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2015年4月22日
ホンダ版ハイブリッドカー、インサイトがデトロイトショーに登場
ホンダ版ハイブリッドカー、インサイトがデトロイトショーに登場
ホンダは、今春より発売を予定している新型ハイブリッド専用車「インサイト」の量産モデル(北米仕様)を、アメリカのデトロイトで開催中の北米国際自動車ショーにおいて世界初披露した。
文=ジラフ
車両価格は200万円を下まわる?
新型インサイトに搭載されるのは、1.3リッターのエンジンをモーターでアシストするハイブリッドシステム。このシステムは、ホンダが独自に開発を進めた軽量コンパクトなもので、コスト効率が高められたことから、お手頃感のある価格と低燃費を実現。一部報道では、日本仕様の価格は200万円を下回るとされている。
このインサイトの特徴のひとつが、小型バッテリーをふくむIPU(インテリジェントパワーユニット)を、荷室の下に収めたこと。これにより低重心化が図られ、安定した走りを実現することはもちろん、ハイブリッド車では犠牲になりがちな小さな荷室も、実用に充分対応できる広さを確保している。初代インサイトは2人乗りの2ドアモデルだったが、乗車定員も5名となった。
デザインについてはホンダが昨年、日本と北米でリース販売を開始した燃料電池車FCXクラリティを踏襲した先進の空力デザインが採用され、近未来のクルマという雰囲気を醸し出している。
また新型インサイトには、より低燃費な運転を支援する新開発の「エコ・アシスト(エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム)」が採用される。これによってドライバーのエコドライブテクニックの向上が図れるという。
新型インサイトは、日本では2月5日(木)に発表、そして2月6日(金)の発売が予定されている。