Justin Davis|ミュージシャン清春、ジャスティン デイビスを語る
Justin Davis|ジャスティン デイビス
“FORJUSTIN KIYOHARU”レザーバングル、12月14日(水)より先行発売決定!
清春 スペシャル・インタビュー(1)
黒夢、SADS、そしてソロと、意欲的に音楽活動をおこなっている清春氏のインタビューの冒頭、「ついに完成しましたね」と手に取ったのが、12月14日(水)より伊勢丹新宿店本館1階「ザ・ステージ」にて先行発売される“FORJUSTIN KIYOHARU”レザーバングル。清春氏とジャスティン デイビスのコラボレーション第9弾は、レザーバングルにブラス素材のクラウン、スカルモチーフとストーンを組み合わせて、繊細かつロックなデザインのインパクトある作品。清春氏が語るジャスティン デイビスの魅力に迫る。
文=OPENERS写真=鈴木健太
清春氏が見たジャスティン・デイビス氏とは?
──それでは「ジャスティン デイビス」との出会いから教えてください。
ジャスティンは、「ジャスティン デイビス」をつくる前からの知り合いで、彼がつくってくれるカスタマイズがいつもすばらしい出来映えだったので、ブランドを立ち上げたときから、コラボレーションしようとか、ダブルネームでなにかつくろうと話していました。
ジャスティン デイビスはずっとシルバーを身につけていましたが、途中からゴールドを着けるようになっていきましたね。
──ゴールドに変わった理由は?
シルバーはどうしても長く身に着けているとくすむので、ゴールドなら磨く必要がないのと、日本ではシルバーはストリートな感じがしますよね。年齢的なものも関係しているかなと思います。
──清春さんから見た、デザイナーのジャスティン・デイビス氏はどんなひとですか?
彼は、いつもポジティブで、年齢不詳で、フレンドリーで、話していてもつねにアイデアの提案があります。それに、ジャスティンには両性具有(アンドロジニー)的なところがあって、それがジュエリーにもあらわれているような気がしますね。
僕がやっているロックとおなじように年齢も性別も、国籍も超えるようなデザインで、そういう彼の志向性のようなものが僕に合っているようです。そして、彼は育ったニューヨークのカルチャーもちゃんと感じてもっているし、それでいて日本が大好き。とてもバランスのいいデザイナーだと思っています。
Justin Davis|ジャスティン デイビス
“FORJUSTIN KIYOHARU”レザーバングル、12月14日(水)より先行発売決定!
清春 スペシャル・インタビュー(2)
「清春×Justin Davis」のコラボレーションがつづく理由とは?
──ジャスティン デイビスのジュエリーの魅力はどう感じていますか?
クラウンが代表的なモチーフですが、テーマが動物や拳銃になったり、ラブ&ピースとか、スカルなどをつかったり、デザインが急にフェミニンになったり、ひとつの枠におさまらない感じですね。
──今回の2011年の新作は、さまざまな天変地異を体験したこの一年から、「ハッピーで楽しくなるもの」、「身につけてお守りのように大切にできるモチーフ」が特徴となっています。
それはとてもジャスティンらしい発想ですね。そういうテーマは、見るひとそれぞれが、そこからハッピーやラッキーなものを感じればいいと思います。
──Justin Davisとのコラボレーションは、今回のレザーバングルで第9弾になりますが、これだけ長くつづいている理由は?
自分から生み出していく歌詞や曲には感じないのですが、こういうインタビュー取材などのときに写真を撮られると、自分でも「えっ?」って驚くような写真がたまにあって、自分自身でもまだわからない部分がたくさんあります。
ひととのコラボレーションもそれとおなじで、自分だけのイメージで積み上げていくものに比べて、まったくちがうものになっている瞬間がある。それは、ジャスティンが僕を見て感じてくれたものだったりするわけで、自分がそういうふうに見える、感じられるのかと驚くこともあります。
僕もデビューして長いので、自分とファンの皆さんとのイメージで音楽活動をする時期もありましたが、長く接していると、イメージも変遷していきます。だからコラボレーションにかんしては“ジャスティンが見た自分”だなと思っていますね。
それと、Justin Davisは、ほかのジュエリーブランドと比べて高級感をすごく大事にしているところも気に入っています。
Justin Davis|ジャスティン デイビス
“FORJUSTIN KIYOHARU”レザーバングル、12月14日(水)より先行発売決定!
清春 スペシャル・インタビュー(3)
ハードすぎない、エレガントすぎない。武骨すぎない、華奢すぎない
──今回先行発売されるレザーバングルはどのようにつくっていたのですか?
これまでJustin Davisにはあまりレザーをつかったものがなくて、ジャスティンに「レザーをつかってみたらどう?」とよく話していました。このレザーバングルは、いわゆるパンクっぽい感じがないし、これなら女性も着けられるし、ファッションアイテムとしても楽しめるデザインになっていると思います。ジャスティン デイビスのムードである、骨っぽすぎない、華奢すぎない感じがよく出ていますね。
個人的には、腕にタトゥーが入っていて、ずっとタトゥーと手のあいだの差が気になっていたんですが、これはちょうどいい太さで、今日はじめて身に着けましたが気に入っています。
──コラボレーションの魅力はどんなところに感じていますか?
コラボは僕とJustin Davisの作品なので、基本は気に入ってくれたひとが買ってくれればいいと思っています。それと、やはり自分にとっては特別なモノで、昔のものでも古くならないのが魅力です。
──これまでのコラボのなかで、今日も「MARY」は身に着けていらっしゃいますね。
マリーという犬を飼っていて、デザインができあがるまでは紆余曲折がありましたが、これは評判がいい。目はオニキスで、ボディには109石のクリアの石がセットされていて、これもずっと身に着けています。
腕時計は、一昨年、「ジュエリーではないものをつくりたい」とリクエストしてつくったもの。大きな時計に凝っていたので、ボリュームがあって、オールブラック、とリクエストしました。できあがってきたときには、自分が思っていた理想どおりでうれしかったですね。
つぎのコラボ? ジャスティンとの雑談のなかではいろいろアイデアでてきてはいますけどね。
Justin Davis|ジャスティン デイビス
“FORJUSTIN KIYOHARU”レザーバングル、12月14日(水)より先行発売決定!
清春 スペシャル・インタビュー(4)
角が取れて、丸く柔らかい感じになると、より多くのひとに届きやすい
──清春さんにとってジュエリーとは特別なものですか?
いや、僕は、ジャージからスーツまで、なんでも合わせるし、あたらしいものや気に入ったものが出てくるまで、ずっと飽きずに身に着けています。リングとかは、キズも気にしないし、ライブのときにマイクにガンガン当たっても平気ですね。
──さて、11月に、黒夢として約13年ぶりのオリジナル・アルバム『Headache and Dub Reel Inch』がリリースされました。
黒夢が活動停止したのが28歳で、今回のアルバムは、いまの自分たちの歳相応のサウンドになったと思います。ロックというのはテンポが速かったり、音が激しかったりするものだけがロックを感じさせるものではないので、今回はポップで丸くしたかった。
──丸く?
ある種、丸く、柔らかい感じ。角張っているものよりも、多くのひとに届きやすいことを意識しましたね。今回のアルバムは、ファンのひとの期待にも叶えつつ、自分たちのやりたいものも表現できましたし。当時、黒夢を聴いていたひとも高校生から30歳を超えるおとなになっていたり、いまはロックから離れているひともいるでしょうしね。幅広い層に聴いてもらえるものになっています。
──12月には「SIRIUS」3公演がありますね。
これはソロ活動のライブです。ソロは、ファンのひとたちと一緒に成長してきて、コンスタントに長く活動していきたいもの。肌にしっくり合っている感じです。黒夢とSADSのバンドより聴きやすいサウンドなので、聴いたことのないひとも、ぜひライブに来てほしいですね。
──さらに、12月15(木)日の名古屋ダイヤモンドホールのライブ終了後には、クリスマスパーティーも開催するとか。
ディナーショウは嫌だし(笑)、トークライブなどとはちがうライブだけじゃないコミュニケーションの場をかんがえていて、今回はじめて開催します。打ち上げみたいな感じ(笑)ですが、ちゃんとクリスマスの趣向を凝らして、シーズンならではのおもてなしを演出します。普段、おしゃれして出かける場って意外とないと思いますが、こういうときに着飾って、ジュエリーを着けて出かけてみてください。
──ありがとうございました。
ジャスティン デイビス期間限定ショップ
12月14日(水)より18日(日)まで、伊勢丹新宿店本館1階「ザ・ステージ」にて先行発売!
「清春×Justin Davis」アーティスト清春氏コラボレーション第9弾 “FORJUSTIN KIYOHARU”
レザーバングル
価格|5万1450円
素材|レザー×ブラス×ジルコニア
サイズ|フリー
清春さんより、サイン入りポスターを3名さまにプレゼント!
ご希望の方は、下記の応募フォームよりご応募ください。
当選された方には追ってご連絡させていただきます。
応募は終了しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
清春オフィシャルサイト
http://www.kiyoharu.jp/
ジャスティン デイビス
(ジャック・オブ・オール・トレーズ)
Tel. 03-3401-5001