ジャズ
「ジャズ」に関する記事
MUSIC|青木カレンが九州ツアーを開催
MUSIC|ニューアルバム『トランキュリティ』リリース記念青木カレンが九州ツアーを開催昨年12月に映画音楽をテーマにしたアルバム『トランキュリティ』をリリースした青木カレンが2月1日(金)から3日(日)にかけてアルバムリリース記念の九州ツアーを開催。2月1日(金)に熊本市、2日(土)に鹿児島市、3日(日)に福岡市でジャジーな一夜を演出する。Text by YANAKA Tomomi熊本、鹿児島、福岡でジャジーな夜を演出1月11日にニューアルバムの完成と自身の誕生日を祝うライブが満員御礼のうちに終了した青木カレン。待望の彼女のライブが九州でもおこなわれる。鎮痛や平穏、静けさを意味する最新アルバム『トランキュリティ』には、映画『明日に向かって撃て』のテーマソング『Raindrops Keep Falling On My Head』や『バグダッド・カフェ』の主題歌『Calling You』など、名作映画のテーマばかりを収録。彼女ならではの美しく、そして伸びやかな歌声とあいまって、洗練され...
MUSIC|ノルウェー出身ジャズシンガー インガ―・マリエ新譜『FOR YOU』
ノルウェー出身のジャズシンガー最新アルバムインガー・マリエ、日本限定スペシャル盤『FOR YOU』クールかつアンニュイな歌声で幅広い層の音楽ファンを魅了する、北欧を代表する歌姫インガー・マリエ。北欧トップギタリストのウルフ・ワケーニウスを再び迎えて、多くの人びとの心を癒す極上のアルバム『FOR YOU』をリリースした。Text by KAJII Makoto (OPENERS)あたらしい年の幕開けにふさわしい心温まるアルバムインガー・マリエの最新アルバム『FOR YOU』。2006年の大ヒットアルバム『バイ・マイセルフ』で、クインシー・ジョーンズやパット・メセニーから称賛を浴びた天才ギタリストのウルフ・ワケーニウスとタッグを組み、“北欧ドリーム・チーム”ともいえるスウェーデン ナンバーワン ピアニストのラーシュ・ヤンソン、デンマークから名ドラマーのモーテン・ルンドらが参加している。最新のオリジナル曲はもちろん、キャロル・キングやa-haの名曲、さらにはホイットニー・ヒューストンの大...
MUSIC|北欧から届いたニュー・ボサノヴァ・サウンド『ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ』
MUSIC|北欧から届いたニュー・ボサノヴァ・サウンドトランペッター、ユッカ・エスコラによる『ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ』ザ・ファイブ・コーナーズ・クインテットのリーダーで、フィンランド出身のトランペッターのユッカ・エスコラ。5月15日(水)、ボサノヴァにスポットを当てたアルバム『ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ』をリリースする。Text by YANAKA Tomomi日本からはDJ須永辰緒が協同プロデューサーにクラブ・ジャズシーンで活躍するユッカ・エスコラがジャズとブラジル音楽へのオマージュを綴った『ユッカ・エスコラ・オルケスタ・ボッサ』が、フィンランドなど海外よりも約半年早く日本で先行発売される。共同プロデューサーにはユッカ・エスコラの友人でもあり、世界中のジャズ・シーンと深いつながりをもつDJ須永辰緒のほか、おなじくザ・ファイブ・コーナーズ・クインテットのドラマーでもあるテッポ・マネキンが務め、日本とフィンランドの友好の架け橋ともいえる1枚が完成した。ブラジル...
MUSIC|菊地成孔による『ゲッツ/ジルベルト+50』解説
MUSIC|ボサノバ永遠の名盤を豪華ミュージシャンがカバー菊地成孔による『ゲッツ/ジルベルト+50』解説 其の一 ジャズ・サックス奏者スタン・ゲッツが、ブラジルのジョアン・ジルベルトとアントニオ・カルロス・ジョビンと出会い、1963年に録音したアルバム『ゲッツ/ジルベルト』。このボサノバ永遠の名盤の誕生から50年。ジョアン・ジルベルト直系のギタリスト伊藤ゴローを中心に、坂本龍一、細野晴臣、土岐麻子、カヒミ カリィ、TOKU、ジャキス・モレレンバウム、鈴木正人、栗原 務など、総勢19名の豪華ミュージシャンが愛を込めてカバーした『ゲッツ/ジルベルト+50』が6月19日(水)に発売。テナーサックスで本作に参加した、菊地成孔氏による解説をお届けする。Text by KIKUCHI Naruyoshi単なるアニバーサリー企画ではない菊地成孔この、本当に気持ちが良いだけでなく、「Jボッサ史」、或はひょっとして「ボサノバ史全体」かも知れない、60年近い歴史にとどめを打つような作品に関して、解説は...
MUSIC|1組2名をご招待! 89歳のジャズシンガー、ボブ・ドローの来日公演
MUSIC|OPENERS読者1組2名をご招待!89歳のジャズシンガー、ボブ・ドロー初の来日公演をブルーノートで開催89歳のいまもなお第一線で活躍しつづけるジャズシンガー、ボブ・ドローがついに初来日! 6月28日(金)、29日(土)に南青山のブルーノート東京でライブが開かれる。OPENERSでは、29日20:00からおこなわれるセカンド・ステージに、1組2名を招待する。Text by YANAKA Tomomi20世紀後半のめくるめくジャズ・シーンを駆け抜けた生き証人小粋なピアノプレイと語りかけるような歌声で幅広い音楽ファンを魅了するボブ・ドロー。マイルス・デイヴィスの名盤『ソーサラー』(1967年)に参加するなど、いわばアメリカ・ジャズ界の生き証人。さらに、1970年代から1980年代にかけては、アメリカの国民的子ども番組『スクールハウス・ロック』に携わったドロー。3の段の“九九”を歌い、多くのアーティストにカバーされつづけている名曲『スリー・イズ・ア・マジック・ナンバー』で一世...
INTERVIEW|松浦俊夫 presents HEX|ジャズ発信のミニマルサウンド(後編)
INTERVIEW|東京から世界へ老舗レーベル「ブルーノート」が送り出す、プロジェクト“HEX”とは?世界基準のミニマルジャズ(後編・1)老舗レーベル、ブルーノートが送り出すプロジェクト「松浦俊夫 presents HEX」。前編ではプロジェクトのはじまり、そのサウンド作りについて、プロデューサーの松浦俊夫に話を聞いた。つづく後編ではドラマーのみどりんが登場! レコーディングについて、そして今後について、語ってくれた。Interview & Text by NAGIRA MitsutakaPhotographs by Mari Amita──削ぎ落としてもなお“ジャズ”と感じられる音世界基準のミニマルジャズ(前編)を先に読む「偶然ポロッと出たものが面白い」──楽曲はどのようにして作って、レコーディングしていったのでしょうか?松浦 打ち込まずに生で録っていくパターンもありましたし、プログラミングして、ある程度土台作ってから録るものも両方ありました。たとえば3曲目の「アンセンサ...
MUSIC|ジャズレコード誕生100年を記念する企画『ジャズの100枚。』
MUSIC|ジャズレコード誕生100年 名盤100枚シリーズ特別企画『ジャズの100枚。』が10月8日(水)よりスタートユニバーサル ミュージックは、ジャズ・レコード100年の歴史を代表する名盤を『ジャズの100枚。』として、1作品1080円で10月8日(水)より限定発売する。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)ジャズ・レコード100周年に向けたカウントダウン企画1917年、世界初のジャズ録音は、オリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンドによりおこなわれた──本キャンペーン『ジャズの100枚。』は、ブルーノート、プレスティッジ、リヴァーサイド、ヴァーヴ、ECMなど、ユニバーサル ミュージックが権利を有する名門ジャズ・レーベルが総参加。2017年に100周年を迎えるジャズ・レコードの歴史を彩るカウントダウン企画だ。今回発売する作品は、その多くが半世紀前の1950~60年代に録音されたアルバム。そのラインナップを見れば、ジャズがいかに時代を超え、永く愛されつ...
MUSIC|須永辰緒のライフワーク最新作『Vee Jayの夜ジャズ』
MUSIC|須永辰緒のライフワーク最新作アメリカのレーベル「Vee-Jay」にスポットを当てた「夜ジャズ」DJ須永辰緒氏のライフワークともいえるコンピレーション・シリーズのCD「夜ジャズ」から新作『Vee Jayの夜ジャズ』が到着! 今回はアメリカのジャズレーベル「Vee-Jay」をフューチャーし、硬派につやかかに秋の夜長を楽しむことができる1枚だ。Text by YANAKA Tomomi夜をときめかせるアーカイブ“レコード番長”の異名を取る須永辰緒氏。彼のライフワークともなっている「夜ジャズ」の最新版は、1950年代末から1960年代にかけてジャズ作品をリリースしてきた「Vee-Jay」にスポットを当てたものだ。CDには、ジャズピアニストのウィントン・ケリーの『オン・ステージ』やサックスプレイヤー、エディ・ハリスの『スパルタカス』、ジャズベーシスト、ポール・チェンバースの『モップ・シュー・ブルース』など、「Vee-Jay」から出された往年の名曲13曲が収録された。「どこか曖昧模...
TRAVEL|ジャズシンガーakikoのアーユルヴェーダツアー
TRAVEL|スリランカでリフレッシュする7日間ジャズシンガーakikoがナビゲートするアーユルヴェーダツアーとは?アーティストとしての活動にとどまらず、ファッションやライフスタイルを提案するリーダーとして女性たちに多くの支持を集めるジャズシンガーのakiko。そんな彼女が現在注目しているインドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」を、本場のスリランカで体感できる7日間のリトリートツアーが企画された。 Text by YANAKA Tomomi専門医による診察や、体調に合わせたトリートメントで心と体をリフレッシュ名門レーベル「ヴァーヴ」初の日本人女性シンガーとして知られるakiko。オーセンティックなジャズのみならず、エレクトロニカ、ブラジル、R&B、また自身のルーツであるロックにいたるまでさまざまな音楽を吸収し、独自のスタイルを確立してきた。最新アルバム『Dark Eyes/黒い瞳』をリリースするいっぽう、シンガーとしてだけではなく、「Voice of your Heart」と...
The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012|本編の9月29日開催に先駆け、プレ・パーティが8月24日丸ノ内ハウスで開催!
The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012世界基準にこだわる国内唯一のクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージックの祭典本編の9/29(土)に先駆け、プレ・パーティが8月24日丸ノ内ハウスで開催!第9回目を迎える“The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival”が 9月29日(土)、The Garden Hall 恵比寿にておこなわれる。それに先駆けて8月24日(金)のプレパーティを丸の内ハウスで開催。豪華な顔ぶれが勢揃いするクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージックの祭典である。主宰者である沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)氏に今回の見どころや“Tokyo Crossover/Jazz Festival”(以下、TCJF)にまつわるエピソードなどを聞いた。Interview by MATSUDA Natsuki(OPENERS)クロスオーバー・ミュ...
特集|目利きたちが選ぶ、朝に聴きたいジャズ55選
1日のはじまりにジャズのスパイスを特集|目利きたちが選ぶ、朝に聴きたいジャズ55選!風のひんやり冷たい朝、目覚めを楽しい時間に変えてくれる1曲。ちょっと時間に余裕のある朝、ゆっくり取る朝食の時間をさわやかに演出してくれる1曲。通勤途中の足どりを軽やかにしてくれる1曲……。この秋、そんな1日のはじまりを楽しくしてくれる“朝ジャズ”を試してみてはどうだろう。特集「朝ジャズのすすめ」では、ジャズの目利き17人がセレクトした朝ジャズ55曲をご紹介。あなたの朝にも、ジャズのスパイスを。Edited by TANAKA Junko (OPENERS)SPICE No.1BEAMS RECORDS ディレクター、青野賢一が選ぶ組み合わせの妙が冴える3曲を、立ち昇るコーヒーの香りとともにピッツァ職人、柿沼進が選ぶクラリネット、トロンボーン、ドラムで巡る、1930年代スウィング・ジャズの旅DJ/プロデューサー、DJ Nicheが選ぶ1日のはじまりを“JAZZ UP”! おもわず駆け出したくなるビート...
SPECIAL COLUMN|音楽ライター、島田奈央子が綴る朝ジャズコラム
1日のはじまりにジャズのスパイスをSPECIAL COLUMN|音楽ライター、島田奈央子が綴る朝ジャズコラム「Vol.1 わたしの朝を彩る音楽たち」“書きもの”の仕事をはじめるようになってから、昼夜逆転の生活が続いている。物思いに耽るには、どうしても静寂な“月の力”が必要なわけで…。そうこうしていくうちに朝がどんどん遅くなってしまう。そんな朝の遅いわたしでも、その日の1番最初に聴く音楽はとっても大切。その日1日の気分を決めてしまいそうだから。そういえば、高校1年生の時にCDコンポの中に入れて、毎朝タイマーに入れていたのは、トランペッターでヴォーカリスト、チェット・ベイカーの『チェット・ベイカー・シングス』。いま聴くと、全然朝向きではないのだけど、チェットの甘い歌声とトランペットで目覚め、憧れのけだるい朝でちょっとだけ大人気分に浸りたかったんだとおもう。『チェット・ベイカー・シングス』収録チェット・ベイカー「ザット・オールド・フィーリング」『When You Come Home』収録...
特集|目利きたちが選ぶ、朝に聴きたいジャズ55選 SPICE No.3
1日のはじまりにジャズのスパイスを特集|目利きたちが選ぶ、朝に聴きたいジャズ55選!風のひんやり冷たい朝、目覚めを楽しい時間に変えてくれる1曲。ちょっと時間に余裕のある朝、ゆっくり取る朝食の時間をさわやかに演出してくれる1曲。通勤途中の足どりを軽やかにしてくれる1曲……。この秋、そんな1日のはじまりを楽しくしてくれる“朝ジャズ”を試してみてはどうだろう。あなたの朝にも、ジャズのスパイスを。SPICE No.1/第1弾の17曲はこちらSPICE No.2/第2弾の17曲はこちら第3弾では、DJの松浦俊夫さん、代官山 蔦屋書店の及川亮子さん、クオシモードの平戸祐介さん、澤野工房 オーナーの澤野由明さん、ラジオMC/DJのクリスさん、Bar Music 店主の中村智昭さん、そして音楽ライターの島田奈央子さんが選んだ、朝に聴きたいジャズ21選を紹介。SPICE No.3/第3弾の21曲!DJ、松浦俊夫が選ぶすこし早起きした朝……ココロとカラダに染み込む音楽『Into The Sky』に収録...
MUSIC|「TIME & STYLE MIDTOWN」で、ケイ赤城「クリスマス ジャズライブ」開催
MUSIC|「TIME & STYLE MIDTOWN」で、知性と情熱が共存する美しいメロディ12月22日、ケイ赤城「クリスマス ジャズライブ」開催モダンジャズの巨匠、マイルス・デイヴィス・バンド日本人唯一のメンバーとして活躍し、世界で高く評価されるジャズピアニストのケイ赤城氏。今年も東京ミッドタウン3階「TIME & STYLE MIDTOWN」にて、12月22日(土)にクリスマス ジャズライブを開催する。チケットはTIME & STYLE MIDTOWNで発売中。Text by KAJII Makoto (OPENERS)現在進行形のジャズ美学と音の刹那、ジャズの真髄を楽しもう驚異のテクニックとスリリングなインタープレイ、そして透明感とエネルギー溢れるケイ赤城氏のピアノプレイ。「TIME & STYLE MIDTOWN」のゆったりとした空間のなかで、知性と情熱を共存させた美しいメロディが五感を刺激し、音の粒子は心と空間の隅々まで満たされ、研ぎ澄ま...
松浦俊夫|クラブ・ジャズ界の美声ボーカリスト、ホセ・ジェイムズ来日インタビュー
松浦俊夫|from TOKYO MOON 11月25日 オンエアクラブ・ジャズ界の美声ボーカリスト、ホセ・ジェイムズ来日インタビュー(1)日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は、クラブ・ジャズ界から美声ボーカリストとして知られる、ホセ・ジェイムズを迎えて話をうかがいます。Text by MATSUURA Toshioオンエアにはなかった日本語訳を公開!今回で2回目となる"TOKYO MOON"への出演を果たしたNYを拠点に活動するジャズ・ボーカリスト、ホセ・ジェイムズ。そのスモーキーで艶のある歌声が、ロンドンのDJジャイル...