松浦俊夫|ジャズからソウル──時代を超えたワルツの夜

松浦俊夫|ジャズからソウル──時代を超えたワルツの夜

松浦俊夫|from TOKYO MOON 8月19日 オンエアジャズからソウルまで時代を超えたワルツの夜日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』――。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週はジャズからソウルまで……時代を超えた個性的なワルツの数々をお届けしました。Text by MATSUURA Toshioジャズからソウル――時代を超えたワルツの夜前作『Sem Nostalgia』によって、ブラジルのモダン・ミュージックを代表するひとりとして世界中から注目を集めた、マルチ奏者のルーカス・サンタナ。その興奮さめやらぬうち、実験的なサウンドがさらなる進化を遂げて、姿をあら...
松浦俊夫|秋の始まりには大人のジャズを

松浦俊夫|秋の始まりには大人のジャズを

松浦俊夫|from TOKYO MOON 9月23日 オンエア秋の始まりには大人のジャズを日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』――。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激すおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は大人のアレンジが光る“現在進行形”のジャズをご紹介。Text by MATSUURA Toshio秋の始まりには大人のジャズを番組冒頭では、イタリアの精鋭ジャズ・ミュージシャンが集まったバンド、ハイ・ファイヴ・クインテットのメンバーであり、数かずの素晴らしい作品を残してきたピアニスト/コンポーザー、ルーカ・マンヌッツァ。最新作では、盟友であるサクソフォニスト、マックス・イオナータらを迎え、過去の作品...
MUSIC|沖野修也が新プロジェクト「KYOTO JAZZ SEXTET」をスタート

MUSIC|沖野修也が新プロジェクト「KYOTO JAZZ SEXTET」をスタート

MUSIC|沖野修也の新プロジェクトKYOTO JAZZ SEXTET『MISSION』「KYOTO JAZZ SEXTET(キョウト ジャズ セクステット)」は、DJ/音楽プロデューサー・ユニット、「Kyoto Jazz Massive(キョウト ジャズ マッシブ)」が結成20周年を機に始動させた新プロジェクトだ。1960年代のブルーノートの新主流派モード・ジャズをモチーフに “ジャズの現在”を表現するアコースティック・ジャズ・ユニット。4月15日にデビューアルバム『MISSION』をリリースした。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)過去と現在を繋ぎ、その延長線上にあるジャズの明日を照らし出すメンバーは、「quasimode(クオシモード)」の平戸祐介、「DCPRG」や「菊地成孔ダブ・セプテット」などに参加する類家心平、「Mountain Mocha Kilimanjaro(マウンテン モカ キリマンジャロ)」の栗原健、「松浦俊夫 presents HE...
CD『花と水』発売記念 菊地成孔インタビュー(後編)

CD『花と水』発売記念 菊地成孔インタビュー(後編)

「ニューヨークの感じの“ジャズ ジャポネズム”」菊地成孔インタビュー(後編)音楽家、執筆家、コメンテーター、そして歌舞伎町の住人とさまざまな顔をもつジャズサックスプレーヤーの菊地成孔さんが、東京ミッドタウンとのコラボレーションCD『花と水』をリリース。作品には、ジャズピアニストの南博さんをフィーチャーし、サックスとピアノのデュオによるスロージャズなサウンドに仕上がっている。ひきつづき、『花と水』のお話を中心に、今年の予定などをうかがった。菊地成孔インタビュー(前編)はこちらText by OPENERSPhoto by Jamandfixストリングスを斉藤ネコさんにお願いしたワケ──前回のお話にも頻繁に出てきますが、“ジャズ ジャポネズム”とはどのようなものなのでしょうか?59年にリリースされた『Kind Of Blue』というマイルス(デイヴィス)のアルバムのライナーノートをビル・エヴァンスが書いていて──、彼はそのアルバムに参加したピアニストなのですが──、ビルは、そこで「ジャ...
CD『花と水』発売記念 菊地成孔インタビュー(前編)

CD『花と水』発売記念 菊地成孔インタビュー(前編)

「“ジャズ ジャポネズム”のいちばん新しい感じ」菊地成孔インタビュー(前編)音楽家、執筆家、コメンテーター、そして歌舞伎町の住人とさまざまな顔をもつジャズサックスプレーヤー、菊地成孔。2008年に東京ミッドタウンのガレリアBGMセレクションを担当し、そのコラボレーションCD『花と水』を先日リリース。作品には、ジャズピアニストの南博さんをフィーチャーし、スタンダードからインプロビゼーション(即興)、そしてJ.S.バッハなどのカヴァーまでを収録。サックスとピアノのデュオによるスロージャズなサウンドは、まさに茶室でも聴ける“ニュー ジャポネズム”の象徴的音楽ともいえる作品に仕上がっている。精力的に作品を出しつづけている菊地成孔さんに、今作『花と水』についてのお話を2回にわたってうかがった。Text by OPENERSPhoto by Jamandfix「茶室とかで演奏しているイメージで、さらに即興の感じにしませんか?」──今回、ミッドタウンのサウンドスケープを『花と水』というタイトルに...
INTERVIEW|新作『noon moon』を発表した原田知世にインタビュー

INTERVIEW|新作『noon moon』を発表した原田知世にインタビュー

INTERVIEW|前作から5年の月日を経て誕生したニューアルバム原田知世にインタビュー“いまの姿”をありのままに反映した『noon moon』(1)ここ数年、『on-doc.(オンドク)』という歌と朗読の会を精力的に開き、アーティストとして表現の幅を広げている原田知世。この5月7日に前作『eyja』から5年ぶりとなるニューアルバム『noon moon』を発表した。プロデュースは『on-doc.』でも二人三脚で全国を巡ってきた伊藤ゴロー氏。「こうして音楽をずっとつづけてこられたのはとても幸せなこと」と語る彼女に、新作の魅力を聞く。Interview Photographs by JAMANDFIXStyling by TANIFUJI ChikakoHair & Makeup by KOGURE Moe(+nine)Text by TASHIRO Itaru『on-doc.』にて共演した伊藤ゴロー氏がプロデュース『noon moon』とは昼間の青い空に透けて見える月のこと。...
特集|BLUE NOTE NOW!|第3章「ブルーノートはどこへ行く?」

特集|BLUE NOTE NOW!|第3章「ブルーノートはどこへ行く?」

特集|BLUE NOTE NOW!創立75周年を控えた老舗レーベル「ブルーノート」の魅力に迫る第3章|“ミスター・ブルーノート”と考える「ブルーノートはどこへ行く?」(1)1939年、ニューヨークで誕生したジャズレーベル「ブルーノート」。来年75周年を迎えるこの老舗レーベルが、いまあらたに注目を浴びている。なにがブルーノートを特別な存在にしているのか? その答えを探るべく、OPENERSでは今回、日本にジャズを浸透させた立役者、“Mr. Blue Note”こと行方均(なめかた・ひとし)さんに協力を依頼。若さと伝統が息づくレーベルの魅力に迫ろうとおもう。特集の最後を飾るのは、昨年ブルーノートの社長に就任したドン・ウォズさん、そしてあたらしく仲間入りしたミュージシャン、ホセ・ジェイムズさんと行方さんのトークショー。75周年を控えたいま、ブルーノートはどこへ向かっているのか?Photographs by Ryota MoriText by TANAKA Junko (OPENERS)行...
MUSIC|菊地成孔がプロデュースする「けもの」ファーストアルバム

MUSIC|菊地成孔がプロデュースする「けもの」ファーストアルバム

MUSIC|菊地成孔プロデュースリアルなジャズを下敷きにしたあたらしいポップスけもの『ル・ケモノ・アントクシーク』ジャズヴォーカリスト「青羊(あめ)」が、2010年に自身のソロユニット/アートアクティビティとして立ち上げた「けもの」。9月18日(水)、菊地成孔による全面プロデュースによりファースト・フルアルバム『ル・ケモノ・アントクシーク』をリリース。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)時代性やカルチャージャンルを越えた音楽2012年、けもののライブ音源を聞いた菊地成孔が、自身の主催するイベント「MODERN JAZZ DISCOTHEQUE 新宿」に招いたことから企画へと発展した今回のアルバム。菊地がプロデューサーとして、サックス、ヴォーカル、作詞、トラックメイキング、カバー選曲、スタイリング、アートワーク(カメラマン兼務)を担当している。けものの楽曲は、青羊によるコケティッシュでありながら無邪気な歌声、幼さと狂気が同居するユニークなリリックが印象的だ。...
MUSIC|ギター+タップ+パーカッション「Conguero Tres Hoofers」

MUSIC|ギター+タップ+パーカッション「Conguero Tres Hoofers」

MUSIC|ギター+タップダンス+パーカッションConguero Tres Hoofers セカンドアルバム『Selected Future is Love』リリースTV番組やCMへの楽曲提供、プロデュースなどでも活躍する渥美幸裕(Gt.)、北野武監督の映画『座頭市』への出演でも話題となったSARO(Tap)、クレイジー・ケン・バンドや和田アキ子といった超大御所ミュージシャンをサポートしてきた西岡ヒデロー(Per.)によるバンドプロジェクト「Conguero Tres Hoofers(コンゲイロ・トレス・フーファーズ)」。ファーストアルバムから2年、セカンドアルバム『Selected Future is Love』が9月25日(水)に発売された。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)有機的なセッションから生まれる日本のJAZZ2010年、シンプルな楽器と体を使ったフィジカルなライブ・パフォーマンスが話題となり、アルバムリリース前に、フジロックフェスティバルな...
MUSIC|現代ジャズの快作 グレゴリー・プリヴァ『Tales of Cyparis』

MUSIC|現代ジャズの快作 グレゴリー・プリヴァ『Tales of Cyparis』

MUSIC|フランス領マルティニーク出身のピアニスト現代ジャズの快作グレゴリー・プリヴァ『Tales of Cyparis』2012年、デビューアルバム『Ki Kote』で、全世界の現代ジャズファンを魅了したピアニスト、グレゴリー・プリヴァ。11月3日(日)、前作からの予想をはるかに超える、待望のセカンドアルバム『Tales of Cyparis』をリリースする。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)マルティニーク島の伝説を、壮大なスケールの音像で描き起こす1984年、フランス領マルティニークに生まれたグレゴリー・プリヴァは、カリブを代表するグループ「マラヴォワ」のピアニストでもあるホセ・プリヴァを父にもつ、カリビアン・ジャズ・ピアニストだ。幼少期よりクラシックピアノを学び、ジャズクラブでのライブ、ジャムセッションで腕を磨きながら、2005年にはマルティニークのジャズフェスティバルにも出演した。その後グレゴリーは、パリのジャズシーンで活動を開始。カリブ海に浮...
MUSIC|「TIME & STYLE JAZZ LIVE 2013」

MUSIC|「TIME & STYLE JAZZ LIVE 2013」

MUSIC|今年は「TIME & STYLE RESIDENCE」(玉川髙島屋S・C店)スペシャルライブも開催「TIME & STYLE JAZZ LIVE 2013」予約受付中 街にイルミネーションが灯る季節――毎年恒例の「TIME & STYLE MIDTOWN」(東京ミッドタウン店)のクリスマスライブ。今年は10月に10周年を迎えた「TIME & STYLE RESIDENCE」(玉川髙島屋S・C店)でのスペシャルライブも開催する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)赤坂由香利さんがトリオで登場今年は、実力派ジャズシンガー&ピアニストの赤坂由香利(http://www5e.biglobe.ne.jp/~yukapy/)さんが登場。村谷ゆうすけ氏(wood bass)、力武 誠氏(drums)との豪華トリオで素敵な夜をお届けする。赤坂さんの声は深く、甘く、聴くものすべての心に美しい音色として染み込んでゆく。TIME &am...
INTERVIEW|DJ 沖野修也、自伝『職業、DJ、25年』に綴った七転八起の音楽人生

INTERVIEW|DJ 沖野修也、自伝『職業、DJ、25年』に綴った七転八起の音楽人生

INTERVIEW|自伝『職業、DJ、25年』出版記念DJ 沖野修也が記した四半世紀とその未来「KYOTO JAZZ MASSIVE(キョウト・ジャズ・マッシブ)」をはじめとするさまざまなプロジェクトで、日本発の世界基準の音楽を生み出してきた沖野修也が自伝を出版した。タイトルは『職業、DJ、25年』。この本のなかには、つねにあたらしい価値観を模索してきた彼の、失敗と成功の物語が記されている。インタビューの冒頭で発せられたのは「自伝を書きたいとは考えてもいなかった」という意外な言葉だった。Photographs by NISHIMURA TomoharuInterview & Text by IWANAGA Morito(OPENERS)DJとは、自分の世界を作り上げる仕事――今回は自伝という内容ですが、執筆のきっかけは?当初はビジネス寄りの書籍の話をしていたのですが、編集者の方が「ハウツー本にするよりも、沖野さんの人生を描いたほうがおもしろいし、役に立つんじゃないですか?」...
特集|目利きたちが選ぶ、朝に聴きたいジャズ55選 SPICE No.1

特集|目利きたちが選ぶ、朝に聴きたいジャズ55選 SPICE No.1

1日のはじまりにジャズのスパイスを特集|目利きたちが選ぶ、朝に聴きたいジャズ55選!風のひんやり冷たい朝、目覚めを楽しい時間に変えてくれる1曲。ちょっと時間に余裕のある朝、ゆっくり取る朝食の時間をさわやかに演出してくれる1曲。通勤途中の足どりを軽やかにしてくれる1曲……。この秋、そんな1日のはじまりを楽しくしてくれる“朝ジャズ”を試してみてはどうだろう。あなたの朝にも、ジャズのスパイスを。SPICE No.2/第2弾の17曲はこちらSPICE No.3/第3弾の21曲はこちら第1弾では、BEAMS RECORDSディレクターの青野賢一さん、ピザ職人の柿沼進さん、DJ/ProducerのDJ Nicheさん、タワレコ女子ジャズ部の岩見綾さん、ジャズシンガーの青木カレンさん、そして音楽ライターの島田奈央子さんが選んだ、朝に聴きたいジャズ17選を紹介。SPICE No.1/第1弾の17曲!BEAMS RECORDS ディレクター、青野賢一が選ぶ組み合わせの妙が冴える3曲を、立ち昇るコーヒ...
菊地成孔×沖野修也 対談(前編)

菊地成孔×沖野修也 対談(前編)

『Beats & VIbes』菊地成孔 × 沖野修也 対談(前編)沖野修也さんが、SHIBUYA-FM 78.4MHz(毎月第四金曜日 21:00~)にてお送りしているハイブリッドでクロスオーバーなラジオ番組『Beats & VIbes』。今回は、JAZZサックスプレーヤーの菊地成孔さんをお迎えして、10月にリリースされたペペ・トルメント・アスカラールの新譜『記憶喪失学』、そして11月にリリースされたNARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTETのライブアルバム『IN TOKYO』の話題を中心に、2008年12月5日、6日にBunkamura オーチャードホールにて行われるライブ『菊地成孔コンサート 2008』のお話、さらに沖野さん、菊地さんのおふたりが愛してやまない格闘技の話題など、話題盛りだくさんな60分となった。Text by OPENERSPhoto by Tomo Stampede沖野 今夜は、スペシャルゲスト菊地成孔さんをお迎えしてお送りします...
特集|BLUE NOTE NOW!|老舗ジャズレーベル「ブルーノート」のすべて

特集|BLUE NOTE NOW!|老舗ジャズレーベル「ブルーノート」のすべて

特集|BLUE NOTE NOW!創立75周年を控えた老舗レーベル「ブルーノート」の魅力に迫る1939年、ニューヨークで誕生したジャズレーベル「ブルーノート」。来年75周年を迎えるこの老舗レーベルが、いまあらたに注目を浴びている。ノラ・ジョーンズやロバート・グラスパー、ホセ・ジェイムズなど、これからのジャズを担う若手ミュージシャンが、次々に登場してきているのだ。衰退していくレーベルも多いなか、なにがブルーノートを特別な存在にしているのか? その答えを探るべく、OPENERSでは今回、日本にジャズを浸透させた立役者、“Mr. Blue Note”こと行方均(なめかた・ひとし)さんに協力を依頼。若さと伝統が息づくレーベルの魅力に迫ろうとおもう。 Edited by TANAKA Junko (OPENERS)第1章|“ミスター・ブルーノート”に訊け!「ブルーノートが30分でわかるQ&A」ブルーノートはなぜ生まれたのか。レーベル名の由来は。ほかのレーベルとのちがいは。そしてどんな...
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