北京モーターショー
「北京モーターショー」に関する記事
メルセデスが「X6」のライバルを公開|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz Concept Coupe SUV|メルセデス・ベンツ コンセプト クーペ SUVメルセデス・ベンツがBMW「X6」のライバルを公開その名を「コンセプト クーペ SUV」という。このネーミングからも分かるように、北京モーターショーでワールドプレミアされたメルセデスのSUVコンセプトカーは、SUVの走破性や機能性と、クーペのスタイリングを融合させたもの。そう、これは、先行するBMW「X6」のライバルとして、メルセデスもおなじカテゴリーにニューモデルを登場させるという予告なのである。Text by SAKURAI Kenichi豪華さとうつくしさを兼ね備えたSUVクーペのもつエレガントなフォルムと、SUVのパフォーマンスをミックスさせたメルセデス・ベンツ「コンセプト クーペ SUV」。これは先行するライバル、BMW「X6」への宣戦布告でもある。あるいは、スポーティなSUVとして北米をはじめ、全世界で成功を収めているポルシェ「カイエン」もライバルとして、その視...
北京モーターショー現地リポート(1)|Auto China 2014
北京モーターショー2014 現地リポート(1)もう「コピー車天国」と言わせないいまや数のうえでは北米につぐ巨大な自動車マーケットとよべるまでに成長し、各ブランドも目を離せない中国市場で開催される、北京国際モーターショー。そんな中国最大の自動車ショーを巡ったのは、日本で自動車雑誌の編集をつとめ、いまはイタリアに在住する大矢アキオ氏。日欧両方の視点をもった彼が、中国で見て、そして感じたものとは──。(後篇はこちら)Text and Event Photographs by Akio Lorenzo OYA「一人っ子政策」がもたらす変化「汽車譲未来更美好(車は、よりよい未来に貢献する)」をテーマに、北京国際モーターショーが2014年4月20-29日に開催された。北京ショーは上海ショーと交互に隔年開催されているもので、今年は第13回め。中国国内では最大の自動車ショーである。2013年東京モーターショーの約6倍にあたる約23万平方メートルの会場には1,134台が展示され、うち世界初は118台...
シトロエン DSラインにあたらしいモデルを予告|Citroen
Citroen|シトロエンDSラインにあたらしいモデルを予告北京モーターショーにおいて、シトロエンからあたらしいDSモデルが発表される。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)DS ワイルド ルビーの進化版シトロエンは、19日からはじまる北京モーターショーにおいて“力強さと優美さを兼ね備えた”あたらしいDSモデルを発表する。事前に公開されているのは、テールライトの周囲のみ。ただし、その姿は、昨年の上海モーターショーにおいて登場した「DS ワイルド ルビー」と、非常に似通っているようにみえる。上海と北京のモーターショーは、合わせて「オートチャイナ」として隔年で交互開催されるため、実質上、昨年のコンセプトカーの延長線上にあるとみるのが自然な流れだ。DS ワイルド ルビーは全長4,700×全幅1,950×全高1,590mmというボディサイズのクロスオーバーSUV。パワートレーンには最高出力165kWを発揮する1.6リッター ターボエンジンが前輪を駆動し、...
DSラインのあたらしいSUV「DS 6WR」|Citroen
Citroen DS 6WR|シトロエン DS 6WRDSラインのあたらしいSUV「DS 6WR」事前にティザーで告知されていたあたらしいDSラインのSUVについて、シトロエンは詳細を発表した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ワイルド ルビーの市販モデルシトロエンは、北京モーターショーにおいてDSラインにあらたにくわわる「DS 6WR」を発表する。昨年、上海モーターショーで展示されたコンセプトカー「ワイルド ルビー」から発展したモデルで、優美さと力強さを兼ね備えたというDSライン初のSUVだ。そのボディサイズは全長4.55×全幅1.86×全高1.61メートル、ホイールベースは2.73メートル。エンジンにはハイプレッシャーのツインスクロールターボと直噴を採用し、最高出力160psを発揮するe-THP 160と、200psのTHP 200の2種類を用意。トランスミッションには6段ATが組み合わされる。駆動はFFのみだが、グリップコントロール機能...
2代目トゥアレグがマイナーチェンジ|Volkswagen
Volkswagen Touareg|フォルクスワーゲン トゥアレグ2代目トゥアレグがマイナーチェンジ開催中の北京モーターショーで、フォルクスワーゲンのプレミアムSUV「トゥアレグ」がフェイスリフト。デリバリーは今夏からを予定している。 Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)燃費性能を最大6パーセントアップ2002年に初代モデルを発表して以来、全世界で累計72万台以上を売り上げ、プレミアムSUV市場を牽引するフォルクスワーゲンの「トゥアレグ」。2010年に2代目としてデビュー後、初の大幅改良がほどこされ、今回、北京モーターショーに登場した。 基本シルエットに大きな変化はないが、新型トゥアレグはフロント、リアともにバンパーデザイン一新。グリルラインは2本から4本となり、ヘッドライトはバイキセノンを標準装備とし大型化。より筋肉質で迫力あるプロポーションを手に入れた。インテリアはレザーやウッドなど、使用するマテリアルの材質の見直しがおこなわれたほか、ダッシ...
シトロエンのあたらしいSUVコンセプト|Citroen
Citroen C-XR concept|シトロエン C-XR コンセプトシトロエンのあたらしいSUVコンセプト北京モーターショーでDSラインのあらたなSUVモデル「DS 6WR」を発表したシトロエン。今回、これとは別にもう一台、SUVのコンセプトカー「C-XR コンセプト」を発表した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)中国企業とのジョイントベンチャーで開発した初のSUVシトロエンが、北京モーターショーで発表した「C-XR コンセプト」は、中国の自動車メーカー東風汽車公司(DONGFENG Motor Group)と合弁で設立したジョイントベンチャーで開発された初のSUVだという。ボディサイズは全長4.26×全幅1.79×全高1.56メートル。おなじく北京モーターショーで発表されたDS 6WRが全長4.55×全幅1.86×全高1.61メートルという公表値なので、ひとまわり小さい。ホイールベースもDS 6WRの2.73メートルにくらべて、8cm...
北京国際モーターショー 2014 現地リポート(2)|Auto China 2014
北京モーターショー2014 現地リポート(2)「小皇帝」とガーシュウィンいまや数のうえでは北米につぐ巨大な自動車マーケットとよべるまでに成長し、各ブランドも目を離せない中国市場で開催される、北京国際モーターショー。そんな中国最大の自動車ショーを巡ったのは、日本で自動車雑誌の編集をつとめ、いまはイタリアに在住する大矢アキオ氏。日欧両方の視点をもった彼が、中国で見て、そして感じたものとは──。(前篇はこちら)Text and Event Photographs by Akio Lorenzo OYA既存コンパクト プレミアムにも熱い視線北京国際モーターショー2014が4月29日に閉幕した。会期中の入場者は85万人をかぞえ、前回2012年の約80万人を上まわった。並々ならぬ熱気は、筆者もひしひしと感じた。前回記したように、一人っ子政策で生まれ、家族から「小皇帝」「小皇后」と呼ばれながら大切に育てられた新世代ユーザーの関心を惹きつけるべく、各社は新開発のSUV&クロスオーバーのプレゼンテー...
アウディが提案する新型SUV「TTオフロードコンセプト」|Audi
Audi TT Offroad Concept|アウディ TTオフロードコンセプトアウディが提案する新型SUV「TTオフロードコンセプト」アウディAGは、北京モーターショーにてあらたなSUVコンセプトである「アウディTTオフロードコンセプト」をワールドプレミアした。 新型TTをベースにしたSUVのコンセプト事前にスケッチが公開されていた新SUVが、中国で開幕した北京モーターショーで公開された。アウディ「TTオフロードコンセプト」は、その名の通り、3月にジュネーブモーターショーで3代目がワールドプレミアされたばかりのTTシリーズに属するコンパクトなSUVモデル。TTモデルのもつスポーティさとアウディのSUVの力強さを表現したモデルだという。スタイリングは各部にTTの面影を残しており、それはとくにサイドビューに強く反映されている。例えばウィンドの前後高さ比を3:7とすることで、スポーティクーペのようなラインを形成。ルーフの輪郭などまさにTTを彷彿させるものとなっている。ボディサイズは、...
カイエンに、420馬力の「GTS」が登場|Porsche
Porsche Cayenne GTS|ポルシェ カイエンGTSカイエンに、420馬力の「GTS」が登場ポルシェは、4月23日からはじまる北京国際モーターショーにおいて、同社のスポーツSUV「カイエン」の上位モデル「カイエンGTS」をワールドプレミアすると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)Sとターボのあいだを補完カイエンGTSは、カイエンS用の4.8リッターV型8気筒エンジンをチューンし、最高出力を400ps(294kW)から420ps(309kW)にまで引き上げたモデル。カイエンのラインナップのなかでは、カイエンSと過給機のついた最高出力500ps(368kW)のエンジンを搭載する最上位グレード「カイエン ターボ」とのあいだに位置づけられ、自然吸気ラインナップ中では最上位グレードとなる。0-100km/h加速は5.7秒、最高速度は261km/h。エンジンとともにシャシーにも大幅に改良がくわえられており、カイエンSと比較して車高を24...
シトロエンDSシリーズにコンセプトカーNUMÉRO 9が登場|CITROEN
CITROEN Numero 9|シトロエン ヌメロ 9コンセプトカーNUMÉRO 9登場シトロエンはDS3、DS4、DS5につづくコンセプトカー、「Numero 9」を北京モーターショで発表する。DSシリーズは今年、中国でも発売される。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)未来のDSシリーズを象徴シトロエンは同社の中核であるDSシリーズ、DS3、DS4、DS5を今年から中国でも販売する。それを記念して、今回の北京モーターショーで発表されるのが、DSシリーズの未来を象徴するというコンセプトカー「Numero 9(ヌメロ 9)」だ。ステーションワゴン型というよりも、1.94mの全幅を持ちながら全高は1.27mと低いボディは、いわゆるシューティングブレイク型をおもわせ、スポーティさと高級感を演出。全長は4.9m、ホイールベースは3.0m。この大きな車体が広い室内空間をもたらし、機能性にもすぐれていることがシトロエンの売りだ。くわえて、この「Numero 9」は...
メルセデス・ベンツGクラスがマイナーチェンジ|Mecedes-Benz
Mercedes-Benz G-class|メルセデス・ベンツ Gクラスメルセデス・ベンツGクラスがマイナーチェンジダイムラーは、メルセデス・ベンツの本格SUV「Gクラス」をドイツ本国でマイナーチェンジした。「Gクラス」は、軍用の車両を祖にし1979年から33年ものあいだ販売されつづけている、歴史あるクロスカントリービークルだ。メルセデス・ベンツのSUVにはGクラスのほかにも「Mクラス」や「MLクラス」もあるが、高級乗用車としての快適性を追求しながらも、ラダーフレーム構造をはじめとするオフロード走破性を重視した堅牢な機構を持つ点でGクラスはほかと大きくことなる。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)AMGに「G63 AMG」と「G65 AMG」も設定今回のモデルチェンジでは、内外装の意匠が変更されたほか、V型8気筒ツインターボの「G63 AMG」とV型12気筒ツインターボ「G65 AMG」をあらたに設定。そして、最新の安全装備が選択できるようになっ...
アウディ「RS Q3コンセプト」を発表|Audi
Audi RS Q3 Concept|アウディ RS Q3コンセプトアウディ「RS Q3コンセプト」を発表アウディAGは、小型SUV「Q3」のコンセプトバリエーションとして、動力性能や内外装をスポーティにした「RS Q3コンセプト」を北京国際モーターショーにて発表する。Text by HORIGUCHI Yoshihioro(OPENERS)2.5リッターTFSIを搭載日本では未導入ではあるが、欧州ではすでに販売されている現行のモデルでは最高で155kW(211ps)の2.0リッターTFSIエンジンを搭載するQ3だが、この「RS Q3コンセプト」は2.5リッター5気筒ターボエンジンを搭載し最大出力を265kW(360ps)に高め、0-100km/h加速を5.2秒でこなし、最高速度を265km/hをほこる。トランスミッションは7段Sトロニック、駆動はアウディ得意のクワトロ、つまり4輪駆動となる。細部までこだわったディテール外装内装ともに細部にいたるまでスポーティさを主張する、凝ったつ...
三菱、新型「アウトランダー」をアジア初披露!|MITSUBISHI MOTORS
三菱自動車|MITSUBISHI MOTORS安全、快適、環境性能に優れた新世代SUV新型「アウトランダー」、北京国際モーターショーでアジア初披露!三菱自動車は4月23日からはじまる北京国際モーターショーにおいて、“安全で快適、環境にやさしい”新世代SUV「アウトランダー」をアジア初披露する。Text by TANAKA Junko(OPENERS)コンパクトSUVから、デビュー30周年を迎える「パジェロ」まで、計10台を出展中国市場ではいま、SUV(スポーツ用多目的車)へのニーズが高まっている。それを受け、三菱自動車は年内にコンパクトSUV「ASX」(日本名は「RVR」)の現地生産を開始すると発表。SUVラインナップの強化に力を注いでいる。今回、待望の“アジアデビュー”を果たす新型アウトランダーは、クラストップレベルの低燃費、低いCO2の排出量を誇る、エココンシャスな新世代SUV。新開発の可変動弁機構を採用した2.0リッターと2.4リッターの新型4気筒SOHCエンジンを搭載。車体...
コンセプトスタイルクーペ公開|Mercedes-benz
Mercedes-benz Concept Style Coupe|メルセデス・ベンツ コンセプト スタイル クーペコンセプト スタイル クーペ公開メルセデス・ベンツは「コンセプト スタイル クーペ」を北京モーターショーで公開する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)ショーに先駆けて情報開示された「コンセプト スタイル クーペ」は、これまで噂されていたコンパクト4ドアクーペで、メルセデス・ベンツによれば挑発的で力強いイメージを打ち出している。公開されたモデルは、全長4,637×全幅1,891×全高1,398mmのボディに、ターボチャージャーで過給される4気筒の新型ガソリンエンジンを搭載。最高出力155kW(211ps)を発生し、7G-DCTこと7段デュアルクラッチオートマチックトランスミッションを介して4輪を駆動するという。注目は複雑な動きをみせるヘッドライトとテールライト。詳細はぜひ、記事下の動画を参照していただきたいが、スタンバイ状態ですでに赤く光っ...
アウディA6 L e-tron conceptを北京で発表|Audi
AUDI A6L e-tron concept|アウディ A6L eトロン コンセプトアウディ A6L eトロン コンセプト発表アウディは、A6のロングホイールベース版「A6 L」にプラグインハイブリッドを搭載した「A6 L e-Tronコンセプト」を北京国際モーターショーにて発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihioro(OPENERS)長距離のEV走行が可能アウディ「A6 L e-tronコンセプト」は、155kw(211ps)の2リッター直列4気筒TFSIエンジンに、70kW(95ps)を出力するモーターを搭載する、プラグインハイブリッドモデル。パラレル式が採用されており、モーターのみの駆動でも平均時速60km/hで最長80kmまで走行することができるという。この水冷式の大容量リチウムイオンバッテリーは車体後部に搭載される。「アウディ ウルトラ」と呼ばれる軽量化がA6 L e-tronにも施されており、ボディのおよそ10パーセントをアルミニウムで構成してい...