEATER|映画『俺たちに明日はない』がミュージカルとして現代によみがえる
ミュージカル『ボニー&クライド』
アメリカン・ニューシネマとして映画史に名を刻む傑作『俺たちに明日はない』(1967年)のモデルとなった主人公の人生を、ミュージカルとして色鮮やかに21世紀の現代に蘇らせる舞台『ボニー&クライド』が、2012年1月8日(日)から22日(日)まで青山劇場で上演される。
Text by YANAKA Tomomi
島津由行氏がミュージカルのスタイリングに初挑戦するなど、豪華な布陣にも注目
1930年代の世界恐慌時代に実在した男女ふたりの銀行ギャング、ボニーとクライドの出会いから、ふたりの壮絶な死に至るまでを描いた映画『俺たちに明日はない』。ミュージカル『ジキル&ハイド』でトニー賞にもノミネートするなど、ヒットメーカーとしても知られる作曲家 フランク・ワイルドホーンのジャズ・フレーバーな音楽に合わせ、あらたにミュージカル『ボニー&クライド』として登場する。
主演は、劇団四季で『アイーダ』や『ウィキッド』でヒロインを務め、退団後第一弾の舞台となる濱田めぐみさんと、ミュージカル界の若手ホープとして注目を集める田代万里生氏。青春を謳歌するように犯罪を繰り返すボニーとクライドをとおして、刹那的に生きる若者が抱える光と影を映し出す。
演出は、オペラ演出をミヒャエル・ハンペ氏、演劇演出を蜷川幸雄氏、映像演出を紀里谷和明氏らに学び、ジャンルを越えた国内外の舞台でその手腕が高く評価され、オペラ界の鬼才とも謳われる田尾下哲氏がミュージカルに新風を吹き込む。
また、映画『俺たちに明日はない』公開当時から注目され、流行にもなったノスタルジックなボニーの衣装。今回、ファッション誌やCMなどで活躍するスタイリスト 島津由行氏が、ビジュアル・スーパーバイザーとして参加し、当時の雰囲気をスタイリッシュに再現するなど、豪華な布陣となっている。
閉塞感を感じる現代と共通するような、光なき時代を駆け抜けたふたりの恋。衝撃のラストに向かう、ノンストップ・エンターテイメントを堪能してほしい。
ミュージカル『ボニー&クライド』
http://www.bonikura.com
東京公演
期間│2012年1月8日(日)~22日(日) 全20回
料金│S席1万1000円、A席8500円、B席3500円
会場│青山劇場
東京都渋谷区神宮前5-53-1
大阪公演
期間│2012年1月28日(土)、29日(日)
会場│新歌舞伎座
大阪市中央区難波4-3-25
チケット|ホリプロチケットセンター:Tel. 03-3490-4949(10:00~18:00/土~13:00/日祝休)
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