ジャズ
「ジャズ」に関する記事
MUSIC|ジャズシンガーakikoが東京と大阪でライブを開催
MUSIC|最新アルバム『黒い瞳/Dark Eyes』をリリースジャズシンガーakikoが東京と大阪でライブを開催名門レーベル“ヴァーヴ”初の日本人女性シンガーとして知られるジャズシンガーakiko。彼女が今年8月に発売した最新アルバム『黒い瞳/Dark Eyes』を携えて、10月23日(火)に大阪で、10月25日(木)には東京でライブを開催する。Text by YANAKA Tomomi懐かしいスタンダードナンバーも2001年にアルバム『ガール・トーク』でデビューしたakikoは、オーセンティックなジャズのみならず、エレクトロニカ、ブラジル、R&B、さらにロックに至るまで、さまざまな音楽を吸収し独自のスタイルを確立。これまでに須永辰緒や小西康陽らをプロデューサーに迎えるとともに、国内外のアーティストとの競演も多く、多彩な表情を見せるヴォーカリストとして注目されている一人だ。8月にはニューオリンズで地元ミュージシャンのバンドとともに録音された9カ月ぶりとなる最新アルバム『黒...
INTERVIEW|原田知世がラブソングカバーアルバム『恋愛小説』をリリース
INTERVIEW|原田知世がラブソングカバーアルバムをリリース原田知世と伊藤ゴローが語る、新作『恋愛小説』(1)3月18日、原田知世のニューアルバム『恋愛小説』が、老舗ジャズレーベル「VERVE」からリリースされた。内容は、新旧織り交ぜた10曲のラブソングのカバー。原田知世がプロデューサーの伊藤ゴローとともに、作品について語ってくれた。Photographs by SUZUKI KentaText by IWANAGA Morito(OPENERS)女優と歌手、両方の面を活かした作品――今回はカバーアルバムですが、制作の経緯は?原田知世(以下、原田) 去年、ゴローさんのプロデュースで久しぶりに『noon moon』というアルバムを作ったとき、そのツアーをユニバーサルミュージックの方が見に来てくださって。それがきっかけで、このアルバムの企画をいただいたんです。女優と歌手、ふたつの面を活かしたラブソングのカバー集という内容でした。私も音楽をとても楽しめている時期だったので、すぐに次の...
Chapter 4 TOYOTA BLADE meets Music|菊地成孔、珠玉のドライビングミュージックをセレクト
Chapter 4TOYOTA BLADE meets Music菊地成孔、珠玉のドライビングミュージックをセレクトトヨタ ブレイド&モダンジャズ、その研ぎ澄まされた個性単なる移動を特別な時間へと導いてくれるトヨタ ブレイド。そしてそんな時間に、さらなる彩りをくわえてくれるのが音楽である。先鋭的な音楽家であり、“大人しくない大人”でもある菊地成孔氏が、トヨタ ブレイドにインスパイアされて選曲した珠玉のジャズセレクションを『iMix for TOYOTA BLADE by KIKUCHI Naruyoshi』と題してお届けする。文=東ミチヨ写真=五十嵐隆裕都会の埠頭と、夕日とサックス、そして黒いショートプレミアム都会の埠頭と、夕日とサックス、そして黒いショートプレミアム。条件が揃い過ぎたかもしれない。菊地成孔氏が即興でサックスを奏でると、晴海埠頭もマンハッタンのように見えてしまう。グレイッシュな埠頭の気配に、黒いトヨタ ブレイドがクールに調和する。日が傾くほどに、マイカ塗装されたボデ...
iMix for TOYOTA BLADE by KIKUCHI Naruyoshi
iMix for TOYOTA BLADE by KIKUCHI Naruyoshi|菊地成孔 トヨタ ブレイドオリジナルCDジャケットのダウンロードはこちら先鋭的な音楽家であり、“大人しくない大人”でもある菊地成孔氏が、トヨタ ブレイドにインスパイアされて選曲したドライビングミュージックをコンパイル。クルマでの移動が一般化した1950年代、モータリゼーションの発展とシンクロするかのように、小編成でミニマムかつスピード感溢れる音を奏でるモダンジャズが誕生したと語る菊地氏。そんな彼が、モダンジャズの名曲を中心に、前半を「Day」、後半を「Night」というドライブシーンに合わせてセレクトした珠玉のチューンを『iMix for TOYOTA BLADE by KIKUCHI Naruyoshi』と題してお届けする。楽曲を試聴・購入いただくには「iTunes」ソフトをインストールする必要があります。未インストールの方は、こちらよりダウンロードをしてください。また、パソコンの環境によっては...
EVENT|菊地成孔×南 博×東 信による夢の共演! 「LAFORET SOUND MUSEUM 2011」
EVENT|菊地成孔×南 博×東 信による夢の共演つややかなジャズとフラワーアートのコラボレーション「ラフォーレ サウンド ミュージアム 2011」開催!ラフォーレ原宿のオリジナルショーケースライブ「LAFORET SOUND MUSEUM(ラフォーレ サウンド ミュージアム)2011」が3月17日(木)に開かれる。今回はジャズ界の鬼才 菊地成孔氏ときらびやかなピアノを奏でる南 博氏によるデュオの演奏に、フラワーアーティスト 東 信氏による舞台演出が華を添える。文=谷中朋未菊地成孔と南 博のインタープレイが楽しめる一夜ラフォーレ原宿がいま、一番体感してほしい音楽を届けるラフォーレ サウンド ミュージアム。これまでにロックバンド 相対性理論や湯川潮音さん、ヤエル・ナイム氏、カヒミ・カリィさんらジャンルにとらわれないラフォーレ原宿選りすぐりのアーティストのライブを毎年開催してきた。第5回目となる今回は、上質なジャズスタンダードアルバム『花と水』が話題を呼んでいるサックスプレイヤー 菊地...
松浦俊夫|ジャズ喫茶h.イマジン支援活動始動
松浦俊夫|from TOKYO MOON 5月8日 ON AIRおなじジャズを愛する者としてできることをジャズ喫茶h.イマジン支援活動始動日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、大人たちの至福のとき。そんな豊かな時間をお届けするのは、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激する大人のためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて19時からオンエア。ここでは、毎週オンエアされたばかりのプログラムをお届けします。今週は東日本大震災で被災し、大津波によって甚大な被害を受けた岩手県南東部陸前高田市にある『ジャズ喫茶h.イマジン』への支援活動を紹介しました。Text by MATSUURA Toshio注目の新人からノスタルジックなナンバーへ、時代を旅する音楽今回の大型連休を皆さんはどのように過ごされましたか? 1年をつうじてもっとも気持ちよい気候のいま、国内外を旅行さ...
松浦俊夫|ジャズからソウル──時代を超えたワルツの夜
松浦俊夫|from TOKYO MOON 8月19日 オンエアジャズからソウルまで時代を超えたワルツの夜日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』――。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週はジャズからソウルまで……時代を超えた個性的なワルツの数々をお届けしました。Text by MATSUURA Toshioジャズからソウル――時代を超えたワルツの夜前作『Sem Nostalgia』によって、ブラジルのモダン・ミュージックを代表するひとりとして世界中から注目を集めた、マルチ奏者のルーカス・サンタナ。その興奮さめやらぬうち、実験的なサウンドがさらなる進化を遂げて、姿をあら...
松浦俊夫|秋の始まりには大人のジャズを
松浦俊夫|from TOKYO MOON 9月23日 オンエア秋の始まりには大人のジャズを日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』――。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激すおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は大人のアレンジが光る“現在進行形”のジャズをご紹介。Text by MATSUURA Toshio秋の始まりには大人のジャズを番組冒頭では、イタリアの精鋭ジャズ・ミュージシャンが集まったバンド、ハイ・ファイヴ・クインテットのメンバーであり、数かずの素晴らしい作品を残してきたピアニスト/コンポーザー、ルーカ・マンヌッツァ。最新作では、盟友であるサクソフォニスト、マックス・イオナータらを迎え、過去の作品...
MUSIC|沖野修也が新プロジェクト「KYOTO JAZZ SEXTET」をスタート
MUSIC|沖野修也の新プロジェクトKYOTO JAZZ SEXTET『MISSION』「KYOTO JAZZ SEXTET(キョウト ジャズ セクステット)」は、DJ/音楽プロデューサー・ユニット、「Kyoto Jazz Massive(キョウト ジャズ マッシブ)」が結成20周年を機に始動させた新プロジェクトだ。1960年代のブルーノートの新主流派モード・ジャズをモチーフに “ジャズの現在”を表現するアコースティック・ジャズ・ユニット。4月15日にデビューアルバム『MISSION』をリリースした。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)過去と現在を繋ぎ、その延長線上にあるジャズの明日を照らし出すメンバーは、「quasimode(クオシモード)」の平戸祐介、「DCPRG」や「菊地成孔ダブ・セプテット」などに参加する類家心平、「Mountain Mocha Kilimanjaro(マウンテン モカ キリマンジャロ)」の栗原健、「松浦俊夫 presents HE...
CD『花と水』発売記念 菊地成孔インタビュー(後編)
「ニューヨークの感じの“ジャズ ジャポネズム”」菊地成孔インタビュー(後編)音楽家、執筆家、コメンテーター、そして歌舞伎町の住人とさまざまな顔をもつジャズサックスプレーヤーの菊地成孔さんが、東京ミッドタウンとのコラボレーションCD『花と水』をリリース。作品には、ジャズピアニストの南博さんをフィーチャーし、サックスとピアノのデュオによるスロージャズなサウンドに仕上がっている。ひきつづき、『花と水』のお話を中心に、今年の予定などをうかがった。菊地成孔インタビュー(前編)はこちらText by OPENERSPhoto by Jamandfixストリングスを斉藤ネコさんにお願いしたワケ──前回のお話にも頻繁に出てきますが、“ジャズ ジャポネズム”とはどのようなものなのでしょうか?59年にリリースされた『Kind Of Blue』というマイルス(デイヴィス)のアルバムのライナーノートをビル・エヴァンスが書いていて──、彼はそのアルバムに参加したピアニストなのですが──、ビルは、そこで「ジャ...
CD『花と水』発売記念 菊地成孔インタビュー(前編)
「“ジャズ ジャポネズム”のいちばん新しい感じ」菊地成孔インタビュー(前編)音楽家、執筆家、コメンテーター、そして歌舞伎町の住人とさまざまな顔をもつジャズサックスプレーヤー、菊地成孔。2008年に東京ミッドタウンのガレリアBGMセレクションを担当し、そのコラボレーションCD『花と水』を先日リリース。作品には、ジャズピアニストの南博さんをフィーチャーし、スタンダードからインプロビゼーション(即興)、そしてJ.S.バッハなどのカヴァーまでを収録。サックスとピアノのデュオによるスロージャズなサウンドは、まさに茶室でも聴ける“ニュー ジャポネズム”の象徴的音楽ともいえる作品に仕上がっている。精力的に作品を出しつづけている菊地成孔さんに、今作『花と水』についてのお話を2回にわたってうかがった。Text by OPENERSPhoto by Jamandfix「茶室とかで演奏しているイメージで、さらに即興の感じにしませんか?」──今回、ミッドタウンのサウンドスケープを『花と水』というタイトルに...
INTERVIEW|新作『noon moon』を発表した原田知世にインタビュー
INTERVIEW|前作から5年の月日を経て誕生したニューアルバム原田知世にインタビュー“いまの姿”をありのままに反映した『noon moon』(1)ここ数年、『on-doc.(オンドク)』という歌と朗読の会を精力的に開き、アーティストとして表現の幅を広げている原田知世。この5月7日に前作『eyja』から5年ぶりとなるニューアルバム『noon moon』を発表した。プロデュースは『on-doc.』でも二人三脚で全国を巡ってきた伊藤ゴロー氏。「こうして音楽をずっとつづけてこられたのはとても幸せなこと」と語る彼女に、新作の魅力を聞く。Interview Photographs by JAMANDFIXStyling by TANIFUJI ChikakoHair & Makeup by KOGURE Moe(+nine)Text by TASHIRO Itaru『on-doc.』にて共演した伊藤ゴロー氏がプロデュース『noon moon』とは昼間の青い空に透けて見える月のこと。...
特集|BLUE NOTE NOW!|第3章「ブルーノートはどこへ行く?」
特集|BLUE NOTE NOW!創立75周年を控えた老舗レーベル「ブルーノート」の魅力に迫る第3章|“ミスター・ブルーノート”と考える「ブルーノートはどこへ行く?」(1)1939年、ニューヨークで誕生したジャズレーベル「ブルーノート」。来年75周年を迎えるこの老舗レーベルが、いまあらたに注目を浴びている。なにがブルーノートを特別な存在にしているのか? その答えを探るべく、OPENERSでは今回、日本にジャズを浸透させた立役者、“Mr. Blue Note”こと行方均(なめかた・ひとし)さんに協力を依頼。若さと伝統が息づくレーベルの魅力に迫ろうとおもう。特集の最後を飾るのは、昨年ブルーノートの社長に就任したドン・ウォズさん、そしてあたらしく仲間入りしたミュージシャン、ホセ・ジェイムズさんと行方さんのトークショー。75周年を控えたいま、ブルーノートはどこへ向かっているのか?Photographs by Ryota MoriText by TANAKA Junko (OPENERS)行...
MUSIC|菊地成孔がプロデュースする「けもの」ファーストアルバム
MUSIC|菊地成孔プロデュースリアルなジャズを下敷きにしたあたらしいポップスけもの『ル・ケモノ・アントクシーク』ジャズヴォーカリスト「青羊(あめ)」が、2010年に自身のソロユニット/アートアクティビティとして立ち上げた「けもの」。9月18日(水)、菊地成孔による全面プロデュースによりファースト・フルアルバム『ル・ケモノ・アントクシーク』をリリース。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)時代性やカルチャージャンルを越えた音楽2012年、けもののライブ音源を聞いた菊地成孔が、自身の主催するイベント「MODERN JAZZ DISCOTHEQUE 新宿」に招いたことから企画へと発展した今回のアルバム。菊地がプロデューサーとして、サックス、ヴォーカル、作詞、トラックメイキング、カバー選曲、スタイリング、アートワーク(カメラマン兼務)を担当している。けものの楽曲は、青羊によるコケティッシュでありながら無邪気な歌声、幼さと狂気が同居するユニークなリリックが印象的だ。...
MUSIC|ギター+タップ+パーカッション「Conguero Tres Hoofers」
MUSIC|ギター+タップダンス+パーカッションConguero Tres Hoofers セカンドアルバム『Selected Future is Love』リリースTV番組やCMへの楽曲提供、プロデュースなどでも活躍する渥美幸裕(Gt.)、北野武監督の映画『座頭市』への出演でも話題となったSARO(Tap)、クレイジー・ケン・バンドや和田アキ子といった超大御所ミュージシャンをサポートしてきた西岡ヒデロー(Per.)によるバンドプロジェクト「Conguero Tres Hoofers(コンゲイロ・トレス・フーファーズ)」。ファーストアルバムから2年、セカンドアルバム『Selected Future is Love』が9月25日(水)に発売された。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)有機的なセッションから生まれる日本のJAZZ2010年、シンプルな楽器と体を使ったフィジカルなライブ・パフォーマンスが話題となり、アルバムリリース前に、フジロックフェスティバルな...