ホンダS660、最小ミッドシップスポーツに試乗|Honda

ホンダS660、最小ミッドシップスポーツに試乗|Honda

Honda S660|ホンダ S660日本が世界に誇るスポーツカーホンダS660、最小ミッドシップスポーツに試乗2013年の東京モーターショーで発表された「S660 コンセプト」が2年の月日を経て、「S660」として待望の市販化を果たした。軽自動車のミッドシップスポーツカーというコンセプトは、いまだ根強い人気をもつ1991年に発売された「ビート」の後継となるものだ。コンセプトカーをほぼそのまま市販化に繋げた、ホンダの意気込みと技術力の結晶ともいうべきS660を早速公道に連れ出してみた。Text by SAKURAI KenichiPhotographs by HANAMURA Hidenori唯一無二のエキゾチックモデル交差点で信号待ちをしている間、何人の歩行者に見られ、何人にスマホで撮影されたかわからない。デビューしたてでホットなモデルであるという希少性も、当然あるだろう。撮影車両がプレミアムビーチブルーパールという少々派手で、目にも鮮やかなブルー系のボディカラーであったことも関...
Honda|ホンダジェット量産1号機を初公開

Honda|ホンダジェット量産1号機を初公開

Honda|ホンダ機体・エンジンともに自社製のビジネスジェット機HondaJet 量産1号機を初公開ホンダの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニーは、ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」の、量産1号機を初公開した。今回公開したのはパールグリーンにメタリックゴールドのストライプの塗装を施した新色で、既存のシルバー、赤、黄色、青と合わせ、HondaJetの全5色のカラーバリエーションが出揃った。 Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)2015年のデリバリーを目指すホンダ エアクラフト カンパニーが開発をおこなっているビジネスジェット機「HondaJet」は、GE Hondaエアロ エンジンズ社製の量産型ターボファンエンジン「HF120」を搭載。機体とエンジン、ともに自社で開発をおこなっているのが特徴だ。量産1号機はデリバリーに向け、現在地上での機能試験をおこない、2014年夏には初飛行が計画されているという。生産工場では9機の...
日本車のアニメ化を横目にかんがえる、スモールカーの行方――自動車ジャーナリスト 下野康史の5選

日本車のアニメ化を横目にかんがえる、スモールカーの行方――自動車ジャーナリスト 下野康史の5選

日本車のアニメ化を横目にかんがえる、スモールカーの行方東京モーターショー5選――自動車ジャーナリストの場合10月27日に一般公開がはじまった東京モーターショー。自動車ジャーナリストの下野康史さんは、出展車のある傾向をかんがえながら、こんな5台を選んだ。テーマは、スモールカー。文=下野康史「やらねばならないこと」と「やりたいこと」の狭間で環境対策や安全性向上といった、早急に「やらねばならないこと」と、クルマのつくり手として、本音で「やりたいこと」。最近のモーターショーというのは、どこの国のショーであれ、そのふたつのせめぎ合いである。今回の東京モーターショーも、基本はそうだったが、前回より“後者”がちょっと優勢に思えたのは、ショーの華が「日産GT-R」だったせいだろうか。たしかにGT-Rは乗ってみたいし、こういうクルマがショーのスターであるのは、クルマ好きとしてはもちろんうれしいのだが。ただ、GT-Rに限らず、「レクサスIS-F」や「三菱ランサーエボリューションX」、あるいは現実性の高...
ホンダジェットが日本で初飛行|Honda

ホンダジェットが日本で初飛行|Honda

HondaJet|ホンダジェットホンダジェットが日本で初飛行4月23日、ホンダの航空機事業子会社であるアメリカのホンダ エアクラフト カンパニーは、量産間近となった小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を日本で初めて披露した。Text by SAKIYAMA Chikako(OPENERS)ホンダ、空への夢を実現4月23日、ホンダの航空機事業子会社であるアメリカのホンダ エアクラフト カンパニーが生産する小型ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」が、日本の空にはじめてその飛行する姿を披露した。ホンダ エアクラフト カンパニーが開発する6人乗りの小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」は、主翼の上にエンジンを配置する機体のレイアウトが最大の特徴だ。徹底した機体の空力抵抗の低減と揚力比の実現で、クラス最高の最高速度と低燃費を達成した。エンジンはGE ホンダ エアロ エンジンズ社製の量産型ターボファンエンジン「HF120」を搭載。機体とジェットエンジンの両方を自社で開...
年20万台を目指すホンダの新型ハイブリッド、発表

年20万台を目指すホンダの新型ハイブリッド、発表

日米欧で年20万台を目指すホンダの新型ハイブリッド「インサイト・コンセプト」パリで発表本田技研工業は、2009年に発売を予定しているの新しいハイブリッドカー「インサイト」のコンセプトモデル「インサイト・コンセプト」を、開催中のパリモーターショーで披露した。「プリウス」に対抗ガソリンと電気モーターのハイブリッドカーといえば、世界的にみてもトヨタの独壇場となった感はあるが、ホンダにだってその歴史はある。1997年暮れに世界初の量産ハイブリッドカー「トヨタ・プリウス」が発売されると、ホンダは対抗心を燃やし、2年後に当時プリウスを上回る燃費性能の「インサイト」をリリースした。しかし、プリウスが実用性高い4ドアだったのにたいし、インサイトは2ドア2人乗り。のちに発売される「シビック・ハイブリッド」をふくめてだが、ホンダ=ハイブリッドという等式は浸透せず、こんにちにいたっている。こんかい、インサイトを一新するにあたり、ホンダはハイブリッドに本腰を入れたもよう。発表されたコンセプトモデルをベース...
ホンダ フィット シャトル|HONDA FIT SHUTTLE

ホンダ フィット シャトル|HONDA FIT SHUTTLE

ホンダ フィット シャトル|HONDA FIT SHUTTLEホンダ フィット シャトル ハイブリッド|HONDA FIT SHUTTLE HYBRIDホンダからプリウスαの好敵手が登場!ホンダは、東日本大震災の影響で発売が延期されていたワゴンタイプの「フィット シャトル」と「フィット シャトル ハイブリット」の販売を6月16日に開始した。文=谷中朋未高効率なパッケージングで広い空間を実現当初、3月中旬に発売が予定されていた「フィット シャトル」。東日本大震災が発生し、東京電力管内の電力不足を考慮したことで、生産を埼玉県狭山市の埼玉製作所から三重県鈴鹿市の鈴鹿製作所に移管。3カ月遅れの販売開始となった。フィット シャトルは、「フィット」のシャシーをベースに、全長を約500mm伸ばした全長4,410×全幅1,695×全高1,540mmの5ナンバーサイズのボディをもつ。特筆すべきはそのパッケージングで、フィットから採用されているセンタータンクレイアウトにより、ガソリン車の荷室容量は床上...
ホンダ版ハイブリッドカー、インサイトがデトロイトショーに登場

ホンダ版ハイブリッドカー、インサイトがデトロイトショーに登場

ホンダ版ハイブリッドカー、インサイトがデトロイトショーに登場ホンダは、今春より発売を予定している新型ハイブリッド専用車「インサイト」の量産モデル(北米仕様)を、アメリカのデトロイトで開催中の北米国際自動車ショーにおいて世界初披露した。文=ジラフ車両価格は200万円を下まわる?新型インサイトに搭載されるのは、1.3リッターのエンジンをモーターでアシストするハイブリッドシステム。このシステムは、ホンダが独自に開発を進めた軽量コンパクトなもので、コスト効率が高められたことから、お手頃感のある価格と低燃費を実現。一部報道では、日本仕様の価格は200万円を下回るとされている。このインサイトの特徴のひとつが、小型バッテリーをふくむIPU(インテリジェントパワーユニット)を、荷室の下に収めたこと。これにより低重心化が図られ、安定した走りを実現することはもちろん、ハイブリッド車では犠牲になりがちな小さな荷室も、実用に充分対応できる広さを確保している。初代インサイトは2人乗りの2ドアモデルだったが、...
新世代のホンダ製ハイブリッドカーがついにデビュー

新世代のホンダ製ハイブリッドカーがついにデビュー

HONDA INSIGHT新世代のホンダ製ハイブリッドカーがついにデビューホンダは、5ナンバーサイズのボディに軽量・コンパクトな独創ハイブリッドシステム1.3リッター「i-VTEC」エンジン+「IMA」(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を搭載した5ドアハッチバックの『インサイト』を5日に発表、6日から販売を開始した。文=ジラフ10・15モード走行で30km/ℓを実現1999年9月に発売された初代インサイトは、近未来的なエアロフォルムをもつ2シーター・3ドアハッチバックだったが、新型インサイトは、5ドアハッチバックの5人乗車と、使い勝手が大幅に向上。搭載されるハイブリッドユニットも、ベースエンジンを1リッター(70ps/5700rpm、9.4kgm/4800rpm)から1.3リッター(88ps/5800rpm、12.3kgm/4500rpm)に拡大し、パワーアップが図られている。もちろんアシストするモーター出力も、先代モデルの10ps、5.0kgmから14ps、8.0kgmへ...
HONDA INSIGHT|ホンダ インサイト(前編) | 生まれながらにしての低コスト体質

HONDA INSIGHT|ホンダ インサイト(前編) | 生まれながらにしての低コスト体質

HONDA INSIGHT(前編)生まれながらにしての低コスト体質「次世代の動力源が軌道に乗るまでのあいだ、内燃機関を延命させるための措置」ととらえられていた欧米においても、ハイブリッドカーが大きな潮流を巻き起こしつつある昨今。トヨタ・プリウスに挑むべく、ホンダが満を持して投入したハイブリッド専用車、インサイトは、189万円というリーズナブルな価格もあって、好調な売り上げを記録している。はたしてその価格以上の価値をたたえているのか。未来への架け橋となり得るのか。気鋭の自動車ジャーナリスト、渡辺敏史がその真価をたしかめる。文=渡辺敏史写真=吉澤健太ここ10年はハイブリッドが環境技術を主導するEVに燃料電池に水素燃焼にバイオフューエルに……と、自動車の次世代を担う脱・化石燃料技術の本丸は果たしてなんなのか?その答えを知るひとはいない。来るべきときに備えて、主要な自動車メーカーはほぼすべての考えられる可能性に対してひたすら投資と研究を重ねているのが現状だ。そんななかでひとつ、方向性がかた...
HONDA INSIGHT|ホンダ インサイト(後篇) | 小さくて軽くてシンプルで安い

HONDA INSIGHT|ホンダ インサイト(後篇) | 小さくて軽くてシンプルで安い

HONDA INSIGHT(後編)小さくて軽くてシンプルで安い元祖ハイブリッドカー、トヨタ・プリウスにさきがけて、ホンダが投入したインサイト。189万円というリーズナブルな価格もあって、好調な売り上げを記録している。同車ははたしてその価格以上の価値をたたえているのか。未来への架け橋となり得るのか。気鋭の自動車ジャーナリスト、渡辺敏史がその真価をたしかめる。文=渡辺敏史写真=吉澤健太まったく不満のない乗用車インサイトは4~5人乗りのクルマとしては車格もコンパクトだし車重も軽い。その点をみれば新型プリウスとはクラスがちがうという見方もできる。内装も、デザインはともあれファンクションは努めてシンプルだ。が、必要とされるものはあらかたが標準装備となり、オプションも勘どころはしっかりおさえている。小さくて軽くてシンプルで安い。ハイブリッドという付加価値を活かすべく、迷いなく清廉であるところは好感がもてる。その小ささの弊害があるとすれば、後席の居住性だろうか。前後ディスタンスは及第ながら、とく...
HONDA CR-Z|ホンダのハイブリッド攻勢

HONDA CR-Z|ホンダのハイブリッド攻勢

HONDA CR-Z|ホンダ CR-Zホンダのハイブリッド攻勢ホンダは、スポーツハイブリッド「CR-Z」を2010年2月より、「フィット」のハイブリッドモデルを2010年中に、日本国内で販売開始することを発表した。文=ジラフ新しいハイブリッドシステムも開発中現在、ホンダがリリースしているハイブリッド車は、「インサイト」「シビック ハイブリッド」の2車種。しかし販売が好調であるインサイトの影響もあり、早急なスモールハイブリッドモデルのラインアップの拡充が図られるのだ。また「フィット」のハイブリッドモデルについては、インサイトよりも安価な価格設定がなされることが予想されるので、さらに幅広い層がハイブリッドに注目してくことはまちがいない。搭載されるシステムは、「シビック ハイブリッド」「インサイト」とおなじ小型・軽量・高効率を追求したホンダ独自のIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)。当面は小型車分野でもハイブリッド技術を展開していくことが予定されるが、現在も中・大型車への搭載...
ホンダ CR-Z コンセプト|純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカー

ホンダ CR-Z コンセプト|純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカー

HONDA CR-Z Concept|ホンダ CR-Z コンセプト純粋に走りを愉しむためのハイブリッドカーホンダは東京モーターショーのおいてさらなるアップデートがほどこされた「CR-Z Concept」を登場させることを発表した。文=ジラフ1.5リッター 4気筒+6速MT2010年の夏からの市販化を考えれば、今回発表される「2009CR-Z Concept」はかなり市販モデルに近いかたちで発表されることはまちがいない。リリースされた写真を見ると、新しい形状となったエンジンフード、より現実的になったヘッドライト、ダミーではないリアルなドアハンドル、より大きくなった後部の4分の1ウィンドウなど2007年デビューのCR-Z Conceptから多くの変化があることが見受けられる。またハッチバックは新設計となり、リアビューはインサイトとの相似性を若干感じ取ることができる。インテリアについても、現行で発売されているホンダ車に近いかたちでまとめられている。パワーユニットは、ホンダのIntegra...
ホンダ CR-Z|新時代のパーソナルスポーツクーペ

ホンダ CR-Z|新時代のパーソナルスポーツクーペ

HONDA CR-Z|ホンダ CR-Z新時代のパーソナルスポーツクーペホンダはデトロイトモーターショーにおいて、新型ハイブリッドスポーツ「CR-Z」量産モデルのワールドプレミアをおこなった。文=ジラフ1.5リッターi-VTEC+IMAこのCR-Zは、排気量1.5リッターのi-VTECエンジンに、IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせたホンダのハイブリッドシステムを搭載することで、スタイリングや運転する楽しみを最大限に追求しながら燃費の向上が図られた、あたらしいかたちのパーソナルスポーツクーペ。トランスミッションには、CVTだけではなく6速MTが設定され、軽快なハンドリングを実現するためにスポーツシャシーも採用されている。スペックは、最高出力114ps/6000rpm、最大トルク14.8km/4800rpm(CVT仕様は113ps、14.7kg-m)とされ、気になる燃費(10.15モード)は、6速MTが22.5km/ℓ、CVTは25.0km/ℓと発表される。日本...
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