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「rumors」に関する記事
連載・和気雅美|ハロウィンの季節のオレンジ色の花
FLORALUXE|フローラリュクスこの季節ならではのアレンジメントを眺めながら……ハロウィンの季節のオレンジ色の花今年もハロウィンの季節が巡ってきました。ハロウィン(Halloween)は、キリスト教の諸聖人の日(万聖節)の前晩10月31日におこなわれる伝統行事です。現代のハロウィンの起源は、中世のキリスト教にさかのぼり、アイルランドのケルト人の収穫感謝祭「Samhain」がキリスト教に取り入れられたものとされています。文・写真=和気雅美さまざまな実ものを取り入れて、ニュアンスのあるアレンジをこの季節になるとオレンジ色の花をつい求めるのは、心が本能的にあたたかさを求めているからでしょうか?キャンドルの炎を連想させる色であり、そしてハロウィンのシンボルカラーでもあるメインのオレンジ色に合せるカラーは、イエロー、赤、グリーン、そして魔女や黒猫のイメージで黒、紫がニューヨークスタイルです。コニカルという名の真っ黒な観賞用唐辛子はポップなイメージ、深い紫色が美しいザ・プリンスという名の薔...
連載・和気雅美|新生の年、2012のはじまりのフラワーアレンジメント
FLORALUXE|フローラリュクスあたらしい年 2012年を祝うフラワーアレンジメント新生の年、2012のはじまりに元旦も地震で迎えた2012年でしたが、昨年のできごとを忘れないように今年も引きつづき気を引き締めて! という天からのご忠告のようでした。遅ればせながら本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。Text & Photo by Wake Masami今年はすべてがあたらしく生まれ変われる一年になりますように新年を寿ぐ色、日本伝統の色に思いを馳せつつ、新生の祈りを込めて、ニューヨークらしさをプラスして表現してみました。 上写真のアレンジは、牡丹色にゴールドにペイントした葉を水引代わりのリボン状にして。 ゴールドイエローと鮮やかな紫は日本伝統色でありながら、ニューヨークでもよく見かけるカラーコンビネーションです。さらに、上の写真は、純白のダリアやアマリリスにライムグリーンの菊を配して、光沢のあるスクエアのブロンズカラーの器でシャープさをプラス。清冽さを表現しました。と...
連載・和気雅美|「ショコラ色のフラワー」バレンタイン2012
FLORALUXE|フローラリュクスチョコレートに代わるショコラ色がアクセントのバレンタインブーケ「ショコラ色のフラワー」バレンタイン2012ST. Valentine――ニューヨークでバレンタインといえば日本とは様子がちがい、大人が情熱的な赤のバラを贈る光景があちらこちらで繰り広げられます。Text & Photo by Wake Masamiチョコレートブティックよりフローリストのほうが断然忙しく、赤バラのプライスは暴騰!そんな大人たちのかたわらで、子どもたちのバレンタインは微笑ましく、赤やピンクのハートがキャラクターとともに乱れ咲いて、あちこちではじまる愛情と友情の交換会は、心あたたまる風景です。今年「FLORALUXE」がご提案するのは、フランボワーズ、カシスピンクといったジューシーなイメージのピンク色とショコラ色で提案するブーケです。バラ、アネモネ、チューリップ、ヒヤシンス、ユリといった春らしい素材から色に注目して組み合わせたら、薫り高いフレグランスブーケのできあ...
連載・和気雅美|「メッセージは“感謝”と“幸せ”」母の日2012
FLORALUXE|フローラリュクスメッセージは、“感謝”と“幸せ”とのリサーチ結果が……母の日に一番うれしいプレゼントは「花」今年の母の日は5月13日。カーネーションの花言葉は、赤は「真実の愛」「愛情」「情熱」、白は「尊敬」「純潔の愛」、ピンクは「感謝」「上品・気品」「暖かい心」、黄色は「美」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「友情」、紫は「誇り」「気品」。あなたは今年はどの色を選んで贈りますか?Text & Photo by Wake Masami母の日の起源は、アメリカ南北戦争直後にまでさかのぼります戦争中、ウエストバージニア州で敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させた女性の娘、アンナ・ジャービスが「亡き母を追悼したい」という想いから、1908年5月10日、教会で白いカーネーションを配ったのが起源とされ、アメリカのほとんどの州にまたたく間に広まり、1914年当時のアメリカ大統領だったウィルソンが5月の第2日曜日を「母の日」と制定しました。カーネーション...
連載・和気雅美|青い海と輝く太陽に映えるVacance Flower“Marine Rich”
FLORALUXE|フローラリュクス青い海と輝く太陽に映えるVacance Flowerフローラリュクスが提案する“Marine Rich”自然の神秘――植物をよく見ると、海のモチーフに重なるものをたくさん発見します。人類とともに植物も海から陸へ進化したのかも知れません。Text & Photo by Wake Masami生命感あふれる自然からのインスピレーション2012年の夏は、シャネルもヴェルサーチも海の神秘を取り入れたモードに目が釘づけ。まるで煌くスパンコールを纏ったマーメイドになって海底の世界を泳いでいるかのよう。アクアブルー、ペールグリーン、そしてプラチナの輝きは海底から見た水面の煌き。スターフィッシュ(ヒトデ)やコーラルは、アメリカではリュクスな夏を象徴するモチーフなので、FLORALUXEでは以前からフラワーデザインに取り入れていました。たとえばコキーユはアンスリウムで、イソギンチャクはピンクッション、海底のコーラルを表現するとしたらカリフォルニアの砂漠にあ...
連載・和気雅美|クリスマスリースで、2013年のラッキーカラーを先取り!
FLORALUXE|フローラリュクス来年のラッキーカラーは、ゴールド、オレンジ、ブルーの3色クリスマスリースで、2013年のラッキーカラーを先取り!今年のトレンド色といわれた「ピーコックグリーン」。青緑は、水、海、空、森の樹木、そして地球の色。自然のすべてを内包する色だからか、心を鎮めてくれる力を感じます。それに合わせたシンボルは孔雀。孔雀の羽をよく見ると、青、緑に紫、フューシャピンク、カッパーゴールドと玉虫色のように光っています。色をそれぞれの花材で組み合わせて構成していくことになります。Text & Photo by Wake Masami孔雀の羽根模様になった“百の眼”伝説孔雀はキリスト教とは関係が深く、欧米ではこのシーズンによくデコレーションされるアイテムです。それには由来があり、ギリシャ神話にこんな伝説があります。――ヘラの神殿に仕える、イオという美しい巫女がいた。ある日、彼女はゼウスに身を任せよ、という神託を受けて愛人になるが、あるときゼウスは嫉妬深い妻ヘラの眼...
連載・和気雅美|バレンタインには“One Dozen Roses”12本のバラを
FLORALUXE|フローラリュクス12本のバラに込められた、12のメッセージバレンタインには“One Dozen Roses”──12本のバラを“Flower Valentine”としてここ数年「バレンタインデイにお花を」という動きが少しずつ日本にも広がっている感じがします。本場ヨーロッパ、アメリカでは、バレンタインの日に男性から女性に贈るのはバラのブーケです。 その数も“One Dozen”──12本のバラがスタンダード。Text & Photo by Wake Masamiバラのブーケオーダーには一歩すすんで、品種まで指定したいもの。今年はどのバラを贈りましょうか?12本のバラはそれぞれすてきなメッセージをもっていて、「幸福・愛情・誠実・信頼・感謝・希望・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という意味が込められています。一言で赤バラといっても種類によって表情は異なる顔を見せてくれます。官能的な赤、ベルベットのような質感の赤、咲くほどに色が変化する赤、ブラックな赤、キュ...
連載・和気雅美|「FLOWER VALENTINE」~ファッションも百花繚乱の春
FLORALUXE|フローラリュクスワークショップ形式のバレンタイン・レッスンを開催「FLOWER VALENTINE」~ファッションも百花繚乱の春「……like a Flower ~花のような~」――「華のあるひと」という表現もふくめて、「花のような」は女の子にとって世界共通の最高にうれしい褒め言葉。そんな女性をさらに花にしてしまう今年のトレンド。春のテーマといえば“花”ですが、今年の春のファッション界は特別と、誰もが口を揃えていてます。百花繚乱、まさに花が咲き乱れているようです。Text & Photographs by Wake Masamiデザイナーの数と同様たくさんの解釈がある花さらに今シーズンはトレンドが一つではなく、ロマンティックな花、ボタニカルな花、トロピカルな花、グラフィカルな花、強烈な花――デザイナーの数とおなじくらいたくさんの解釈があり、いろいろなテイストの花が表現され、春夏コレクションも花をコンセプトにした空間演出で、まるで花園か楽園のよう。花は平和...
連載・和気雅美|2014母の日はピオニーとカーネーションで
FLORALUXE|フローラリュクスニューヨーカーが大好きな花、ピンク色のピオニー2014年の母の日は、ピオニーとカーネーションでニューヨーカーが大好きな初夏の花といえば、圧倒的な存在感のピンク色のピオニー(芍薬)です。ホワイトに近いライトピンクから青みがかったフューシャピンク、そして温かみのあるコーラルピンクまでさまざまなカラーバリエーションがあり、グラデーションが美しく、幾重にも重なり合う花びらはエレガントでゴージャスなドレスのイメージ。ピンポン玉のような固い蕾(つぼみ)が手のひらに納まりきらないほどに花開く様子は、まさに”咲き誇る”という表現がぴったり。Text & Photographs by Wake Masami芍薬(シャクヤク)と牡丹のちがいをご存知ですか?植物的にいうと芍薬は「草」、牡丹は「木」というちがいです。そこで気になるのが「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という故事。芍薬は「草」なので真っすぐに伸びた茎の上に花がついていてそれが美しい女性が...
THREE|スパ、カフェを併設する待望の路面店「THREE AOYAMA」オープン
THREE|スリースパ、ダイニングを併設する複合ショップ東京・青山に待望の路面店「THREE AOYAMA」オープン10月3日(木)、THREE(スリー)待望の路面店「THREE AOYAMA」が東京・青山にオープンする。広々とした2階建ての店舗にはスリーの全商品や、オリジナルセレクト商品が揃うショップだけでなく、スパ、ダイニングを併設。ワークショップやセミナーなどの定期開催も予定されるなど、さまざまなアプローチで本質的な美や健康的に過ごすライフメソッドを提供する。Text by FUJITA Mayu(OPENERS)五感を刺激する都会のポケットパーク、「私がニュートラルに戻れる場所」“自然体で生きる”こと。当たり前のようで、なかなか難しい現代社会。この素朴なフィロソフィーを力強く掲げ、2009年に誕生したスリーは、少しずつ丁寧にブランドの世界観を拡大してきた。ダイナミックな植物パワーを凝縮した力強いナチュラル・スキンケアにはじまり、みずみずしく健康的なツヤを生む“素肌感”が魅力...
THREE|待望の路面店「THREE AOYAMA」で心身をニュートラルにリセット
誰もがニュートラルに戻れる、都会のポケットパーク待望の路面店「THREE AOYAMA」の楽しみ方10月3日にオープンしたスリー初の路面店は、青山通りから小道に入った先にある。大通りの喧噪から遠のくと同時に登場するシャープなコンクリート建築は、解放部をふんだんに設け、シンボルツリーのティーツリーが木陰をつくる。訪れた人が体本来のリズムを取り戻し、リラックスを体感できるこの新スポットは、女性はもちろん、男性にとっても“癒しの隠れ家”になりそうだ。 Photographs by JAMANDFIXText by KOBAYASHI Yuka穏やかな気の流れを感じる洗練空間“自然界の貴重な恵みと、自然の一部である自分を尊重した自然体で生きることこそ美しい”というスリーの哲学。プロダクトを通じてこれを訴求してきたスリーにとって、初のフラッグシップショップとなる「THREE AOYAMA」は待望のステージだ。スリーが商品に使う精油は自律神経のバランスを整え、同時に心身の包括的なサポー...
「misaharada」デザイナー 原田美砂インタビュー
“ハッピーでHopefull&Dreamfullなコレクション”「misaharada」デザイナー 原田美砂インタビュー原田美砂さんがつくる帽子は、欧州・英国の文化がしっかり感じられて、ウィメンズ「misaharada」もメンズ「him│misaharada」もハンドメイド的なオートクチュールの香りも漂う。ロンドンで精力的に創作に向かう美砂さんに、今シーズンのコレクションの特徴などを聞いた。Photo by Jamandfix「今シーズンのイメージテーマは、ある恋物語からはじまります」──「misaharada」と「him│misaharada」の今シーズンのコンセプトを教えてください2009春夏コレクション全体のイメージテーマは、あるロンドンボーイが南国から来たイパネマの少女に恋をするという、恋物語からはじまります。レディスのテーマ「a girl from Ipanema」は、南国から来た冒険心のあるチャーミングな彼女が、都会に情熱と元気を与えてくれるようなユーモラスでトロピカル...
misaharada|デザイナーの原田美砂さん来店、伊勢丹新宿店「帽子セミオーダー会」開催
misaharada|ミサハラダあたらしい春にふさわしい、あなただけのオリジナルなパナマハット伊勢丹新宿店「帽子セミオーダー会」開催世界のセレブリティが愛用するロンドン発の帽子ブランド「misaharada(ミサハラダ)」が、3月30日(土)、伊勢丹新宿店本館にて帽子セミオーダー会を開催する。当日はデザイナー本人と相談ながら、オリジナルハットをつくることができる(予約制・詳細は下記まで問い合わせ)。Text by KAJII Makoto (OPENERS)原田美砂さんと相談しながら、世界に一つのハットを英国在住の日本人帽子デザイナー、原田美砂さんが手がける帽子ブランド「ミサハラダ」。今回の帽子セミオーダー会では、アシンメトリック・トリルビーなど、ミサハラダで定番的な人気を誇る3つの型を用意。その型をベースに、デザイナーの原田美砂さんと相談しながらフェザーやレースなどの“チャーム”を飾り付けることで、あなただけのオリジナルなパナマハットが完成するというもの。華やかなフェザーや繊細な...
『esthète』ディレクター 吉田十紀人インタビュー
メンズ・ジュエリー・ブランド『esthète』ディレクター 吉田十紀人インタビュー自社オリジナルブランド『ヴァンドーム青山』や、海外ライセンスブランド『アナ スイ』、『ジル スチュアート』などを展開するヴァンドームヤマダが、はじめて取り組むメンズ・ジュエリー・ブランド『esthète(エステット)』。「男の装いのなかのジュエリー」を提案するディレクター 吉田十紀人さんにブランドのコンセプトをうかがった。写真=北原 薫英国のシティで働くジェントルマンたちはあまりゴールドで飾らない『esthète(エステット)』とは、19世紀に興った『耽美主義』をあらわす言葉です。それは芸術のための芸術を求め、美しいものを愛し尽くそうとした精神性をもった時代で、そんな美意識への憧れから生まれたメンズ・ジュエリー・ブランドです。着こなしにおけるいわゆるTPOなど、装いはその人の教養の一部といわれて久しいですが、男性のジュエリーやアクセサリーの身につけ方に関してはマニュアルもないし、そもそも美しくスマート...
Truefitt and Hill|トゥルフィット&ヒル|モニターレポート|干場義雅(ILM『オーシャンズ』副編集長兼クリエイティブディレクター)_Vol.1
トゥルフィット&ヒル モニターレポート干場義雅(ILM『オーシャンズ』副編集長兼クリエイティブディレクター)_Vol.1干場流、香りの纏い方はじめに。日本初上陸、メンズファッションの歴史に欠かせない紳士たちに愛用され続ける世界最古の理髪店「トゥルフィット&ヒル」のモニターレポートの機会を与えてくださったこと、とてもうれしく思っております。山野エミールさん、そして関係者の方々ありがとうございました。この場を借りて御礼申しあげます。写真・スタイリング・文=干場義雅紳士の香りに身をつつむということジェントルマンに愛用され続けている輝かしい歴史やウェットシェービングの体験談については、すでにMEN’S EXの編集長の松尾健太郎さん、そして服飾史家の中野香織さんが詳しくふれていらっしゃるので、僕は、自分なりの香りの纏い方について書いてみたいと思います。僕は、香りを纏う前にすることがあります。それはにおいを消すこと。つまりシャワー。もともと、僕自身ほとんど体臭がないのですが、香りをつける前に、...