新型クアトロポルテ、デトロイトショーでワールドプレミア|Maserati

新型クアトロポルテ、デトロイトショーでワールドプレミア|Maserati

Maserati Quattroporte|マセラティ クアトロポルテ新型クアトロポルテが北米国際オートショーでワールドプレミアマセラティは1月15日、北米で開催中のデトロイトモーターショー2013で同社の新型フラグシップセダン「マセラティ クアトロポルテ」を世界初公開した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)マセラティ初の4WDモデルも登場今回フルモデルチェンジを果たし、通算6代目となる新「クアトロポルテ」は、先代に引きつづき、“ラグジュアリースポーツセダン”をコンセプトとする。力強いロングノーズと、えぐるように湾曲したグリルといったシンボリックなデザインは、先代から受け継ぐものであり、現行の「グラントゥーリズモ」とも濃い血の繋がりが見てとれる。あらたに開発された直噴ツインターボエンジンは、3.8リッターV型8気筒と3リッターV型6気筒のふたつがラインアップされ、どちらも完全な新設計となる。組み立てはマラネロのフェラーリ工場でおこなわれ、すべての...
インフィニティ Q50をワールドプレミア|Infiniti

インフィニティ Q50をワールドプレミア|Infiniti

Infiniti Q50|インフィニティ Q50インフィニティ Q50をワールドプレミア日産自動車が日本国外で展開している高級車ブランド、インフィニティはデトロイトモーターショー2013において ラグジュアリースポーツセダン「Q50」をワールドプレミア。2013年夏より、アメリカ、カナダで販売を開始する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)今後のインフィニティの方向性をしめすモデルインフィニティが公開した「Q50」は、外観からもあきらかなように、日産「スカイライン」の姉妹車であり、「インフィニティ G37」の後継モデルにあたる。インフィニティはネーミング方法をこれまでのものから、セダンおよびコンバーチブルが「Q」、SUVおよびクロスオーバーが「QX」をモデル名の先頭にいただくというものに変更しており、今回の「Q50」はそのルールが適用される最初のモデルだ。初公開となったデトロイトモーターショー2013の会場では、現在のインフィニティカーのすべてと、インフ...
NSXコンセプトが進化して登場|Honda

NSXコンセプトが進化して登場|Honda

Acura MDX Prototype|アキュラ MDX プロトタイプAcura NSX Concept|アキュラ NSX コンセプトNSXコンセプトが進化して登場ホンダはデトロイトモーターショー2013で、アキュラブランドの新型「MDXプロトタイプ」と、進化した「NSXコンセプト」を初公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)MDXプロトタイプは市販間近すでにOPENERSでも事前情報を掲載している「MDXプロトタイプ」がデトロイトモーターショーで公開となった。次世代デザインのフロントグリルや「ジュエルアイ」とよばれるLEDヘッドライトを採用した、次期「MDX」を予告するモデルであり、実際に、2013年半ばから米国での販売を予定している。7人乗りの大柄なラグジュアリーSUVだが、居住性を犠牲にせずに、全高を現行型から1.5インチ低くしたという。パワートレインは3.5リッター直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンだ。NSXコンセプトはインテリ...
BMW M6グランクーペの国内予約を開始|BMW

BMW M6グランクーペの国内予約を開始|BMW

BMW M6 Gran Coupe|ビー・エム・ダブリュー M6 グランクーペM6 グランクーペが日本で受け付け開始先日OPENERSで、「M6 グラン クーペ」の登場をお伝えしたが、今回のデトロイトショー2013で発表となった同車が早くも日本での予約を開始した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)はやくも日本上陸「M6 グラン クーペ」は、6シリーズの4ドアバージョン「BMW 6シリーズ グランクーペ」をベースに、ハイパフォーマンスカーを手掛けるBMW M社によって開発されたスペシャルモデル。昨年12月にその詳細が発表され、今回、デトロイトモーターショーでのワールドプレミアと同時に、日本での予約注文受付が開始された。搭載される4.4リッターV型8気筒ターボエンジンは高回転型で、最高出力412kW(560ps)/6,000-7,000rpm、最大トルク680Nm(69.3kgm)/1,500-5,750rpm。トランスミッションは7段M DCT D...
フォルクスワーゲンのディーゼルPHEV SUVコンセプト|Volkswagen

フォルクスワーゲンのディーゼルPHEV SUVコンセプト|Volkswagen

Volkswagen CrossBlue|フォルクスワーゲン クロスブルーディーゼル プラグインハイブリッドを搭載したSUVコンセプトフォルクスワーゲンはミッドサイズSUVコンセプト「クロスブルー」をデトロイトモーターショー2013で公開した。ディーゼルプラグインハイブリッドシステムを採用した、6シーターモデルだ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)フォルクスワーゲン流アメリカンSUV「クロスブルー」は、フォルクスワーゲングループのMQBプラットフォームを利用した、全長5メートルクラスの6シーターSUV。おもにアメリカとカナダに向けたモデルだ。市販化されれば全長4.4メートルの「ティグアン」、同4.8メートルの「トゥアレグ」からなる、現在の北米におけるフォルクスワーゲンSUVラインナップはさらなる充実を見せることになる。パワートレインは最高出力140kW(190ps)、最大トルク400Nmを発揮するTDIクリーンディーゼルエンジンにフロント側とリア側、2...
白紙から開発をスタートさせたコルベットの第7世代モデル|Chevrolet

白紙から開発をスタートさせたコルベットの第7世代モデル|Chevrolet

Chevrolet Corvette Stingray|シボレー コルベット スティングレイ白紙から開発をスタートさせたコルベットの第7世代モデル伝統の名称「スティングレイ」を復活させた、シボレーのフラッグシップスポーツカーがデトロイトモーターショーでデビュー。すべてを白紙に戻し、一から開発された「コルベット」の第7世代モデルだ。Text by SAKURAI Kenichiアメリカンスポーツのあらたなシンボル1953年に登場以来、シボレーのフラッグシップの座を綿々と守る「コルベット」の新型モデルが、デトロイトショーのプレスデイ前日となる1月13日に発表された。「C7」と呼ばれる第7世代に当たるこの新型車は、かつて一世を風靡した第2世代や第3世代モデルがそう呼ばれたのと同じように、「スティングレイ」のサブネームが復活。米国では「コルベット スティングレイ」の名称が与えられた。このC7では、先代モデルから受け継いだパーツがたったのふたつしかない。ニューモデルはすべてを白紙に戻し、一か...
デトロイト現地リポート|Chevrolet

デトロイト現地リポート|Chevrolet

Chevrolet|シボレーデトロイトの主役!デトロイトモータショー2013に参加した島下泰久氏からの現地リポート第2弾はシボレー。スティングレイの名を冠した7代目「コルベット」が登場!Text by SHIMASHITA Yasuhisaエンジンは当然、V8 OHV今回のショーの主役は、間違いなくコレ。7世代目となり久々に“スティングレイの名が冠された”新型「シボレー コルベット スティングレイ」だ。ロングノーズ・ショートデッキの典型的なFRプロポーションを取る新型コルベットだが、ディテールは一気に洗練されて、きわめて現代的な仕上がりとなっている。リアウインドウがボディサイドに回り込んでおらず、代わりにリアクウォーターウインドウを設けていること、丸型ではなくなったテールランプなどのディテールは、あるいは従来のファンは戸惑うところかもしれない。しかし皆の思い入れが強いだけに、変化すれば必ず議論を呼ぶのは、コルベットの宿命である。中身もきわめて革新的だ。そのボディはあたらしいアルミフ...
デトロイト現地リポート|Audi

デトロイト現地リポート|Audi

Audi|アウディ「RS7スポーツバック」と「SQ5」のガソリンモデルをワールドプレミア現在開催中のデトロイトモータショー2013において、アウディは「RS7スポーツバック」と「SQ5」のガソリンエンジン搭載モデルをワールドプレミアした。北米で勢いにのるアウディ、そのショーでの様子を島下泰久氏がリポート!Text by SHIMASHITA Yasuhisa北米で躍進を果たしたアウディ2012年の世界販売を前年比11.7パーセント増の145万5,100台までのばしたアウディ。特に18.5パーセントという大幅な伸びを見せたアメリカでは、いくつかのハイエンドモデルのワールドプレミアがおこなわれた。主役は「RS7スポーツバック」。その心臓は「S7スポーツバック」が積む4リッターV型8気筒ツインターボエンジンをベースとしているが、最高出力は560psまで増強され、0-100km/h加速は3.9秒を実現。最高速はリミッターにより250km/hに制限されるが、オプションのダイナミックパッケージ...
デトロイト現地リポート|Tesla

デトロイト現地リポート|Tesla

Tesla Model X|テスラ モデル X登場は来年、テスラのクロスオーバーSUV「モデルX」テスラが昨年2月に発表した、SUV「モデルX」。動力はもちろん電気モーターであり、EVであることを最大限活かした、スタイリングやスペースユーティリティ、動力性能をほこる。今回のデトロイトモーターショーにてお披露目されたのは、まだデザイン プロトタイプだが、実際に目の当たりにした、島下泰久氏はどうとらえたか。Text by SHIMASHITA YasuhisaEVの利点を生かしたスペース効率と高い運動性能先般、日本でも「モデルS」を公開したテスラ。こちらも興味津々だが、デトロイトではさらにその次のモデルとして登場予定の「モデルX」のデザイン プロトタイプが発表された。SUVとミニバンの長所を組み合わせた、まさにクロスオーバーとして生み出されるモデルXは、3列シートをそなえ、最大7人乗りを可能にするだけでなく、車体の前後に広大なラゲッジスペースを有するスペース効率の高さを特徴とする。これ...
デトロイト現地リポート|HONDA

デトロイト現地リポート|HONDA

HONDA|ホンダホンダ 好調な北米でコンパクトSUVを公開事前情報のとおり、「アーバンSUVコンセプト」という全長4.3メートルのクーペのようなルーフラインのSUVを発表したホンダ。2012年の好調を維持できるか? デトロイトモータショーを取材した島下泰久氏のリポートが到着!Text by SHIMASHITA Yasuhisa2017年には600万台を目指す一昨年の不振から脱して、2012年は北米市場のホンダにとって大豊作の年となった。「シビック」、「アコード」、「CR-V」の主力3モデルが販売台数トップ10にランクインするなどセールスが好調に推移したのである。そのうちシビックは昨秋大幅な改良がおこなわれ、「アコード」、「CR-V」はデビューしたばかり。今年もその勢い、キープできる可能性は十分あると見てよさそうだ。そんなホンダのワールドプレミアは、その名も「アーバンSUVコンセプト」。ジェネレーションYなどと括られる23~37歳前後の若いカスタマーをターゲットと見据えたコンパク...
GTの名にふさわしい184psのハイパフォーマンスモデル|Dodge

GTの名にふさわしい184psのハイパフォーマンスモデル|Dodge

Dodge Dart GT|ダッジ ダート GTGTの名にふさわしい184psのハイパフォーマンスモデルクライスラーは、アルファロメオ「ジュリエッタ」のダッジバージョン、「ダート」に高性能モデル「ダート GT」を追加。デトロイトモーターショーで発表をおこなった。Text by SAKURAI Kenichiイタリア生まれ、アメリカ育ちの辛口スポーツ「ダッジ ダート」は、クライスラーの親会社となったフィアット傘下のアルファロメオがリリースするコンパクトセダン、「ジュリエッタ」のダッジ版といえるモデルだ。シャシーやパワートレーンなど、主要なハードはジュリエッタのプラットフォームを流用し、そこにダッジ デザインのボディやインテリアを組み込んだ、いわば欧米合作となるCセグメントモデルである。“ダート”という車名は1963年に登場したダッジ ダートのリバイバルで、当時のダートはコンパクトなボディにパワフルなエンジンを搭載したことから、いまでも語り継がれるハイパフォーマンスモデルとしてマニア筋...
キャデラック初のプラグインハイブリッドモデル|Cadillac

キャデラック初のプラグインハイブリッドモデル|Cadillac

Cadillac ELR|キャデラック ELRキャデラック初のプラグインハイブリッドモデルゼネラルモーターズは、デトロイトモーターショーで、キャデラック初となるプラグインハイブリッド「ELR」を発表。シボレー「ボルト」のプラットフォームを使用したスタイリッシュな2+2クーペだ。Text by SAKURAI Kenichi1回での航続距離は480kmオーバーキャデラック「ELR」は2009年に発表されたコンセプトカー「コンバージ」のデザインをモチーフに開発された2+2のクーペモデルで、キャデラック初となるプラグインハイブリッドをパワートレーンに採用した。内外装はキャデラックの「アート&サイエンス」コンセプトにのっとり、上質で洗練されたデザインでまとめられ、「ATS」で初採用された、ナビゲーションやオーディオ、空調などをタッチスクリーン式の画面で操作可能な次世代のインフォテイメントシステム「CUE(キャデラック ユーザー エクスペリエンス)」も搭載している。キャデラック ELRのパワ...
デトロイト現地リポート|Mercedes-Benz

デトロイト現地リポート|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツショーの主役はEクラス「CLAクラス」の登場、「Eクラス」のマイナーチェンジと、ドイツプレミアムブランドでは、今年のデトロイトモータショーでもっとも注目されたメルセデス・ベンツ。島下泰久氏によるイベントリポート。Text by SHIMASHITA YasuhisaプレスデーにCLAは欠席今年のデトロイトモーターショー、ドイツ勢の中でも、もっとも話題豊富だったのがメルセデス・ベンツだ。何しろ話題のCLAが遂にデビューしたのだから。とは言っても、実はCLAがお披露目されたのは開幕前夜のイベントでのことで、プレスデー当日のブースにはその姿は無かった。CLAは公式には、1月15日よりドイツ ベルリンにて開催されたメルセデス・ベンツ ファッションウィークにてデビューを飾ったのだ。CLSの弟分と言うべき中型4ドアクーペとして、A/BクラスのFFプラットフォームを使って開発されたCLAが狙うのは、これまでメルセデスがアプローチできていなかった若いユ...
28 件